一般質問・答弁の要旨

　中央区議会公明党　佐藤孝太郎議員

問　住宅確保が困難な高齢者への住み替え支援事業の実績が低いが。

区長　市場家賃の高額化から成約に至らず、制度の活用が難しい。

問　高齢者居住安定確保法の施行に合わせ、(1)住み慣れた地域社会で快適な老後を過ごすために、本区の取り組みと対応策は。(2)公的保証人制度を導入すべきでは。

区長　(1)(2)都・区連絡協議会での検討結果を踏まえ、区現行制度の見直しを行うなどの措置を講じたい。

問　マンション住民の居住生活を守るため、本区基本計画で示す支援策を早急に図るべきでは。

区長　現在、マンション管理セミナーや計画修繕費の助成などを行っており、今後も国や都の連携で管理組合等の主体的活動を支援する。

問　マンション管理適正化法の施行に合わせた本区の支援、取り組みの中で、(1)分譲マンションの実態調査の早期実施を。(2)耐震診断の予備診断実施と費用助成、劣化・耐震診断の助成制度の拡充、耐震補強工事でのコンサルタントの派遣事業の実施等の早急な支援を。

区長　(1)現在、管理組合等にアンケート調査を実施しており、今後の支援のあり方を総合的に検討する。(2)有効な支援策を検討する。

問　文化・芸術の役割は今後ますます大きくなり、重要な意義を持つが、(1)区長の所見は。(2)先進区としての本区の取り組みは。

区長　(1)本区の将来像を実現する上で極めて重要な要素。(2)日本橋劇場やアートはるみなどの整備、区民の自主的活動の支援をしている。

問　地域で文化・芸術活動している人や多くの文化・芸術団体がさらに活躍するための、人材発掘と育成策は。

区長　本区は「人材の宝庫」で、各種講座の講師や伝統芸能の披露などご協力いただき、学校教育の中では、子どもの頃から文化・芸術に親しむ取り組みを行っている。

問　地域特性を生かした文化・芸術振興プランと支援策の強化を。

区長　実施計画で推進し、「文化の発信地」にふさわしい文化振興策の一層の充実に取り組む。

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