一般質問・答弁の要旨
日本共産党中央区議会議員団 田辺 七郎議員
区民が主人公のまちづくりを進めるために~勝どき地域の四つの再開発を問う
問 勝どき一丁目都営住宅地域の再開発で、
(1)都と交した覚書、また都の見直し、さらにそれに対する区から都への申し入れの内容は。
(2)勝どき・かちどき西の両保育園の協議内容は。
(3)元公衆浴場敷地を区民施設にする方向で協議しては。
(4)都と区の協議の到達点は。
(5) 都営住宅跡地には、都営住宅建設を要求すべきでは。
(6)完成した棟の空室の現状と今後の活用は。
区長 (1)覚書は区民館等の建替えの内容や規模等の基本事項を定めたもの。見直しでは、かちどき西保育園を建替え、勝どき保育園の上部を仮設施設とするなど問題点が多く、納得できる建替えにするよう強く申し入れた。
(2)(3)(4)公共施設の整備は、勝どき地区全体の発展を基本に協議しているが、最終的な結論に至っていない。
(5)公営住宅も計画されている。
(6)約80戸空室だが、建替時の移転用住宅に活用と聞く。
問 勝どき駅前の再開発で、
(1)都市計画決定が遅れているが、今後の見通しは。
(2)権利者の実数と、計画に同意・不同意の人数は。
(3)借家人の居住継続の意向の把握と、必要な基金の見積は。
(4)巨大住宅棟は周辺環境への負荷が大きく、再検討が必要では。
(5)体育館等の公益施設計画があるが、勝どき一丁目都営住宅地域の計画との関係は。
区長 (1)勝どき一丁目都営住宅建替計画の見直しで遅れているが、早急に決定したい。
(2)79名中68名が推進。
(3)関係権利者とヒアリングを行っており、規模等は今後明らかにできる。
(4)日照等周辺環境に配慮したもの。
(5)地区全体の発展という視点から都と協議している。
問 勝どき5丁目旧中央水産研究所跡地は、ゴールドクレストが土地取得し住宅を建設するが、
(1)ここに至る区の対応は納得できず、見解を。
(2)ゴールドクレストとの協議内容は。
(3)都営住宅の建替えなど、まちづくりの構想は。
区長 (1)都、都市基盤整備公団に対し取得を働きかけたが、価格の差が大きく実現に至らず、他の方策を検討中に国は売却した。
(2)計画が提出され次第、具体的協議を行う。
(3)都の主体的責任において推進するよう強く要望していく。
問 勝どき6丁目のミサワによる再開発では、都市基盤整備公団の参加の報道があり、新たな事態の中で、
(1)住宅規模等の再検討を協議すべきでは。
(2)公的施設のあり方を含めた協議を行うべきでは。
区長 (1)事業計画の規模・内容の変更はなく、再検討の協議は困難。
(2)具体的に指導を行っていく。
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