ページの先頭です
トップページ  の中の  本会議の結果  の中の  令和元年第四回定例会  の中の  一般質問・答弁の要旨 中央未来会議 二瓶 文徳議員

一般質問・答弁の要旨

中央未来会議 二瓶 文徳議員

伝統、文化を残す街づくりを問う

 ⑴独自に景観条例を策定し、伝統と文化と歴史ある街並みを保存していくことが必要と考えるが、本区の見解は。⑵街並みを残していくためには、特別な保護地域のような形で認定することや、新たな建築物には制限をかける等しない限り、守り続けることが困難であると考える。有識者や建築家、伝統文化を守りたいという地域の方々と、行政との元佃街なみ保存プロジェクトを立ち上げてはどうか。本区の見解は。

区長 ⑴⑵誰もが享受できる「良好な景観」は、主観的要素が多く含まれていることから、条例により統一的に規制するのではなく、地元の方々の総意のもとに、まちのあるべき姿を創り上げていくものと認識している。そのためには、まず地元の方々で協議する場をつくり、統一した考え方を導き出すことが重要であると考える。

大規模災害時の広域避難を問う

 他の区との広域避難連携について、⑴本区は行っているのか。⑵台風19号において、どのように対応協議がなされたのか。

区長 ⑴昨年6月に国と都が共同で設置した「首都圏における大規模水害広域避難検討会」に参画し、都内の各自治体や鉄道事業者等とともに協議を進めている。⑵現段階では、具体的な方針が出ていないため、他自治体との対応協議は行っていないが、今回の自主避難所における他区からの避難者受入状況を踏まえて、関係区と情報共有を図っていく。

 障害者について、⑴安否確認の方法とその方たちに対するケアの方法はどのようになっているのか。⑵障害者の情報を消防団や障害者支援団体に提供しての安否確認や支援をする考えはあるのか。⑶広域避難に関して協議がなされているのか。

区長 ⑴安否確認については、各防災区民組織が発災時の手順を検討し、「災害時地域たすけあい名簿」を活用した要支援者の戸別訪問等を実施することとしている。また、障害のある方への配慮については、避難所における優先居室の設置や福祉避難所における個別スペースの確保等の整備を進めている。⑵発災時等に生命の保護の必要がある場合には、本人同意に関わらず、警察や消防等関係者へ情報提供し協力を求める。⑶区内の避難所等で障害の程度に応じた対応が可能であることから、現時点で他区との個別の協議は行っていない。

 本区が受け取る森林環境譲与税の一部を、隅田川上流域である秩父の山間部の市町村における水源の森づくりを広域的対策として共同実施するために使ってはどうか。

区長 これまでも行政区域を越えた広域的な視点から、檜原村と連携し、間伐や植栽を行う等「中央区の森」事業の拡充を進めてきた。今後も、檜原村と連携を図りながら、森林環境に配慮した取組を推進していく。

令和元年第四回定例会 一般質問(要旨)に戻る

お問い合わせ先:区議会議会局調査係 
電話:03-3546-5559

ページの先頭へ