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一般質問・答弁の要旨

区民と共に歩む会 渡部 恵子議員

今後の公共施設建築の在り方と再開発事業の在り方を問う

 ZEBとは、年間で消費する建築物のエネルギー量を大幅に削減し、再生可能エネルギー等の活用でエネルギー収支ゼロを目指した建築物である。(1)今後、本区の公共施設建築物にZEBを導入することは、将来の区民へツケを回すことのない公共施設の建築物になると考えるが、区の見解は。(2)「中央区基本計画2018」の今後の改定の中で、国の「エネルギー基本計画」の位置付けは。(3)社会変化に対応したまちづくり及び大規模開発の方向性は。(4)2030年までに、国が新建築物の平均においてZEBの建築を目指す中、本区の再開発事業の在り方は。

区長 (1)地域特性や施設の用途・規模等を踏まえ、エネルギー収支ゼロを目指し、温暖化対策に取り組んでいく。(2)国の「エネルギー基本計画」は、現在改定作業中のため、その内容を踏まえ、区の個別計画を検討していく。(3)地域特性を大切にし、行政ニーズを的確に捉え、まちづくり基本条例による協議型のまちづくりを継続していく。それらの開発が、区民等に十分活用されることが区民生活の豊かさに結び付くものと認識している。(4)ゼロ・エネルギーを目指して国や都と連携し、更なる改善に資する検討を進めていく。

ふるさと中央区応援寄附を問う

 ふるさと中央区応援寄附の制度について、団体寄附へ70%、30%を一般財源に充てる現在の在り方から、今後、(1)来街者のバリアフリー事業等、区の有効な事務事業に対しても指定できる仕組みを検討していくべきでは。(2)東京2020大会の機会を捉え、子どもたちがパラリンピック競技大会を観覧できるよう、子どもたちに向けた教育事業に対しても指定できる寄附の在り方について見解は。

区長 (1)(2)区が個別の事業を指定する仕組みについても幅広く検討していく。

観光・地域振興施策を問う

 (1)地域の特性を活かした体験型観光施策の展開について、区の見解は。(2)当事者の目を通した区内の観光資源、体験型観光資源の発掘を図る方向、また、障害のある方の視点を活かした誰にでも優しい観光事業の在り方について、区の見解は。

区長 (1)中央区観光協会や民間企業等で、着物の着付けや茶道等の体験ツアーが展開されている。今後も観光協会や観光情報センターにおいて、独自の体験型コンテンツを発掘し、民間事業者等の情報についても海外へ発信していく。(2)観光協会と文化・国際交流振興協会が連携し、区内在住外国人を対象に観光ボランティアを募集したり、国際交流サロン等の事業を活用し、意見を伺っている。今年度からは、Wi-Fiルーターを貸し出し外国人旅行者に本区の感想を発信してもらうこととした。バリアフリー情報に関しては、車椅子でまち歩きを行い、マップを作成し、観光協会とも共有していく。今後は得られた情報を活用し、すべての人が安全に安心して楽しめる観光施策の展開に努めていく。

医療的ケア児(者)の預かり先を問う

 医療的ケア児について、保護者の緊急時における預け先の体制を整えることが必要では。

区長 保健・医療・福祉等関係機関で構成する自立支援協議会の医療的ケア児支援連携部会において、ニーズへの対応を協議していく。

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お問い合わせ先:区議会議会局調査係 
電話:03-3546-5559

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