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一般質問・答弁の要旨

中央区議会自由民主党議員団 原田 賢一議員

今後の区政運営を問う

 これからの10年を展望した新たな基本計画策定について見解は。

区長 防災・危機管理のあり方を変えた大震災や乳幼児人口増加に伴う子育て・教育ニーズ、築地市場移転等の課題に対応する視点から現行計画事業すべてを再検証する。その上で将来見込まれる施設需要や新たな行政ニーズ等今後の変化をしっかり捉え、快適な都心居住実現のための中期目標と具体化への道筋を明らかにする。

 区の持続的発展に向けた中・長期的な財政見通しと厳しい経済環境での財政運営のあり方について見解は。

区長 景気の先行きが依然不透明で当面、特別区民税などの本格的な回復は期待できない一方、歳出では、人口増加に伴う経常経費の上昇や学校、施設の整備等多額の財政需要に対応するため、慎重な財政運営が必要。今後も歳入確保の取り組み強化等とともに、財政見通しを厳しく精査し、効果的・効率的な行財政運営に努める。

2020年オリンピック招致を問う

 東京の魅力を世界に発信するなど、招致に積極的に協力すべきと考えるが、オリンピック招致活動の認識と今後の関わり方は。

区長 次代を担う子どもに大きな夢と希望を与え、震災から復興・再生した姿と感謝の気持ちを示す意味でも大きな価値がある。区議会等の意見をもとに積極的に協力する。

 晴海地区を選手村とする計画への区の関わり方は。

区長 計画の影響を十分検証し、将来のまちづくりに真に寄与するものとなるよう都と協議する。

築地市場問題を問う

 2月7日に都と交した「築地のまちづくりに関する合意」の捉え方は。

区長 市場移転後のまちづくりに関し、区の方向性やこれまでの要望が反映され、大きな前進と考える。

 暫定利用で合意した勝どき門駐車場の活用をどう想定し、都とどう検討を進めるか。また、市場移転後の築地のまちづくりの進展に向け、仲卸事業者に「新しい築地をつくる会」に参画してもらう取組みが必要と考えるが見解は。

区長 上層部は駐車場、一階は店舗や荷捌き拠点を予定。利用条件や周辺施設・用地利用等の詳細は都と協議する。また、築地の食文化を継承・発展させる上で仲卸事業者の参画は必要不可欠なことから、参加・協力を積極的に働きかける。

観光振興を問う

 新たな観光振興のあり方や方向性を示す、今年度策定の「中央区観光振興ビジョン」で(1)区の特色を活かした観光行政の考え方は。(2)今後の観光振興施策の展開は。

区長 (1)多様で魅力的な観光資源に恵まれた現代都市の魅力そのものを楽しむ「都市観光」をコンセプトに掲げ、新しい観光モデルの実現を目指す。(2)新たな観光拠点の整備等実効性の高い施策を戦略的に展開し、国際観光都市としての地位を確立する。

 IMF・世界銀行年次総会の東京開催は、区内各地において外国人観光客の積極的誘致に絶好の機会と考えるが、具体的取り組みは。

区長 地元商店会等と連携、多様な観光資源を活用したイベント等を積極的に開催するほか、多言語による観光案内等により「国際観光都市中央区」の魅力をアピールする。

教育問題を問う

 区内は月島地域に限らず他の地域でも将来的な教室不足が懸念されている。区立幼稚園・小学校・中学校の現状と今後の人口増加を踏まえた施設整備の方向性は。

教育長 平成23年度の学級数は5年前と比べ、幼稚園では13学級、小学校では5学級増加しているが、児童数の増加が顕著で、教室数の不足が将来的に懸念されることから、35人学級の動向も視野に入れ教室の具体的な確保策を調査する。学校は学びの場であり、生活の場でもあることを踏まえ、近隣公有地等を活用した教室数の確保策等多角的に検討する。

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お問い合わせ先:区議会議会局調査係 
電話:03-3546-5559

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