一般質問・答弁の要旨
中央区民クラブ 坂戸三郎議員
経済と景気の動向を問う
問 中高年の再雇用対策で、技術訓練などの希望者数と、訓練修了者の再就職状態は。
区長 都の公共職業訓練実績によると平成12年度応募は3,015人。就職者は、希望者988人に対し497人と厳しい状況。
千代田区の市昇格提案を問う
問 千代田区が「市」を目指すとの提案で、(1)評価は。(2)本区の考えは。(3)近隣区との話し合いは。
区長 (1)千代田区独自の考え方と受け止める。(2)制度改革は完全な自治体へ向けた新たなスタートととらえ、区長会で制度改革後の特別区のあり方を課題に研究を行っている。(3)都心区の財源確保について、ブロック区長会などで協議している。
教育問題を問う
問 本区での携帯電話・テレクラ対策で、(1)調査は。(2)教師への指導は。(3)事前防止策は。
教育長 (1)利用実態調査は行っていない。(2)生活指導の一層の充実を指導・助言している。(3)関係諸機関と連携・協力し、子どもの健全育成を支える環境づくりに努める。
問 学習指導要領改訂で、基礎科目の授業時間が削減され、学力低下が予想されるが。
教育長 教科の学習内容が厳選され、時間的ゆとりが生まれ、全ての子どもたちがわかるまで指導が図られるので、学力低下の認識はない。
問 学校週休二日制による休日活用への区の取り組みは。
教育長 世代間交流をベースに、文化のリレーや異年齢の子どもたちの交流など具体策を検討している。
問 本区のIT教育の現況と各学校のパソコン利用状況及び今後の指導は。
教育長 小・中学校でインターネット利用等の学習を行っている他、中学校では選択授業や部活動でも活用され、今後は情報手段を適切に活用する学習活動の充実を図る。
環境問題を問う
問 マンションの増加で、新しい住民と町会との絡みなど新たな問題が生じているが見解は。
区長 新たに区民になった人々が地域にとけ込み、コミュニティの担い手となるよう支援していきたい。
問 都市開発・再整備により下町風情が失われていくが、江戸情緒を残す建物や雰囲気を次世代に引き継ぐべきと思うが。
区長 街の歴史の象徴となる建築物や工作物は極力残したいと考える。
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