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平成25年第二回定例会会議録(第1日 6月25日)

1.会期

九日(第一日)

六月二十五日(火曜日)

2.開会並びに散会

午後二時開会

午後二時五十五分散会

3.出席議員

(二十九名)

一番 加藤 博司議員

二番 山本 理恵議員

三番 富永 一議員

四番 瓜生 正高議員

五番 染谷 眞人議員

六番 堀田 弥生議員

七番 河井 志帆議員

九番 奥村 暁子議員

十番 小栗 智恵子議員

十一番 増渕 一孝議員

十二番 高橋 伸治議員

十三番 木村 克一議員

十四番 石田 英朗議員

十五番 墨谷 浩一議員

十六番 青木 かの議員

十七番 田中 耕太郎議員

十八番 渡部 恵子議員

十九番 志村 孝美議員

二十番 原田 賢一議員

二十一番 中嶋 ひろあき議員

二十二番 鈴木 久雄議員

二十三番 礒野 忠議員

二十四番 今野 弘美議員

二十五番 押田 まり子議員

二十六番 植原 恭子議員

二十七番 田中 広一議員

二十八番 中島 賢治議員

二十九番 渡部 博年議員

三十番 守本 利雄議員

4.出席説明員

区長 矢田 美英君

副区長 小泉 典久君

副区長 吉田 不曇君

教育長 齊藤 進君

企画部長 中島毅君

総務部長 島田 勝敏君

防災危機管理室長 中島 佳久君

区民部長 浅沼 孝一郎君

福祉保健部長 平林 治樹君

高齢者施策推進室長 小倉草君

保健所長 和田 哲明君

環境土木部長 宮本 恭介君

都市整備部長 田村 嘉一君

会計管理者 平沢 康裕君

教育委員会事務局次長 新治満君

監査事務局長 坂田 直昭君

企画財政課長 黒川眞君

広報課長 園田 典子君

総務課長 長嶋 育夫君

5.議会局出席職員

議会局長 田野 則雄君

庶務係長 小暮 万里子君

議事係長 荻原 雅彦君

調査係長 金田 敏明君

書記 長田 基道君

6.議事日程

日程第一
議席の変更

日程第二
会議録署名議員の指名

日程第三
会期の決定

日程第四
諸般の報告

日程第五
委員会の中間報告並びに特別区競馬組合議会議員、東京二十三区清掃一部事務組合議会議員及び東京都後期高齢者医療広域連合議会の報告

日程第六
議員提出議案第五号 東京都後期高齢者医療広域連合議会議員の選挙における候補者の推薦について

日程第七
議員提出議案第六号 東京都後期高齢者医療広域連合議会議員の選挙における候補者の推薦について


午後二時 開会

○議長(原田賢一議員)
 ただいまより、平成二十五年第二回中央区議会定例会を開会いたします。

 ただいまの出席議員は二十九名であります。よって、今期定例会は成立いたしております。

 ただいまより、本日の会議を開きます。


○議長(原田賢一議員)
 日程第一、「議席の変更」を行います。

 これより、議席に一部変更がありますので申し上げます。

 三番議員は四番に、四番議員は三番に、六番議員は十三番に、七番議員は十六番に、八番議員は七番に、十一番議員は二十三番に、十二番議員は二十一番に、十三番議員は二十四番に、十四番議員は十五番に、十五番議員は六番に、二十番議員は十四番に、二十一番議員は二十二番に、二十二番議員は十二番に、二十三番議員は十一番に、二十四番議員は二十番に、それぞれ議席を変更することに御異議ありませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○議長(原田賢一議員)
 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたします。


○議長(原田賢一議員)
 次に、日程第二、「会議録署名議員の指名」を行います。

 区議会会議規則第八十四条の規定に基づき、今期定例会の会議録署名議員を私より御指名いたします。

 一番加藤博司議員並びに十四番石田英朗議員の両議員にお願いをいたします。


○議長(原田賢一議員)
 次に、日程第三、「会期の決定」を行います。

 お諮りいたします。今期定例会の会期を、本日より来る七月三日までの九日間とすることに御異議ありませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○議長(原田賢一議員)
 御異議なしと認めます。よって、今期定例会の会期を九日間とすることに決定いたします。


○議長(原田賢一議員)
 次に、日程第四、「諸般の報告」を行います。

〔田野議会局長朗読〕


一、区議会定例会の招集の通知について

二、議案の送付について

三、「職員に関する条例」に対する人事委員会の意見聴取について(照会)

四、「職員に関する条例」に対する人事委員会の意見聴取について(回答)

五、人権擁護委員の候補者の推薦について

六、平成二十四年度中央区一般会計予算の繰越明許費及び事故繰越しに係る経費の繰越しの報告について

七、損害賠償の額の決定に関する専決処分の報告について

八、地方自治法第二百四十三条の三第二項の規定に基づく書類の提出について

九、議案の提出について

十、議案の提出について


○議長(原田賢一議員)
 報告を終わります。

 ここで、ただいま報告のありました議員提出議案二件につきましては、本日の日程に掲載いたしました。


○議長(原田賢一議員)
 次に、日程第五、「委員会の中間報告並びに特別区競馬組合議会議員、東京二十三区清掃一部事務組合議会議員及び東京都後期高齢者医療広域連合議会の報告」を受けます。

 まず、守本企画総務委員会委員長。

三十番 守本利雄議員登壇

○三十番(守本利雄議員)
 ただいまより、企画総務委員会に付託を受けました「企画・総務及び財政の調査について」及び「米軍新型輸送機オスプレイの配備撤回と全国での低空飛行訓練中止を求める意見書の採択を求める請願」の調査並びに審査経過につきまして、御報告を申し上げます。

 本委員会は、去る五月三十一日に開会されました第一回区議会臨時会におきまして委員の選任が行われ、新たに委員八名が指名され、同日、本会議終了後、議長招集による委員会が開会され、私が委員長に、副委員長には志村孝美委員がそれぞれ選出され、即日就任いたしました。

 ここに新しい委員会の構成が行われましたので、六月四日に委員会を開会し、議長並びに区長の挨拶の後、前期定例会後における調査並びに審査経過について、礒野前委員長より次のような報告を受けました。

 前委員会は四月十五日に開会し、付託事件及び請願について慎重に調査並びに審査を進めてまいりました。

 当日は、まず、本委員会に新規付託された「米軍新型輸送機オスプレイの配備撤回と全国での低空飛行訓練中止を求める意見書の採択を求める請願」について審査を開始し、紹介議員並びに請願代表者より説明を受けました。

 次に、理事者より、築地のまちづくりに関する東京都中央区検討会平成二十四年度結果概要について、中央区男女共同参画行動計画二○一三の策定について、平成二十五年四月一日現在の職員数について、平成二十四年度防災危機管理センター訓練及び災害対策本部運営訓練の実施結果について、地域のための災害時要援護者支援体制構築マニュアルの策定について、それぞれ報告を聴取し、質疑を行いました。

 続いて、付託事件及び請願の審査を行いましたが、継続審査と決しているところであります。

 概略以上のような報告に対し、本委員会は、これを了承いたしました。

 次に、理事者より、労働スクエア東京跡地複合施設「本の森ちゅうおう」(仮称)実施設計の概要等について、「強固な財政基盤堅持に向けた当面二カ年の重点取組指針」に基づく事務事業評価及び使用料等評価の対象について、築地新市場の整備スケジュールについて、平成二十五年第二回区議会定例会提出予定議案(件名・説明)について、新型インフルエンザ等緊急事態派遣手当について、平成二十五年度公共工事設計労務単価に係る特例措置について、住宅借入金等特別税額控除の適用期限の延長等について、南海トラフ巨大地震による東京の被害想定について、それぞれ報告を聴取し、質疑を行いました。

 続いて、付託事件及び請願の審査を行いましたが、それぞれ、今後さらに調査・研究する必要があるとして、継続審査と決しました。

 以上申し上げまして、本委員会に付託を受けました事件及び請願の調査並びに審査経過の御報告といたします。(拍手)

○議長(原田賢一議員)
 ただいまの守本企画総務委員会委員長の報告は、これを了承することに御異議ありませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○議長(原田賢一議員)
 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたします。


○議長(原田賢一議員)
 次に、木村区民文教委員会委員長。

十三番 木村克一議員登壇

○十三番(木村克一議員)
 ただいまより、区民文教委員会に付託を受けました「区民生活及び教育行政の調査について」の経過につきまして、御報告を申し上げます。

 本委員会は、去る五月三十一日に開会されました第一回区議会臨時会におきまして委員の選任が行われ、新たに委員七名が指名され、同日、本会議終了後、議長招集による委員会が開会され、私が委員長に、副委員長には鈴木久雄委員がそれぞれ選出され、即日就任いたしました。

 ここに新しい委員会の構成が行われましたので、六月六日に委員会を開会し、議長並びに区長の挨拶の後、前期定例会後における調査経過について、押田前委員長より次のような報告を受けました。

 前委員会は、四月十七日に開会し、付託事件について慎重に調査を進めてまいりました。

 当日は、理事者より、中央会館「銀座ブロッサム」の改修について、平成二十五年度中央区まちかど展示館助成対象施設の公募について、「スポーツ祭東京二○一三」デモンストレーションとしてのスポーツ行事の実施に伴う競技会役員の編成等について、中央区内共通買物券の販売について、平成二十五年度在籍児童・生徒・園児数及び学級数について、平成二十五年度区立学校・幼稚園周年行事について、体罰に係る実態把握の結果について、第二次中央区子ども読書活動推進計画の策定について、それぞれ報告を聴取し、質疑を行いました。

 続いて、付託事件の審査を行いましたが、継続審査と決しているところであります。

 概略以上のような報告に対し、本委員会は、これを了承いたしました。

 次に、理事者より、第二十五回東京湾大華火祭の実施概要について、平成二十三年度協働提案事業(平成二十四年度実施)の評価結果及び事業の継続について、平成二十四年度中央区文化事業助成対象事業の評価結果について、障害者スポーツ体験会の実施について、「本物を知る!!『お江戸満喫 まち歩き』」の実施について、中央区立小学校及び中学校の学校医、学校歯科医及び学校薬剤師の公務災害補償の補償基礎額等の改定について、区立学校における事故発生状況の推移(平成二十二年度から二十四年度)について、平成二十五年度中学生海外体験学習について、労働スクエア東京跡地複合施設「本の森ちゅうおう」(仮称)実施設計の概要等について、それぞれ報告を聴取し、質疑を行いました。

 続いて、付託事件の審査を行いましたが、今後さらに調査・研究する必要があるとして、継続審査と決しました。

 以上申し上げまして、本委員会に付託を受けました事件の調査経過の御報告といたします。(拍手)

○議長(原田賢一議員)
 ただいまの木村区民文教委員会委員長の報告は、これを了承することに御異議ありませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○議長(原田賢一議員)
 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたします。


○議長(原田賢一議員)
 次に、田中福祉保健委員会委員長。

二十七番 田中広一議員登壇

○二十七番(田中広一議員)
 ただいまより、福祉保健委員会に付託を受けました「福祉及び保健の調査について」の経過につきまして、御報告を申し上げます。

 本委員会は、去る五月三十一日に開会されました第一回区議会臨時会におきまして委員の選任が行われ、新たに委員七名が指名され、同日、本会議終了後、議長招集による委員会が開会され、私が委員長に、副委員長には石田英朗委員がそれぞれ選出され、即日就任いたしました。

 ここに新しい委員会の構成が行われましたので、六月七日に委員会を開会し、議長並びに区長の挨拶の後、前期定例会後における調査経過について、前委員長でありました私より、次のような報告をいたしました。

 前委員会は四月十九日に開会し、付託事件について慎重に調査を進めてまいりました。

 当日は、理事者より、地域のための災害時要援護者支援体制構築マニュアルの策定について、中央区健康・食育プラン二○一三の策定について、それぞれ報告を聴取し、質疑を行いました。

 続いて、付託事件の審査を行いましたが、継続審査と決しているところであります。

 概略以上のような報告に対し、本委員会は、これを了承いたしました。

 次に、理事者より、中央区子ども・子育て会議の設置について、中央区立京橋こども園の開設について、労働スクエア東京跡地複合施設「本の森ちゅうおう」(仮称)実施設計の概要等について、月島一丁目三、四、五番地区第一種市街地再開発事業により整備した建物取得について、それぞれ報告を聴取し、質疑を行いました。

 続いて、付託事件の審査を行いましたが、今後さらに調査・研究する必要があるとして、継続審査と決しました。

 以上申し上げまして、本委員会に付託を受けました事件の調査経過の御報告といたします。(拍手)

○議長(原田賢一議員)
 ただいまの田中福祉保健委員会委員長の報告は、これを了承することに御異議ありませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○議長(原田賢一議員)
 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたします。


○議長(原田賢一議員)
 次に、中嶋環境建設委員会委員長。

二十一番 中嶋ひろあき議員登壇

○二十一番(中嶋ひろあき議員)
 ただいまより、環境建設委員会に付託を受けました「環境保全及び建設行政の調査について」の経過につきまして、御報告を申し上げます。

 本委員会は、去る五月三十一日に開会されました第一回区議会臨時会におきまして委員の選任が行われ、新たに委員七名が指名され、同日、本会議終了後、議長招集による委員会が開会され、私が委員長に、副委員長には高橋伸治委員がそれぞれ選出され、即日就任いたしました。

 ここに新しい委員会の構成が行われましたので、六月五日に委員会を開会し、議長並びに副区長の挨拶の後、前期定例会後における調査経過について、今野前委員長より次のような報告を受けました。

 前委員会は四月二十二日に開会し、付託事件について慎重に調査を進めてまいりました。

 当日は、理事者より、朝潮運河歩行者専用橋等の整備について、平成二十五年度中央区一般廃棄物処理実施計画の策定について、宮城県女川町の災害廃棄物の受入れ終了について、市街地開発事業指導要綱に定める開発協力金の拡充等について、日本橋室町三丁目地区の都市計画について、それぞれ報告を聴取し、質疑を行いました。

 続いて、付託事件の審査を行いましたが、継続審査と決しているところであります。

 概略以上のような報告に対し、本委員会は、これを了承いたしました。

〔議長退席、副議長着席〕

 次に、理事者より、平成二十四年度江戸バス乗車実績等について、平成二十四年度大気汚染常時測定結果について、平成二十四年度自動車公害調査結果について、平成二十四年度河川水質調査結果について、高齢者運転免許自主返納奨励事業について、特別区道の路線の変更について、中央区分別収集計画の策定について、中央清掃工場の操業状況等について、中央清掃工場の排ガス等調査結果について、清掃事業に係る車両交通事故の損害賠償について、銀座五・六丁目地区地域冷暖房施設の都市計画について、平成二十五年度再開発事業等の取組について、まちづくり支援用施設(従前居住者住宅)の設置について、築地新市場の整備スケジュールについて、区立住宅の入居者募集について、耐震補強工事助成額の変更について、それぞれ報告を聴取し、質疑を行いました。

 続いて、付託事件の審査を行いましたが、今後さらに調査・研究する必要があるとして、継続審査と決しました。

 以上申し上げまして、本委員会に付託を受けました事件の調査経過の御報告といたします。(拍手)

○副議長(中島賢治議員)
 ただいまの中嶋環境建設委員会委員長の報告は、これを了承することに御異議ありませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○副議長(中島賢治議員)
 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたします。


○副議長(中島賢治議員)
 次に、原田特別区競馬組合議会等議員。

二十番 原田賢一議員登壇

○二十番(原田賢一議員)
 ただいまより、特別区競馬組合議会、東京二十三区清掃一部事務組合議会及び東京都後期高齢者医療広域連合議会の主な経過につきまして、御報告を申し上げます。

 初めに、特別区競馬組合議会についてであります。

 本年二月十八日開会の平成二十五年第一回定例会におきまして、平成二十五年度特別区競馬組合一般会計予算が原案のとおり可決されました。

 この可決されました予算の概要につきまして、御報告を申し上げます。

 特別区競馬組合一般会計予算につきましては、平成二十五年度の業務予定量として、年間開催日数を百三日、競走数を一千百六十七競走と定めました。

 予算規模は、九百九十六億三千四百四十五万三千円で、前年度比三・三%の減となっております。

 収入の主な内容は、競馬開催収益等の営業収益が九百九十四億一千六百六十八万円、営業外収益は二億一千七百七十七万円であり、支出の主な内容は、営業費用として九百九十一億三百四十七万円、営業外費用が二億四百六十八万円となっております。

 次に、東京二十三区清掃一部事務組合議会の主な経過につきまして、御報告を申し上げます。

 本年二月二十六日開会の平成二十五年第一回定例会におきまして、平成二十五年度東京二十三区清掃一部事務組合一般会計予算が原案のとおり可決されました。

 この可決されました予算の概要につきまして、御報告を申し上げます。

 予算総額は、歳入歳出とも八百七億七千万円で、前年度当初予算額と比較して五・二%の増となっております。

 歳入の主な内容は、特別区分担金である分担金及び負担金が三百九十一億九千三百万円、廃棄物処理手数料など使用料及び手数料が百三十四億七千六百五十二万三千円となっております。

 また、歳出の主な内容は、清掃費が六百六十六億二百三十三万四千円、組合債の元利償還金など公債費が九十億九千六百三十二万円、総務費が四十七億四千九十六万八千円となっております。

 なお、平成二十五年度東京二十三区清掃一部事務組合経費分担金についてでありますが、一区当たりの分担金額は、区収集ごみ量相当分につきましては「区収ごみ量割」で算出し、持込ごみ量相当分につきましては、持込手数料を控除した上で「持込ごみ量割」により算出し、それぞれの額を合算した額と、平成二十三年度分担金精算額並びに「清掃負担の公平」による負担の調整額との合計額であります。

 この算出方法により本区の分担金の年額は、九億五十一万五千円となります。

 次に、東京都後期高齢者医療広域連合議会の主な経過につきまして御報告を申し上げます。

 本年一月三十一日開会の平成二十五年第一回定例会におきまして、平成二十五年度東京都後期高齢者医療広域連合一般会計予算及び平成二十五年度東京都後期高齢者医療広域連合後期高齢者医療特別会計予算が原案のとおり可決されました。

 一般会計予算では、予算総額は、歳入歳出とも四十九億三千三百四十九万四千円、前年度比一一・五%の減となっております。

 歳入の主な内容は、区市町村の事務費負担金が四十億四千八百七十六万九千円、保険料不均一賦課負担金が、国庫支出金、都支出金でそれぞれ九百五十四万四千円となっております。

 また、歳出の主な内容は、職員人件費及び広域連合の運営上必要となる事務費など総務費が五億一千百九十七万五千円、医療制度の施行に係る特別会計への繰り出しなど民生費が四十四億百三十一万五千円となっています。

 続いて、特別会計予算では、予算額は歳入歳出とも一兆一千五百一億七千三十九万八千円となっております。

 歳入の主な内容は、保険料等負担金及び保険料軽減措置負担金など区市町村支出金が二千二百八十四億五千三百三万七千円、療養給付費負担金、財政調整交付金など国庫支出金が二千九百六十億六千三百三十二万九千円、療養給付費負担金、財政安定化基金交付金など都支出金が九百八十七億八千九百八十万七千円、支払基金交付金が五千百五十九億三千五百四十三万円となっています。

 また、歳出の主な内容は、医療制度システム管理運営事務など総務費が四十億一千七十一万一千円、療養給付費等支給費など保険給付費が一兆一千三百八十三億六千三百六十二万八千円となっています。

 以上、簡単ではございますが、特別区競馬組合議会、東京二十三区清掃一部事務組合議会及び東京都後期高齢者医療広域連合議会の御報告といたします。(拍手)

○副議長(中島賢治議員)
 ただいまの原田特別区競馬組合議会等議員の報告は、これを了承することに御異議ありませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○副議長(中島賢治議員)
 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたします。


○副議長(中島賢治議員)
 次に、増渕築地市場等街づくり対策特別委員会委員長。

十一番 増渕一孝議員登壇

○十一番(増渕一孝議員)
 ただいまより、築地市場等街づくり対策特別委員会に付託を受けました「新しい築地及び再開発等まちづくりに関すること」の調査経過につきまして、御報告を申し上げます。

 本特別委員会は、去る五月三十一日に開会されました第一回区議会臨時会におきまして委員の所属変更が行われ、新たに委員七名が指名され、同日、本会議終了後、議長招集による委員会が開会され、私が委員長に、副委員長には渡部博年委員がそれぞれ選出され、即日就任いたしました。

〔副議長退席、議長着席〕

 ここに新しい委員会の構成が行われましたので、六月十一日に委員会を開会し、議長並びに区長の挨拶の後、前期定例会後における調査経過について、木村前委員長より次のような報告を受けました。

 前委員会は四月二十六日に開会し、付託事件について慎重に調査を進めてまいりました。

 当日は、理事者より、築地のまちづくりに関する東京都中央区検討会平成二十四年度結果概要について、市街地開発事業指導要綱に定める開発協力金の拡充等について、日本橋室町三丁目地区の都市計画について、それぞれ報告を聴取するとともに、付託事件とあわせて質疑を行いました。

 なお、付託事件については、継続審査と決しているところであります。

 概略以上のような報告に対し、本特別委員会は、これを了承いたしました。

 続いて、理事者より、築地新市場の整備スケジュールについて、銀座五・六丁目地区地域冷暖房施設の都市計画について、平成二十五年度再開発事業等の取組について、それぞれ報告を聴取するとともに、付託事件とあわせて質疑を行いました。

 なお、付託事件については、今後も引き続き調査・研究する必要があるとして、継続審査と決しました。

 以上申し上げまして、本特別委員会に付託を受けました事件の調査経過の御報告といたします。(拍手)

○議長(原田賢一議員)
 ただいまの増渕築地市場等街づくり対策特別委員会委員長の報告は、これを了承することに御異議ありませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○議長(原田賢一議員)
 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたします。


○議長(原田賢一議員)
 次に、小栗地域活性化対策特別委員会委員長。

十番 小栗智恵子議員登壇

○十番(小栗智恵子議員)
 ただいまより、地域活性化対策特別委員会に付託を受けました「地域振興、文化振興、観光振興及び地域経済活性化対策に関すること」の調査経過につきまして、御報告を申し上げます。

 本特別委員会は、去る五月三十一日に開会されました第一回区議会臨時会におきまして委員の所属変更が行われ、新たに委員八名が指名され、同日、本会議終了後、議長招集による委員会が開会され、私が委員長に、副委員長には今野弘美委員がそれぞれ選出され、即日就任いたしました。

 ここに新しい委員会の構成が行われましたので、六月十日に委員会を開会し、議長並びに区長の挨拶の後、前期定例会後における調査経過について、田中前委員長より次のような報告を受けました。

 前委員会は四月二十五日に開会し、付託事件について慎重に調査を進めてまいりました。

 当日は、理事者より、平成二十五年度中央区まちかど展示館助成対象施設の公募について、中央区内共通買物券の販売について、それぞれ報告を聴取するとともに、付託事件とあわせて質疑を行いました。

 なお、付託事件については、継続審査と決しているところであります。

 概略以上のような報告に対し、本特別委員会は、これを了承いたしました。

 続いて、理事者より、労働スクエア東京跡地複合施設「本の森ちゅうおう」(仮称)実施設計の概要等について、第二十五回東京湾大華火祭の実施概要について、平成二十三年度協働提案事業(平成二十四年度実施)の評価結果及び事業の継続について、平成二十四年度中央区文化事業助成対象事業の評価結果について、「本物を知る!!『お江戸満喫 まち歩き』」の実施について、それぞれ報告を聴取するとともに、付託事件とあわせて質疑を行いました。

 なお、付託事件については、今後も引き続き調査・研究する必要があるとして、継続審査と決しました。

 以上申し上げまして、本特別委員会に付託を受けました事件の調査経過の御報告といたします。(拍手)

○議長(原田賢一議員)
 ただいまの小栗地域活性化対策特別委員会委員長の報告は、これを了承することに御異議ありませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○議長(原田賢一議員)
 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたします。


○議長(原田賢一議員)
 次に、田中少子高齢化対策特別委員会委員長。

十七番 田中耕太郎議員登壇

○十七番(田中耕太郎議員)
 ただいまより、少子高齢化対策特別委員会に付託を受けました「子育て環境の整備及び高齢者対策に関すること」の調査経過につきまして、御報告を申し上げます。

 本特別委員会は、去る五月三十一日に開会されました第一回区議会臨時会におきまして委員の所属変更が行われ、新たに委員七名が指名され、同日、本会議終了後、議長招集による委員会が開会され、私が委員長に、副委員長には加藤博司委員がそれぞれ選出され、即日就任いたしました。

 ここに新しい委員会の構成が行われましたので、六月十二日に委員会を開会し、議長並びに区長の挨拶の後、前期定例会後における調査経過について、小栗前委員長より次のような報告を受けました。

 前委員会は四月三十日に開会し、付託事件について慎重に調査を進めてまいりました。

 当日は、理事者より、地域のための災害時要援護者支援体制構築マニュアルの策定について、平成二十五年度在籍児童・生徒・園児数及び学級数について、それぞれ報告を聴取するとともに、付託事件とあわせて質疑を行いました。

 なお、付託事件については、継続審査と決しているところであります。

 概略以上のような報告に対し、本特別委員会は、これを了承いたしました。

 続いて、理事者より、中央区子ども・子育て会議の設置について、中央区立京橋こども園の開設について、月島一丁目三、四、五番地区第一種市街地再開発事業により整備した建物取得について、それぞれ報告を聴取するとともに、付託事件とあわせて質疑を行いました。

 なお、付託事件については、今後も引き続き調査・研究する必要があるとして、継続審査と決しました。

 以上申し上げまして、本特別委員会に付託を受けました事件の調査経過の御報告といたします。(拍手)

○議長(原田賢一議員)
 ただいまの田中少子高齢化対策特別委員会委員長の報告は、これを了承することに御異議ありませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○議長(原田賢一議員)
 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたします。


○議長(原田賢一議員)
 次に、植原防災等安全対策特別委員会委員長。

二十六番 植原恭子議員登壇

○二十六番(植原恭子議員)
 ただいまより、防災等安全対策特別委員会に付託を受けました「防災、防犯、交通問題等児童生徒及び区民生活の安全に関すること」の調査経過につきまして、御報告を申し上げます。

 本特別委員会は、去る五月三十一日に開会されました第一回区議会臨時会におきまして委員の所属変更が行われ、新たに委員七名が指名され、同日、本会議終了後、議長招集による委員会が開会され、私が委員長に、副委員長には富永一委員がそれぞれ選出され、即日就任いたしました。

 ここに新しい委員会の構成が行われましたので、六月十三日に委員会を開会し、議長並びに区長の挨拶の後、前期定例会後における調査経過について、鈴木前委員長より次のような報告を受けました。

 前委員会は四月二十四日に開会し、付託事件について慎重に調査を進めてまいりました。

 当日は、理事者より、平成二十四年度防災危機管理センター訓練及び災害対策本部運営訓練の実施結果について、地域のための災害時要援護者支援体制構築マニュアルの策定について、それぞれ報告を聴取するとともに、付託事件とあわせて質疑を行いました。

 なお、付託事件については、継続審査と決しているところであります。

 概略以上のような報告に対し、本特別委員会は、これを了承いたしました。

 続いて、理事者より、南海トラフ巨大地震による東京の被害想定について、高齢者運転免許自主返納奨励事業について、耐震補強工事助成額の変更について、それぞれ報告を聴取するとともに、付託事件とあわせて質疑を行いました。

 なお、付託事件については、今後も引き続き調査・研究する必要があるとして、継続審査と決しました。

 以上申し上げまして、本特別委員会に付託を受けました事件の調査経過の御報告といたします。(拍手)

○議長(原田賢一議員)
 ただいまの植原防災等安全対策特別委員会委員長の報告は、これを了承することに御異議ありませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○議長(原田賢一議員)
 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたします。

 以上をもって報告を終わります。


○議長(原田賢一議員)
 次に、日程第六を議題といたします。

〔田野議会局長朗読〕


日程第六

 議員提出議案第五号 東京都後期高齢者医療広域連合議会議員の選挙における候補者の推薦について


○議長(原田賢一議員)
 提案者の説明を願います。

〔十九番 志村孝美議員登壇〕

○十九番(志村孝美議員)
 ただいま上程されました議員提出議案第五号「東京都後期高齢者医療広域連合議会議員の選挙における候補者の推薦について」、提案理由を説明します。

 高齢者を七十五歳で区分けして国保や健保、扶養家族から強制的に追い出し、あらゆる段階で安上がりの差別医療を押しつける後期高齢者制度に対して、不安や制度の撤廃を求める世論は依然として広がっています。

 七十五歳以上だけ切り離すなどという医療制度をつくった国は世界のどこにもありません。長年社会に貢献してきた高齢者に苦しみを強いる、これほど人の道に反した制度はありません。

 この制度は、もともと高齢者医療の仕組みを変えて国庫負担を減らそうとするもので、低所得者層に重い負担を押しつけることや医療の制限につながる診療報酬制度と一体になっていることなどの根本的な欠陥があります。

 後期高齢者制度には、全国で一千五百万人が加入していますが、保険料の滞納者は二十五万人となり、無慈悲な差し押さえが社会問題になっています。中央区でも滞納者は一月末現在、四百三十七人で、昨年度から比べて約二割ふえ、短期証の発行も増加傾向となっています。

 保険料は改定のたびに引き上げられてきましたが、七十五歳以上の人口増加と医療負担が保険料に直接はね返る仕掛けになっているため、今後もさらに上がり続けることが危惧されます。七十歳から七十四歳の患者二割負担も狙われており、ただでさえ病気になりがちな高齢者の命が危険にさらされます。

 一方、現役世代にも後期高齢者支援金という形で負担がかかります。広域連合議会は、今まさに、制度のこうした根本的問題に真正面から取り組み、議論を尽くし、その解決方法を見出していくという重要な責務を負っています。

 東京都後期高齢者医療広域連合は、東京都の全ての区市町村で組織され、対象とする地域と人口は極めて巨大です。ところが、広域連合独自の議会の議員は、住民による直接選挙ではなく、区市町村議会での間接選挙となり、住民の声は届きにくい仕組みとなっています。

 そのような問題点がある広域連合が、保険料額や療養給付水準など、住民、高齢者の生活に重要な影響を及ぼす事柄を決定する権限とその執行の全てを担っています。広域連合をチェックする広域連合議会と、その議員の果たすべき役割は重要です。とりわけ、後期高齢者制度そのものの存廃が問われる事態となっている現在の状況にあっては、一段とその重要性が増しています。

 広域連合議会議員選挙においては、広域連合制度の重要性を踏まえ、各区市町村議会の議長職にある者を無条件で選出する、いわゆる充て職とはしないことが確認されております。

 広域連合議会議員の選出について、連合参加自治体の議会で候補者を推薦し議決するというルールに基づいて、日本共産党区議団は、広域連合議会議員として、小栗智恵子議員を推薦するものです。

 以上で提案理由の説明を終わります。(拍手)

○議長(原田賢一議員)
 本案は、起立により採決いたします。本案を可決することに賛成の皆さんは御起立を願います。

〔賛成者起立〕

○議長(原田賢一議員)
 起立少数と認めます。──御着席願います。よって、日程第六、議員提出議案第五号は否決されました。


○議長(原田賢一議員)
 次に、日程第七を議題といたします。

〔田野議会局長朗読〕


日程第七

 議員提出議案第六号 東京都後期高齢者医療広域連合議会議員の選挙における候補者の推薦について


○議長(原田賢一議員)
 本件は、私ごとに関することでありますので、ここで副議長と交代いたします。

〔議長退席、副議長着席〕

○副議長(中島賢治議員)
 提案者の説明を願います。

〔二十四番 今野弘美議員登壇〕

○二十四番(今野弘美議員)
 ただいま上程されました議員提出議案第六号につきまして、提案者を代表して、提案の理由を御説明いたします。

 本案は、東京都後期高齢者医療広域連合議会議員の選挙における候補者を推薦するため、東京都後期高齢者医療広域連合規約第八条第一項の規定に基づき、候補者に原田賢一議員を推薦するものであります。

 全会一致で本案に御賛同いただきますようお願い申し上げまして、提案の説明といたします。(拍手)

○副議長(中島賢治議員)
 本案は起立により採決いたします。本案を可決することに賛成の皆さんは御起立を願います。

〔賛成者起立〕

○副議長(中島賢治議員)
 起立多数と認めます。──御着席願います。よって、日程第七、議員提出議案第六号は原案のとおり可決されました。

 以上で、私の職務は終了いたしましたので、議長と交代いたします。

〔副議長退席、議長着席〕


○二十三番(礒野 忠議員)
 議事進行について動議を提出いたします。

 本日の会議はこの程度とし、明二十六日定刻に本会議を開かれるよう、お諮り願います。

〔「賛成」と呼ぶ者あり〕

○議長(原田賢一議員)
 ただいま提出されました動議は賛成者がありますので、成立いたしました。よって、直ちにこれを議題といたします。

 お諮りいたします。ただいまの動議に御異議ありませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○議長(原田賢一議員)
 御異議なしと認めます。よって、本日の会議はこれにて打ち切り、明二十六日本会議を開きますから、定刻に御参集願います。

 本日は、これをもって散会いたします。

午後二時五十五分 散会


署名議員
議長 原田 賢一
副議長中島 賢治
議員 加藤 博司
議員 石田 英朗

お問い合わせ先:区議会議会局調査係 
電話:03-3546-5559

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