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一般質問・答弁の要旨

中央区議会公明党 田中 広一議員

経済対策を問う

 平成22年度の経済対策の成果と課題、平成23年度における展開は。

区長 緊急景気対策特別資金融資や若者のための合同就職面接会等の雇用対策、共通買物券等で成果をあげた。景気は依然不透明であり、中小企業の資金繰りや雇用対策等を課題として、新年度も多角的な経済対策に取り組む。

 広報力向上のため、区民が読み、理解しやすいチラシ作成を工夫し、仕事の創出にもつながるデザイン業務を発注する考えは。

区長 チラシ等はデザインも含め区内印刷業者に発注しているが、作成の際は更なる創意工夫を行う。デザイン業務発注は印刷との分割発注につながり、費用対効果等の課題があるため今後研究する。

 (1)昨年実施して評価が高かった若年者合同就職面接会開催の拡大と都など開催の大規模就職面接会も含め広く周知すべき。(2)若者が抱える課題解決のため、若年層の就労を支援するサポートセンター設置を。

区長 (1)面接会の拡大は関係機関との調整が必要。周知にはホームページ等を活用し積極的にPRする。(2)事業実績を踏まえ、地域特性に合った相談体制を検討する。

 教育現場で将来の職業への目標が持てるよう取組強化すべきでは。

教育長 職場見学や職場体験を通じ職業観を持たせるほか、近隣店舗勤務者を招いての学習や交流で職業意識をはぐくんでいる。今後も職場体験の拡充などキャリア教育を一層推進する。

「財政の見える化」を問う

 特別区民税の動向も踏まえた今後の歳入確保は。

区長 景気低迷等により収入見込みが下回る状況から、これまでの口座振替等による収納率向上に加え、債権回収の業務委託など全庁あげての歳入確保の強化に取り組む。

 区民にもわかりやすい健全な財政運営に努めるため、現行の単式簿記・現金主義会計から、資産や将来の負担、各事業別行政コストが見え、職員のコスト意識向上や迅速な業務改善が可能な複式簿記・発生主義会計に変え「財政の見える化」を進めるべきでは。

区長 複式簿記・発生主義会計の導入効果や導入に伴うシステム改修等の課題を今後研究する。

24時間安心できる高齢者福祉の充実を問う

 今後の高齢者介護は、地域全体が施設サービスを受けられるよう24時間365日体制の地域包括ケアシステムの具現化を確立すべき。

区長 次期介護保険事業計画策定にあたり、現在実施している住まいや暮らし等日常生活圏域を単位としたニーズ調査の結果から課題を把握、地域特性に応じた医療と介護サービスの充実や連携強化、相談窓口設置や地域見守り活動の推進などに取り組む。

 訪問や実態把握が困難なオートロックマンションの増加に伴い、訪問活動や緊急時対応、安否確認など都が推進する24時間365日ワンストップサービス窓口機能を担うシルバー交番事業を小学校区に配置、住み慣れた地域で安心して生活できる体制の一層の充実を。

区長 シルバー交番は、高齢者の安全、安心を確保するため有効と認識している。今後、要支援高齢者の増加が見込まれることから、シルバー交番配置は必要と考えており、ニーズ調査の結果を踏まえ、必要な機能や設置場所等を検討する。

 まちづくり支援施設等で利用する住宅の今後の活用、公共住宅等の建替により区支援のケア付き高齢者住宅を整備すべきでは。

区長 今後の再開発の機会を捉えた整備や既存施設の活用等検討している。ケア付き高齢者住宅は現在、国で検討している「高齢者の居住の安定確保に関する法律」の改正内容が明らかになった段階で、都等の関係機関と連携して高齢者住宅の確保に積極的に取り組む。

読書活動の推進を問う

 「国民読書年」に区で開催した展示や講演会の成果、今後の読書活動の課題及び展望は。

教育長 京橋図書館開設百周年にあわせて開催した展示会では、図書館の歴史を物語る資料展示により、歴史や伝統を将来に向け継承する大切さを改めて認識した。また「図書館の将来像」についての基調講演とシンポジウムでは、今後の読書活動を考える貴重な機会になった。今後は、電子書籍の動向を注視しつつ、紙ベースでの図書資料が持つ魅力の発信に努める。

 読書後の感想を絵や文章に表し、家族等と話し合える環境をより一層推進するために、保育園児から中学生まで「中央区おすすめの本」を広く展開、感想画など参加しやすいよう配慮しながら「中央区読書コンクール」を開催すべき。

教育長 区立図書館では、乳幼児から中高生まで年代別おすすめ本リストを作成し学校等通じ配付、各学校では、全校朝会時に図書委員によるおすすめ本の発表や生徒手づくりの本の紹介カード、帯の作成など学校ごとに取り組んでいる。読書コンクールは、子どもたちのより一層の読書活動の推進に高い効果が期待できるものと考え、今後学校等と協議しながら検討する。

 本を読むだけではなく、家族が感想を話し合いながらコミュニケーションを取り、絆を深め合う「家読」の取り組みを強化すべき。

教育長 読書週間にあわせて「家読」に取り組む小学校もあり、家庭での読書習慣や保護者を含めて読書への意識も高まっていることから、今後区内全ての学校に広がるよう取り組むとともに、「家読」の効果や大切さについて広報紙等や図書館事業を通じてお知らせし、普及を図る。

京橋図書館の移転など労働スクエア東京跡地の整備を問う

 複合施設整備で(1)新図書館向けサービス内容充実の検討状況は。(2)人的交流促進や自然光活用など訪れたくなるような設計段階でのコンセプト及び工夫は。(3)区民が緑や生き物に触れ、自然光の中でベンチでゆっくり読書できるような屋上庭園を。(4)中央区の森の間伐材等を新図書館の床や壁面など可能な限り活用し、木の持つ優しさや温かみのある木質化された施設に整備すべき。(5)今後の公共施設新設等にあわせ、間伐材の活用と施設の木質化できる仕組みの構築を。(6)施設内に最新の音響設備等を備えたホールを整備すべき。

区長 (1)区民の地域活動やビジネスの支援、区の歴史と文化を広く共有できる機能を重点にした滞在型図書館として整備。(2)現在、関係部局による協議体で施設全体のコンセプトを作成中。(3)隣接の桜川公園の連続性を活かし、設計時には屋上も含めた緑化計画を進め、施設全体を明るく開放的な空間にし、木漏れ日の中での読書や人々が集える施設づくりをめざす。(4)(5)施設の内装や家具類に、中央区の森の間伐材等を使用するとともに、今後の公共施設の新設や改修などに積極的に木材を利用する。(6)区民活動の発表の場として必要と考えており、その機能やあり方を検討する。

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