一般質問・答弁の要旨
日本共産党中央区議会議員団 加藤 博司議員
「勝どき東地区第一種市街地再開発事業」を問う
問 再開発の計画段階で直接影響を受ける周辺住民に説明がなかったことは大問題では。
区長 計画案がまとまる前の説明では混乱を招く恐れから、準備組合により計画案策定後速やかに実施。
問 日影で影響ある計画地は被害軽減に向け見直し指導すべきでは。
区長 南側に寄せた配置計画を指導。
今後隣接地は住民と協議の上、再開発事業実施も含め対策を検討。
問 幹線道路に接しない計画地の再開発は出入りする車両数等で周辺への影響は多大。見直すべきでは。
区長 開発規模を踏まえた道路配置であり、交通処理計画も周辺地域に支障ないことを確認済み。
問 区道改廃は原則禁止がまちづくりの基本。事業者に再検討を要求すべき。
区長 まちづくりに資する場合に都市計画に位置付けながら推進。
問 周辺住民との合意がない再開発は4月開催予定の本区都市計画審議会に諮問すべきでないのでは。
区長 地域の課題改善に向け必要な計画であり、都市計画法に基づく住民説明会の意見を踏まえ諮問。
問 インフラが追いつかず、急激な人口増加をもたらす大規模再開発優先のまちづくりは見直しを。
区長 再開発事業は地域の課題解決に有効な手段。地域住民と協議し、適切な手法と判断される場合推進。
築地市場「移転」計画を問う
問 土壌汚染地の豊洲新市場予定地は適切な卸売市場と考えているか。
区長 都等含む協議会で対策工事の処理状況を確認し専門家で構成の技術会議の確認も経て着工と認識。
問 巨大食品流通センターとして整備の豊洲新市場への見解は。また効率化最優先では多数の仲卸業者や小売業者が排除されるのでは。
区長 新市場建設協議会で施設計画は承認済み。
問 築地場内・場外一体で作り上げた「築地ブランド」を失わないよう現在地での再整備を。
区長 築地新市場開業に向け、引き続き総力を挙げて取り組む。
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