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一般質問・答弁の要旨

中央区議会公明党 田中 広一議員

基本構想と新地方公会計制度の導入を問う

 定住人口が14万人を超え、晴海の選手村後のまちづくりや築地市場移転後の跡地問題など課題が山積しているが、(1)現在の基本構想の総括と現在の区の課題をどう捉えているか。(2)今後の人口規模と事業とのバランスなど、区の将来像と財政の見通しは。

区長 (1)人口14万都市の実現は「都心再生」を成し遂げ、次の段階に進んだものと認識。一方、2020年大会とその先を見据え、従来の枠組みを超えた課題も顕在化。新たな基本構想では、「本区の魅力が燦然と輝きを増し、誰もがあこがれるまち」の実現に向けてみちすじを描く。(2)本区に相応しい人口推計手法の早期確立と、精緻な将来推計の算定が重要。将来の行政需要を見極め、基金活用や特別区債発行による財政負担の平準化を図り、効果的・効率的な財政運営に努め、健全で安定的な財政基盤を堅持していく。

 (1)新地方公会計制度導入について、現在の検討状況と今後どのように有効活用していくのか。(2)国から要請のあった公共施設等総合管理計画と新地方公会計制度との連携について見解を。

区長 (1)公会計モデルは東京都方式とし、庁内に検討委員会を設置し、具体的な検討に着手。今後、事業や組織別のフルコスト情報を行政評価等にも活用し、区政マネジメント力の向上に資するものとなるよう進める。(2)これまでの施設保全データや公会計制度の導入とあわせて再整備する固定資産台帳データ等、保有する情報と相互に連携を図り、区民サービスを持続的に提供できるよう取り組む。

読書活動の推進と「本の森ちゅうおう」を問う

 これまで子どもの読書活動の推進や学校及び区立図書館の重要性を強調してきたが、(1)第二次子ども読書活動推進計画の現状と課題は。(2)同計画には、ほぼ100%の保護者が読み聞かせや読書が子どもの成長に役立つと回答した結果が示されているが、3から4カ月健診時に渡される冊子「はじめてであう赤ちゃんえほん」に、読み聞かせ方法の内容を充実する考えは。(3)3歳児健診時に、読み聞かせハンドブックのような、取り組みやすい小冊子を配布する考えは。

教育長 (1)保育園や学校等への新刊図書の貸出、乳幼児や小中学生向け図書の充実等、子どもの読書活動を推進し、成果を挙げている一方、区立中学校への図書の貸出実績数は減少しており、進学準備等、様々な活動が増える中学生の読書離れが課題。今後は本に親しめる環境を充実していく。(2)掲載内容を見直し、多くの保護者に活用されるよう取り組む。(3)幼児と保護者の読書活動の推進に有意義であり、配布に向けて検討する。

 (1)本に触れる機会の拡大のため、読書週間等を活用し、浜離宮や京橋図書館前のサンクンガーデンなどで読み聞かせや読書を行う取組みの考えは。(2)現在延期されている「本の森ちゅうおう」での事業内容や実施時期等の検討状況は。(3)「読書のまち中央区」を目指し、読書活動の推進を積極的に進める考えは。

教育長 (1)本年秋の読書週間には、サンクンガーデンに芝生を敷設し、読書を楽しむ憩いの空間を提供するとともに、まるごとミュージアム開催日には、図書館職員のお話し会を予定。今後、読書イベントを通じた読書活動推進に努める。

区長 (2)図書館を核にあらゆる世代の多様な学びと交流の拠点として重要な施設。運営内容等を検討しているが、建築費の高騰により、早期着工は困難な状況。今後は、公共施設の適正配置や財政負担等を十分考慮し、整備時期等を見極めていく。(3)事業の成果と課題を検証し、第三次中央区子ども読書活動推進計画を策定していく。また、全区民が生涯にわたり読書習慣を身に付けられる環境整備を目標に読書活動の推進強化に努める。

子どもの遊び場と公園の拡大を問う

 本区の将来像を考えると、子どもたちが遊べるオープンスペースを確保し、まちづくりの中に、緑地の空間を拡大していくべきと考えるが、(1)月島運動場で行っている無料開放の拡大等をし、子どもの外遊び環境を拡大していく考えは。(2)再開発事業の中で、保育所を誘致する場合などに、芝生広場の整備を働きかけていく考えは。(3)憩いの場となる公園の拡大を目標に位置付け、未来に残していく取組みが重要と考えるが見解は。

区長 (1)月島運動場や浜町運動場の利用状況を踏まえて無料開放の拡大に努めるとともに、公園や児童遊園における芝生広場や遊び場の充実により、外遊び環境の拡大を図る。(2)公開空地における芝生広場は管理上の課題等もあるが、保育所に合わせた広場の確保が図られるよう、事業者に要請していく。(3)大規模開発等の機会を捉え、公園や緑地の確保が図られるよう、基本計画等に位置付け、取り組む。

健康寿命の延伸を問う

 昨年の定例会でも健康寿命と平均寿命の差を近づける施策の重要性を指摘したが、(1)聖路加国際大学との包括連携協定について、現在の取組状況と今後の展開は。(2)2020年に向けた取組みとして、健康寿命の延伸の目標を設定し、総合的な対策をさらに強化する考えは。(3)気軽に楽しく健康づくりに参加できるような、インセンティブを強化した事業の検討は。

区長 (1)国民健康保険のレセプトデータに基づく有効な保健事業及び同大学助産師の豊かな経験が生かせる産後ケアの2分野では実務レベルの分科会を設置する等、具体的な施策の検討を進めている。今後も健康寿命の延伸をはじめ高齢者支援策など幅広い連携に向け取組をさらに協議する。(2)「健康・食育プラン2013」を策定し、生活習慣病予防等の5つを基本目標として健康教育など様々な取組を展開。今後は、同プランの中間評価に向けた意識調査を実施予定で、より有効性の高い健康施策を総合的に検討する。(3)ヘルスアップ教室等の健康づくり事業の更なる周知に努めるとともに、幅広い世代の健康意識が高まるようなインセンティブの強化について、本区の特性を踏まえつつ検討する。

 公園の健康増進遊具の更なる周知に工夫が必要で、マップなどを作成していくべきでは。

区長 多くの方が利用できるよう、街路樹などを楽しみながら散策する「水とみどりのふれあいマップ」に健康増進遊具の設置場所を掲載するとともに、各遊具の効用や使い方を紹介したリーフレットを作成するなど、更なる周知・活用を図っていく。

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