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一般質問・答弁の要旨

中央区議会自由民主党議員団 中嶋 ひろあき議員

まちづくりを問う

 いずれ地域を巣立っていくであろう子どもたちが、様々な人と関わり、地域に見守られながら成長できる子育て環境をつくることが、ひいては「ふるさと中央区づくり」につながると考えるが、区の考えは。

区長 子どもたちにとって、身近な地域の方々や異年齢の児童・生徒と触れ合いながら成長していくことは、基本的な生活習慣や社会的マナーを身につけるばかりでなく、地域への愛着を育んでいく上でも大変重要なことと認識している。今後も地域と連携し、子どもたちが多くの人々と関わりながら成長し、生涯のふるさととして心のよりどころとなるような環境づくり、地域づくりを目指す。

オリンピック・パラリンピックを問う

 周辺地域を含めた大会後のまちづくりが本区の未来を占う上でもっとも大切な課題であると考える。築地市場移転問題をはじめ、環状第2号線の全線開通等、先行き不透明なところがあるが、2020年まであと3年と迫っている中で、本区として大会後の公共公益施設の整備等、将来のまちづくりをどのように捉えて対応していくのか。また、都とどのように協議していくのか。

区長 これまでも本区まちづくり基本条例に基づき保育施設や高齢者施設を整備するよう取り組んできた。また、大会後に整備予定の水素ステーションやマルチモビリティステーションなども都や関係機関と引き続き協議・調整の上、連携しながら大会後のまちづくりを継続的に進めていく必要がある。区が整備する晴海五丁目の小・中学校については、今年度から基本設計に着手し、大会後の児童・生徒の増加にも適切に対応していく。さらに、特別出張所の派出所や保健センターなどの公共施設については、月島地域全体の人口増も見定めながら、あり方について検討を進めていく。

 大会開催時における輸送運営計画が公表されたが、こうした計画が遅れれば遅れるほど地元の負担、地元住民や事業者等にとっては日常生活に影響を及ぼすことも明らかである。大会時の輸送計画について、都や組織委員会にどのように働きかけ、申し入れをし、調整・協議していく考えか。

区長 環状第2号線の有効活用、晴海通りへの負荷の軽減など生活動線を確保し、区民への影響を最小限とするよう、各関係機関からなる輸送連絡調整会議をはじめ、様々な協議や機会を捉え、強く申し入れていく。

晴海のふ頭公園整備を問う

 公園整備は止むを得ないと考えているが、何よりも東京湾を臨む水辺は貴重なる憩いの場である。長期にわたり休園するが、憩いの場の確保について見解は。

区長 閉鎖時期を極力遅らせるとともに、可能な限り公園の一部を開放しながら工事を進めるなどの対応を都に求めてきた。水辺空間の確保についても、段階的に整備を進め、順次開放できるよう都と連携して取り組んでいく。大会レガシーともなる環境整備に区も積極的に取り組んでいく。

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お問い合わせ先:区議会議会局調査係 
電話:03-3546-5559

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