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平成25年第四回定例会会議録(第4日 12月3日)

1.会期

十二日(第四日)

十二月三日(火曜日)

2.開議並びに閉会

午後二時開議

午後二時三十七分閉会

3.出席議員

(二十九名)

一番 加藤 博司議員

二番 山本 理恵議員

三番 富永 一議員

四番 瓜生 正高議員

五番 染谷 眞人議員

六番 堀田 弥生議員

七番 河井 志帆議員

九番 奥村 暁子議員

十番 小栗 智恵子議員

十一番 増渕 一孝議員

十二番 高橋 伸治議員

十三番 木村 克一議員

十四番 石田 英朗議員

十五番 墨谷 浩一議員

十六番 青木 かの議員

十七番 田中 耕太郎議員

十八番 渡部 恵子議員

十九番 志村 孝美議員

二十番 原田 賢一議員

二十一番 中嶋 ひろあき議員

二十二番 鈴木 久雄議員

二十三番 礒野 忠議員

二十四番 今野 弘美議員

二十五番 押田 まり子議員

二十六番 植原 恭子議員

二十七番 田中 広一議員

二十八番 中島 賢治議員

二十九番 渡部 博年議員

三十番 守本 利雄議員

5.出席説明員

区長 矢田 美英君

副区長 小泉 典久君

副区長 吉田 不曇君

教育長 齊藤 進君

企画部長 中島毅君

総務部長 島田 勝敏君

防災危機管理室長 中島 佳久君

区民部長 浅沼 孝一郎君

福祉保健部長 平林 治樹君

高齢者施策推進室長 小倉草君

保健所長 和田 哲明君

環境土木部長 宮本 恭介君

都市整備部長 田村 嘉一君

会計管理者 平沢 康裕君

教育委員会事務局次長 新治満君

監査事務局長 坂田 直昭君

企画財政課長 黒川眞君

広報課長 園田 典子君

総務課長 長嶋 育夫君

6.議会局出席職員

議会局長 田野 則雄君

庶務係長 小暮 万里子君

議事係長 荻原 雅彦君

調査係長 金田 敏明君

書記 長田 基道君

7.議事日程

日程第一
諸般の報告

日程第二
議案第六十六号 中央区職員の給与に関する条例の一部を改正する条例
議案第六十七号 中央区分担金等に係る督促及び滞納処分並びに延滞金に関する条例の一部を改正する条例
議案第七十四号 中央区職員の給与に関する条例等の一部を改正する条例

(十一月二十六日企画総務委員会付託に続いて)

日程第三
議案第六十八号 中央区立知的障害者生活支援施設条例の一部を改正する条例
議案第七十二号 指定管理者の指定について(区立敬老館)

(十一月二十六日福祉保健委員会付託に続いて)

日程第四
議案第六十九号 中央区立公衆便所条例の一部を改正する条例
議案第七十号 中央区営住宅条例の一部を改正する条例
議案第七十一号 損害賠償の額の決定について
議案第七十三号 特別区道の路線の認定、廃止及び変更について

(十一月二十六日環境建設委員会付託に続いて)

日程第五
議会閉会中の継続審査


午後二時 開議

○議長(原田賢一議員)
 ただいまより、本日の会議を開きます。


○議長(原田賢一議員)
 これより本日の日程に入ります。

 日程第一、「諸般の報告」を行います。

〔田野議会局長朗読〕


六、委員会報告書(企画総務委員会)

七、委員会報告書(福祉保健委員会)

八、委員会報告書(環境建設委員会)

九、「職員に関する条例」に対する人事委員会の意見聴取について(照会)

十、「職員に関する条例」に対する人事委員会の意見聴取について(回答)


○議長(原田賢一議員)
 報告を終わります。


○議長(原田賢一議員)
 次に、日程第二を議題といたします。

〔田野議会局長朗読〕


日程第二

 議案第六十六号 中央区職員の給与に関する条例の一部を改正する条例

 議案第六十七号 中央区分担金等に係る督促及び滞納処分並びに延滞金に関する条例の一部を改正する条例

 議案第七十四号 中央区職員の給与に関する条例等の一部を改正する条例

(十一月二十六日企画総務委員会付託に続いて)


○議長(原田賢一議員)
 本案について、企画総務委員会の報告を守本委員長より願います。

〔三十番 守本利雄議員登壇〕

○三十番(守本利雄議員)
 ただいまより、去る十一月二十六日の本会議において本委員会に付託を受けました議案につきまして、審査結果の御報告を申し上げます。

 本委員会は、十一月二十七日に開会し、慎重な質疑を行い、付託された議案について、それぞれ採決をいたしましたところ、次のとおり決しました。

 まず、議案第六十六号「中央区職員の給与に関する条例の一部を改正する条例、議案第六十七号「中央区分担金等に係る督促及び滞納処分並びに延滞金に関する条例の一部を改正する条例」、以上二議案につきましては、いずれも原案のとおり可決すべきものと決しました。

 次に、議案第七十四号「中央区職員の給与に関する条例等の一部を改正する条例」につきましては、志村委員から、次のような意見がありました。

 議案第七十四号「中央区職員の給与に関する条例等の一部を改正する条例」に対する反対意見を述べます。

 本条例案は、公民較差の解消を図るためとして、職員給料を月額五百八十八円引き下げるとともに、住居手当制度から持ち家世帯への手当を外すなどするものです。

 特別区人事委員会の勧告とはいいながら、この時期での給与引き下げは、労働者の所得を上げようという、国も認めざるを得ない動きに逆行するものです。

 公務員給与の引き上げは、最低賃金の引き上げや民間企業における賃金上昇に波及する効果があると考えます。公務と民間の給与の関係でいえば、公務員の給与を引き上げ、それを指標として民間、とりわけ中小企業等の労働者の給料や最低賃金をも引き上げていくというのが本来の姿ではないでしょうか。その場合、公民較差の解消のために、国が中小企業等を援助するというシステムをつくることが必要です。

 また、住居手当制度から持ち家世帯の手当を外すことは、かけたはしごを外すようなものです。

 特別区人事委員会が指摘している、有為な人材の確保、次代を担う職員の育成、職員の努力と成長を支援するための仕組みづくりを実現させるためにも、働きやすい職場の整備や給与の引き上げなど、職員を大事にする労働環境の改善を進めることが重要だと考えます。

 今回の給与改定について、労働組合は妥結しましたが、私たちはこの改定を認めることはできません。

 以上の理由から、日本共産党中央区議団は、議案第七十四号「中央区職員の給与に関する条例等の一部を改正する条例」に反対します。

 志村委員からの発言後、本議案について採決をいたしましたところ、原案のとおり可決すべきものと決しました。

 以上、本委員会の結果報告といたします。(拍手)

○議長(原田賢一議員)
 報告を終わります。

 まず、議案第六十六号について、お諮りいたします。本案を可決することに御異議ありませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○議長(原田賢一議員)
 御異議なしと認めます。よって、日程第二、議案第六十六号は原案のとおり可決されました。

 次に、議案第六十七号について、お諮りいたします。本案を可決することに御異議ありませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○議長(原田賢一議員)
 御異議なしと認めます。よって、日程第二、議案第六十七号は原案のとおり可決されました。

 次に、議案第七十四号について、お諮りいたします。

 本案は、起立により採決いたします。本案を可決することに賛成の皆さんは御起立を願います。

〔賛成者起立〕

○議長(原田賢一議員)
 起立多数と認めます。──御着席願います。よって、日程第二、議案第七十四号は原案のとおり可決されました。


○議長(原田賢一議員)
 次に、日程第三を議題といたします。

〔田野議会局長朗読〕


日程第三

 議案第六十八号 中央区立知的障害者生活支援施設条例の一部を改正する条例

 議案第七十二号 指定管理者の指定について(区立敬老館)

(十一月二十六日福祉保健委員会付託に続いて)


○議長(原田賢一議員)
 本案について、福祉保健委員会の報告を田中委員長より願います。

〔二十七番 田中広一議員登壇〕

○二十七番(田中広一議員)
 ただいまより、去る十一月二十六日の本会議において本委員会に付託を受けました議案につきまして、審査結果の御報告を申し上げます。

 本委員会は、十一月二十八日に開会し、慎重な質疑を行い、付託された議案について、それぞれ採決をいたしましたところ、次のとおり決しました。

 まず、議案第六十八号「中央区立知的障害者生活支援施設条例の一部を改正する条例」につきましては、原案のとおり可決すべきものと決しました。

 次に、議案第七十二号「指定管理者の指定について(区立敬老館)」につきましては、奥村委員から、次のような意見がありました。

 議案第七十二号「指定管理者の指定について(区立敬老館)」に対する反対意見を述べます。

 本議案は、区立の三つの敬老館、桜川、浜町、勝どき敬老館の指定管理者にアクティオ株式会社を指定するものです。

 日本共産党区議団は、指定管理者制度について、これまでも公の施設の管理を営利企業に開放する制度自体の問題点を指摘するとともに、各指定については個別に判断し、賛否を表明してきました。

 二○一○年、初めて敬老館でアクティオ株式会社が指定管理者となった際には、自治体の財産である公の施設で、しかも福祉の分野を担う敬老館が、特定の民間企業の営利目的に提供される結果となるとして反対しました。

 中央区立敬老館条例では、高齢者の健康保持に寄与し、その福祉の向上を図るため、中央区に敬老館を設置するとあり、地域の高齢者見守りの拠点としての役割も求められます。

 三年間のアクティオ株式会社の管理状況を見ると、充実した講座数や、しばらく来館していない利用者へのお元気ですかコール、夏期の間は開館時間を延ばし、熱中症シェルターの役割を果たすなど、積極的な取り組みが進められている点は評価するものです。しかし、それらの取り組みの継続・維持、そして発展のためには、職員が利用者と信頼関係を築き、長期間にわたって利用者を見守れる職員の継続性が基本になるのではないでしょうか。

 アクティオ株式会社は、施設管理事業、施設運営受託事業専門の企業で、二○一二年度十二月決算で約六十一億円の売上高となっており、企業概要を見ると、役員・社員八十五名、契約スタッフ八百三十六名となっています。役員・社員数の約十倍の人数が、低コストで契約スタッフとして雇用されていると考えられます。

 中央区の三敬老館を見ると、三館を統括する正規職員は一人いるものの、三館で実際に現場で働いている職員はそれぞれ、桜川は契約社員三人、アルバイト三人、浜町は契約社員三人、アルバイト四人、勝どきは契約社員四人、アルバイト四人となっており、全て非正規です。

 福祉保健委員会に提出された評価結果の経費低減の取り組みを見ると、職員・スタッフみずからによる講座を実施するだけでなく、区内ボランティアを活用しての講座や企業協力による講座等により事業費の削減に努めながら講座数の充実を図ったとあり、前年度より一点追加され、評価が上がっています。講座数をふやしても事業費を削減できたということは、ボランティアに頼ったり、職員・スタッフに相応の経費が払われていないのではないかと危惧します。

 指定管理者がコスト削減を行おうとする背景には、区が直営で行うより経費を削減することを主眼に、指定管理者に施設運営を丸投げし、コスト削減の目標とその達成度を毎年チェックしているからにほかなりません。住民の福祉を増進するという自治体の責任を指定管理者に転嫁させ、行政みずからがワーキングプアを生み出していくことは、社会全体にかかわる重大な問題です。

 指定期間に合わせた有期雇用や短期アルバイトとして雇用されているスタッフは、指定管理制度のもとでは、不安定な雇用条件で働くことを余儀なくされ、将来不安を抱え、不安定な生活とならざるを得ず、継続的にサービスを提供することもできません。行政は、主に運営全体を監視するだけの立場となり、住民の福祉の増進を不安定雇用の犠牲の上に成り立たせることは、指定管理者制度の大きな欠陥と言わざるを得ません。

 さらに、今の状態を続けていては、中央区立敬老館条例の高齢者の健康保持に寄与し、その福祉の向上を図るという責務を果たせないと考えます。

 以上の理由から、議案第七十二号「指定管理者の指定について(区立敬老館)」に対し、反対します。

 奥村委員からの発言後、本議案について採決をいたしましたところ、原案のとおり可決すべきものと決しました。

 以上、本委員会の結果報告といたします。(拍手)

○議長(原田賢一議員)
 報告を終わります。

 まず、議案第六十八号について、お諮りいたします。本案を可決することに御異議ありませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○議長(原田賢一議員)
 御異議なしと認めます。よって、日程第三、議案第六十八号は原案のとおり可決されました。

 次に、議案第七十二号についてお諮りいたします。

 本案は、起立により採決いたします。本案を可決することに賛成の皆さんは御起立を願います。

〔賛成者起立〕

○議長(原田賢一議員)
 起立多数と認めます。──御着席願います。よって、日程第三、議案第七十二号は原案のとおり可決されました。


○議長(原田賢一議員)
 次に、日程第四を議題といたします。

〔田野議会局長朗読〕


日程第四

 議案第六十九号 中央区立公衆便所条例の一部を改正する条例

 議案第七十号 中央区営住宅条例の一部を改正する条例

 議案第七十一号 損害賠償の額の決定について

 議案第七十三号 特別区道の路線の認定、廃止及び変更について

(十一月二十六日環境建設委員会付託に続いて)


○議長(原田賢一議員)
 本案について、環境建設委員会の報告を中嶋委員長より願います。

〔二十一番 中嶋ひろあき議員登壇〕

○二十一番(中嶋ひろあき議員)
 ただいまより、去る十一月二十六日の本会議において本委員会に付託を受けました議案につきまして、審査結果の御報告を申し上げます。

 本委員会は、十一月二十九日に開会し、慎重な質疑を行い、付託された議案について、それぞれ採決をいたしましたところ、次のとおり決しました。

 まず、議案第六十九号「中央区立公衆便所条例の一部を改正する条例」、議案第七十号「中央区営住宅条例の一部を改正する条例」、議案第七十一号「損害賠償の額の決定について」、以上三議案につきましては、いずれも原案のとおり可決すべきものと決しました。

 次に、議案第七十三号「特別区道の路線の認定、廃止及び変更について」につきましては、加藤委員から、次のような意見がありました。

 議案第七十三号「特別区道の路線の認定、廃止及び変更について」、反対意見を述べます。

 議案第七十三号は、三件の特別区道の路線の認定、廃止、変更についての議案です。そのうち、晴海三丁目の特別区道中月第八百八十五号線の認定と、久松小学校の増築に関連した特別区道中日第八十一号線の変更及び特別区道中日第三百三十三号線認定については賛成しますが、日本橋二丁目の再開発に伴う特別区道中日第十七号線の廃止は容認できません。

 以下、その理由を述べます。

 私たち日本共産党区議団は、区道廃止について、これまでの一般質問、各委員会、中央区都市計画審議会などで問題点を指摘し、区が原則としている、区道は貴重な財産であり、区道の改廃は原則禁止という方針を貫き、区道廃止で再開発事業者に恩恵を与えるようなことはすべきでないと、厳しく批判してきました。

 本議案で廃止しようとしている区道中日第十七号線は、日本橋二丁目の五番と六番の間に位置する区道で、幅員三メートル、延長約五十メートルで、面積は約百五十平方メートルと積算されています。この区道を廃止し、日本橋二丁目五番、六番を一体の街区にして、四番、七番の一部、十番の一部及び十一番を合わせ、日本橋二丁目南地区として開発するものです。

 この南街区を含めた日本橋二丁目地区開発計画は、既に二○一一年十二月に都市計画決定され、現在、工事が急ピッチで進められていますが、日本橋高島屋周辺の六つの街区を一体化し、四・八ヘクタールの区域に超高層ビル三棟を建設するという巨大な再開発事業です。

 今回区道を廃止しようとする南A街区には、地上三十五階、地下六階、高さ百六十メートル、延べ床面積約十四万平米という巨大なビルを建設、北A街区では、地上三十三階百八十メートル、南C街区には、百六十メートルの超高層の事務所ビルを建設する計画です。これは、コレド日本橋ビルよりも高い建物となります。南B街区の高島屋東京店は重要文化財として保存されますが、その空中権を他街区に上乗せすることなどで、計画容積率は全体で一三○○%にもなります。このような巨大開発は、町並みを壊し、環境への負荷を増大させます。

 この再開発計画を審議した二○一一年十一月の中央区都市計画審議会では、我が党の志村委員が、自動車交通量の問題、来街者の集中による帰宅困難者の問題、景観や環境の問題点を指摘しました。

 第一に、自動車の交通量では、現在、平日で約八千百台が約六千台増加し、一万四千台が想定され、今でも混んでいる昭和通り、永代通り、中央通りへ平日六千台もの自動車が集中することになれば、周辺道路の混雑はさらに深刻となります。

 第二に、地域貢献・公共貢献として、防災対策への取り組みで帰宅困難者の一時避難として五千人のスペースをつくるということですが、この再開発で歩行者・来街者が集中し、平日は十一万五千六百九十人となり、帰宅困難者をふやす事業です。

 第三に、地球環境に配慮したとしていますが、温暖化ガス、CO2の発生量は、建てかえ前、二万八千六百八十一トンから、建てかえ後に三万六千四百四十一トンと、約二七%もの増加になります。

 第四は、財界主導の都市再生特別地区の指定で、区民の共有財産である区道を廃止し、巨大なビル建設が可能となり、事業者に巨大な利益を与えることになります。

 こうしたことから、日本橋二丁目地区計画に反対しました。

 オフィス商業地域での再開発での区道の廃止問題では、銀座の三越、松坂屋跡地、京橋の清水建設、東京スクエアビル、明治屋周辺の再開発、日本橋室町の再開発と相次ぎ、行政が特定企業の利潤追求に力をかすということが続いています。我が党議員団は、このような超高層・超過密のまちづくりを転換することを強く求めるものです。

 以上、日本共産党中央区議会議員団は、日本橋二丁目地区の再開発に伴って特別区道中日第十七号線を廃止しようとする議案第七十三号に反対します。

 加藤委員からの発言後、本議案について採決をいたしましたところ、原案のとおり可決すべきものと決しました。

 以上、本委員会の結果報告といたします。(拍手)

○議長(原田賢一議員)
 報告を終わります。

 まず、議案第六十九号について、お諮りいたします。本案を可決することに御異議ありませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○議長(原田賢一議員)
 御異議なしと認めます。よって、日程第四、議案第六十九号は原案のとおり可決されました。

 次に、議案第七十号について、お諮りいたします。本案を可決することに御異議ありませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○議長(原田賢一議員)
 御異議なしと認めます。よって、日程第四、議案第七十号は原案のとおり可決されました。

 次に、議案第七十一号について、お諮りいたします。本案を可決することに御異議ありませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○議長(原田賢一議員)
 御異議なしと認めます。よって、日程第四、議案第七十一号は原案のとおり可決されました。

 次に、議案第七十三号について、お諮りいたします。

 本案は、起立により採決いたします。本案を可決することに賛成の皆さんは御起立を願います。

〔賛成者起立〕

○議長(原田賢一議員)
 起立多数と認めます。──御着席願います。よって、日程第四、議案第七十三号は原案のとおり可決されました。


○議長(原田賢一議員)
 次に、日程第五、「議会閉会中の継続審査」について。

 ここで、ただいま各種委員会委員長より、各委員会に付託を受けております事件及び請願について、議会閉会中の継続審査の申し出がなされておりますので、その一覧表をお手元に配付いたします。

〔議会局職員「各種委員会継続審査申出事件一覧表」を配付〕

○議長(原田賢一議員)
 お諮りいたします。本件の申し出をそれぞれ承認することに御異議ありませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○議長(原田賢一議員)
 御異議なしと認めます。よって、本件の申し出をそれぞれ承認することに決しました。


○二十三番(礒野 忠議員)
 議事進行について動議を提出いたします。

 今期定例会に提出されました案件は、全て終了したことと存じますので、これをもって閉会されるようお諮り願います。

〔「賛成」と呼ぶ者あり〕

○議長(原田賢一議員)
 ただいま提出されました動議は賛成者がありますので、成立いたしました。よって、直ちにこれを議題といたします。

 お諮りいたします。ただいまの動議に御異議ありませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○議長(原田賢一議員)
 御異議なしと認めます。よって、会議を閉じます。


○議長(原田賢一議員)
 ここで矢田区長より挨拶があります。

〔区長 矢田美英君登壇〕

○区長(矢田美英君)
 区議会終了に当たり、一言御挨拶申し上げます。

 去る十一月二十二日から本日に至る今期定例会に御提案申し上げました案件につきましては、いずれも原案どおり御決定あるいは御同意をいただき、心から感謝申し上げます。

 この間、条例案件、損害賠償の額の決定、指定管理者の指定及び特別区道の路線の認定等につきましては、付託されました各常任委員会において、極めて御熱心なる審査をいただいた上、いずれも原案どおり可決を賜り、厚く御礼申し上げます。

 本会議及び各委員会においていただきました貴重な御意見等につきましては、今後の区政運営に可能な限りこれを反映させ、より一層区民福祉の向上のために全力を傾ける所存でございます。

 今後とも、議員各位の御指導、御協力をお願いいたしまして、御挨拶といたします。

 まことにありがとうございました。

○議長(原田賢一議員)
 挨拶を終わります。


○議長(原田賢一議員)
 ここで、この際、去る十一月三十日付をもって任期満了となりました本区前教育委員会委員永嶋久子さんに対し、長年にわたり行政の進展に寄与されました功績に謝意をあらわすため、ここに議会の名をもって感謝状及び記念品の贈呈を行います。

〔永嶋久子さん、議会局職員に導かれて議場に入る〕

〔原田議長退席、演壇に登り、感謝状を朗読〕

感謝状

永嶋 久子様

 あなたは中央区教育委員会委員として二期八年の長きにわたり在職し その間中央区政発展に多大の貢献をされました その功績はまことに顕著であり ここにご功績をたたえ深甚なる感謝の意を表します

平成二十五年十二月三日

中央区議会

〔原田議長、右の感謝状とともに、記念品を贈呈〕

〔拍手起こる〕


○議長(原田賢一議員)
 ここで、永嶋久子さんより挨拶があります。

〔永嶋久子さん登壇〕

○永嶋久子さん
 皆様、こんにちは。永嶋久子でございます。

 皆様の貴重な時間を拝借いたしまして、教育委員会退任に当たり、一言お礼の御挨拶を申し上げます。

 平成十七年十二月に委員の職を拝命して以来、二期八年間、中央区教育行政の発展のために、甚だ微力ではございますが、持ち得る限りの力を尽くしてまいりました。この間、多くのことを学べた貴重な経験から、改めて教育の重要さを実感し、身の引き締まる思いを幾度も幾度もいたしました。今は無事大役を果たせましたことに安堵をいたしております。これもひとえに区議会の皆様の温かな御支援と御鞭撻のおかげであり、心の底から感謝申し上げる次第でございます。本当にありがとうございました。

 そして、ただいま思いがけなくも議長さんから感謝状と記念品までも頂戴いたしまして、身に余る光栄と存じております。

 ただ、この八年間の期間の間で大変心残りであり、残念なことは、全国でいまだなくならないいじめの問題がございます。いじめは子供の心を深く傷つけることを思うと、胸が痛み、悲しい思いでいっぱいでございます。どんなに小さないじめも決して許すことなく、私たち大人がしっかりとその解決に当たる、いや、むしろその前に、いじめを起こさない心豊かな子供たちを育てること、日本人としてのアイデンティティーをしっかりと持ちながらも、多様な価値観を認める寛容さと視野の広い人間に育つよう、全ての大人が力を注がなければならないと心から思っております。私も、立場は変わってまいりますが、これからも子供たちの成長を見守ってまいる所存でございます。

 結びになりましたが、中央区と中央区議会のますますの御発展と皆様の御健勝、御多幸、そして御活躍を御祈念申し上げ、感謝、御礼の言葉にかえさせていただきます。

 本当にありがとうございました。心からお礼申し上げます。(拍手)

〔永嶋久子さん、議会局職員に導かれて退場〕

○議長(原田賢一議員)
 挨拶を終わります。


○議長(原田賢一議員)
 これをもって、平成二十五年第四回中央区議会定例会を閉会いたします。

午後二時三十七分 閉会


署名議員
議長 原田 賢一
議員 奥村 暁子
議員 鈴木 久雄

お問い合わせ先:区議会議会局調査係 
電話:03-3546-5559

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