平成25年第一回定例会会議録（第5日 3月22日）
1．会期
三十日（第五日）
三月二十二日（金曜日）
2．開議並びに散会
午後三時四十五分開議
午後五時五十六分散会
3．出席議員
（三十名）
一番 加藤 博司議員
二番 山本 理恵議員
三番 瓜生 正高議員
四番 富永 一議員
五番 染谷 眞人議員
六番 木村 克一議員
七番 青木 かの議員
八番 河井 志帆議員
九番 奥村 暁子議員
十番 小栗 智恵子議員
十一番 石島 秀起議員
十二番 礒野 忠議員
十三番 中嶋 ひろあき議員
十四番 今野 弘美議員
十五番 墨谷 浩一議員
十六番 堀田 弥生議員
十七番 田中 耕太郎議員
十八番 渡部 恵子議員
十九番 志村 孝美議員
二十番 石田 英朗議員
二十一番 鈴木 久雄議員
二十二番 高橋 伸治議員
二十三番 増渕 一孝議員
二十四番 原田 賢一議員
二十五番 押田 まり子議員
二十六番 植原 恭子議員
二十七番 田中 広一議員
二十八番 中島 賢治議員
二十九番 渡部 博年議員
三十番 守本 利雄議員
4．出席説明員
区長 矢田 美英君
副区長 小泉 典久君
副区長 吉田 不曇君
教育長 齊藤 進君
企画部長 中島毅君
総務部長 島田 勝敏君
防災危機管理室長 中島 佳久君
区民部長 浅沼 孝一郎君
福祉保健部長 平林 治樹君
高齢者施策推進室長 小倉草君
保健所長 和田 哲明君
環境土木部長 宮本 恭介君
都市整備部長 岸田 里佳子君
会計管理者 平沢 康裕君
教育委員会事務局次長 新治満君
監査事務局長 坂田 直昭君
企画財政課長 黒川眞君
広報課長 信坂 留吉君
総務課長 長嶋 育夫君
5．議会局出席職員
議会局長 田野 則雄君
庶務係長 渡辺 忠之君
議事係長 荻原 雅彦君
調査係長 金田 敏明君
書記 長田 基道君
6．議事日程
日程第一
議席の変更
日程第二
諸般の報告
日程第三
青木かの議員の懲罰について
追加日程第一
諸般の報告
追加日程第二
青木かの議員の懲罰について
（懲罰特別委員会付託に続いて）
午後三時四十五分 開議
○議長（石田英朗議員）
ただいまより、本日の会議を開きます。
本日は、休会の日でありますが、青木かの議員に対する懲罰動議が提出されましたので、会議規則第十条第三項の規定により、特に会議を開くことにした次第であります。御了承願います。
○議長（石田英朗議員）
これより本日の日程に入ります。
日程第一、「議席の変更」を行います。
これより、議席に一部変更がありますので、申し上げます。
十一番議員は十六番に、十二番議員は十一番に、十三番議員は十二番に、十四番議員は十三番に、十五番議員は十四番に、十六番議員は十五番に、それぞれ議席を変更することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長（石田英朗議員）
御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたします。
○議長（石田英朗議員）
日程第二、「諸般の報告」を行います。
〔田野議会局長朗読〕
十一、青木かの議員に対する懲罰動議
○議長（石田英朗議員）
報告を終わります。
○議長（石田英朗議員）
日程第三、「青木かの議員の懲罰について」を議題といたします。
青木かの議員におきましては、退場願います。
〔七番 青木かの議員退場〕
○議長（石田英朗議員）
まず、発議者の説明を願います。
〔二十一番 鈴木久雄議員登壇〕
○二十一番（鈴木久雄議員）
それでは、発議者を代表して懲罰動議の提案説明をさせていただきます。
青木かの議員は、去る三月五日に設置された予算特別委員会の委員として、平成二十五年度中央区各会計予算の審査を行ってきましたが、三月十八日の予算特別委員会終了後、青木委員は礒野予算特別委員会委員長に委員会室での写真撮影の許可を申し出ました。礒野委員長はその場での判断はせずに、後で回答する旨、本人に伝えました。
しかしながら、青木委員は十八日の委員会終了後、委員長の回答を待たずに委員会室で、あたかも委員会審議中であるやの、いわば区民に事実とかけ離れた印象を与えかねないポーズで写真撮影を行ったものであります。さらに、その写真をインターネット上に配信いたしました。
これらのことは、礒野委員長を軽視し、予算特別委員会の正常な運営に支障を来し議会の秩序を著しく乱したものであります。よって、地方自治法第百三十五条第二項及び中央区議会会議規則第百二十条第一項の規定により、青木かの議員に対し懲罰を科すよう求めます。
よろしく御審議の上、御決定くださるようお願い申し上げます。
以上。
○議長（石田英朗議員）
青木かの議員におきましては、入場願います。
〔七番 青木かの議員入場着席〕
○議長（石田英朗議員）
次に、区議会会議規則第五十三条第一項の規定に基づき、発言の申し出がありますので、これを許します。
七番青木かの議員。
〔七番 青木かの議員登壇〕
○七番（青木かの議員）
このたび、私が行った行為、委員長の許可なく委員会室での写真撮影を行い、フェイスブックに掲載し、各会派の皆様に多大な御迷惑をおかけいたしましたことを全面的に反省し、ここに謝罪いたします。
今後このようなことがないよう、十分に留意してまいります。
○議長（石田英朗議員）
それでは、青木かの議員におきましては、御自身の問題ですので、再度退場をお願いいたします。
〔七番 青木かの議員退場〕
○二十三番（増渕一孝議員）
議事進行について動議を提出いたします。
ただいま上程されております青木かの議員の懲罰については、その内容を慎重に審査する必要がありますので、七名の委員をもって構成する懲罰特別委員会を設置し、付託されるようお諮り願うとともに、議長より直ちに委員を指名されるようお諮り願います。
〔「賛成」と呼ぶ者あり〕
○議長（石田英朗議員）
ただいま提出されました動議は賛成者がありますので、成立いたしました。よって、直ちにこれを議題といたします。
お諮りいたします。ただいまの動議に御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長（石田英朗議員）
御異議なしと認めます。よって、懲罰特別委員会は設置されましたので、青木かの議員の懲罰についてを付託いたします。
さらに、区議会委員会条例第五条第一項及び第二項の規定に基づき、私より委員を御指名申し上げます。
〔議会局職員、懲罰特別委員会委員名簿を配付〕
○議長（石田英朗議員）
それでは、ただいまから氏名を申し上げます。
押田 まり子 議員
今野 弘美 議員
原田 賢一 議員
中島 賢治 議員
田中 耕太郎 議員
志村 孝美 議員
渡部 博年 議員
以上、御指名申し上げました。これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長（石田英朗議員）
御異議なしと認めます。よって、懲罰特別委員会委員は決定いたしました。
○二十三番（増渕一孝議員）
議事進行について動議を提出いたします。
この際、会議時間を延長し、あわせて暫時休憩されるとともに、ただいま設置されました懲罰特別委員会を直ちに開くようお諮り願います。
〔「賛成」と呼ぶ者あり〕
○議長（石田英朗議員）
ただいま提出されました動議は賛成者がありますので、成立いたしました。よって、直ちにこれを議題といたします。
お諮りいたします。ただいまの動議に御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長（石田英朗議員）
御異議なしと認めます。よって、会議時間を延長し、暫時休憩するとともに、ただいま設置されました懲罰特別委員会を直ちに開きますから、委員各位には第二委員会室に御参集願います。
午後三時五十七分 休憩
午後五時四十五分 開議
○議長（石田英朗議員）
休憩前に引き続き、会議を開きます。
追加日程第一、「諸般の報告」を行います。
〔田野議会局長朗読〕
十二、委員会報告書（懲罰特別委員会）
○議長（石田英朗議員）
報告を終わります。
○議長（石田英朗議員）
次に、追加日程第二、「青木かの議員の懲罰について」を議題といたします。
青木かの議員におきましては、退場願います。
〔七番 青木かの議員退場〕
〔日程配付〕
〔田野議会局長朗読〕
追加日程第二
（懲罰特別委員会付託に続いて）
○議長（石田英朗議員）
本件について、懲罰特別委員会の報告を押田委員長より願います。
〔二十五番 押田まり子議員登壇〕
○二十五番（押田まり子議員）
ただいま上程されました「青木かの議員の懲罰」について、懲罰特別委員会における審査経過並びに結果報告を申し上げます。
本件は、本日の本会議において本委員会に付託されたものであり、その趣旨は、青木かの議員が予算特別委員会終了後、委員長の許可を得ず委員会室で撮影をし、インターネット上に掲載するなど議会の秩序を乱したため、地方自治法第百三十五条第二項及び区議会会議規則第百二十条第一項の規定に基づき、同議員に対し懲罰を科されたいというものであります。
本委員会は、本日の本会議におきまして委員の選任が行われ、委員七名が指名されました。本会議休憩中、議長招集による委員会が開会され、私が委員長に、副委員長には今野弘美委員がそれぞれ選出され、即日就任いたしました。
ここで一旦委員会は休憩に入り、再開後、付託を受けました事件について、慎重かつ詳細な審査を行いました。
懲罰動議発議者代表の鈴木久雄議員から説明を受け、質疑を行い、次に、青木かの議員から弁明を受け、質疑を行いました。質疑終了後、委員間での意見交換を行いました。
委員より、本件は懲罰事犯に該当するため、本件の審査を終了し、青木かの議員に対して、陳謝の懲罰を科すとする採決をすべきとの発言がありました。
一方、本件は懲罰事犯には該当しないため、本件の審査を終了し、青木かの議員に対して、懲罰を科さないとする採決をすべきとの異なる発言があったことから、本件が懲罰事犯として陳謝の懲罰を科すべきものと決定することについて採決いたしましたところ、陳謝の懲罰を科すことに決定いたしました。
続いて、陳謝文案について意見交換を行い、原田委員から提出された陳謝文案を採用することについて採決いたしましたところ、採用することに決しました。
陳謝文案は次のとおりです。
「私は、平成二十五年三月十八日の予算特別委員会における審議終了後、委員長の許可を得ることなく、当該委員会室であたかも審議中であるかのような様子で写真を撮影し、インターネット上に掲載いたしました。
これらの行為は、委員長を軽視するとともに委員会の正常な運営に著しく支障を来すものであり、大変軽率な行為であったと、深く反省し心から陳謝いたします。また、たび重なる議会の秩序を乱したことも改めて陳謝いたします。
なお、反省の意を込めて、今会期中の本会議及び委員会への出席は自粛させていただきます。
平成二十五年三月二十二日
中央区議会議員 青 木 か の」
以上、本委員会の決定のとおり表決いただきますようお願い申し上げまして、付託を受けました事件の審査経過並びに結果の御報告といたします。
○議長（石田英朗議員）
報告を終わります。
これより採決いたします。
本件に対する委員長の報告は、青木かの議員に陳謝の懲罰を科すことであります。
本件は委員長の報告のとおり決することに賛成の皆さんは御起立を願います。
〔賛成者起立〕
○議長（石田英朗議員）
起立多数と認めます。──御着席願います。よって、青木かの議員に陳謝の懲罰を科すことは可決されました。
青木かの議員におきましては、入場願います。
〔七番 青木かの議員入場着席〕
○議長（石田英朗議員）
ただいまの議決に基づき、これより青木かの議員に対し懲罰の宣告を行います。
青木かの議員に陳謝の懲罰を科します。
これより青木かの議員に陳謝をさせます。
青木かの議員に陳謝文の朗読を命じます。
〔七番 青木かの議員登壇〕
○七番（青木かの議員）
私は、平成二十五年三月十八日の予算特別委員会における審議終了後、委員長の許可を得ることなく、当該委員会室であたかも審議中であるかのような様子で写真を撮影し、インターネット上に掲載いたしました。
これらの行為は、委員長を軽視するとともに委員会の正常な運営に著しく支障を来すものであり、大変軽率な行為であったと、深く反省し心から陳謝いたします。また、たび重なる議会の秩序を乱したことも改めて陳謝いたします。
なお、反省の意を込めて、今会期中の本会議及び委員会への出席は自粛させていただきます。
平成二十五年三月二十二日
中央区議会議員 青木 かの
○二十三番（増渕一孝議員）
議事進行について動議を提出いたします。
本日の会議はこの程度とし、予算特別委員会に付託されております議案の審査の関係もありますので、明二十三日より二十七日までを休会とし、来る三月二十八日定刻に本会議を開かれるようお諮り願います。
〔「賛成」と呼ぶ者あり〕
○議長（石田英朗議員）
ただいま提出されました動議は賛成者がありますので、成立いたしました。よって、直ちにこれを議題といたします。
お諮りいたします。ただいまの動議に御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長（石田英朗議員）
御異議なしと認めます。よって、本日の会議はこれにて打ち切り、明二十三日より二十七日までを休会とし、来る三月二十八日本会議を開きますから、定刻に御参集願います。
本日は、これをもって散会いたします。
午後五時五十六分 散会
署名議員
議長 石田 英朗
議員 富永 一
議員 墨谷 浩一
お問い合わせ先：区議会議会局調査係
電話：03-3546-5559