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一般質問・答弁の要旨

 中央区民クラブ 富永克子議員

中央区男女共同参画行動計画を問う

 審議会等委員への女性委員の参画では、17年度の女性委員の比率45%を目指すが、なぜ本区の女性管理監督者は25%で終わるのか。

区長 計画策定時に実現可能性も踏まえ設定したが、長期的には更なる割合の向上を目指す。

 平成5年4月にブーケ21ができた時、女性センター運営協議会を設置し、女性の館長を置くことを要請したが、取り上げられなかった経緯がある。そのブーケ21から八丁堀駅へ至る道には、公園や敬老館、保育園があり、「男女参画のこみち」として整備すれば、他世代交流と真の男女共同参画の道が見えてくるのではないか。男女共同参画の精神に基づき、より一層女性の自立を教育する場としての総合的な相談が行なえるような、女性センターブーケ21の運営は。

区長 男女共同参画社会の推進に向けての拠点施設として位置づけ充実を図っており、利用者の主体的、自主的な取り組みも重要と考える。

 男も女も幸せになるため、ライフサイクルを考えた一貫した施設が必要で、育児・介護休業法の普及・啓発をブーケ21で実施を。

区長 都の中央労政事務所との共催による普及・啓発事業の実施など、できるかぎりの活用に努める。

 中央区女性海外研修者の会の活動が、文化・国際交流協会でのボランティア、さらに自由にユネスコ事業への参加していくことが国際化の進展に寄与するのでは。

区長 研修者の会は、海外研修経験者が自発的に結成した自主的な団体で、文化・国際交流振興協会のボランティアとして活躍している方も少なくない。団体の自主性を尊重しつつ働きかけていきたい。

 ドメスティック・バイオレンスや子どもへの暴力対策として、ブーケ21の空き部屋を利用し、「かけ込み寺」として整備されては。

区長 都との役割分担その他種々問題があり、今後研究していく。

特別養護老人ホームの建設を問う

 都が江東区内に総合高齢者医療介護施設を整備しているが、昭和20年代生まれの人たちのこれからの老後の不安を解消するため、本区でも特別養護老人ホームを中心とした同様の総合的施設の建設を。

区長 施設内容や規模の面から本区独自の取り組みは難しいが、都の施設は区民も利用でき、施設竣工後は有効に活用していただきたい。

 真の介護保険利用者等のサービス提供とは、より良い環境の公共施設で高齢者を介護することでは。

区長 施設整備は、今後整備される介護保険老人保健施設などの活用状況を踏まえた上で検討していく。

中央区の昭和の女性史発刊を問う

 郷土資料館や図書館などの女性関係の資料は、区所有のものがないので、(1)資料を収集し、女性史の発刊を男女共同参画かつボランティアで実施しては。(2)過去、郷土資料室で展示された、日本橋通油町生まれの長谷川時雨の資料をもらい受け、ブーケ21で展示を。

区長 (1)他区の事例なども調べ、今後研究する。(2)いずれかの機会に再度区民への展示を検討する。

中央区平和都市宣言を問う

 近頃の世界情勢の中、憲法の関わりで、テロに対する日本のあり方についての所見は。

区長 改めて世界の恒久平和の確立に向けて全ての人々が取り組んでいく必要性を痛感した。

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お問い合わせ先:区議会議会局調査係 
電話:03-3546-5559

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