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平成21年  環境建設委員会(7月17日)

1.開会日時

平成21年7月17日(金曜日)
  午前10時 開会
  午後3時43分 閉会

2.開会場所

第二委員会室

3.出席者

(8人)
委員長 鷲頭 隆史
副委員長 小坂 和輝
委員 押田 まり子
委員 鈴木 久雄
委員 中嶋 寛明
委員 中島 賢治
委員 田辺 七郎
議長 石島 秀起

4.出席説明員

(12人)
矢田区長
髙橋副区長
吉田副区長
宮本環境部長
小川環境保全課長
園田清掃リサイクル課長
越地土木部長
有賀土木部管理課長
近江道路課長
室木都市整備部長
田村都市計画課長
望月地域整備課長

5.議会局職員

奥田議会局長
土谷議事係長
村上書記
武藤書記

6.議題

  • 環境保全及び建設行政の調査について

(午前10時 開会)

○鷲頭委員長
 おはようございます。それでは、環境建設委員会を開会いたします。

 では、初めに、理事者報告を願います。

○宮本環境部長

 1 ダイオキシン類の調査結果について(資料1)

○越地土木部長

 2 地籍調査事業の着手について(資料2)

 3 コミュニティバス運行計画(案)等について(資料3)

 4 月島・晴海地区における護岸整備について(資料4)

 5 西仲橋の架け替えについて(資料5)

○室木都市整備部長

 6 東京駅前地域の開発動向等について(資料6)

以上6件報告

○鷲頭委員長
 御苦労さまでした。

 それでは、既に御存じのとおり発言時間についてでございますけれども、ただいま午前10時27分でございますので、自民党さんが38分、公明党さん17分、日本共産党さん17分、友愛中央さん17分ということでお願いをいたします。

 それでは、理事者報告における質問に入ります。

○中嶋委員
 それでは、何点かお尋ねします。資料3について御質問をさせていただきます。

 今、報告を受けたように、多少バスの台数とか距離が伸びたということは、私もこういう計画の中で賛同いたしますが、まだ料金設定も決まっていないということですね。いずれにしても、7月31日ですか、検討会で、最終的にここで検討結果を御報告して承認を得ると。そうすると、これは1つクリアしたと考えてよろしいんですか。その辺だけ。

○有賀土木部管理課長
 そのとおりでございまして、7月31日の検討会に最終的にはルートですとか、バス停、料金あるいはダイヤ、そのようなものを提出させていただきまして、その中で御承認いただくと最終的なバス運行の方向性が決まりまして、その後、国土交通省のほうへその内容で申請をするという形になります。

 以上です。

○中嶋委員
 ありがとうございます。

 そういうことでございますけれども、きょういただいた案はルートとバスの台数だけなんですけれども、過去の積み重ねもありますので、当然議会にも報告が来ると私は思っておりますが、何点かお尋ねします。例えば都営バスに乗りますと、御高齢者の方のシルバーパスがありますよね。あれ、たしか所得制限はあるにしろ、1,000円で1年間乗れるということですよね。それから、お子さんはたしか小学生以下は無料じゃないですか。都営バスに準じますので。それから、障害者の方もあると思うんですが、そういったものは今後どういうふうに検討していくんですか。その辺をちょっとお聞かせいただきたいと思います。

○有賀土木部管理課長
 バスの料金についてでございますけれども、まずその基本となります基本料金を現在検討しておりますので、その料金が幾らになるかによって今後割引制度というものについては、またちょっと変更になってくると思いますので、今の時点でそれぞれどういうふうになるかということは、なかなかお答えしづらい部分がありますけれども、考え方としましては、やはり小学生以下のお子さん等については都営バスと同じように無料にできると一番いいのではないかというふうに思いますし、またシルバーパスについては、こちらにつきましてはバス協会というところとの関係がございます。それで、バス協会さんからいただいているお話としましては、料金が幾らに設定されるかに関係なく、バス協会としてシルバーパスを使うことによって助成金を出すということは、現在のバス協会の状況からしてなかなか難しい状況であるというお話を伺っているところでございます。

 以上です。

○中嶋委員
 わかりました。

 今の報告の中で、小学生の方と言いましたよね。そうしますと、当然、まだまだそのほかにもあるわけですよ。パスモとか何か持っている方もいますし、そういうのをこの7月31日まできちんと精査できるんですか。しないと、報告しても、検討会の人もその部分はどうなっているんですかという意見が必ず出てくると思うんです。

 確かに、バス協会というのは、私も検討会で見ていたら、あれは別の団体なんですね。東京都じゃないんですよね。私もその辺はびっくりしたんですよ。でも、やはり区民の利便性を考えたときには、そういった利用というのが必ず出てくるわけですよ。ですから、私としてみると、やはりそういったものをきちんと精査して最終的なものを7月31日までに出すことが必要ではないかと思うんですが、今の答弁を聞いていると、まだまだ、確かに一番肝心な料金も決まっていないことは事実ですよ。でも、やはりそういったことも事実、都バスでは通用しているわけですよね。だから、そうすると、やはり区民にしてみると、せっかくコミュニティバスが運行しているのに何でこれが使えないのとか、そういうのも絶対出てくると思うんですよ。ですから、その辺を含めてもう一回御答弁いただきたいんですが、もう31日と、日にちがないわけですよね。だから、その辺のお考えをもう一度きちんとお伺いしたいと思いますので、よろしくお願いします。

○越地土木部長
 御心配の向きは私どもも重々わかります。今、最終段階のところで慎重に精査しているところでございまして、31日の第4回導入検討会の中では今の料金の考え方、それと高齢者並びに障害者の取り扱い、そういったことについてもきちっと御説明できるように整理をしてまいります。

○中嶋委員
 ありがとうございます。

 それなら私も安心するんですが、せっかく地域の方々も入って真剣に御討議していると思うんですよ、この検討会はね。これが決まれば12月からのスタートということで、区民の皆さんも楽しみにしておりますので、料金のことはきちんとそれまでには決定すると思うんですが、やはりそういったものを出していかないと、後でぼろが出てしまうということは、私はいけないと思いますので、期待している区民の負託にこたえていくということで本件はお願いしたいと思います。

 それから、護岸整備なんですけれども、1点だけ聞きたいんですけれども、資料4ですね。

 これにさまざまな護岸のことが書いてあって、今、直近で朝潮水門のところを工事していただいているんですが、今見たら、浜前水門もやるんですね。工事をするんですね。これはどんな工事をやるんですか。概要を、報告だけではちょっとよくわからないので、どういう工事をするのか。

○有賀土木部管理課長
 浜前水門の工事につきましては、これは東京都の港湾局のほうで実施する事業でございますけれども、基本的には先ほど土木部長のほうからも御説明させていただきましたとおり地盤改良が大きな工事でございます。大きな地震が来たときに、例えば水門の躯体そのものは大丈夫でも、その足元の地面が崩れることによって水門そのものが傾いてしまいますとか、あるいは扉そのものが閉鎖しない、そういうようなことが考えられますので、地盤を固めて、大きな地震が来ても水門自体がそのままの形で立っていられるような、そういう工事がメーンでございますけれども、そのほかにも東京都の説明によりますと、例えば一部この水門の中の老朽化した機器の交換等、そういうようなことを考えているということでございます。

 以上です。

○中嶋委員
 どうもありがとうございました。

 ここは船も通りますのでね。それで、マリーナもあるんですよね。マリーナもありますので、船は通れるんでしょうね、工事中に。朝潮水門は片方ずつ通しているんですね、あれね。ですから、いいんですけれども、これは1つしかありませんので、ちょっと心配の種があったものですから、御質問させていただきました。

○越地土木部長
 すみません、私のほうから工事の関係で報告をさせていただきたいと思います。

 今の御質問で、実は答弁の中で地盤がという話をいたしましたが、ここは結構地盤が強いんです。やってみますと、地盤は大丈夫なんですけれども、実は水門をつくったときに水門の躯体の中の詰めた土が、やはりうまく耐震のところまで詰まっていないんですね。それをもう一度耐震のための仕様として、水門の躯体のところをきちんと固めると。それと、外側の臨港消防署の反対側のところの護岸、ここもちょっと護岸として弱いというところがありますので、これも耐震補強するというようなことで、ちょっと技術的な話でございますが、そういったことをやります。当然、船の航行等には支障ない形でやってまいりますので。当然、今の躯体の耐震の補強ですので、地上面から、いわゆる耐震のための固める工事をいたしますので、特に通行等も支障がない形でできるということで聞いております。

○中嶋委員
 どうもありがとうございました。終わります。

○中島委員
 私からも、まず資料3のコミュニティバスの運行計画ということで、ちょっとお話をさせていただきたいんですけれども。先日、山古志村と太田地区という新潟の山間部の、そこは地震のせいで上越バスが3路線あったのを全部廃止してしまって、そこの地域に住む2,000人の方が交通手段がなくなったということで、NPOが立ち上げて、県からのバスの寄贈をもらってバス運行を始めるんです。始めたのが去年の7月1日で、ことしで1年ということでいろいろ報告があったんですけれども、その中で定期路線バスに、昔、上越バスが走っていたときには1割以下の乗車率だったという話だったんです。NPOが立ち上げて地元のために走るバスはどうだったかというと、2,000人の集落でですよ、3か月で1万人の方が乗ったという話です。それはなぜかというと、1人5,000円の年会費で2,000人の人が、もうほとんどすべての人がそのパスを購入した、会員になったということで、そのせいで、やはり地元のいろいろな協力もあってだと思うんですが、すごい稼働率で、今、クローバーバスとしてすごく全国的にも有名だという話です。そう感じたときに、私どものコミュニティバスもやはり広く多くの方に使っていただく、特に地域の方には使っていただきたいというふうになったときに、今、運賃の問題等々あるんですが、その中にやはり年会費で、使う人、使わない人はいると思うんですが、ある程度スタートなので協賛という意味も含めて年間パスの発行も考えてみたらどうかなというふうに思ったんです。私が考えたのは、年間1万円で1万人の方が入れば1億円という形で、あとは時々しか乗らない人は料金を払うというような形も、そうすればかなり利用客もふえてというふうに、山古志村の話を含めてなんですが、感じたんですけれども、私の思いだけを語ってもなんなんですが、今の思いを含めて、お聞きになってどのように思うかお聞きしたいと思います。

○有賀土木部管理課長
 年間パスの発行ということでございます。

 確かに、今回、バスを走らせてどれだけの方に乗っていただけるか、できるだけ多くの方に乗っていただかなければコミュニティバスを走らせる意味というものはないわけでございまして、そのために私たちも努力をしていかなくてはいけないというふうに感じております。

 現在、区のほうで考えておりますのは、回数券を発行させていただきたいというふうに思っております。10回の料金で11回分乗れるような回数券をまず発行させていただきたいというのが1つでございます。さらに、その後の、例えばパス、定期券のようなものでございますけれども、こちらにつきましては、最初の運行状況を見まして、その状況、それからこれは収支に関係してくることでございますので、バスの運営事業者とも十分検討していかなくてはいけませんので、初めのバスの運行状況を見ながら、バス事業者と検討して、その中で今後どのようなサービスが提供できるのか、区民の方に利用していただくためにはどのようにしていったらいいのかについて検討していきたい、そのように考えております。

 以上です。

○中島委員
 回数券とかそういうのは普通どこでもやっている、別に考えたわけではないと思うんですけれども、何が言いたいかというと、コミュニティバスなので、多くの人が利用するということが一番の課題だと思うんです。そのために、料金の採算性というのはいろいろな面でかかってくるとは思うんですが、山古志村の事例はすごくおもしろいなというふうに思っているので、ぜひ前向きに検討していただければというふうに思います。余り言ってもしつこくなるので。

 それでは、資料4についてちょっとお聞きしたいんですが、私、議員になってからずっと、再三お聞きしているんですが、護岸工事で生物生息のためのお考えをいつもどのようにお考えになっているのかというのをお聞きするんです。

 東京都も港湾局はお台場で貝を沈めたりとか、アマモを植えたりとかして、いろいろなところで東京湾の水質の浄化を図っているんです。こういった護岸工事も前々から、垂直斜面ではなくて傾斜にして生物が生息できるような形をということを何度か提案はさせていただいているんですが、現実、東京都の考えとして、今度は晴海の護岸のところもやはり垂直というような考えになっているのか、それとも護岸工事、朝潮運河の護岸の整備に関しては、生物生息に対してどのような取り組みでお考えになっているのかお聞かせいただきたいと思います。

○有賀土木部管理課長
 護岸工事に絡めて、生物の生息のお話でございましたけれども、まず今回の工事の中で、今現在、きょうもごらんいただきますけれども、晴海二丁目については50メートルの沖出しの工事ということで、それなりに垂直ではなくて沖に向かって傾斜しているということで、それにつきましては、今後、晴海四丁目についても同じような工事をしていきまして、そういった中で生物の生息も垂直に比べて可能性は高いというふうに思います。

 それと、朝潮運河でございますけれども、朝潮運河につきましては、やはり傾斜をとるということは、川幅等からいってなかなか難しい状況にございます。現在は垂直の護岸ということになっておりますが、これにつきましては、最終的には5メートルほど前に出しまして、テラスを設ける予定でございます。ですので、今の壁面よりも5メートルほど前に出まして、そちらに約APで2.5メートルから3メートル程度のテラスを設けるという形になっておりますので、ここは船も通りますので、やはり傾斜にするとそれだけ航路にも影響があるということで、ここは川幅が狭いということで、なかなか現在の時点で傾斜をつけるというのは厳しい状況かというふうに考えております。

 以上です。

○中島委員
 ありがとうございます。

 私が言っているのは水面下の話で、朝潮運河に関しての垂直だという話、じゃあ何で5メーターせり出すんだという話なんですよ。前にいろいろなお話をさせていただいたときに、せり出すんだったら、その分を傾斜にある程度考慮していただければというような話をしたんですが、歩行空間を確保する意味で、結局、湾内というか、朝潮運河の生物の浄化が行える環境を整えられない、整っていない。余りよくわからないんですよね。東京都は10年計画で自然回復、再生をうたいつつも、こういった局部的な護岸工事に関しては今までどおり垂直護岸をつくっているというのが。それで本当にいいんだろうかと。あの10年の東京湾再生のプロジェクトは何なんだというふうにはいつも感じるんです。

 先ほどの晴海の護岸のお話なんですが、傾斜というのは地上部分のお話だと思うんです。要は、水面下の部分に関しては傾斜にならないだろうと思うんですが、その辺のお答えは察しがつくので、別にお聞きはしませんが、せめてやはりこういった開発のときに東京湾の中で一番汚いと言われているこの辺の水質、酸素量が少ないというのは昔から言っているんですが、それを回復するにはやはり生物というか、藻とか海草類、あとは貝類が生息できるようなところをつくっていかなければ全然きれいにならないと思うんです。東京都がそういうふうに掲げているわけですから、ぜひその方向で土木部のほうも、開発に当たっては要求を出していただきたいというふうに思っております。

 それと、まだちょっと時間があるので、西仲橋の架け替えの中で、住吉の大祭があるから、その期間の話をいただいたんですが、橋の上でおみこしを受け渡すというお話をいただいたんですが、これは全くだれにも相談したんじゃなくて、今お聞きしてふと思ったので話してしまうんですが、住吉といえば、もともと漁師の神様、守護神ということで出ているわけです。大阪では、淀川だったか支流かわからないんですけれども、そこで水の中で受け渡しをするのが一番の大祀として描かれるんですが、東京に来て、佃に来てから、なかなかそういう場所がないので、隅田川の中に入水をしたりという形をとっていたんですが、何が言いたいかというと、月島川、せっかく護岸工事して、今まで橋の上で渡しているんだったら、月島川のそこはコンクリートを打っていますので、あそこで受け渡しができるような護岸も一緒に整備できないのかなというふうに。ちょうど西仲では、だんだん人も多く来ているし、区としても観光地としての取り組みもずっと考えられている中で、どうしても護岸工事で閉鎖的になって、水に入れない、触れることができないというような中で、もともと住吉神社自体がそういった水の神様ということで、大阪ではそういうふうな取り組みがされているのであれば、絵づら的に中央区でそういうのを復活させてもおもしろいかなというふうには思うんです。

 これはあくまでも私の今聞いた感想で申し上げるので、そんな大したあれではないんですが、できたら復活ではないですが、そういう取り組みを護岸工事に組み入れて、水に親しめるような、入水できるような形をつくっていただくとすばらしいかなと思うんですが、その辺のお考えをお聞かせいただければと思いますが。すみません、唐突的な話で。

 よろしくお願いします。

○越地土木部長
 まず、晴海のほうの護岸工事でございますが、外郭堤防のところは表面的には根っこがないような形で垂直に落ちているようですけれども、水面の中は大きな捨て石を、1個当たり100キロから200キロぐらいの大きな石なんですけれども、それを全面に斜目に張るような形で傾斜をつけたもので張っていくということに構造上なってございます。それによって、垂直で落ちているよりは若干生物環境もよくなるのかなということで考えてございます。それ以外の生物に対する配慮というようなこと、カニ護岸ですとか、いろいろとやっているところもございますが、いかんせん、ここの朝潮運河につきましては、管理課長も御答弁いたしましたように、航路幅40メートルでできないことはないとは思いますけれども、やはり総合的に考えて、あそこでなかなかほかの生物環境まで備えた護岸ということまでは東京都も踏み出せないという状況になってございます。

 5メートル沖出しするのは、耐震補強のための鋼管ぐいを打って補強をするという形でございますので、それも、見た目ではあそこは埋め立てのように見えるんですが、埋め立てというか、陸地がふえたように見えるんですが、埋め立てをとらない形での、いわゆる護岸補強工事という位置づけでやっているようでございます。

 西仲橋の関係でございます。

 今回は橋台の部分だけの工事でございまして、護岸の工事まであわせてやるという考え方ではございません。今おっしゃいましたようなアイデア等につきましては、今後、東京都の中ではあそこも3メートルの沖出しをして護岸整備をしようという計画はありまして、早く実施に移すようには要請しておるんですが、まだ計画に載ってきていないという状況でございますので、そうした工事の進捗とあわせて今の点についても検討をしてみたいと思ってございます。

 以上でございます。

○中島委員
 どうもありがとうございます。

 最後に、東京駅前地域の開発に関して。

 この中で、これと直接は関係はないんですが、東京都で風の道という話が、ちょうど八重洲通りを通ってくると。この開発の中にその言葉が何もなくて、それを配慮したような都市整備もされているのかどうかというのを不安に思ってしまうんですが、その辺はどのようにお考えになっているかお聞かせいただきたいと思います。

○望月地域整備課長
 風の道についてでございますけれども、緑の基本計画等を含めまして中央区の緑の基本計画がつくられ、そういった中でも風の道、大切なことであるというような記載がされているかと思います。当然、こういった開発を行うということ等を踏まえまして、緑の新しい創出ですとか、豊かな生活が実感できる、それにあわせてそういった風の道の整備、そういったものが必要であるというふうに考えております。

 そういった中で、例えば開発を行う際には歩道上の空地等を設けて、道路上の空間というものが広がりますので、そういったものを風の道、そういった形で緑を配置しながら設けていく、確保していく、そんな考えでございますので、そういったところについても緑の基本計画を踏まえた上で、こういった題材の中で充実させていきたいというふうに考えております。

 以上でございます。

○中島委員
 どうもありがとうございます。

 せっかくいい企画だというふうに私は思っておりますので、ぜひ今後も前向きな取り組みで進めていっていただきたいというふうに思っておりますので、よろしくお願いしたいと思います。

 以上です。

○田辺委員
 それでは、幾つか質問させていただきます。

 質問の前に資料要求をお願いしたいと思います。

 1つは、資料1に関連してでありますけれども、土壌中のダイオキシン類の蓄積の経年変化です。大気中のはここにいただきましたけれども、土壌中の経年変化、これをいただきたいということが1つ。

 それから、もう1点は資料6に関連しますけれども、検討会のメンバーです。日本橋川周辺地区、この地域は容積率の移転検討地区でありますけれども、この検討会のメンバーとその役職はどういう役職なのか、これをひとつ資料としていただきたい。

 それから、3つ目でありますけれども、7月1日に朝潮運河の歩行者専用橋問題で地元の説明会がありました。残念ながら、音響設備も悪くて聞き取れないことがたくさんありました。そこで、詳細な議事録を提出していただきたいということと、そこでスライドを使って説明されましたけれども、その提示したスライドのコピーを当委員会に提出をしていただきたい。この3点についてお願いしたいんですけれども、いかがでしょうか。

○宮本環境部長
 御要望のありました資料については、正副委員長と相談させていただき、提出したいと思います。

○室木都市整備部長
 検討会のメンバーでございますが、要求された資料につきまして、早速調製いたしまして提出させていただきたいと思います。

○越地土木部長
 7月1日の地元説明会の関係でございます。正副委員長と御相談の上、提出の方向で検討してまいります。

 以上です。

○田辺委員
 では、それぞれお願いしたいと思います。

 そこで、資料2についてお聞きしますが、この国土調査法というのは昭和26年の施行ということで大変古い法律ですけれども、過去に中央区行政がこの法律に基づいて調査を行ったことがあるのかどうか。それから、もう一つは、法律の第7条では政令の定めるところにより公示しなければならないということですね。やる場合には公示しなさいよということが書かれておりますけれども、これは公示はいつするのか質問します。

 それから、資料3でありますけれども、コミュニティバス運行計画についてもいよいよ固まってきたわけでありますけれども、運賃の問題です。運賃の問題はまだ検討中だということです。しかし、同時に、7月31日予定の第4回検討会で結論を出す、そういうような方向でありますけれども、そうしますと議会への説明抜きにそういうことをやられるのかですね。これはちょっとルール上、逸脱するものじゃないかと思うんです。議会への説明をどうするのか。所管の委員会、我々の委員会でありますけれども、ここにきちんと説明をする必要がある、こう考えますけれども、見解をお聞かせいただきたい、こう思います。

 それから、資料5に関連してですけれども、橋の構造を変えることによって、形式を変えることによって歩行縦断勾配の緩和が行われるということで、それは大変結構だと思うわけですけれども、これはバリアフリー法の制限との関係ではどうなのか、それを教えていただきたいと思います。

 それから、周辺の船の係留の問題です。せっかく新しい橋がつくられますけれども、この周辺は違法係留とか、いろいろなことが言われております。船の係留について整理をする必要があるんじゃないかと思いますけれども、どのように考えていますか、お聞かせいただきたいと思います。

 それから、資料6に関連してでありますけれども、先ほど資料はお願いをしました。そこで、容積移転で東京駅前八重洲一丁目東地区がモデル街区として検討すると、こういうふうになっていますね。これはどういう理由なのか。ここの場所を選んでモデル街区とする理由です。モデル街区ということは、将来的にはここの地域にという、そういう考えがあるんでしょうけれども、なぜこの場所を容積移転対象地域のモデル街区として選んだのか、このことについて見解をお聞かせいただきたいと思います。

○有賀土木部管理課長
 私からは、地籍調査と船の係留についてお答えさせていただきます。

 まず、これまでに国土調査法に基づく調査を行ったことがあるかということでございますけれども、こちらはございません。

 それと、もう一つ、公示をどうしていくかということでございます。この公示につきましては都道府県、東京都がやるということになっておりまして、6月2日に東京都のほうで公示を行いまして、既に東京都広報に掲載されているという内容になっております。

 それから、河川における船の係留の問題でございます。船の係留につきましては、河川等につきまして一部区に事務が移管されておりますけれども、最終的には朝潮運河でありますとか月島川あるいは新月島運河につきましては、東京都のほうで、水面占用については最終的な責任が、責任といいますか、権限があるということで、今後につきましては東京都と区のほうで検討しながら、この朝潮運河周辺の整備に絡めまして、今後河川の係留している船舶の整理をどのようにしていくかについては調整していきたい、そのように考えております。

 以上です。

○越地土木部長
 コミュニティバスの運賃の関係で議会への説明はという御質問でございます。

 当然、31日の第4回の検討会の事前に、各会派の皆様には御説明をした上で、31日の検討会に臨みたいということを考えてございますので、別途事前に御説明をするということでやってまいりたいと思っております。

○近江道路課長
 西仲橋の勾配とバリアフリー法との関係でございます。

 橋梁そのものに関しましては、バリアフリー法の中には規定がございませんので、特に何%が上限というものはございませんが、新しくかけかえるに当たりましては、法律の中に定められております規定を準用いたしまして、最大を8ということで検討を重ねてまいりました。今回は技術的なところも加えまして8%を下回る6.7%または5.6%という勾配に変わるというものでございます。

 以上でございます。

○田村都市計画課長
 容積移転に関してのお尋ねでございます。

 東京駅前地区、こちらをモデル街区といたしました経緯でございますけれども、この容積の移転の問題につきましては、日本橋川川岸の容積を下げる、そういった計画と、それから、もう一つはそれだけでなく移転先、受け入れる側の計画というものが組み合わさることによって検討ができるという状況になってございます。そういった中で、この検討を深めていくに当たりまして、より具体的な権利の状況あるいは計画の内容、こういったものをもとに検討するという必要が出てまいりまして、そういった中で、今、八重洲一丁目の地区において再開発事業を地元の方々が検討しているという状況がございますので、モデル、こういった検討をするための対象として少し考えさせていただきたいということを御了解を得たものでございます。

 このモデルというのは、そういった移転の仕組み上の検討をさせていただくモデルということでございまして、この容積移転によって八重洲一丁目地区の再開発を進めていくということを位置づけたものではございませんので、御理解をいただければというふうに思います。

 以上でございます。

○田辺委員
 地籍の調査事業についてでありますけれども、この国土調査法に基づきますと、実施主体を都道府県、そして市町村というふうに分けているんですよね。そうした点からすると、東京都がやったからいいということではなくて、我が中央区は独自の自治体でありますから、区の広報を通じて公示するとか、そういうことが必要なんじゃないですか。東京都がやっているからいいという、そういうことではこの調査自体が区民に徹底されないということになるじゃないですか。ですから、今、東京都がやったから中央区はやらないでいるということにはならないと僕は思いますけれども、もう一度見解をお聞かせいただきたいと思います。

 それから、コミュニティバスの料金問題では、各会派に説明すればそれで議会への対応が終わりだという、そういう考え方というのは間違いじゃないですか。我々、この所管委員会として今まで議論してきた。しかし、この運賃問題についてはまだ結論が出ていない。しかし、結論は出ていないけれども、7月31日には報告させていただきますよ、提案させていただきますよという。そういうことをやったのでは、当委員会はないがしろにされることにもなると思うので、そういうやり方はやるべきではない、とるべきではない。当委員会にもきちんと報告して議論を経た上で7月31日に報告するべきだ、そういうルールをきちんと守るべきだと、こう思いますので、見解をお聞かせいただきたいと思います。

 それから、資料6に関連してでありますけれども、容積率を下げる日本橋川周域、これは結局、面積的にはどのようになるんですか。何ヘクタールになるのかお聞かせいただきたいと思うんです。モデル街区を設けるからといって、そこに容積を移転するわけではないんです、検討ですと、こういうことでありますけれども、しかし、あの地域は相当な容積率のまちづくりを検討されているようでありますから、当然皆さん方の頭の中にはそういう計画があるのではないでしょうか。全くないんですか、お聞かせいただきたいと思います。

 それぞれ端的にお答えいただきたいと思います。

○越地土木部長
 まず、地籍調査の関係でございますが、当然区民への周知は必要だということで考えてございます。私どもとしましては、今年度行うところの当該地の住民の方々に9月ころに地元説明をするということで今後周知してまいりたいと思っております。

 また、先ほどのコミュニティバスの運賃の関係でございますが、委員会の軽視ではないかというような御質問であったと思います。

 正副委員長と御相談の上、どういう形で対応するか、今後相談の上、決めていきたいと思ってございます。

 以上でございます。

○田村都市計画課長
 低層化を考えている区域規模でございますけれども、申しわけございません。手元に、今、数値がございませんので、具体的にお答えができないという状況でございます。御了解いただければと思います。

 また、具体的な容積移転について組み合わせが決まっているのかということでございますけれども、これについては、今回資料で御説明しましたように、ステップ1、2、3というような段階を踏むことによってこういった移転が可能だということが、机上ではある程度整理がついたと。それをモデル地区を使って具体的な数字等の検証をしながら、本当にこういったことができるかどうかを検討するという、そういった位置づけでございますので、まだ具体的な組み合わせ等が確定しているということではございません。御理解をいただければと思います。

 以上でございます。

○田辺委員
 正副委員長と相談ということですけれども、必ず当委員会に報告した上で7月31日に臨む、このことを私は強く望みたいと思いますし、そうした立場で正副委員長はこの問題に対応していただきたい。このことを強く申し述べて、委員長の御見解もお聞きしておきたい、こう思います。時間も余りないようですが、どうぞ、答弁をいただければ。

○鷲頭委員長
 これまでの過去の事例も検討いたしまして、後で副委員長とも相談をして考えたいと思います。

○田辺委員
 当委員会を開いて報告をしなければだめですよ。それが議会のルールじゃないですか。そういうことで、私は強く要求をしておきたいというふうに思います。

 それから、東京駅前の開発の問題では、机上では整理できたが、実際にはどうなるのかという話ですけれども、最後にお聞きしますけれども、この関連でどういう法律の改定が必要になるのか、それについてお答えいただきたいと思います。

○田村都市計画課長
 今検討しておりますのは、現行制度の組み合わせによるというものでございまして、法等の改正というようなことは検討対象とはなってございません。

 以上でございます。

○田辺委員
 終わります。

○小坂委員
 コミュニティバスに関して御質問させていただきます。

 まず、田辺委員の御発言、私もやはりこれは予算にかかわってくる問題でもありますので、運賃を幾らに設定するというのは大きく議会、中央区の行政のあり方の根本にかかわってくる重大な問題だと思いますので、真摯に受けとめていただきたいと思います。

 コミュニティバスに関しましては、まず1つ目はパブリックコメントなんですけれども、これの資料がきょうの報告資料の中にも入っていないんですけれども、第4回の検討委員会におきまして、このパブリックコメント、すべて出されたものをもう一度出すのかどうか、そのあたりを教えてください。

 2つ目は、コミュニティバスは、まずだれのための足になるか考える場合、それは高齢の方や障害のある方々を一番最優先に考えて、それらの方々のための足になるべきだと私は考えるんですけれども、それに関しての区の考え方はいかがなものでしょうか。福祉のまちづくり等も考えた場合は、それが一番あるべきじゃないかなと私は考えますが、いかがでしょうか。

 3つ目は、それとも関連してきますけれども、私も第2回定例会、今回、さわやかワーク中央のところあたりへバスの路線を広げていくべきであると御質問させていただきました。これに関して、時間的な問題、交通渋滞等も考えられるからということであったんですけれども、お伺いしたいのは、そのようなところの交通渋滞や時間的な調査をしたかどうか。しているのであれば、その資料を出していただきたいと思うんですけれども、このあたりをお願いします。

 最後ですけれども、当然、道を走らせてみて使い勝手を見ながら変更していくというふうなあり方であるべきだと思いますけれども、その場合の協議会をどのように立ち上げていくのか、そのあたりの考え方ですね。ですから、それは区民代表を入れたり、区議会代表を入れたりして委員会構成していくと思いますけれども、そのあたりの、走らせた後、このコミュニティバスをどのように区民の足になっているかというのを評価する、そのための協議会なりをどのように立ち上げるか、そのあたりの考え方をお願いします。

○有賀土木部管理課長
 まず、パブリックコメントの第2回目の結果についてでございますけれども、こちらにつきましては第4回の検討会の中で御報告させていただきたいと思います。

 それから、次に、コミュニティバスを走らせるのはだれのためにかということでございますけれども、コミュニティバスの検討会の中ではコミュニティバスの基本方針というものをお示しさせていただいておりまして、その中では区内の主要施設へのアクセス向上、また高齢者ですとか児童の方の移動の支援、それから通勤・通学者のための移動の足の確保、さらにはそれらを総称しまして既存の交通施設との連携性を保って中央区全体の交通の利便性を高める、そのようなことでございます。

 それから、交通渋滞についてでございますけれども、交通渋滞につきましては、これは区内全体の交通渋滞について、今、具体的な名前をお示しすることはできませんけれども、調査したものはございまして、そういった全体の交通渋滞情報というものをもとに、靖国通りにつきましては両国方向に向かって交通渋滞が日常的に起きているというデータをもとにお話をさせていただいているところでございます。

 それから、協議会でございますけれども、協議会につきましては、前回もお話をさせていただいたかと思いますけれども、今後バスの運行状況を見まして、おおむね1年程度を目安に協議会を立ち上げまして、その中で区民の代表等を交えまして今後のコミュニティバスのあり方について検討をしていきたい、そのように考えております。

 以上です。

○小坂委員
 では、だれのためというところが、やはりその中にも優先順位をつけていく必要があるじゃないですか。そうなった場合、私は高齢者や障害のある方々を最優先に考えるべきだと思いますけれども、それに対しての御見解をお願いします。

 もう一つ、交通渋滞に関してのところですけれども、もし、さわやかワークに回した場合にどれだけおくれが出るのか、区としては何分という評価を出したのか、そのあたりを教えていただければと思います。

○有賀土木部管理課長
 今回のバスの対象者の主な方につきましては、当然、現在高齢化が非常に進んでいるということもございまして、高齢者の方、あるいは今、委員からありましたような障害者の方もその対象にはなろうかというふうに思いますけれども、現在バリアフリー化が交通機関の中でいろいろと進んでおりますけれども、ただ、バリアフリー化が進む一方、やはりそれだけでは十分でないということ、またそれぞれの御自宅からなるべく近い場所からバスに乗っていただいて、それぞれ目的地になるべく近い場所でおりられるような、そういう意味から今回このバスを導入することを決めたということでございます。

 それから、さわやかワーク中央への接着でございますけれども、今回のバスルートからさわやかワーク中央を回るというルートを検討いたしますと、距離にして約900メートルほど延びます。バスの平均の移動速度というのは、今現在見込んでおります速度がおよそ8キロ程度ということでございますので、今よりも10分程度余分にかかる可能性があるというふうに考えております。

 以上です。

○小坂委員
 わかりました。

 では、今後区民の足になるように検討いただければと思います。

 報告に関する質問を終わります。

○鷲頭委員長
 それでは、理事者報告に関する発言も終わったかと思いますので、議題に移りたいと思います。

 環境保全及び建設行政の調査について、御発言を願います。

○小坂委員
 まず、1点目が築地市場の再整備に関してです。

 築地市場の移転問題に関しまして、今回都議会議員選挙がありまして、築地市場移転反対派が多数を都議会の中で占めるという状況のもと、我々が求めていた現在地再整備に一歩近づいたと考えられます。となると、区はどのように今後それに対して準備していくのか、そのあたりの考え方があれば教えていただければと思います。これが1点目です。

 2点目は、朝潮運河にかかる歩行者専用橋に関してです。

 これに関して、前委員から資料請求がありました。これに関して、1つの質問は、前回の委員会ですか、歩行者専用橋平面レイアウト比較表とか第4案イメージパースとか、このような資料を提出していただいております。これがいつ作成され、どこの設計会社によってかかれたのか、これが載っていないので、このあたりを教えていただければと思います。

 2つ目の質問は、今後の住民説明会をどのように開催していくのか、この日程がもしわかっていれば、わかっている分を我々に教えていただければと思います。これは後ほど資料請求のような形で教えていただければと思います。

 3つ目は、このイメージパースで見たところ、橋に屋根がかかっているんですけれども、この屋根が耐震設計、本当に大丈夫なのかどうか、そのあたりの分析をお願いします。

 4つ目が、結構この橋に関しては反対している方々がふえています。そういう中で、この実施設計をいつ進めていくのか、このあたりの日程的なところが明らかであれば、いつ実施設計に入るのか、それをどこに委託して入るのか教えてください。

 最後ですけれども、晴海通りに沿った歩行の混雑を緩和するということですけれども、そういうところから考えると、本当に歩行者数の分析というのはとても大事になってきます。現状において、区から出されている現況交通量、東側歩道7,023人、西側919人/hというふうに書かれていますが、これはずっと前のデータだと思いますけれども、これはいつのデータか。直近において、それが今どうなっているか教えてください。

 資料として将来交通量が出されてきますけれども、この将来交通量が勝どき方向に向かうのと、勝どき方向から来るのとの内訳もきちんと入れて我々に資料として提出していただきたいと思いますけれども、そのあたりをお願いできるかどうか、お願いします。

○矢田区長
 築地市場の問題、これは本当に重要な問題ですから、都議会でどういう御意見が出てくるのか慎重に見きわめて、適切に対応していきたいと思います。

○吉田副区長
 歩行者専用橋についての今後の基本的な方向性でございますが、説明会等たび重ねているわけでございますが、現実の問題として、やはりかなり、橋が接着する部分のマンションの方々と区との話し合いというようなものが、話し合いという状況になっていない部分も大変あるわけでございまして、説明の仕方、これからの協議の仕方についてはちょっと検討しなきゃいけないというふうに私どもとしては考えています。

 個々に説明等について、今後の予定ということでお尋ねでございますけれども、説明のあり方というものについて、それから今後この橋というものを具体的に実現していく、あるいは実現しないというような考え方もあるんでしょうけれども、そういった部分について地域全体としてどうなんだということについて、もう一度きちんとした議論をする必要があるかなというふうにも考えておりまして、その点については各会派と、それから地元とも十分協議をさせていただいて、今後の説明のあり方について検討したいというふうに思っているところでございます。

○近江道路課長
 朝潮運河の歩行者専用橋について幾つか御質問いただきましたので、それについてお答え申し上げます。

 まず、比較表、さきに提出のものにつきまして、いつつくったか、どこの設計会社かということでございますが、平成20年度の基本設計の委託の中で作成したものでございます。設計会社につきましては、すみません、ちょっと正確な名前を覚えていないんですけれども、後ほどまたお伝えできればと思います。

 それから、説明会の日程についての資料ということでございますが、今現在のところは説明会、次回につきましては、日程について定めがございません。直近では22日に反対をしている方と会うというような約束はとらさせていただいております。

 それから、屋根の耐震設計は大丈夫なのかということでございます。

 昨年度行いましたものにつきましては、橋梁の形式を定めるという視点での設計でございますので、耐震等につきましてはこれから行います詳細設計の中で決めていきます。ただ、設計に当たりましては阪神・淡路大震災に耐えられるように設計をしていくということが基本ですので、この点については大丈夫であるというふうに思います。

 それから、実施発注の時期はいつかということでございますけれども、この夏以降ということは考えてございますが、具体的な日時についてはまだ未決定でございます。

 それから、歩行者数はいつのデータかということでございます。

 これは、過去の委員会でも委員のほうに御答弁申し上げたところでございます。平成19年6月19日火曜日ということでございます。その後の増減についてということでございますが、本年2月に測定しましたところでは、朝8時台につきましては通行者数が2%アップ、9時台につきましては5%のアップということで、いずれも歩行者数が増加しているという結果でございました。

 以上でございます。

○小坂委員
 築地市場の関連に関しては、どうぞよろしくお願い申し上げます。現在地再整備に一歩近づきましたので、それをぜひ実現していきたいと考えます。

 歩行者専用橋に関しては、まず本当に住民へいかに説明していくかというところ、副区長がおっしゃいましたように大変重要な部分かと思いますので、うまく合意形成をとれるように、もし合意形成がとれない場合といいますか、そういう場合はやはりこれはもう一度見直す、やらない方向でも見直す必要があるんじゃないかなと私は考えます。

 歩行者数は、最新のデータですね、これ、もしよろしければこの委員会で資料請求をしたいと思いますが、資料請求の部分だけお願いします。

○越地土木部長
 直近の歩行者数のデータ等につきましては、正副委員長と御相談の上、出す方向で検討してまいります。

○小坂委員
 では、私の質問を終わりますが、ぜひとも区民の方と十分合意形成の上、行っていただきますようよろしくお願い申し上げます。

○鷲頭委員長
 ほかに発言はございませんね。

 では、継続審査ということでよろしいでしょうか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○鷲頭委員長
 それでは、次に、午後から管内視察がございますが、晴海トリトンスクエア、晴海二丁目土地区画整理事業及び護岸整備事業現場等の視察を実施いたしますので、午後1時15分、正面玄関前に集合を願います。マイクロバスを用意しております。

 では、午後1時15分まで休憩といたします。

 なお、委員の方と担当部長の方だけ少しお残りいただきたいと思います。

(午前11時27分 休憩)


-委員会を閉じた後-

 行政視察については、10月下旬の2週間で、4常任委員会の視察を実施する予定であり、日程・視察先等詳細は正副委員長に一任する旨が確認され、了承された。


(午後1時12分 再開)

○鷲頭委員長
 再開(車中)

〔視察等日程は別紙のとおり〕

○鷲頭委員長
 閉会(車中)

(午後3時43分 閉会)


「別紙」

環境建設委員会視察等日程

○日程

委員会開会 10:00

(理事者報告・質疑)

[休憩]

区役所出発 13:12

委員会再開

晴海トリトンスクエア 13:20~14:15

東京臨海部のまちづくりについて(ビデオ)

晴海二丁目・晴海三丁目視察場所の全体説明

晴海二丁目土地区画整理事業及び 14:20~14:40

護岸整備事業現場

晴海三丁目西地区市街地再開発事業 14:44~15:34

及び護岸整備事業現場

委員会閉会(車中) 15:43

区役所到着 15:50

○視察概要

・東京臨海部のまちづくり等について (晴海トリトンスクエア会議室)

 東京臨海部のまちづくりについて、模型及びビデオを見た後、会議室において、委員長あいさつの後、職員の紹介を受け、晴海二丁目土地区画整理事業、晴海三丁目西地区市街地再開発事業及び晴海三・四丁目護岸整備事業の説明を受け、質疑を行い、その後、晴海二丁目土地区画整理事業及び護岸整備事業現場、晴海三丁目西地区市街地再開発事業及び護岸整備事業現場に赴き、つぶさに視察を行った。

お問い合わせ先:区議会議会局調査係 
電話:03-3546-5559

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