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平成21年  環境建設委員会(9月29日)

1.開会日時

平成21年9月29日(火曜日)
  午後1時30分 開会
  午後2時24分 閉会

2.開会場所

第二委員会室

3.出席者

(8人)
委員長 鷲頭 隆史
副委員長 小坂 和輝
委員 押田 まり子
委員 鈴木 久雄
委員 中嶋 寛明
委員 中島 賢治
委員 田辺 七郎
副議長  植原 恭子

4.欠席者

(1人)
議長 石島 秀起

5.出席説明員

(12人)
矢田区長
髙橋副区長
吉田副区長
宮本環境部長
小川環境保全課長
園田清掃リサイクル課長
越地土木部長
有賀土木部管理課長
近江道路課長
室木都市整備部長
田村都市計画課長 望月地域整備課長

6.議会局職員

奥田議会局長
土谷議事係長
村上書記
武藤書記

7.議題

  • (1)議案第45号 中央区自転車の放置防止に関する条例の一部を改正する条例
  • (2)議案第49号 特別区道の路線の認定及び変更について

(午後1時30分 開会)

○鷲頭委員長
 それでは、環境建設委員会を開会いたします。

 去る9月25日の本会議におきまして本委員会に付託された議案の決定に当たり、その内容を十分に審査する必要があるとして、本日、開会をいたしました次第であります。本委員会の運営につきましては、委員各位の格段の御理解と御協力をいただきますよう何とぞよろしくお願い申し上げます。

 なお、本日、議長は公務のために欠席いたしますので、御了承を願います。

 審査方法についてですが、付託された各議案について一括して説明を受け、一括して質疑を行い、質疑終了後、それぞれの議案を別々に起立採決によりお諮りすることでよろしいでしょうか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり」〕

○鷲頭委員長
 それでは、そのように取り扱わせていただきます。

 では、理事者の説明をお願いいたします。

○越地土木部長

 1 議案第45号 中央区自転車の放置防止に関する条例の一部を改正する条例

                                  (資料1)

 2 議案第49号 特別区道の路線の認定及び変更について 

以上2件報告

○鷲頭委員長
 それでは、発言をしていただきますが、発言の時間制につきましては、通常の委員会での例によりますが、採決にかかわる時間10分間を考慮し、各会派の持ち時間を算出することといたします。現在、午後1時32分でございますので、自民党さんが80分、公明党さんが35分、日本共産党さん35分、友愛中央さん35分ということです。

 それでは、御意見のある方はどうぞ。

○中島委員
 議案第45号の自転車の放置防止に関しての条例一部改正についての関連でお聞きするんですが、考え方として、今回この地域に駐輪場をふやすというふうにお考えになっていて、年々今後ふえていくのかなというふうに思うんですが、その中で区内における自転車環境の拡大等に関するお考えを一度お聞きしたいなと。今後、どういうふうに自転車を考えているか。区内でエコロジーとして、今、どんどん世間的には、意識的に利用するというふうに広がっているというふうに思っているんですが、やはり区内としても同じようにどんどん広まっていくというふうに考えたときに、区としてはどのように今後、駐輪場の件もそうですが、自転車の走行帯の件と歩道上の自転車と歩行者の取り扱いに関してどのようなお考えで今後進めていくのかお聞きしたいと思います。

○有賀土木部管理課長
 自転車利用者の方が拡大する中で、今後の中央区の自転車対策でございますけれども、まず、これまでの自転車対策と申しますと、中央区の場合、特に通学・通勤の方に対して駅前の放置自転車対策というのがその主流であったかというふうに思います。ただ、昨今、今、委員からもありましたとおり、駅前だけではなくて、例えば休日に自転車に乗られる方がふえているですとか、あるいは通勤・通学以外にも買物等で自転車を活用する方もふえている。そういうような状態で、今現在は主に駅前の放置自転車対策ということでございますけれども、例えば今後につきましては、駅前に買物に来る方に対してどうするですとか、あるいは例えば銀座だとか日本橋、そういうところに自転車で買物に来る方もいらっしゃると思いますけれども、そういう方に対して何か区として対策ができないのか、さらに、そういったところの行き帰りの道路対策、現在は主に広幅員の歩道、そこにおきまして自転車と歩行者を分離する自転車専用道というようなものを設けておりますけれども、そういったようなものについても、できるところについては歩行者の安全を確保しながら拡大していく、そのようなことを検討していきたいというふうに考えております。

 以上です。

○中島委員
 どうもありがとうございます。

 広幅員の件ですと、結局、今回みたいに駐輪場をふやすことによって幅員が逆に狭くなってしまいますよね。そうなったときに、自転車と歩行者の通行に対して妨げが出てくるのではないかというふうに逆に思うんです。ですから、もし人形町の場合、こういう自転車の置き方をしたときに、あそこの歩道で自転車はどこを通るんだという話なんです。歩道を通るんですか、それとも車道なんですかという話なんですけれども。そうなったときに、私は車道だろうというふうに思うんですが、では車道を通るためには、そのまま車道におりられなかったと思うんですが、一回一回歩道から出していかなきゃいけないというふうに、そこまでいろいろなことを考えているのかというのを1つ疑問に思うんです。

 ですから、将来的に自転車でふだん買い物、最近出てきたようなお話で言われていましたけれども、基本的に買物で使うというのも昔からずっと使われている中で、自転車が歩道の端に置かれるというのは日常茶飯事だったわけです。そうやって考えたときに、では自転車の進む方向と、やはりどちらを走るかというのを明確に考えた上での設置をするべきだろうなというふうに思っているんです。

 それと、今のお話の中でレジャーの件がなかったんですが、今、代々木公園や神宮外苑とか皇居なんかは無料で自転車の貸し出しをして、わざわざ中央区から来てサイクリングをするというような形で、1つエコロジーというのもありますけれども、健康管理とか、あと、自然の中を走る、都心部で自然というのもおかしいですけれども、そういった用途に変わってきているというふうに考えたときに、では、うちの区内も今後、まだ10月2日、決定はしていないんですが、オリンピックスタジアムなんかができたときに、やはり晴海を中心として自転車を走行するような状況にもなるというふうに考えたときに、では、そのコースとか駐輪とか、区は今後、そういうことまでも考えているのかなと。今までずっと現場対応で一つ一つ、何か問題があると、そこに対応する、問題があると、何か対応するという形で、私から言わせれば後手後手だったのではないかなという気がするんです。ですから、区として明確な自転車の環境整備に対する方針をしっかり持つべきだろうというふうに思いますが、その辺はいかがお考えでしょうか。

○越地土木部長
 ただいま委員からの御指摘でございますが、まず自転車の環境整備ということになると、確かに走行上の環境整備、それから自転車をとめるところの駐輪の環境整備、そういったもの全体をやはり総合的にやっていかなきゃいけないという認識は持ってございます。

 当然、先ほど管理課長が御説明しましたように、広幅員の道路で自転車レーン等をつくっていくんだという話のもとには、やはり都道ですとか国道ですとか、そういったものも含めて全体のネットワークを考えていかなきゃならない。その中で、それでは買い物に来た人、それから駅を利用される方、そういった人の駐輪場をどういうふうにつくっていくのか、それを総合的に整理をしたものをやはり区としても持つべきだろうと、そういう考え方は我々も持ってございます。そのためには、まず実態をきちっと把握する必要があるだろうという認識も持ってございます。そんなことから、我々としては実態調査を早急に行って、どういう走行状況にあるか、当然、平日の場合、それから休日、祭日等のレジャーの利用等も含めて、自転車利用の実態調査を私どもとしてはきちんと調査をした上で対策をとっていきたいという考えでおります。

 以上でございます。

○中島委員
 どうもありがとうございます。

 今回の駐輪に関して別に文句を言うわけではないんですが、やはりしっかり将来的な利用環境を考えた上で、こういうのは一つ一つ考えていただきたいというのが大きな私の願いだと。

 それとともに、今、いろいろ世間的にも温暖化とかいうような問題でCO2を削減しようという中で、今後、自転車の活用がだんだんふえていくというふうに考えたときに、やはり道路の問題とか自転車走行帯の問題とか、あと自転車の駐輪の問題とか、今後、区民が利用する上で、利便性もそうですし、健康の面でもそうですし、いろいろ公害的なものもそうなんですけれども、一つ一つを別々に考えるのではなくて、やはり総合的に区として考えていただいて、よりよい、住みよいまちにしていただきたいというのが願いでして、今後も取り組んでいただくのは本当にありがたいというふうに思いますが、もっと大きな目で計画を立てていただいて、将来のためによろしくお願いしたいということを言わせていただいて、質問を終わります。

○田辺委員
 最初に、人形町の駐輪場の問題について伺いたいと思います。

 この駐輪場の設置で新たに58台分の駐輪が可能になるということなんですけれども、既に55台分をつくっているんですけれども、将来的にはここの駐輪場の需要といいますか、それはどのように見ておられるのか。この58台で需要を満たすことになるのかどうか、まずその点についてお話ししていただきたいと思います。

 よろしくどうぞ。

○有賀土木部管理課長
 人形町駅周辺の自転車の需要でございますけれども、私どもが毎年この地域にとまっている自転車の数を調査しますと、おおよそ450台から500台程度という状況でございます。現在、人形町に58台の駐輪場、それから4月につくりました人形町通りの駐輪場55台とありますけれども、現在、この地域には約200台強の駐輪スペースがあります。これだけでは、現在、その四百数十台を収容することはできませんが、委員も御存じのとおり、今現在、人形町区民館跡地におきまして地下式駐輪場の整備をしております。この駐輪場ができますと、この地域におきましては450台近い駐輪スペースが確保できるということで、おおむね現在の状況であれば、すべての自転車が収容できるのではないかというふうに考えておりますが、ただ、人口等がふえて、今後さらに自転車の数がふえることもありますので、その場合には私どもとしましても、きちんと、現在とまっている自転車の状況を把握しながら対応、検討していきたいというふうに考えております。

 以上です。

○田辺委員
 現在450ぐらいあって、それは人形町区民館の地下駐輪場も含めると、何とか対応できるんじゃないかということですけれども、お話があったように、先ほどの委員からのお話もありましたけれども、やはり自転車を利用する人たちがこれからどんどんふえていくだろうというふうに思いますし、周辺の再開発の関係で、また車はふえていくだろう、こう考えます。そこで、今言われた450台ぐらいの駐輪を確保するということでありますけれども、さらにその先のことについてはどう考えておられるのかということをお聞かせいただきたいと思います。

 もう一つは、これは登録するわけですよね。利用については登録すると。登録できる台数といいますか、利用者といいますか、それは今度58台ふやすわけでありますけれども、58ということではないんでしょうね。どのぐらい、1スパンについて1.5とか2とか、そういうようなことを考えておられるんでしょうけれども、それはどういう計算をされておられるんでしょうかね。これをお聞かせいただきたいなというふうに思います。

 それから、もう一つ、ここの問題では、やはり登録していなくても駐輪できる、そういうスペースはやはり確保しておかなければならんだろうというふうに思います。登録には限りがあるわけでしょうから、それ以外に登録していない人も駐輪できるような場所の確保という点ではどのように考えておられるのか、お聞かせいただきたいと思います。

 よろしくどうぞ。

○有賀土木部管理課長
 まず、今後の対策でございますけれども、今回、駐輪場58台、そして、さらにその先200台というふうにふやしていくわけでございますけれども、やはり土地に限りがある中央区でございますので、郊外のように次から次へ駐輪場をつくることはなかなか難しいという状況にあります。ただ、今現在、人形町に設置しておりますが、そのほかにも予定としては、水天宮前あるいは東日本橋地区などにも今後整備をしていく予定でございます。

 それと、もう一つは、現在とまっている自転車がどのような自転車であるかということを調査しまして、適正な整備状況になった時点で、それとあわせまして、例えば放置禁止区域の指定をする、そのようなことをしまして、この地域の自転車の管理を適正に行っていきたい、そのように考えております。

 それから、収容台数と登録台数の関係でございますけれども、実際に現在、4月に開設しました人形町通りの第1期分の駐輪場につきましては、55台の収容台数ですけれども、現在80台強の登録があります。これは、例えば人によっては使う時間帯がずれていたりとか、あるいは日によってはとめないとか、そういうこともありますので、実際の収容台数よりも若干多目の登録を見込んでいるところでございます。

 それから、登録しなくてもとめられるスペースということでございます。

 駐輪場によって、それぞれの駅前の駐輪場によって性格は違うと思いますけれども、人形町駅前の駐輪場につきましては、商店街が非常に近接しているということで、先ほどもちょっとお話ししましたけれども、例えばある一定の時間だけ買い物に来るような方もいらっしゃいますので、そういう方についてどういうような対応をとるかということにつきましては、地元商店街等の意向もありますので、そういった方々と協議しながら、今後検討させていただきたいというふうに思っております。

 以上です。

○田辺委員
 将来的には水天宮、東日本橋地区の増設も考えているということでありますけれども、放置禁止区域の指定というのは、これがやられると直ちにそれ以外のところは持っていかれるという、そういう仕組みになりますよね。法的な拘束力を与えるということになりますから。それは、いつそういう指定をこの地域にされるのか、この点は大変重要なことだと思いますので、もし見通しを持っておられるんだったら、お聞かせいただきたいなというふうに思います。

 それから、登録しなくても駐輪できるスペースというのは、土地に限りがあるから難しいだろうと、こう言われておりますけれども、登録の仕事が終われば、もうそういう自転車というのはシャットアウトされるということですよね。シャットアウトされて、なおかつ放置禁止区域が指定されれば強制的に持っていかれる、こういうことになっていくんでしょうけれども、やはりその間の住民の皆さん方、あるいは商店街の皆さん方との話し合い、合意というのは大変大切ではないかと、こういうふうに思っておりますけれども、そうしたことも含めて対応、対策はどうなのかということをお聞かせいただきたいなと思います。

 それから、今、自転車の利用というのがどんどんふえてくる中で、レンタサイクルという取り組みもいろいろなところでやられています。先日でしたが、日経新聞でしたか、朝日新聞でしたか、丸ノ内の界隈でレンタサイクルをやるということで大変注目を浴びておりますけれども、こうした視点で中央区として、行政として、みずからの仕事としても、あるいは商店街あるいは町会あるいは商業ビル、こうしたところと連携して、レンタサイクルの考え方を検討されているのかどうか、これをお聞かせいただきたいと思います。

 よろしくどうぞ。

○有賀土木部管理課長
 まず、人形町地域の放置禁止区域の指定時期ということでございますけれども、これにつきましては、私どもで放置禁止区域を指定するためには、まずその地域に十分な駐輪スペースが確保されているということが大前提というふうに考えておりますので、少なくとも人形町区民館跡地の地下駐輪場ができて、その後、その地域の実態を確認した後で指定するのであれば指定をさせていただくというようなことになるかと思います。

 それから、登録していなくてもとめられるスペースについてですが、ただいま私の答弁で若干誤解をされた点もあろうかと思いますけれども、これはそういうものをつくらないというわけではございませんで、今は一月単位の定期制で運営しておりますけれども、例えば時間制のようなものを今後導入するようなことにつきましては、地元の方たち等々ともお話し合いをしながら、その中で検討をしていきたいというふうに考えております。

 それから、レンタサイクルについてでございますが、レンタサイクルにつきましては、私どもも都心区においてそのような動きがあるということは十分承知しております。ただ、現状で、今、区で実際にこういうふうにやろうということではございません。そういうような具体案があるわけではございませんが、これについても、やはり今の自転車ブームということ、それから都心に限られた土地しかないというようなこともございますので、その中でレンタサイクルについても検討をする必要はあろうかと認識しております。

 以上です。

○田辺委員
 ぜひレンタサイクルについては検討を深めていただきたいなと、こういうふうに思います。

 それから、登録されていない自転車の扱いの問題では、今言われたように1か月単位の登録から時間制の導入も考えていきたいと、こういうことを今言われましたけれども、ぜひ登録する人をきちっとふやして、登録した自転車は駐輪できるようにするということとあわせて、いろいろなニーズがあると思いますから、そうしたニーズの現状を踏まえながら対応していただきたい、このことを申しておきたいなと思います。

 次に、特別区道の路線の認定のことについて伺いますが、環状2号線の関係で豊洲大橋がここに顔を出す。その関係でバス路線の変更ということも出てきているわけでありますけれども、豊洲大橋が、川を渡って、運河を渡ってきて、晴海四丁目4番あるいは9番のところに出てきているわけでありますけれども、これは清掃工場の入り口の前に設置をする、ランディングする、そういうことだというふうに思いますけれども、これはいつごろの予定とされているのか。新しい道路の認定に伴って10月26日に施行予定と書いてありますけれども、それとの関係で環状2号線の豊洲大橋の取りつけのところが、その日程との関係で、おりてくるのか、その点についてお聞かせをいただきたいなと、こういうふうに思います。

 それから、もう1点は、この場所に、晴海五丁目に臨港消防署が移りましたけれども、臨港消防署の消防車の走るルート、これは主にどこを考えておられるのか。走るルートです。臨港消防署の消防車の走るルートはどういうことになるのか。新たに、836号線というのが延長されますけれども、この道路を、これは大変細い道路ですね、を使うということではないと思いますが、そうなりますと、臨港消防署の車の運行というのは、どのルートを主に使われるのか、これをお聞かせいただきたいと思います。

 よろしくどうぞ。

○有賀土木部管理課長
 まず、一番最初に訂正でございますけれども、先ほど自転車につきましては1か月の定期制と申しましたが、それは間違いでございまして、2年間の登録制でございましたので、訂正させていただきます。失礼しました。

 それから、環状2号線の豊洲大橋の際ができる最終的期限は、現在、東京都から伺っているところによりますと平成24年度ということでございます。

 それから、臨港消防署の消防車が走るルートにつきましては、現在、私どもではっきり確認しているわけではございませんけれども、今現在、補助314号線と区道の2ルートがありますけれども、どちらを通るということについては、現在、確認しているところではございません。

 以上でございます。

○越地土木部長
 1点答弁が漏れておりましたので。

 施行の10月26日の関係はどうなっているのかというご質問でございます。

 これは、実は東京都のほうも路線の変更をしなければいけなくなります。先ほどの臨港消防署のところへつなぐような形の、北に上がっていく314号線のところ、それについても東京都のほうも変更しなきゃならないので、時期をあわせて、区道の認定とあわせて東京都のほうの手続をしますよと。ほぼこの時期にあわせて両方とも整備をしましょうと。いわゆる法的な整理をしておきましょうということで手続を進めているものでございます。ですから、完成時期とは全く別な話で、いわゆる道路法上の手続を区道のほうで、今、こういう形で新たな認定と変更というふうにやるような形で、東京都のほうも都道のほうの変更をしますという中身でございます。

 以上でございます。

○田辺委員
 そうしますと、10月26日というのはバスの路線がこの日から、こう曲がるということではないということなんですね。さらに、特別区道884から臨港消防署のほうに向かう部分については補助314号線と、こういうことだから、これは東京都の所管だということですね。そういうことですね。そうしますと、バス路線は、今、清掃工場の前まで来て、客船ターミナルに行くには左折をして右折をする、そういうルートをとっていますけれども、このルートというのは当面変わらないということなんでしょうか。そこのところを教えていただきたいということです。

 それから、836号線については道路の延長ということで、ほっとプラザはるみの前を通って道路の延長ということでありますけれども、ここは消防車も必要であれば通る、こういうことなんでしょうか。大変狭いところで、たくさん車が駐車しています。そういうルートをとられるのかどうか、現にとっているのかどうか、お聞かせをいただきたい、こう思います。

 よろしくどうぞ。

○越地土木部長
 まず、バスのルートの話でございますが、これは、この秋の時期にバスルートを変更したいというふうに東京都のほうでは申しておりまして、それに伴いましてバス停もほっとプラザはるみ入り口というバス停が、ちょうどほっとプラザの前あたり、314号線のところに新たにバス停を移設するということで聞いております。その具体的な時期でございますが、まだ東京都のほうから連絡はございませんが、工事ができ上がり次第、ここに移すということで聞いております。

 それと、バスルートをなぜここに変更するのかということを若干申しますと、ちょうどスロープができまして、その下をどうしてもバスは通ることができないということで変更するわけでございますが、当然、工事期間もありますので、今からバスのルートは変更しておきたいというのが東京都の考えでございます。

 それと、もう1点、消防自動車のルートでございますが、消防自動車は1ルートだけというわけにはいきませんので、314号線も通りますし、先ほどの区道の延伸したところ、ここのところも通るということで考えてございます。その場合、環状2号線ができても通れるような形で、環状2号線の下のアンダーパスができるような形で考えてございまして、すべての消防車両が通れるわけではございませんが、大型のやつは通れないというふうに聞いておりますが、ほとんどの車両、はしご車を除く車両は通行が可能だということでの高さの関係の調整もしているところでございます。

 以上でございます。

○田辺委員
 バス路線については、ほっとプラザはるみのところにバス停を1つつくるということですけれども、そうしますと、この特別区道中月第884号線というのはバスだけが通るということになるんでしょうか。それとも、ほかの一般の車も今までのルートを変更して、真っすぐ清掃工場の入り口正面から入ってきて、このバス路線と同じところに出ていく、そういうふうになるんでしょうか。ここのところがよくわかりませんので、教えてください。

○越地土木部長
 ただいまの御質問でございますが、私ども、今、バスルートの変更ということで御説明しておりますけれども、要するに、ここのところが供用できるような形で道路法上の整備もいたしますので、一般車両は両方通れるような状況になってまいります。つまり、今のバスルートにしたところも一般車両が通れるような状況にするということでございますので、バスは必ずここのルートを通るような形になりますが、一般車両は両方のところを通るような形になってまいります。

 以上でございます。

○田辺委員
 わかりました。質問を終わります。

○小坂委員
 では、区道の認定のほうから御質問させていただきます。

 まず、1点目は確認です。繰り返しになってしまうかもしれませんけれども、これを認定した後は、ほっとプラザはるみの東京湾側の道路も通行が同時に可能になるというふうに考えてよいのかどうか。今、消防車のルートが2方向性になるということをおしゃっていたので、当然、可能になるということでいいと思うんですけれども、一応念のためにもう一度確認させてください。

 2点目は、この区道の土地というのは、もともとどこの土地だったものが区道の土地になったのでしょうか。東京都の土地を東京都から買い上げて区道にしたという理解でいいんでしょうか。その面積の部分が区の持ち物になったということですので、それによって、ちょっとしつこい質問になるかもしれませんけれども、区が固定資産税を払うというふうな形になっていくのでしょうか。このあたりを教えていただければと思います。

 とりあえず、お願いします。

○越地土木部長
 まず、通行が可能になる道路の話でございますが、一般車両に関して、ほっとプラザはるみの両方、北側も南側も通れるような形になります。

 それと、今の土地の話でございますが、もともとはこれは港湾局が持っていた土地ですから、もともとは都の土地でございます。それで、この区域につきましては土地区画整理事業の網がかかっている土地でございます。したがいまして、ここの整備につきましては、東京都の第1区画整理事務所というところの事務所が整備いたします。そうしたときに、当然、区画整理事業が終了する時点、いわゆる換地処分の時点までは、この管理もすべて区画整理事務所、東京都のほうで行いますので、区道部分につきましても東京都が管理をするということでございます。それで、換地処分の時点で土地が動きますので、区道のところにつきましては区の土地という形で、換地処分の段階で区に参ります。その時点で、土地的な権原は整理がされるという形になります。

 土地は当然、無償でございます。事業の中で整理をする、区画整理事業の中で新旧の土地の整理をいたしますので、お金は全くかかりません。その時点から区の土地になりまして、区道として、区が管理することになります。

 以上でございます。

○小坂委員
 大変詳しい御説明ありがとうございました。

 このように、ちょうど晴海二丁目、四丁目、五丁目のあたりがそういう土地区画整理事業をやっている箇所でございますので、もし可能でしたら、晴海の地区と言ってしまう、一丁目、二丁目、三丁目、四丁目、五丁目の晴海の中州の全体の土地の所有が、今、どのような形になっているのかという資料を出していただければ、我々も、今後、この全体の区域の土地利用のあり方を考えるに当たっての参考になるのではないかと思うので、もし今後、資料として出していただければありがたいかなと考えます。この中州において、どの部分が国で、どこの部分が都で、どこが区であるかというあたりのことをはっきりと書いたような、はっきりというか、大体というか、その辺を書いた資料がもし出せるのであれば、御検討いただければと思いますが、いかがでしょうか。

○室木都市整備部長
 晴海地区におきます土地の所有関係の資料ということでございますけれども、これにつきましてどのような形で調製し、出せるかについて、正副委員長さんと相談させていただき、対応させていただきたいと思います。

○小坂委員
 ぜひ前向きに検討していただければと思います。このあたりの土地をいかに利用していくかというのが、今後、区政、行政、区民福祉のあり方にとっても大変重要なかぎを握ってくると思いますので、実際に晴海二丁目においては児童館をつくっていただいたりということで、区民福祉に役立つように土地利用はしてくださっております。そのように今後も私たちも考えていきたいと思いますので、今後、この部分が土地区画整理事業や再開発事業がなされていきますので、その資料をぜひとも出していただければと思います。よろしくお願いします。

 では、次の項目に移ります。

 人形町通り駐輪場の増設に戻りますけれども、ここに関しまして一応確認ですが、駐輪場増設費用は予算審議のときの425万7千円でよろしいのでしょうか。これは確認です。

 2番目は、登録、登録というふうに出てまいりましたけれども、ここを利用したいという方の自転車の登録の流れを簡単に御説明いただければと思います。

 3点目は、今後の増設計画、これは前委員からも出てきましたけれども、蛎殻町駐輪場整備のところは、すみません、私も忘れてしまったので確認ですけれども、これはいつぐらいに完了するのか教えていただければと思います。

 とりあえず、そのあたりをお願いします。

○有賀土木部管理課長
 まず、一番最初に、今回の整備に係る費用でございますけれども、整備に係る費用につきましては、委員からただいまお話がありましたとおり、約420万円という金額でございます。

 それから、登録の流れでございますけれども、登録につきましては、資格として中央区に在住あるいは在勤の方で、その駐輪場のあります駅からおおむね300メートル以上離れている方について御登録をいただくということで、登録につきましては申請書をお書きいただいて、それで区のほうへ提出していただくという形でございます。現在、この人形町の駐輪場につきましては、10月20日から募集を開始する予定でございます。

 蛎殻町の駐輪場でございますけれども、蛎殻町のロイヤルパークホテルのわきかと思いますけれども、こちらにつきましては、22年度当初の開設を目指して整備を進めているところでございます。

 以上です。

○小坂委員
 蛎殻町の部分は、これは21年度の予算だったので、22年になって即利用が可能になるという考えでよいのかどうか、もう一度確認させてください。

 それと、もう一つは、登録に関しての考え方なんですけれども、これを登録というふうにやってしまうと、登録した人が利用できて、登録していない人が利用できなくなってしまうので、そうであれば、こういう登録という面倒くさいことはせずに自由に、買い物に来た人が利用できるようなスペースということで、登録なんか不要にしてしまう、中央区民であればだれもが利用できるという考え方にするということと登録と、このあたりの考え方の、いかに考えて登録にしたのでしょうか。

○有賀土木部管理課長
 まず、蛎殻町の駐輪場でございますけれども、こちらにつきましては、今年度工事をしまして、今現在では来年4月1日オープンを目指しております。

 それから、登録制でございますけれども、登録は必要でないのではないかということでございますけれども、登録をしている意味につきましては、まず中央区民の方で、御自宅には駐輪場を持っていますけれども、通勤・通学で駅前に自転車をおとめになる方が非常に多いと思いますけれども、そういった方々に、駅前に放置するのではなくて、決められた場所にきちんと駐輪していただくという、そういう趣旨にのっとって行っているものでございますので、これをもしも無登録ということで駐輪を認めますと、いろいろな方が好き勝手に駐輪をしてしまって、例えば各駅前の収容能力をはるかにオーバーするような自転車がそこに集まってしまう、そのようなこともございますので、そうすると今の状況がさらに混乱した状況になってしまう、そういうこともございますので、駅から一定の距離離れた限られた方に現在はお使いいただいているという状況でございます。

 ただし、先ほど来御答弁させていただいていますとおり、今、自転車の使い方も、単に通勤・通学以外にお使いになっていらっしゃる方も非常にふえていますし、例えば人形町で言えば、短時間だけ駅前、人形町の商店街で買い物をしたいという方も当然おられます。ですので、それぞれの駐輪場の設置状況に応じて、例えば登録しなくても短時間そこで、時間制で御利用できるとか、そういうことについても、現在、区では検討しております。

 以上でございます。

○小坂委員
 わかりました。区民で駅から300メートルより離れた人がということですね。わかりました。

 ぜひとも、これは登録よりは自由に使えるというふうに拡大の方向のほうがいいんじゃないかなと私は思いますけれども、このあたり、また状況を見ながら御質問させていただきたいと思います。

 あと2点なんですけれども、まず、放置自転車の考え方なんですけれども、現在、放置自転車を持っていって置いておく場所というのは、新月陸橋の下の1カ所のスペースを用いているということでよろしいのかどうか。放置自転車の置き場ですね。そのことを教えてください。

 もう一つは、これは今までの議論の中で出てきましたところの、有賀課長が、人形町の周囲には自転車が400台ぐらい利用があるというふうなことを即答されておりましたけれども、駅にどれだけの自転車の利用状況があるという、そのような調査を区はやっていて、それを把握していると理解してよろしいのでしょうか。

 その確認とともに、もう一つ、放置自転車禁止区域という話題が出てきました。今、放置自転車禁止区域というところのものを中央区のどのエリアでなされているのかというふうなことの地図というのは、どこかを見ればわかるのでしょうか。このあたり、今までの議論の中で再度確認させていただきたく、質問させていただきます。

○有賀土木部管理課長
 まず、放置自転車の撤去の場所でございますけれども、基本的には放置自転車の撤去については2段階に分かれておりまして、駅周辺の放置禁止区域に置かれた自転車について、近くに駐輪場があるところについては、一時的にそういった駐輪場に収容している場合もございます。ただ、最終的に放置自転車を集める場所は、今、委員からありましたとおり佃の1カ所のみという形でございます。

 それから、放置自転車の調査についてでございます。

 こちらにつきましては、毎年私どものほうで年1回、各駅周辺の自転車が何台とまっているか、これについては調査しておりますので、その中で中央区の主要駅周辺でどの程度自転車が置かれているかについては毎年把握しておりまして、それもデータにしながら駐輪場の整備を進めている、そういう状況でございます。

 それから、放置禁止区域でございますけれども、現在、中央区では放置禁止区域を7カ所設置しております。これについては地図をつくっておりまして、区民の皆様にもお配りするような形になっておりますけれども、基本的に放置禁止区域はあくまでも自転車駐輪場の整備が一定程度進んでいて、希望すればどなたでも自転車をとめられる状況にある地域について放置禁止区域をかける、そういうふうな形で、現在、放置禁止区域をかけているところでございます。

 以上です。

○小坂委員
 それぞれありがとうございました。

 駅周辺の放置自転車状況、これを調査しているということであれば、我々もその調査状況を見ながら自転車駐輪場の整備のことを考えていきたいと思いますので、そのあたりの調査の資料をもし提出することができるのであれば、お願いしたく考えます。それが1点です。

 もう一つは、放置自転車の撤去場所の件なんですけれども、最終的に新月陸橋の下に置いておくというふうなことがございました。あの場所は、考えてみるに、月島でいえば一等地だと考えます。そのような場所に自転車をとめておくようなデッドスペースをつくるよりは、もうちょっとへんぴなところに放置自転車の撤去場所をつくり、その場所はもうちょっと有効に、保育園をつくったりとか、駅前開発のためのスペースとして用いるべきだと考えるんですけれども、そのあたりの考え方があればお願いします。

○越地土木部長
 放置自転車の台数の資料ということでございます。

 これにつきましては、私ども毎年調査をしたデータがございますので、正副委員長と御相談の上、提出の方向で検討いたします。

 また、自転車の一時保管場所でございます。

 当然、一時保管場所ですので、そこに収容した後は所有者の方にとりに来ていただくということを前提としてございます。したがいまして、いつ、どこで、どういう形で撤去されたのかというものをきちっと管理して自転車を整然と並べるというような形でやってございます。また、この場所は都道でございますので、東京都からお借りして、この場所がとりに来ていただくにも便利な場所だろうというふうに考えてございます。

 ただし、その中でも撤去してきた中で、もう傷んでしまって乗れないような自転車等ございます。サドルが外れていたり、チェーンが外れていたり、ずっと乗っていなかった、パンクしているような自転車、これは築地川公園の下のカルバートのところに自転車を持ってきて、それは最終的には処分する形になるんですが、そういう形で新月陸橋のところとすみ分けをしながら、うまくスペースを有効に使っているところでございます。

 以上でございます。

○小坂委員
 資料のほうは、よろしくお願いします。

 また、新月陸橋の下の利用に関してというところは、まだまだ考えていく必要があると思いますので、これ以上踏み込みますと話題が大分それてしまいますので、このことはまた場を改めて質問させていただきます。

 私の質問は以上でございます。ありがとうございました。

○鷲頭委員長
 それでは、質疑も終了したと思いますので、これより採決に入らせていただきたいと思います。

 まず、議案第45号、中央区自転車の放置防止に関する条例の一部を改正する条例について、起立により採決をいたします。

 本案を可決することに賛成の皆さんは御起立を願います。

〔賛成者起立〕

○鷲頭委員長
 全員起立と認めます。――御着席を願います。

 よって、本案は原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。

 次に、議案第49号、特別区道の路線の認定及び変更について、起立により採決をいたします。

 本案を可決することに賛成の皆さんは御起立を願います。

〔賛成者起立〕

○鷲頭委員長
 全員起立と認めます。――御着席を願います。

 よって、本案は原案のとおり可決すべきものと決定をいたしました。

 次に、本会議における委員長報告の取り扱いについてですが、正副委員長一任ということでよろしいでしょうか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○鷲頭委員長
 それでは、さよう取り扱わせていただきます。

 では、本日の委員会をこれにて閉会をいたします。

 御苦労さまでした。

(午後2時24分 閉会)

お問い合わせ先:区議会議会局調査係 
電話:03-3546-5559

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