一般質問・答弁の要旨
中央区議会公明党 植原恭子議員
まちづくり行政を問う
問 昨年、借上住宅敷地内で起きた転倒事故では、区は、当事者の立場で早急な改善に向けて真剣に取り組むべきではなかったか。
区長 所有者に、早急に改善要請を行ってきたが、所有者の管理体制などから対応が遅れた。
問 総合設計制度の活用によりますます多くなる公開空地の、管理責任所在を明確にすべきでは。
区長 制度を活用した開発計画の許可にあたっては、管理責任のあり方や安全性確保の指導を徹底する。
交通安全対策を問う
問 一部地域で地下道が通学路となっているが、(1)利用児童数は。(2)防犯・環境面で問題は。
区長 (1)3校の児童数743人の約25%が利用している。(2)各警察署等の指導もあり問題は生じていない。
問 街並みが大きく変わっていることから、早急に通学通園路の総点検をし、開発業者や企業にさらなる協力と理解を求めるべきでは。
区長 早急に総点検を実施し、開発業者や企業に理解・協力を得て、一層の安全確保を図りたい。
問 区内の交差点での事故は、全国平均を上回っているが安全対策は。
区長 警察と連携し、交差点の改良や安全施設の整備をしている。
問 勝どき2丁目交差点にスクランブル導入を要望するが見解は。
区長 導入できるか月島警察署及び都と協議していく。
教育行政を問う
問 大阪の小学校で起きた事件を受け本区では、(1)学校・幼稚園に安全確保の調査をしたが具体的要望は。(2)さらなる安全確保策は。(3)学校施設等の開放について、利用者の安全確保は。(4)「開かれた学校」と「安全」との両立と、区が目指す「開かれた学校」について見解は。
教育長 (1)監視カメラ・警報ベル・ガードマンの配置・塀の改修・インターフォンの設置など。(2)地域の方や関係機関との連携を密にする。(3)区警備員等、シルバー人材センターの方の協力による。(4)地域の方によるより一層の学校利用と協力で、安全で地域とともにある「開かれた学校」を実現したい。
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