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一般質問・答弁の要旨

中央区議会公明党  田中 広一議員

文化芸術の振興を問う

 文教委員会で社会教育・社会体育事務事業の区長部局への移行及び文化行政組織の整備について報告があったが、地域コミュニティの活性化及び魅力ある街づくりを構築するため、
(1)文化施策の推進にどのように取り組む考えか。
(2)施策の展開にはビジョンとなる柱が必要だが、検討会を立ち上げ、文化芸術振興条例策定を検討しては。
(3)タイムドーム明石のプラネタリウムは大型映画など工夫し、活性化を図っては。

区長 
(1)新年度、学識経験者等からなる懇談会を設置し、21世紀中央区にふさわしい文化行政のあり方について議論し、基本的な方向を明らかにしていく。
(2)懇談会の中での議論も踏まえて検討していく。
(3)利用者を拡大するため様々なイベントを計画している。映画の上映についても、著作権の問題等はあるが実現に向けて検討したい。

図書館事業の充実を問う

 京橋図書館を「(仮称)図書文化財課」に再編する予定だが、
(1)図書館事業の役割についての認識は。
(2)今後の目指すべき方向性を示すため「中央区図書館の基本構想」を策定しては。
(3)「地域情報の交差点」としてのビジネス支援事業を取り入れていくべきでは。

教育長 
(1)生涯学習ニーズの増大、社会経済の変化への対応等が求められている中で、図書館の役割は大変重要である。
(2)区の基本計画や施策評価において基本的な考え方や方向性を定めていく。
(3)相談業務の中で企業経営や金融経済等に関する調査研究の支援を行うとともに、商工課や東京商工会議所などへの照会にも努めている。今後は、関係機関の事業案内等の収集等を通じて、地域情報の提供を充実していく。

 学校図書館指導員を全小中学校へ配置により読書への取り組みが充実し、効果を発揮しているが、拡充の考えは。

教育長 学校図書館担当教諭や区立図書館との連携を強化し、読書活動の支援をしていく。

発達障害児教育の支援を問う

 特別支援教育について、
(1)教員の研修、相談体制を推進する校内委員会を設置し、特別支援教育コーディネーターの指名による取り組みの考えは。
(2)区民、教職員などへの普及啓発をどのように推進していく考えか。

教育長 
(1)本年度、全小中学校で校内委員会を設置し、また特別支援教育コーディネーターを全小中学校で校長が指名した。コーディネーターは個別指導計画の作成支援や関係機関との連携等を担っている。
(2)福祉、保健等関係機関やPTAと緊密な連携を図り情報を提供していく。

 幼児段階での早期発見、早期支援が重要である。保健所、幼稚園など各機関連携の下、専門家の派遣相談など適切な支援をすることが重要では。

教育長 定期健診等での早期発見・早期支援に努め、保護者との相談体制の充実を図っていく。保育園、幼稚園、小・中学校には、医師や心理の専門家が教育センターの教育相談員とともに巡回し、教員や保育士の指導を考えている。

 都のモデル事業の中で、「就学支援シート」を開発することで、適切な情報を引き継ぐことができ成果があげられている。本区へ活用する考えは。

教育長 個々の子どもにあった教育支援計画や個別指導計画の作成に活用が見込めるので、来年度から役立てたい。

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お問い合わせ先:区議会議会局調査係 
電話:03-3546-5559

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