平成29年度予算に対する各会派の態度表明

中央区議会自由民主党議員団

　本区の人口は上昇の一途をたどり、納税義務者の増加から、特別区税収入の増が見込まれ、財政健全化指標はいずれも健全と示されていますが、将来に対する財政的な余力が縮小傾向にあり、税制改正、ふるさと納税制度による影響など、着実な歳入確保、健全な財政運営にいっそう努めなくてはなりません。

　平成29年度予算は健全で持続可能な財政運営を維持していく観点から、限られた財源の重点的・効果的活用に努められ、一般会計は７年連続で過去最高の当初予算を更新しました。

　新年度は、今後20年を展望した新たな「基本構想」の初年度に当たり、将来像の実現に向けて、「中央区基本計画」の策定に着手します。

　わが会派委員は、区民の視点に立ち、将来を見据えた施策の推進について質し、要望を行いました。さらに、区内各種団体より要望を聴取するとともに、区民の真摯な声を礎として、政策要望を提出するとともに、可及的速やかに取り組むべき事項について、緊急要望を行いました。

　本庁舎建替えの調査費が計上されたことをはじめ、多岐にわたる要望事項について予算措置が成されたことは高く評価するとともに、一層の充実、着実な取組を期待します。

　以上申し上げまして、中央区議会自由民主党議員団は、平成29年度各会計歳入歳出予算に賛成します。

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