ページの先頭です
トップページ  の中の  会議録検索(本会議・委員会等)  の中の平成24年 地域活性化対策特別委員会(4月23日)

平成24年 地域活性化対策特別委員会(4月23日)

1.開会日時

平成24年4月23日(月)

午後1時30分 開会

午後2時9分 閉会

2.開会場所

第二委員会室

3.出席者

(8人)

委員長 小栗 智恵子

副委員長 中嶋 ひろあき

委員 鈴木 久雄

委員 染谷 眞人

委員 富永 一

委員 堀田 弥生

委員 山本 理恵

議長 石田 英朗

4.出席説明員

(8人)

矢田区長

小泉副区長

中島企画部長

黒川企画財政課長

浅沼区民部長

濱田地域振興課長

守谷商工観光課長

金平副参事(観光・文化振興・特命担当)

5.議会局職員

田野議会局長

荻原議事係長

武藤書記

猫塚書記

6.議題

  • 地域振興、観光振興及び地域経済活性化対策に関すること

(午後1時30分 開会)

○小栗委員長
 ただいまより地域活性化対策特別委員会を開会いたします。

 本日、理事者報告の関係で区民部副参事が出席しますので、御了承願います。

 初めに、議会局の職員の紹介です。4月1日付人事異動に伴う議事係長及び担当書記の変更について、局長よりお願いいたします。

○田野議会局長
 (4月1日付人事異動に伴う議会局職員紹介)

○小栗委員長
 次に、理事者紹介をお願いいたします。

○小泉副区長
 (4月1日付幹部職員異動に伴う理事者紹介)

○小栗委員長
 それでは、議題の審査に入りますが、質疑につきましては、既に御承知のとおり理事者報告に対する質問とあわせて行いますので、よろしくお願いします。

 初めに、理事者報告をお願いします。

○浅沼区民部長

 1 中央区共通買物券の販売について(資料1)

 2 中央区共通飲食券事業の実施結果について(資料2)

 3 中央区観光振興ビジョン2012の策定について(資料3)

 4 都市観光ステーションの設置について(資料4)

以上4件報告

○小栗委員長
 理事者報告が終わりました。

 発言の持ち時間制につきましては、既に御承知のとおりのとおりですので、よろしくお願いいたします。ただいまの時刻は、午後1時41分です。自民党さん92分、公明党さん38分、日本共産党さん38分、無所属さん20分となります。

 それでは、質疑に入ります。

 発言をお願いします。

○染谷委員
 よろしくお願いいたします。

 私からは、資料4の都市観光ステーションについてお尋ねさせていただきたいと思います。

 確認なんですけれども、今回、こちらは京橋プラザ3階360.35平方メートルの面積の場所に都市観光ステーションを設けるということで説明いただきました中で、職員の配置で区民部副参事の方と、あと非常勤職員の方1名ということですけれども、こちらの施設はそれなりの面積がありますけれども、観光協会の方とか、ほかのボランティアの方とか、そういう方が出入りするのかと思うんですけれども、常時何名ぐらいの方がいらっしゃって、また、この場所の責任者というのは、確認なんですけれども、どなたがこの観光ステーションの責任者になられるのか。

 また、この部屋割りの中で、例えば会議室とか事務室が設けられるんだと思うんですけれども、この図面のままで間取りが決まっているのか。また、例えば案内カウンター、1階ではないんですけれども、一般の方が来たりする説明の展示コーナーというんですか、何かそういうブースがあるのかどうか御確認させていただきたいなと思います。

 よろしくお願いいたします。

○金平副参事(観光・文化振興・特命担当)
 観光協会と、あとはほかの機関の3つが連合してしておりまして、全部が8名と、私と非常勤ということで、常時いる者に関しては10名ということになろうかと思います。

 もう一つの御質問のほうなんですけれども、この図のところで、ちょっとわかりにくいんですが、入ってすぐのところに、最初は小さいかと思うんですが、カウンターを設けまして、そこに観光協会のほうがこれまでにつくりましたいろいろなマップなどを展示したりとか、あと多少セールスを行っているものなどをディスプレイする台を設けて、さらにそこで観光案内ということをする予定になっております。

 観光協会と区のほうで連携してということなんですが、観光協会の会長と私のほうで責任者ということになるかと思います。

 以上です。

○染谷委員
 ありがとうございました。

 一般の方というか、まだ正式には4年後に、平成28年に京橋二丁目のほうに移動されるまでの間だと思うんですけれども、ただ、それでも区民に対してというか、対外的にもイメージといいますか、カウンター、ディスプレイがあるということで安心いたしました。

 また、できれば本当は本庁舎1階とか、例えば、なかなか面積はないんですけれども、観光協会を、せっかく移動するんですから、そうすると何となく私は中ではわかるんですが、一般の区民の方にとっては観光協会が独立したというんですか、イメージを上げるためには、各出張所とか、そこにも小さな立ちカウンターでも結構ですが、そこに観光協会の電話じゃないですが、常時人がいなくてもブースみたいなものがあれば、イメージを盛り上げていくことが必要じゃないかなというふうに感じます。

 それは要望なんですけれども、ただ、もう一つ、非常勤の方1名という、確かに事務方が、こちらは常時10名の方がいらっしゃるということですが、その中には例えば外国人の方とか、いらっしゃることはあるんでしょうか。

 よろしくお願いいたします。

○金平副参事(観光・文化振興・特命担当)
 非常勤なんですが、今、募集をしておりまして、今月いっぱい受け付けております。

 条件の中に英語または幾つか、そうでなくても韓国語、中国語のどれか1つは基本的にできることが望ましいということで条件に加えておりますので、電話に出たときに困らないような対応はとっていけるかと思います。

 以上です。

○染谷委員
 ありがとうございます。

 世界じゅういろいろな方々が、中央区に対して、中央区は日本の玄関的な窓口だと思いますので、その辺の体制ができれば、本当に電話一本が命かなと思いますので。

 また、東京都のほうでも何か東京ユビキタス計画、ICタグを活用されて、スマートフォンを銀座のまちの案内実験を銀座三越外国人案内所というんですか、それとか銀座スプリットガイドというのがあったそうですけれども、その辺なんかとうまく連携というか、観光協会も本当に大変すばらしい活用というんですか、いろいろ知識が集約しておりますので、期待すべきかなというふうに思っております。

 こちらの観光ステーションの主な機能のところの(1)に、総合的な観光案内機能を担うとともに、まちかど案内所(仮称)の整備を視野に入れた区内施設における観光案内の拡充とネットワーク化の拠点ということですが、実際にはどのように考えていらっしゃるのかお尋ねしたいと思います。

 よろしくお願いいたします。

○金平副参事(観光・文化振興・特命担当)
 まちかど案内所、これは今全部整っているわけではないんですけれども、いろいろこれからふえていこうかと思うんですが、そういうもののすべてをネットワーク化して、例えばその中に大きいもの、小さいもの、それから先ほどお尋ねの外国語対応とか、それがすべて全部が同じではないと思いますので、連携して、何か質問があったときに、ここでは対応できないけれども、こっちとか、いろいろなものをあわせた、いろいろな機能を持った、それから官民両方あろうかと思うんですけれども、そういったところで得手不得手とかもあると思いますので、何か質問が来たときに、必ずどこかで対応できるとか、そういったようなこと、それから情報がたくさんあるところと、そうでもないところ、それをうまくネットワークして、どんどんみんなの知識を広げていくとか、そういったようなことを将来的に考えております。

 以上です。

○染谷委員
 ありがとうございました。

 よく地方の観光都市へ行くと、1つの小さい建物に職員の方がいらして、観光協会の方が1名か2名いらして、説明を受けることも経験したことがあるんですが、ただ、中央区の場合、土地柄、面積というか、土地も高いところですので、一つの提案としては、例えば商店とか老舗は結構ありますし、また今回いろいろ協力してくれるお店、技術的なところもありましたけれども、例えば普通に、一般的には確かに日常生活で鮮魚店とか八百屋さんとかショッピングセンター、例えば携帯ショップ、美容室とか、日常使っているお店なんかが、例えば観光客を受け入れられるようなまちかどの、要は今現在私たちがハッピー買物券に登録しているところが私たちの区と取引しておりますけれども、そういうところに例えばまちかど案内みたいな形でパンフレットを置かせていただくとか、何かできるところから、また、どうしても観光に力を入れるといっても、区民の方が受け入れる、要するに観光協会も今までうまくやって別に問題ないと思うんですけれども、それ以上にもう少し、せっかく外国人を受け入れるのでしたら、私たちの意識レベルも、区民の方のまちかどを拠点というよりも、すべてのお店がまちかど拠点というか、案内できるような仕組みづくりを進めていただければなというふうに考えますので、私からの要望といいますか、質問を終わらせていただきます。

 ありがとうございます。

○富永委員
 資料2の飲食店のことと、それから資料3の観光振興ビジョン2012について少し質問させていただきます。

 まず、ハッピー食事券なんですけれども、当初心配されていたことも、最終段階にはすべて完売ということで、非常に安心したわけですけれども、この結果を見ますと、最終的な取扱店舗が326店、これは当初の目的の1,000店の約3分の1ですね。その中で、全部が使われたということなんですけれども、やはり当初の3分の1までしか取扱店が届かなかったということと、それから、その中で使われた中でも偏った店舗、大勢さんを収容できるような店舗とか、使われたところが偏っちゃったように思うんですけれども、その辺はどうなんでしょうか。

○守谷商工観光課長
 ハッピー食事券についての御質問でございます。

 こちらは、販売が終了した段階で、御関係者の方にお集まりをいただきまして、最後の実行委員会を開催いたしました。その中で、効果と評価ということで、いろいろ反省点が出されまして、やはり加盟店が当初1,000店舗目標のところが3分の1ということで、こちらはなかなか飲食店の組合さんにも御協力をいただきましたけれども、短期間かつ1年度の単年度事業ということで、なかなか換金手続等の煩雑さが理由で加盟店がいま一つ伸びなかったという反省がございました。

 また、どういうところで使われたかということでございますけれども、やはり八重洲の大地下街さん、あるいはトリトンさんですとか、大きなホテルとか、大きな店舗で使われるといった傾向がございます。これは、忘年会、新年会、地域の方の町会の行事等で、どうしても多くの人数が集まれるところに若干比重が移っているというのは反省点ということでございます。やはり小さな店舗でも簡単に登録できて、みんなが使えるようなものであれば、よりよかったというような御意見は、確かにいただいているということでございます。

 以上です。

○富永委員
 ありがとうございました。

 私もいろいろなところで聞いたら、やはりなぜ最終的に全部売り切ったかというと、使う側が非常に、これは20%というプレミアムが大変有効に感じ取ってもらえたからの結果だと思いますね。取扱店舗側ということよりも、使った人が大変これはよかった、まちの中でも震災の復興ということだけれども、あれ以上もうやらないのという声が結構聞かれているんです。

 また、20%というのは、今回、義援金も含めて特別の措置で20%というプレミアムをつけたということは聞いておるんですけれども、20%はいかないにしても、今後あれだけ最終的な追い込みがあった中で、買ってよかったよ、物すごく得したよという声ばかり聞こえてくるので、どういうような形になるかはわかりませんけれども、これから共通買物券とまたタイアップするような形で、何らかの形で飲食店に限ったような、こういうようなことを区として進めていただくというのも商工観光の中で非常に大きなものになっていくと思いますので、また新たに検討していただけたらと思います。ありがとうございます。

 それでは、続きまして、観光振興ビジョン2012のほうにいきますけれども、資料をぱらぱら見ていますと、やはり外国人の方に対してのアピールということを物すごく強調されていると思います。その中で、染谷委員からのお話ともほんの少しかぶるところがあるとは思いますけれども、情報発信をしていく上で、まちかど案内所ですか、それとは別に、いろいろなまちにストリートファニチャー等を使って、海外のお客様に限らず、観光客の方に中央区の観光というアピールをこれからするのが有効だというようなことも書いてありますけれども、その中で、注目しているのが、今後、もしそのような政策を進めていくのであれば、観光にとどまらず、防災等も一緒に考えていく上で、今、東京都の都バスの停留所や何かが結構屋根がついたり、雨露をしのげて、なおかつあそこには大きな企業広告が入っているということは、行政だけではなくPFIのほうも活用されているかなと思うんですけれども、今後ああいうような形の中で、タクシー乗り場をつくっていただくようなことというのは、何か観光のことに役立っていくんじゃないかと思います。

 ちょっと調べたんですけれども、銀座地区がやはりタクシー乗り場に対してすごく不便で、タクシー乗り場が10カ所、それから無線のタクシーを呼んだ場所も、やはり呼んだところに来てもらえるということではなくて、決まったところまでしか来てくれないと。それが8カ所。あれだけいろいろなお店がまた新しくできてきて、外国からのお客さん、地方からのお客さんもふえている中で、タクシーに乗るのにどうしても不便だと。

 そのような中で、銀座をはじめ、日本橋、人形町、月島、築地と、そういうような外国の方の観光の回遊として考えていくのであれば、主要なところには観光機能を備えたタクシー乗り場みたいなものがあればいいのかなと思います。東京駅の前にいることが多いので、よく外国人の方に道を尋ねられるんですけれども、彼らは大体決まって小さなガイドブックを持っていて、そこに東京とか日本橋とか、小さく書いてあるのは、私程度の英語力でも読めるんですけれども、そこに行くにはどうしたらいいかと聞かれているのがわかっていても、説明がどうしてもできないんですね。幾らガイドブックに地図があっても、ここでこうでと指を指しているだけでは、とてもそこまでたどり着くとは思えないし、そうなったときに、タクシー乗り場が併設する中で、今、いろいろな端末を使って観光ガイドという中で、行き先が例えば日本語で表示されて、プリントアウトできるようなものがあれば、簡単に銀座のタクシー乗り場で人形町とやったら、簡単な日本語の地図が出てきて、私は人形町の、例えばどこどこに行きたいというのであれば、それがメーンに大きく表示されて、我々まちの中の日本人にそれを見せれば、大体あそこだよということもわかるし、タクシーに乗ったときにでも、タクシーの運転手さんにそれを見せれば、すぐに、ああ、ここですねとわかるような、そういうようなこともプリントアウトできるようなシステムというのを中央区独自で開発するとか、はたまた、それが今度何か非常時になったときに、その端末が全部防災のものに変わって、外国人の方々ももちろん不安なく緊急の時を過ごしてもらえるようなことというのを今後考えていく必要があるのかななんて思うんですけれども、いかがでしょうか。

○守谷商工観光課長
 タクシー乗り場等を利用いたしました外国人向けの観光案内ということでございます。

 ビジョンの中で委員の御意見に近いものといたしましては、1つはデジタルサイネージを企画をしてございまして、こちらは紙のマップとは違いまして、常に新しい情報が得られるということと、委員おっしゃるとおり観光情報だけではなくて防災、その他、いろいろな商品の情報とかもタッチパネル式等を用いて、双方の互換性を持って進められるという利点を持ってございます。こうした観点から、ビジョンの検討委員会の中でも、こうしたものを進めていこうということがございました。しかしながら、他の自治体の導入例を見ても、ランニングコストが高いとかいう問題がございます。

 本年度、区のほうでは、こちらにつきましては、総合スポーツセンターの1階で試行ということで実験を行っておりまして、今後この意見がどのような形でまとめられますか、その方向の結果も受けまして、こういったIT技術を利用いたしました、まちのどこでも、タクシー乗り場でも使えるようなものについても、ビジョンをもとに推進していくところでございます。

○富永委員
 ありがとうございます。

 ランニングコストというのも物すごく大事なことで、1つタクシー乗り場みたいなものを設ける箱だけでも400万円から500万円ぐらいはかかるんじゃないかなんていう資料も目の当たりにはしているんですけれども、その辺はやはりPFIということで、特に銀座なんかは大手のブランドさんも集まっていますし、またタクシー会社さんとかタクシーセンターとお話し合いをすることによって、なるべく行政としては低コストな、低コストだけれども、最終的には中央区らしいとか、世界に誇るということで、海外でもいろいろ、例えば韓国とかフランスとかでもこういうようなことは今、実験的にやられているようなんですけれども、その中に中央区も入り込んで、日本、すごいなというようなことをアピールする上ではすごく有効だと思うんです。

 これからまた10月に東京で開催される国際通貨基金・世界銀行年次総会にはもちろん間に合わないんですけれども、もし今後またオリンピック招致活動に力を入れていくのであれば、そういうようなことも物すごく重要な材料になってくると思いますので、よろしくお願いします。

 以上で質問を終わります。

○堀田委員
 よろしくお願いいたします。

 私からは、議題のほうで、商店街へのアドバイザー派遣のこと、また、もう一つ地域通貨についてお伺いさせていただきますので、よろしくお願いいたします。

 まず、商店街のアドバイザー派遣のことですが、こちらは中央区商店街連合会が主体となって行っている事業であるわけですけれども、まずアドバイザーに求められる役割というものはどういうものかというふうにお考えかお聞かせいただければと思います。

 あわせて、区内には多くの商店街があるわけですけれども、このアドバイザー派遣の利用実績も、おわかりであれば御教示いただければと思います。

 よろしくお願いいたします。

○守谷商工観光課長
 アドバイザー派遣事業についてでございます。

 こちらは、商店街の課題を解決するため、専門家を派遣をいたして診断をするという事業でございまして、中央区商店街連合会が実施している事業です。

 こちらは、特定の講師というのはその場その場で定めるということになってございまして、いろいろ消費環境ですとか、商店街を取り巻く環境も変わります。その都度その都度、地域特性を踏まえた課題を解決するということで、いろいろな課題に幅広く対応できるような中小企業診断士ですとか、あるいは土地家屋の問題であれば、土地家屋診断士、そういったそのときの課題に対応した専門家を派遣するということで対応してございます。

 利用の実績ということでございますけれども、残念ながら利用の実績が大変悪うございまして、ここ3年内では利用がまだという状況でございます。

○堀田委員
 ありがとうございました。

 利用がこの3年ないということで、それも仕方ないのかなというふうに私も今、実際にゼロということを伺って思ったわけです。

 といいますのも、やはりアドバイザーの方に商店街の方が相談したいことというのは、結局は商店街の活性化のための具体的なアドバイスが欲しいというところかと思うのですけれども、実際に相談したときに、商店会の担当の方かと思いますが、では、困っているのは資金繰りですかとか、事業内容ですかとか、さっきもおっしゃったように専門的なというか、細かくジャンルを限定するような、それを聞かれまして、商店街側としては、何が課題というのがわからないので、そもそも全体的に話を聞いて、それこそ他の商店街、成功している商店街さんの事例などを教えていただけるとありがたいという思いで相談をしているのですが、細かく、どういうことですかというふうにジャンルを決められると、ちょっと答えられないというような状況だったということをお伺いしております。なので、せっかくそういう商店街アドバイザー制度といいますか、そういうのを考えてはくださっているのですが、結果的に利用できなかったというふうなことも実際ございましたので、これは私からの要望なんですけれども、実際に先ほど申し上げましたが、他の商店街の事例などを教えていただけるような方、そういう内容で、そういうことを教えていただける、人材と言ったら変ですが、今も本当にすばらしい方がそろっているのかとは思うのですが、狭く限定的に、専門的にというよりは、それも大切なんですが、広くトータルなアドバイスもしていただけるようなことで少々見直しをお願いできないかなということを考えておりまして、その点についてお伺いをさせていただけますでしょうか。よろしくお願いします。

○守谷商工観光課長
 確かに、前年御依頼をいただきまして、1つの商店街にお邪魔させていただいた実績がございます。結局、お話が成就しなかったということで、確かに話が専門的過ぎたというような御意見を踏まえまして、もうちょっと全般的に、どうして活性化していったらいいのか、その課題性もわからないという商店街さんも確かにいらっしゃるようでございますので、その辺を踏まえまして、もっと総合的な話から入っていけるようなアドバイス、またそういった各種講座等も、区商連と連携していただきながら開催をして活性化に努めてまいりたいというふうに考えてございます。

○堀田委員
 ありがとうございました。よろしくお願いいたします。

 続きまして、地域通貨のことですが、昨年の1回目ぐらいの本委員会でもたしか質問させていただいたかと思うのですが、地域通貨の調査費用というのが、昨年ですと平成23年度の予算に出ておりました。また、24年度の予算にもたしかついていたかなというふうに記憶しております。24年度につきましては、きょうのために再度確認をと思ったのですが、ちょっと見つけられなくて、あやふや情報で大変申しわけないんですが、少なくとも昨年度、費用はたしかついていたはずですので、地域通貨の調査は、どのような内容で行れたのか、また24年度実際についているのであれば、どのような調査をなさるおつもりなのかということを御教示いただければと思います。

 よろしくお願いいたします。

○守谷商工観光課長
 地域通貨の調査の件でございます。

 こちらは、平成23年度の予算で予算をつけていただきまして、調査を実施してございます。現在の報告書については、取りまとめ中ということでございますけれども、まず大きくは区民の利用者側のアンケートということで、区民の方と在勤者の方、こちらの2つのチャンネルで、現在どういった地域通貨、あるいはそれに準ずるものを今後持ちたい希望があるのか、持ちたいとすれば、どういったことが理由で、またデメリットはどういうことなのかということを聞いてございます。また一方、商店街の方にも数量アンケートと座談会等、両方開催をいたしまして、やはり導入のメリット、導入のネックになっている点がどういう点があるのか、成功している事例等も含めて、いろいろ御意見をいただいたと同時に、他の自治体の成功例、失敗例等を検討いたしまして、現在、今後どうするかということで調査報告書をまとめているということでございます。6月には委員会のほうにも報告できるかなというふうに思っております。

 平成24年度については、その調査結果を踏まえまして、検討会を持とうということで動いてございますけれども、予算は計上してございませんので、商店街の方等にお集まりをいただきまして、引き続き検討を進めている状況でございます。

○堀田委員
 ありがとうございました。

 たしか、昨年度ついていた予算もそんなに多額ではなかったかなというふうには記憶しているのですが、大切な皆様からの税金を使っての事業でありますので、6月の御報告をお待ちしておりますので、よろしくお願いいたします。

 以上で終わります。

○小栗委員長
 ほかによろしいですか。

 それでは、議題、地域振興、観光振興及び地域経済活性化対策に関することについては継続審査ということでよろしいでしょうか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○小栗委員長
 それでは、本日の地域活性化対策特別委員会をこれで閉会といたします。

 どうも御苦労さまでした。

(午後2時9分 閉会)

お問い合わせ先:区議会議会局調査係 
電話:03-3546-5559

ページの先頭へ