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平成24年 環境建設委員会(10月2日)

1.開会日時

平成24年10月2日(火)

午後1時30分 開会

午後1時48分 閉会

2.開会場所

第二委員会室

3.出席者

(8人)

委員長 今野 弘美

副委員長 中島 賢治

委員 中嶋 ひろあき

委員 瓜生 正高

委員 志村 孝美

委員 渡部 博年

委員 山本 理恵

議長 石田 英朗

4.出席説明員

(10人)

矢田区長

吉田副区長

宮本環境土木部長

田村環境政策課長(参事)

石田水とみどりの課長

中野道路課長

園田中央清掃事務所長

岸田都市整備部長

望月都市計画課長

平野地域整備課長

5.議会局職員

荻原議事係長

長田書記

武藤書記

6.議題

  • (1)議案第70号 損害賠償の額の決定について

(午後1時30分 開会)

○今野委員長
 ただいまから環境建設委員会を始めさせていただきます。

 去る9月27日の本会議におきまして、本委員会に付託された議案の決定に当たり、その内容を十分に審査する必要があるとして、本日、開会した次第でございます。本委員会の運営につきましては、委員各位の特段の御理解と御協力をいただきますよう何とぞよろしくお願いをいたします。

 それでは、審査方法についてでございます。付託された議案については、説明を受け、質疑を行い、質疑終了後、起立採決によりお諮りするということでよろしいでしょうか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり」〕

○今野委員長
 さよう取り扱わせていただきます。

 それでは、理事者説明を願います。

○宮本環境土木部長

 1 議案第70号 損害賠償の額の決定について

以上1件報告

○今野委員長
 ありがとうございます。

 発言の時間制についてでございます。発言の時間制につきましては、通常の委員会での例によりますが、採決にかかる時間10分を考慮し、各会派の持ち時間を算出することといたします。ただいまの時刻は午後1時32分でございます。したがいまして、自民党さん62分、公明党さん34分、日本共産党さん34分、民主党区民クラブさん34分、無所属さん20分となります。よろしくお願いいたします。

 それでは、理事者の説明に対する質疑を行います。

 発言を願います。

○志村委員
 では、幾つか質問させていただきます。

 この旧土木部職員の方ですけれども、この事故の起きた理由を御本人はどのように述べているのか。それから、この職員の方、事故を起こした方の免許歴と、これまで事故や違反のそういう歴があるのかどうかお聞かせください。

○中野道路課長
 事故を起こした職員についてでございます。

 この事故なんですが、先般御報告させていただきました図によりまして、中京第414号線を右折しようとしたときに、そちらの道路を走ってきた車にぶつかったということでございまして、車が来ていることは認識はしていたものの、やはり注意義務が少し欠けていたということがあったように聞いております。少し過信があったのかなというように思っております。

 それから、この職員の免許歴、事故歴等については、大変申しわけございません。私自身、今、ここについては承知していないということでございます。

 以上でございます。

○志村委員
 過失割合が9対1ということで、委員会で配られた事故現場拡大図を見ますと、相手方の車が直進・左折のところから急に右折ラインに入ったと。ちょうど2台目を越したぐらいでぶつかっているということですね。だから、この相手方が右折ラインに変更して、スピードとか状況ですね。向こうからずっと来れば、多分区の車は間隔がわかったと思うんですけれども、これを見ますと、左側の車線を右側に変えて、ちょうど2台目を越えたぐらいのところでぶつかっているんですね。交差点のそこが、ちょうど中京第578号線が通れるように車がちゃんとあいているんですね。あいていて、そこは通れるところがありながら、相手方が来てぶつかっている。これが9対1の、結果としてはそうなっているんですけれども、やはり相手方との関係で、何かいまいち状況がわからないことがあります。この職員の方は剪定作業に行くということで、例えば時間がちょっとおくれたために急いだとか、単なる車の流れの動きを見落としたという状況なのかをもうちょっと知りたいなと思っているんですけれども、それはいかがでしょう。

○中野道路課長
 まず、事故の過失割合でございますけれども、この方は車の助手席に乗っていたということで、車をコントロールできる立場にございませんので、この方について過失はゼロということでございます。9対1については、先般御報告させていただきました物損の部分、こちらが車と車ということで9対1ということでございます。交通事故でございますので、双方走っているという状況があって9対1ということで出てきたものですけれども、やはり相手方の車も走っていますので、前方の注意義務を怠ったという部分があって1割過失割合があるのかなということでございます。

 それから、現場に向かう際ですけれども、焦っていたのではないかということかと思いますけれども、そのようなことは聞いてございませんで、所轄警察から要請を受けて現場に向かうという途中で、特に陥没があって大至急行かなければいけないということではなく、警察の要請で、見てくれという状況で行ったということですので、そんなに急いでいない状況だったのかなというふうに思ってございます。

 以上でございます。

○志村委員
 わかりました。

 相手方についてなんですけれども、いろいろな症状があって、特にこちら側から何とも言えないんですけれども、ただ、通院治療が166回と。これは166日なのかちょっとわからないんですけれども、事故が起きてから通院が7カ月です。土日は病院が休みだとすれば、ほとんど平日通院していたというような166回ということなんですけれども、そのあたりも、毎日通っていたというあたりでの区としての理解というか、受けとめというか、そこら辺をお聞きしたいのと、そういう中で後遺障害等級14級認定に不服として、相手方は、例えば13級を認めろというふうに要求していたのか、そのあたりを教えてください。

○中野道路課長
 まず、通院の回数でございますけれども、これは日にちではなく回数でして、場合によっては同じ日に別の整骨院に通ったということがございます。この方は、当時アルバイトという立場で車に乗っておりまして、その事故を受けて、それから通院ということになっておりまして、通院された日を見ると平日結構行かれているということでございます。これについて、当事者が痛いということであれば、当然医者に通うということですので、それは相当な通院があったのかなというふうに認識してございます。

 それから、14級認定に不服ということでございますけれども、自賠責保険の中で14級というのが一番低い後遺障害の認定級でございます。御本人は、14級は不服ということで異議申し立てしておったわけでございますけれども、御本人は14級ではなく、局部にかなり頑固な神経症状を残すような症状だろうということで11級を求めていたということでございます。この11級に認定されるには、やはり自覚症状ではなく外的な、医学的な見地だとか、そういうものを総合的に踏まえまして、そういう認定がされるということでございますけれども、不服申し立ての調停機関の判断の中では、主として自覚症状の部分であることから14級は変わらずという調停結果が出たという内容でございます。

 以上でございます。

○志村委員
 11級を求めたんですか。相手の方ですから、あれですけれども、親指を一部失ったものとかが13級ですから、11級というのは相当な痛みだったのかとは思います。今回、もちろん注意すれば防げたという内容だとは思います。やはりこういう事故が起きれば、相手の方の生活もそうですし、いろいろな面で、今回の場合は保険で区としては負担はないわけですけれども、いろいろな影響も及ぼすと思いますので、ぜひ今後とも注意をして仕事についていただきたいというふうに思います。

 以上で終わります。

○渡部(博)委員
 何点か質問したいと思いますが、この事故だけに限らず、今、ここのところは余り出ていなかったような気はしますが、公用車の事故が多い部分があったというふうに記憶しています。普通の乗用車も区は庁有車として持っておりますし、逆に、中央区役所と書いた庁有車も所有している。今回の場合は、中央区役所と書いてあったんだというふうに思いますけれども、運転する際、庁有車ということで、やはり意識として中央区を代表していろいろなところに行っているんだということで、そういう意識を持ってやっていただきたいと思うんですが、そういう周知も含めて、どういうふうにされているのかということを、まずお聞きしたい。

○中野道路課長
 まず、この事故について、私は個人的には非常に残念で申しわけない気持ちということでございます。

 交通事故でございますので、車を運転する方には事故へのリスクヘッジはできないということかと思います。最近、車が自動でストップするような技術的なものが大分開発されておりますので、近い将来、人が車を運転しないで区間移動ができるようなものがあれば、こういう事故の可能性というのはゼロになるかと思います。ただ、そういう中で、やはり交通安全教育、指導、啓発、それから安全運転の徹底、こうしたものが非常に重要で不可欠なものと考えてございます。そういった中で、先般もお話ししたかと思いますけれども、庁内的に、庁有車を運転する運転手に対して交通安全の講習、あるいは日々アルコールのチェックをしているわけでございますけれども、そういうときに安全運転の指導徹底、常に高い交通安全意識を持ちなさいということで指導しているところでございます。

 今後も、そういう場面、ほかの場面もございますけれども、やはり公用車という部分もございますので、交通安全に十分注意して運転するように指導して、事故がゼロになるような業務をするように徹底していきたいというふうに考えてございます。

 以上でございます。

○渡部(博)委員
 基本的には、庁有車ということで、区民にいろいろ言われて赴くこともあるだろうし、いろいろなことがあるとは思うんですけれども、区の職員が区の庁有車を運転するということで、やはり高いところで意識を持ってもらって運転をしていただくというのが一番なんだろうというふうに思います。

 あと、このことで言えば、金額は、その本人が、交通事故でありますから、この金額ということには余り大きく異論を唱えるところではない部分ではあるんですが、今回の場合、損害保険で出たということだというふうに思うんですが、車の運転をされている方も含めて、やはり保険だけじゃなくて、区の直接お支払いしている部分もあるわけですよね、逆に言えば。今までの事故の中ではあったかとは思いますけれども、とにかく意識が一番欠落していると、こういうことになることが確かにあるんだろうというふうに思います。だろうという運転をされている部分が多くあると思いますので、そういうところを引き締めてやっていただきたいというふうに思います。

 また、交通事故だけではなくて、作業をしている中で、いろいろな事故が起こる可能性も秘められている部分があると思いますので、そういったところも注意していただきながら、職員の人たちの注意喚起、自分の仕事をやっていて、はしごから落ちたりとか、いろいろなこともあるかと思います。そういうところも含めて、危険管理も含めてしっかり対応していただきたいというふうに思っておりますので、その辺は要望して終わります。

○今野委員長
 それでは、質疑が終了したと思われますので、これより採決に入ります。

 議案第70号、損害賠償の額の決定について、起立により採決をいたします。本案を可決することに賛成の皆さんは御起立を願います。

〔賛成者起立〕

○今野委員長
 全員起立と認めます。――御着席願います。

 よって、本案は原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。

 次に、本会議における委員長報告の取り扱いについてです。正副委員長一任ということでよろしいでしょうか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○今野委員長
 さよう取り扱わせていただきます。

 それでは、本日の委員会は終了させていただきます。

 ありがとうございました。

(午後1時48分 閉会)

お問い合わせ先
区議会議会局調査係
電話 03-3546-5559

お問い合わせ先:区議会議会局調査係 
電話:03-3546-5559

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