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平成23年 地域活性化対策特別委員会(11月14日)

1.開会日時

平成23年11月14日(月)

午後1時30分 開会

午後2時24分 閉会

2.開会場所

第二委員会室

3.出席者

(8人)

委員長 小栗 智恵子

副委員長 中嶋 ひろあき

委員 鈴木 久雄

委員 染谷 眞人

委員 富永 一

委員 堀田 弥生

委員 山本 理恵

議長 石田 英朗

4.出席説明員

(9人)

矢田区長

小泉副区長

斎藤企画部長

黒川企画財政課長

齋藤区民部長

町田区民生活課長

濱田地域振興課長

鈴木文化・生涯学習課長

守谷商工観光課長

5.議会局職員

田中議会局長

横山議事係長

岡野書記

長田書記

6.議題

  • 地域振興、観光振興及び地域経済活性化対策に関すること

(午後1時30分 開会)

○小栗委員長
 ただいまより、地域活性化対策特別委員会を開会いたします。

 本日、理事者報告の関係で、区民生活課長及び文化・生涯学習課長が出席しますので、御了承願います。

 議題の審査に入りますが、質疑につきましては、既に御承知のとおり理事者報告に対する質問とあわせて行いますので、よろしくお願いいたします。

 初めに、理事者報告をお願いします。

○齋藤区民部長

 1 中央区立日本橋公会堂等の指定管理者候補事業者の決定について(資料1)

 2 区民還暦祝い事業 還暦のつどい実施結果について(資料2)

 3 中央区まちかど展示館事業の実施について(資料3)

 4 中央区内共通飲食券「ハッピー食事券」の販売状況について(資料4)

以上4件報告

○小栗委員長
 理事者報告が終わりました。

 発言の持ち時間制につきましては、既に御承知のとおりですので、よろしくお願いいたします。ただいまの時刻は、午後1時46分です。自民党さん76分、公明党さん34分、みんなの党さん34分、日本共産党さん34分となります。

 それでは、質疑に入ります。

 発言をお願いします。

○染谷委員
 では、よろしくお願いいたします。

 まず、私からは資料1と3について質問します。

 まず最初に、指定管理者候補事業者の決定についてなんですけれども、こちらのほうに少し述べてありますが、3社ほど各地区で辞退されています。社内の都合ということがあるんでしょうけれども、一次審査でこれまでそこそこいい成績であって、ここで辞退されるということは、何か突然、担当者、会社の都合ですけれども、何か、わかる範囲内で教えていただければと思います。また辞退するような候補者がこれからも出るのかどうか。応募する方がなければ、競争するにも、競争原理ですので、その辺お話しいただければと思います。

 それと、まちかど展示館のほうなんですけれども、6のその他の(1)に原則として製品の宣伝、営利等を目的としていないこととありますが、これは何か緩和することの考えとかはございますでしょうか。

 その辺についてよろしくお願いいたします。

○町田区民生活課長
 指定管理者の件でございますが、実際に区民館のほう、それぞれ3社という形になっていますが、実際には1社で、それぞれの京橋、日本橋、それから月島地域にそれぞれ分けて募集しておりますので、1社がそれぞれ応募しているところでございまして、実際に辞退があったのは1社でございます。これについては、応募事業者のほうから不祥事的なことがあって辞退をさせてほしいということがございましたので、それに応じて私どもも取り扱いをしたというところでございます。

 以上でございます。

○鈴木文化・生涯学習課長
 まちかど展示館でございます。

 まちかど展示館、これは地域の皆様が地域にある貴重な記録、まちの歴史を掘り起こしながら展示をしていく、そういった仕組みづくりを支援していこうという内容でございます。対象として、3つ御説明をさせていただきました。この中では、中央区は老舗が多うございますので、そうしたところでかねてから保存されてきた、保管されてきたものの展示を呼びかけていこうといった趣旨でございます。

 そうしたことから、この中で、そのお店の商売でありましたり、それが販売促進になる、そういった目的ではございませんで、あくまでも文化の視点から残しておきたいもの、紹介したいものを中心に展示をしていこうという考えでございますので、このあたりは基準をこれから定めていくわけであるんですが、区分ですとか認定の基準、この中で厳密な意味で整理していきたいなと考えているところでございます。

○齋藤区民部長
 第1点目の辞退の理由について補足をさせていただきたいんですが、実は京橋地域ではA社でございますが、3地域それぞれに応募をいただいて、実質的には1社ということで説明を区民生活課長のほうからしてございます。

 その理由でございますけれども、ある自治体におきまして指定管理業務をこの京橋地域のA社が請け負って指定管理業務を行っておりまして、9月に入りましてから一次審査が終わった以降でございますけれども、不正経理が指定管理業務の中で発覚したということが公になってございまして、その自治体につきましても、今後、指定管理の取り消しなども検討しているということでございまして、公になった9月以降に私どものほうに自主的に辞退届をいただいたというような経緯でございます。

 以上でございます。

○染谷委員
 ありがとうございました。

 辞退が3社ではなくて1社ということで、また、今、御説明あったように不正経理、会計経理を不正とか、やはりそういうのは見直さなきゃいけませんので、本当に適正な判断だったと思います。ただ、今後、一次審査はわからなくても二次審査について、例えばプレゼンテーションとかを区民公開もしくは選定委員会の傍聴とか、こういうことを将来的に考えることはできるのでしょうか。また、例えば決定した会社の一次審査からの流れを、関心があれば拝見させてもらうこととかが可能なのかどうかお尋ねしたいと思います。

 それと、先ほどのまちかど展示会のほうですけれども、緩和というのは、例えば歴史的なものがあれば、日本橋地域はいろいろなニーズがあると思います。せっかくそういう機会があるならば、逆に1坪店舗ぐらいを中に設けて、それに関連して、例えば1週、常設というのではなくて短い期間、イベント的なお店といいますか、中央区内の業者にPRできるような1坪店舗、そういうことができればなというふうに考えただけで、ただ、無理でしたら、それは結構です。

 あと、共通プレートというのがあるそうなんですが、大体そのサイズとか、例えば材質とかカラーとか、何か統一性があるのか、それともお店なりのばらばらなのか、そのプレートについて質問させていただきたいと思います。よろしくお願いいたします。

○町田区民生活課長
 指定管理についての公開ということについてのお尋ねでございますが、選定過程におきましては、財務状況とか、あるいは企業のノウハウ、さまざまな観点からの情報を総合的に審査をいたしまして、私どものほうで判断をするということで、そういう意味では、この選定委員会は非公開という形になっているところでございます。

 ただ、委員のほうから、利用者代表ということで今回は3地域のほうから区民の代表ということで出ていただき、また専門的な観点からは経営指導員の方が審査をしたり、あるいは総合的には学識経験者ということで大学の経済学部の教授の方が総合的に判断をさせていただいているということでございます。実際に、終わった後は、議会の議決を経た後はホームページでも、一定の枠内でということでございますが、選定結果につきましては公表させていただいているというところもございます。審査会についてのところは、やはりかなり企業のノウハウ、企業会計的なところも議論させていただくということになっておりますので、御理解いただければと思います。

 以上です。

○鈴木文化・生涯学習課長
 まちかど展示館でございます。

 今後、募集をしていくわけでございますが、こちらの趣旨としましては、広く皆さんに知っていただきたい、お寄りいただきたい、そういった趣旨で広げていこうと考えてございます。そうした趣旨から、共通の看板プレート、これは店独自ということではなくて、ある程度こちらで示しながら壁に取りつけるようなものを考えてございます。

 また、その表示につきましても、今後、数がふえてくれば、パンフレット、案内等々をつくっていくわけでございますが、そちらで活用できるように進めていきたいと考えているところであります。

○染谷委員
 指定管理者のほうは非公開ということで、やはり企業秘密も多々あるかと思いますので、理解させていただきました。

 それと、まちかど展示館、確かに原則ということで、趣旨がそういう方向であれば、その方向で進めていただきたいと思います。

 ただ、日本橋地域ですので、まちかど展示館はそれなりに活用して地域活性化できれば、また伝統を広く再認識できるいい機会ではないかと思います。

 私からの質問は以上です。ありがとうございました。

○富永委員
 私は、ハッピー食事券について3点ほど質問させていただきます。

 まず第1に、18歳以上ですとか、1人5冊までで1人1回限りという購入制限が設けられていますが、これは何か法律上の制約があるのですかという質問。

 2番目に、今後の取り組みとして、チラシの配布というのがありますけれども、それだけでは不十分のような気がしまして、販売所をふやしたりというのはできないんでしょうかということで、もしこれも金券ということで、お金が絡むことで、残りわずかの限られた期間の中で難しいということであれば、区が行っているイベントの中で何か特設販売所みたいなものを設けて売ることはできませんかということが2つ目の質問。

 それから、3つ目の質問としまして、ぐるなびとかホットペッパーなどの人気のグルメサイトには何か載せていますかということです。もし載せられているとすれば、これから忘年会があり、飲食店にとっては繁忙期なので、これを使えば幹事さんが大変お得ですよというようなことを大々的にアピールすれば、今後2月29日までと残り限られた中で、今、11月から12月に向けての繁忙期シーズンが販売の上での一番のねらい目かと思うんですけれども、いかがでしょうか。

 以上3点についてお答え願います。

○守谷商工観光課長
 ハッピー食事券についてでございます。

 初めに、まず18歳以上の御購入ということで限らせていただいております。一方、買物券は16歳以上ということなんですけれども、こちらは飲食店に出入りをされるということから、今回につきましては青少年条例の対象年齢の17歳以下にかからない年齢ということで設定をさせていただきました。

 また、1人5冊までということにつきましては、なかなか販売状況が思わしくない面もございますけれども、なるべく皆様が公平にお買いになれるということと、あと使用の適正化とか、その点を含めまして、お1人5冊までとさせていただいております。

 また、販売の場所につきましては、区内3カ所で販売をいたしましたけれども、なかなか販売が振るわなかったということもございまして、当面は区役所1カ所のみの販売ということで限らせていただいております。

 また、3番目のチラシ以外のPRという点につきましては、東京商工会議所、チラシの配布と同時に、会員向けの共済のホームページというのがございまして、そちらに同じ内容で掲載をお願いしてございます。こちらにつきましては、特に会員の福利厚生という視点からのPRということで力を入れていただいておりまして、委員おっしゃるとおり、今後の忘年会、新年会、こういったところで会員の皆様に安くお使いいただけるということで、特にこの期間に集中しての文言も触れ込んで周知をしているという状況でございます。

○富永委員
 御回答ありがとうございました。

 急に動いた事業でして、いろいろな制約がある中で、何とかしなきゃいけないというところで、いろいろやってきた中で、残りももうわずかの時間を残しながらも、たくさん余っちゃっていることは大変残念なんですけれども、この制約がお金に関することである以上は、この際、仕方ないのかなと思います。

 また、どうしてもまだ300店強ということで、実際運用されてからふえたのが100店弱ですよね。目標にまだ7割弱ですか、いっていないということで、会員店をふやすようにという努力はされていると思うんですけれども、やはりどうしても飲食店からしますと、メリットが余り感じられないんですね。そこを何とか飲食店に協力してもらうというような形で、少しでも取扱店舗がふえて、今後の繁忙期に向けて、急ではありますけれども、何とかなったらちょっとでも違うのかなと感じますので、今後、本当に難しいとは思いますけれども、一軒でも多くこの事業に対して飲食店の人たちが、うちもやってみようと思えること、時間も限られた中で本当に難しいと思うんです。ただ、せっかく区のほうでも税金を使って飲食店のためにということでやっている事業だと思いますので、何とか少しでも多くこれが世間に渡ったらいいなと思います。

 以上です。ありがとうございました。

○堀田委員
 よろしくお願いいたします。

 私のほうからは、資料3のまちかど展示館事業についてお伺いさせていただきます。

 こちらの事業は、資料にもございますが、歴史や伝統のある本区におきまして歴史・文化資料や伝統工芸品、伝統行事などに使用する用具等を一般に展示、公開するということで、大変、本区においてふさわしい事業になるのではないかなと思います。また、今後の展望ということかと思うんですが、その他のところで、まるごとミュージアムなどでも活用していくというふうにも書かれておりまして、本区としましても観光ということにつきましては、今後もしっかりと力を入れていく部分でもありますし、本当にしっかりと大切な事業にしていっていただきたいと思っております。

 このまちかど展示館事業につきましては、区長さんのことしの所信表明で述べておられるようでして、7カ月たって、満を持して実施をすることになったのかなというふうに考えております。

 このお知らせなんですけれども、4月11日に一度区のおしらせで、文章として、このようなことをやりますという紹介が出た後、11月11日の先日の区のおしらせまでは、多分広報というのがなかったのかなというふうに思うのですけれども、大切な事業かなと思ったときに、11月のところまで期間があいてしまったことですとか、受付期間が11月15日から1カ月ちょっとということで、審査が1月に行われるということで、結構駆け足のような、バタバタとした印象を受けてしまったのが事実でして、その辺の背景が何かあるのでしたら、お教えいただければと思います。

 また、この事業につきまして、予算とか応募の見込み件数等、お持ちでしたら、その点も御教示いただければと思います。

 まず、その点、よろしくお願いいたします。

○鈴木文化・生涯学習課長
 まちかど展示館は、今年度から始める事業ということでございまして、予算の発表から11月というところになってしまったわけでございますが、この間でありますが、作業としましては、審査会として記載してございますが、文化振興プロデュースチーム、こうした中で皆さんにも御議論をいただいているといった内容が、まず1つありまして、その中で、区内にはどういったものがあるのか、どういう方向がいいのかということを何回か話し合ってきたような事情がございます。その中で、実は参考とする、似たようなというんですか、墨田区に小さな博物館という事業がございまして、そこではどんな取り組み、どんなやり方をしているのか、またどんな展示をしているのかといったものもございましたものですから、そういったところへの見学を中に取り入れてまいったところでございます。そういったことを参考にしながら、なるべく広がりを持たせるような事業展開にしていきたいという内容で進めてきて、現在の形に至ったというところでございます。

 今後なんですけれども、実は明日以降1カ月強の募集ということでございますが、具体にというのはなかなか難しいところではあるんですが、何件かこの中で今年度中には実現をしていきたいという内容で考えているところでございます。

 また、区内には老舗等々多くありますので、そうしたところへも、時間がない中でありますが、御案内、また足を運びながら協力を求めて作業を進めていきたいというようなことを考えているところでございます。

 以上でございます。

○堀田委員
 御答弁ありがとうございました。

 件数の目標と言ったら変ですが、見込み件数はないということでしょうか。何件かはということで、今お話をいただいたんですが。

○鈴木文化・生涯学習課長
 すみません。答弁が漏れてしまいました。

 今年度、予算計上させていただいているところでございますが、今年度予算上では設計を3件。といいますのは、設計等具体的な事業費という、おおむね2カ年にわたる事業だと考えてございます。そうした意味で、今年度募集を行いまして、3件程度、設計に結びつけていきたいという内容で計画をしているところでございます。

 以上でございます。

○堀田委員
 ありがとうございました。とにかく広く周知していっていただきたいなということを、この事業は資料を見まして感じましたもので、質問させていただきました。

 今の御答弁にもありましたけれども、他区でもまちかど美術館とか、そういう取り組み等もされておりますし、中央区にはすばらしい歴史資料、伝統的な品とかが本当にたくさんあると思います。区民の方は当然ですけれども、日本じゅう、また世界の方々にもごらんいただけるような環境の一つとなっていくかと思いますので、今年度だけではなく次年度以降も続いていく事業かと思うんですが、それに当たりましては、本当に広く周知して、たくさん件数というんでしょうか、展示をまちのあちこちでされているように進めていっていただければと思いますので、よろしくお願いします。

 以上です。

○山本委員
 山本理恵でございます。よろしくお願いします。

 私からは、資料2と資料3について質問をさせていただきます。

 まず、資料2の区民還暦祝い事業・還暦のつどい実施結果について、こちらなんですけれども、今回初めて実施された事業とのことで、私も参加をさせていただきました。当日の対象者の方々に区内地域活動の紹介資料を配布していたと認識しております。それについて、まず2点お伺いいたします。

 その後、現在までお問い合わせ等はどのぐらいあったのでしょうか、確認をさせてください。例えば、シルバー人材センターの登録数がふえたとか、そのようなことが数字で出ていれば、教えていただければと思います。

 2つ目に、資料を見ますと、シルバー人材センターの案内、中央区民カレッジ、ゆるやか地域デビューの参加、スポーツ活動など、さまざまなチラシや冊子が入っておりました。シニア向けの事業というのは、今、幾つぐらいあるのでしょうか。私、見ていてわかりづらかったので、その辺について、まずお知らせください。

○濱田地域振興課長
 還暦のつどいの当日お配りしました資料に関する御質問でございますけれども、まずお配りしました資料は、今、委員おっしゃるとおり、例えば区民カレッジの問い合わせですとかシルバー人材センター、また区民館の御案内ですとか、さまざまな分野の、ちょうど還暦を迎えた方がこれから活動できるような内容をさまざま取りそろえまして、お配りしたところでございます。その後のお問い合わせということなんですけれども、大変申しわけございません。私どものほうの問い合わせ先だけのものではないものですから、ほかの部署のことは存じ上げないところがあるんでございますけれども、私どものほうで協働ステーション中央というパンフレットとか、そこで行う、これから協働を行うに当たっての入門講座的な御案内も同封させていただいたんですけれども、そのお問い合わせに関しましては、私どものほうが窓口ですので、数件ございまして、確実にそのときにお配りをいたしました資料によって申し込まれた方が1件あったのは認識できているといった状況でございます。

 それから、シニア向けの講座ということでございますけれども、私のほうで、申しわけございません、把握しておりませんので差し控えさせていただきます。

 以上でございます。

○山本委員
 どうもありがとうございます。

 今の御答弁でもいただいたように、窓口が多いということで、また資料のほうもたくさん用意があるということで、高齢者の方に非常にわかりにくいかなと私のほうで感じております。シニア向けの事業、また区内活動について、もっとまとめられた総合的なカタログみたいなものをつくることは可能なのでしょうか。

 また、事業についてなんですけれども、例えばスライドショーをするとか、ブースを設けて、もう少し少人数でお話が聞けるというのを実施するということは可能なのでしょうか。

○濱田地域振興課長
 これからいろいろな活躍をされる方が、確かに当日資料をお配りしただけで、その後、問い合わせ等は幾つかあったところでございますけれども、私どもも来年度以降につきましては、例えば、今、委員がおっしゃったように、そこに相談ブース等を設けまして、活動したいという方向別に御相談に乗れるような、そういったブースができないかなとか、あとは総合的な御案内とかでございましたけれども、なかなか多岐にわたる部署のものを一まとめというのはなかなか難しい面もあると思うんですけれども、その資料をもらった方が、一覧表みたいな形がありまして、例えばこれを見ればここに載っていますよとか、そういった工夫はできるかと思いますので、検討させていただければと思います。

○山本委員
 どうもありがとうございます。そうですね。一覧表の検討をぜひお願いしたいと思います。

 その資料の中に、シルバーの歩みというものがありました。こちらのほうを拝見してみますと、就業中の賠償事故がふえていますと、毎回結構書かれているようなんですけれども、今の事故の現状とか実態、どのようなことが起こっているのかということを把握しておりましたら、お聞かせいただければと思います。

○小栗委員長
 シルバー人材センターの関係の理事者の方は……。

○山本委員
 いらっしゃらないですか。すみません。

○小栗委員長
 わかる範囲でお願いします。

○齋藤区民部長
 申しわけございませんけれども、シルバー人材センターの内容については、今現在、把握してございませんので、後ほど調べまして御回答差し上げたいと思いますので、よろしくお願いします。

○山本委員
 わかりました。では、後ほどよろしくお願いします。

 シルバー人材センターに関しては、今、管轄の方がいらっしゃらないということで、要望だけになってしまうんですけれども、働いている方たちの契約などにもいろいろ問題が生じているとお聞きしておりますので、就労先の確保ももちろん最優先なんですけれども、会員の方々のトラブル、また健康・安全に対しても配慮していただきたいと思います。

 次に、資料3についてお伺いいたします。

 中央区まちかど展示館事業の実施について、前委員の質問と重なる部分もあるかと思いますが、よろしくお願いいたします。

 まず、展示館、展示場のイメージが、先ほど墨田区にある小さな博物館が基本となっているということだったんですけれども、具体的にどのようなイメージなのか、事業なのかを確認させていただければと思います。

○鈴木文化・生涯学習課長
 まちかど展示館事業についてなんですが、対象として、資料2の実施方法のところにありますように、パターンが何パターンもあると。基本は、まちの中にある地域資源を掘り起こしながら展示を公開していく。そのための手法として何通りかあるというような考え方でございます。

 その一つとして、新しく建物を建てる、展示施設をつくる、そういった方法があるかなと。まず、それが考えているところかなと。こちらにつきましては、展示ですので、イメージとしますと平屋の大体20平米程度、その中に基調となる展示品、また、それに対する説明資料、こういったもので構成されるところであるかなというイメージで考えているところでございます。

 また、そのほかにも、この中の(2)としまして、店舗、事業所、こういったものの改修をして展示公開をしていく、こういったものもあろうかなと思っております。こちらについては、本区は老舗等々が多うございますので、そうした中で引き継がれてきた物品、そういったものを展示して紹介をしていく。こちらについては、店舗の中の一部分を改修しながら展示スペースを設けていく。また、それについての、ここはこういったものがありますといった紹介をしていく、こういったものを考えているところでございますので、一概にここという一つのイメージではなくて、展示の手法として複数展開をしていきたいと、そのように考えているところでございます。

○山本委員
 どうもありがとうございます。

 もともとは地域の町会などからお話があって、事業の実施に至ったと理解しております。こちらの事業なんですけれども、区内の事業者のみと考えていいのでしょうか。それとも、新たに区内に展開する事業者、お店等も参加ができるということなのでしょうか。また、お店にあるものを展示するということで、ここから取り入れるということではないということでよろしいでしょうか。例えば、先ほどおみこしや太鼓ということがあったんですけれども、もし盗難に遭ったときとか破損したとき、保険などのセキュリティー関係はどうなっているのか、お答えいただければと思います。

○鈴木文化・生涯学習課長
 こちら、まちかど展示館なんですが、基本は地域の中にもともとある、皆さんが共有できるような文化資産を展示・公開していくというような仕組みでございます。ですので、基本的には区内にある物品を公開できる施設を整備していく、そういったものが基本になろうかなと思っております。

 ただ、よそからというような考えということのお尋ねだと思うんですけれども、その品物、やり方は、地域の方々が共有できるかという観点かなと思っておりますので、原則のイメージとしますと区内にある物品を展示していく、そういったことで考えているところでございます。

 そのほか、盗難についての御心配ということであるんですが、これはまず申請方式をとろうと思っております。町会・自治会、また商店街、また老舗の企業、こういったところから整備の計画書を提出していただいて、そこに具体的な品物ですとか展示方法を御提出いただいたものを審査するといった内容を考えているところでございますので、施設の整備の中でそのあたりの考え方を盛り込んでいただく、こういったもので進めていこうと考えているところでございます。

○山本委員
 どうもありがとうございます。その取り組みに対して、もう検討中ということがわかりました。

 こちらの資料3によりますと、中央区まちかど展示館認定審査会を設置し、提案内容について審査し認定を行うとありますが、もう設置はされているのでしょうか。

○鈴木文化・生涯学習課長
 今後、提出されたものを審査会を設けて審査していくわけであるんですが、現在、この仕組み、審査会の構成、また、その所掌事務ですとか認定の方法、こういったところを並行で作業しているところでございます。ですので、速やかに審査会を開いて委嘱、また、その中での基準づくりを進めていきたいと考えているところでございます。

○山本委員
 どうもありがとうございます。速やかに設置しということなので、まだ設置はされていないということですよね。11月11日に出ました区のおしらせなんですけれども、こちらのほうに、もう募集が掲載されていて、あすから募集を開始ということなんですけれども、もう少し早目に設置したほうがよいのかなと考えます。

 墨田区の事業なんですけれども、こちらは墨田区の3M運動の一環である小さな博物館は、昭和61年からスタートをしております。現在、平成23年で27館展開しているということなんですけれども、昭和61年から平成23年までの間で26年の月日がかけられた事業になっております。中央区ももうちょっとスピーディーに事業を推進させていただきたく思います。

 また、類似事業として、町会・自治会ネットとか日本橋問屋街活性化事業支援、文化復興プロデュースチーム、文化事業に対する助成などございますが、連携、統合もしくは見直しを図っていただきたく、効果的な事業としていただきたく、要望して終わらせていただきます。

○小栗委員長
 すみません。今の審査会というのは、先ほどの最初の説明では、どういう事業にするかというのを審査会で議論してきたというようなお話じゃなかったですか。審査する審査会というのは、それとはまた別ということなんでしょうか。すみません。ちょっとわかりにくかったので。

○鈴木文化・生涯学習課長
 先ほど私が御説明した中で、展示館事業をどういうふうに進めていくかということを文化振興プロデュースチームという会議体の中で検討を進めてきたという内容でございます。今回、御報告させていただくのは、まちかど展示館の認定の審査会という内容ですので、提出されたものを審査していく機関でございますので、それとは別個の会議体となります。

○小栗委員長
 すみません。ありがとうございます。

 先ほどのシルバーの資料というのは、委員会での資料要求ということになるんでしょうか。

○山本委員
 いや、そこまでは。

○小栗委員長
 取り扱いは個別でいいということですか。

○小泉副区長
 シルバー人材センターのお尋ねですけれども、公益の社団法人化をいたしまして、基本的には会員の皆さんに公平に仕事をやっていただく、これまで以上に公平性といったものを担保する必要があるというふうに考えて、今、シルバー人材センターのほうでは運営を検討いたしておりまして、今、何かトラブルがあるというようなお話がございましたが、具体的なトラブルの内容まで私どもは報告を受けてございません。

 基本的には、区の発注が金額的にはかなり大きなウエートを占め、新たな事業開拓については、たしか開拓員2人を3人増員して民間の仕事も確保するようなことで相当頑張って仕事の確保、そういった方向に向けて会員の皆さんに公平に従事していただく取り組みを行っているというふうに承知しておりますけれども、何か具体的なこの事業の関連でトラブルがあるといったことでの確認はできておりませんので、それについては、そういう事実があるかどうかは確認をさせていただきたいというふうに思います。

○小栗委員長
 委員会の資料としてはどうですか。

○小泉副区長
 その中身を見て、委員長と御相談をさせていただきたいと思います。それでよろしいでしょうか。

○小栗委員長
 はい。そういうことで取り扱いをさせていただきます。

 それでは、議題、地域振興、観光振興及び地域経済活性化対策に関することについては継続審査ということでよろしいでしょうか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○小栗委員長
 第四回区議会定例会における委員長報告の取り扱いについてですが、正副委員長一任ということでよろしいでしょうか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○小栗委員長
 それでは、本日の地域活性化対策特別委員会はこれで閉会といたします。

 どうも御苦労さまでした。

(午後2時24分 閉会)

お問い合わせ先:区議会議会局調査係 
電話:03-3546-5559

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