ページの先頭です
トップページ  の中の  会議録検索(本会議・委員会等)  の中の平成28年 環境建設委員会(6月7日)
※発言が2箇所以上ある場合、「前を検索」「次を検索」で前後の発言箇所へ移動できます。

平成28年 環境建設委員会(6月7日)

1.開会日時

平成28年6月7日(火)

午後1時30分 開会

午後3時24分 閉会

2.開会場所

第一委員会室

3.出席者

(8人)

委員長 中島 賢治

副委員長 富永 一

委員 田中 耕太郎

委員 塚田 秀伸

委員 小栗 智恵子

委員 松川 たけゆき

委員 原田 賢一

議長 押田 まり子

4.出席説明員

(14人)

矢田区長

吉田副区長

望月環境土木部長

遠藤環境政策課長

中野環境推進課長

溝口水とみどりの課長

三留道路課長

竹内中央清掃事務所長

田村都市整備部長

松岡都市計画課長

松村地域整備課長

菅沼副参事(都市計画事業・特命担当)

平野住宅課長

暮田建築課長

5.議会局職員

田野議会局長

荻原議事係長

黒須書記

鎌田書記

6.議題

  • 環境保全及び建設行政の調査について

(午後1時30分 開会)

○中島委員長
 皆さん、こんにちは。ただいまより環境建設委員会を開会いたします。

 初めに、委員長挨拶ということで、一言挨拶をさせていただきます。

 (挨拶)

 続きまして、議長より挨拶をいただきます。

○押田議長
 (挨拶)

○中島委員長
 ありがとうございました。

 続きまして、区長より挨拶があります。

○矢田区長
 (挨拶)

○中島委員長
 続きまして、理事者紹介をお願いいたします。

○吉田副区長
 (理事者紹介)

○中島委員長
 御苦労さまでした。

 常時出席者以外の理事者の方は退室をお願いいたします。

 なお、本日、理事者報告の関係で住宅課長及び建築課長が出席いたしますので、御了承願います。

 前委員会からの引き継ぎですが、前委員会の委員長であります私より、前委員会からの引き継ぎをさせていただきます。

 前委員会は4月20日に開会し、4月1日付人事異動に伴う議会局職員及び関係理事者の紹介の後、理事者より、平成27年中の交通事故発生状況について、「中央区役所温室効果ガス排出抑制実行計画」の改定について、「中央区一般廃棄物処理基本計画2016」の策定について、平成28年度中央区一般廃棄物処理実施計画の策定について、まちづくり協議会の報告について、築地魚河岸開業に向けた取組状況について、それぞれ報告を聴取し、質疑を行いました。

 なお、付託事件であります「環境保全及び建設行政の調査について」は、継続審査となりました。

 以上であります。

 ただいまの引き継ぎを了承することでよろしいでしょうか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○中島委員長
 ありがとうございます。

 続きまして、理事者報告に移りたいと思います。

○望月環境土木部長

 1 中央区立温浴プラザの指定管理者候補事業者の選定について(資料1)

 2 平成27年度江戸バス乗車実績等について(資料2)

 3 平成27年度大気汚染常時測定結果について(資料3)

 4 平成27年度自動車公害調査結果について(資料4)

 5 平成27年度河川水質調査結果について(資料5)

 6 コミュニティサイクル事業について(資料6)

 7 市場移転及び環状第2号線の供用開始に伴う区内交通への影響等にかかる要望について(資料7)

 8 TSマーク取得費用助成金交付事業について(資料8)

 9 特別区道の路線の変更ついて(資料9)

 10 中央区分別収集計画の策定について(資料10)

 11 中央清掃工場の操業状況及び排ガス等調査結果について(資料11)

○田村都市整備部長

 12 日本橋二丁目地区第一種市街地再開発事業におけるアーケード設置に伴う都市計画変更について(資料12)

 13 八重洲二丁目中地区の都市計画について(資料13)

 14 平成28年度再開発事業等の取組(資料14)

 15 まちづくり協議会の報告(資料15)

 16 区立住宅の入居者募集について(資料16)

 17 地区計画の区域内における制限に関する事項の追加について(資料17)

以上17件報告

○中島委員長
 どうも御苦労さまでした。

 発言の持ち時間制につきましては、先日の各種委員長会で確認されておりますとおり、会派基本時間20分と1委員の配分時間に同一会派委員数を乗じて算出された時間を加えて各会派に割り振られる持ち時間といたします。なお、1人会派の持ち時間については10分となりますので、よろしくお願いいたします。ただいまの時刻は午後2時25分、自民党さん47分、公明党29分、日本共産党さん29分、中央区民クラブさん29分、新青会さん10分となります。

 では、質問のある方は挙手をお願いいたします。

○田中(耕)委員
 本年度、環境建設委員会の委員を仰せつかりましたので、よろしくお願いいたします。

 私のほうからは、まず資料1の温浴プラザ、ほっとプラザはるみについてお伺いしてまいります。

 今回、指定管理者の更新による事業者の選定ということかと思います。オリンピック、また選手村隣接地ということで、3年間というのは当然妥当性のある判断だというふうに思うわけなんですけれども、この後、工事が3年間あそこで行われるわけでございますので、相当な工事車両や特殊な状況に置かれるというふうに思うんですが、2020年の前の、この後の3年間の状況について、どういう見通しをお持ちで指定管理者をお任せになられるのかというのをお知らせしていただきたいと思います。今までと状況が大きく変わると思いますので、そのあたりについて区の御見解をお知らせしていただきたいというふうに思います。

 続けて、資料2、江戸バスについてでございます。

 毎年、乗客数等の御報告をいただいておりまして、実質初年度である平成22年度が42万数千人から、昨年度が53万人ということでございますので、この5年の間に10万人以上もの利用客の増ということで、これは本当に理事者の皆様を初め、運行事業者でありますバス会社等の努力もあっての大きな成果であるかなというふうに思います。

 その上で、今回の内容は乗降客数や収支についての大きなところの御報告だったんですけれども、停留所の乗降客数も折を見て御報告いただいておるわけなんですが、やはりかなり乗りおりが多いバス停と、正直言うと余り乗りおりがないバス停とがあって、それは当然やむを得ない部分もあるんですけれども、これは何度も何度も申し上げていることでございますが、やはり利用者の方からはルートを一部見直せないかというお話や、逆方向をつくれないのかというお話、こういった御意見は常に出続けるかというふうに思います。ですので、また改めて今回御報告いただきましたので、バス停別の乗降客動向についての御見解と、ルート等の改善等についてのお考えについてもお知らせをしていただければと思います。

 また、本区の直接の事業ではありませんけれども、日本橋地域の企業が中心となって、商業ベースではございますけれども、メトロリンク日本橋という無料バスが運行されておりまして、こちらも観光客の方はもちろんのこと、在住・在勤の方もかなり利用されているという実態があると思います。また、聞きましたところによりますと、近年、2ルート目をお考えということで、我々の行っております江戸バスとの相互補完関係にもありますし、ルートによっては一部重複するようなルートも今後出てくるのかなというふうに想定しています。民間事業者が独自にやられているサービスではございますけれども、やはり使われている方々からすれば、相互補完の利便性が高まれば、それにこしたことはないわけですので、そのあたりの協議といいますか、連絡、連携等が行われているのか否か、また今後行っていくのか否か、そのあたりについても御見解をお知らせしていただきたいというふうに思います。

 まず、以上2点お願いします。

○遠藤環境政策課長
 初めに、ほっとプラザはるみの件でございます。

 今回、指定管理者の候補事業者の選定ということで、先がはっきり見えない点がありますので、従来の5年から、今回は3年という形でやらせていただくといったところでございます。確かに、この3年間は当地域周辺に大きな変化があろうかと思っております。しかしながら、やはりこの施設は区民の健康増進にとって重要でございますし、また集会室等も兼ねていますので、この施設が順調に運営できるように、当然、決まった施設管理者と連携をしっかり図るとともに、地域で起こる状況等を常に見据えながら、健全な運営ができるように努力してまいりたいというふうに思っているところでございます。

 次に、江戸バスの関係でございます。

 まず、バスの乗降所別の人数ということでございますが、これにつきましては、現在は直接そういった数値をとっていません。平成25年度とか、そういった段階でとっているものでございまして、乗降所別の人数につきましては、今後、例えば大きなルートの見直し等があった場合に、またこの辺の把握について努めてまいりたいというふうに思っているところでございます。

 それから、ルートの見直しということでございます。これにつきましては、日々状況を見ながら、当然、担当の職場を含めて検討を常に続けているところでございます。その中で、やはり江戸バスの運行の収支あるいは利用実態、道路状況、さらには大きな要素としまして環状第2号線の開通といったこと、それから、それに伴ったBRTの運行、それと連携した都バスの路線の再編・拡充、そういった動向というのも今後押さえていかなければいけないというふうに思っております。ある意味、今、定着している部分もございますし、今言ったような要素も含めてトータルで考えていくべきだろうというふうに思っておりますので、引き続き検討をしてまいりたいと思っております。

 それから、メトロリンクバスということで、現在、東京駅から日本橋人形町のほうを中心に回っているのかなというふうに思っておりますが、今度ルートの拡大ということで、日本橋地域を広く回られるようなことを伺っているところでございます。このルートにつきましては、多分江戸バスと同じ右回りで回っていくということで、一方通行だったり、大きな道を含めますと、一部どうしてもルートが競合するようなところもあるように感じているところでございます。しかしながら、地域の中でこういったバスを走らせていくということでございますので、区といたしましては、区の江戸バスとメトロリンクバスが相まって地域の交通環境がより改善されていくといった意味では大変よろしいことでもある反面、もしかすると江戸バスの収支に影響もあるのではないかといった点がございます。これにつきましては、今後の運行ということでございますので、そういった状況を注視しながら、実際運行された場合には、それが江戸バスにどういうふうに影響していくかということも考えながら対応していきたいなと思っておりますし、またメトロリンクのほうとも情報共有をしながら、連携を図っていけるところは図っていきたいなというふうに思っております。

 以上でございます。

○田中(耕)委員
 ありがとうございます。

 ほっとプラザはるみのほうに関しましては、この後、選手村を含めて晴海地域の大規模な開発が行われていく中での営業継続という形になるかというふうに思います。私個人といたしましては、やはり利用者の増減もそうですし、事故等、安全面がきちんと確保されるような形で、これから3年間をお任せする事業者を選んでいただきたいというふうに強く要望いたしてまいりたいと思います。

 江戸バスにつきましては、今御説明いただきまして納得するところは大きいわけなんですが、停車場別の利用実態は特には捕捉はしていないというお話でございました。正直申し上げて、そんなに年がら年中というか、毎年とる必要はないとは思いますけれども、今御答弁にもございましたが、本区は非常に人口もふえていますし、再開発も行われていて、町並みが大きく変化しているわけでございますので、やはり数年に1度、3年とか、遅くとも5年に1度程度は停車場別の乗降客数を踏まえて、その上で新しい方針や方策を模索していくというのがあるべき姿ではないかというふうに思います。前回の江戸バス利用実態が、導入の平成22年から25年の初期の3年間をめどとして詳細な実態報告をしていただいていたかと思います。今、既にそこから3年間たちましたけれども、また折を見て、ここまできちんとしたものではないとしても、やはり簡易的にでも捕捉をしていくという心構えは肝要ではないかというふうに考えておりますので、よろしくお願いいたします。

 また、メトロリンクに関しましては、これも御答弁いただいたとおりでございまして、内容がどうしても重複する部分もあるかと思いますが、事業者は地元の有力企業を中心とした、地元に貢献する地元愛に強い団体だというふうに思いますので、区のほうからも積極的に音頭をとっていただいて、どちらも有効活用していただける仕組みづくりというのはぜひとも早期に整えていただきたいというふうに思います。

 私からの質問は以上でございます。

○塚田委員
 私は昨年に引き続きまして、もう一年、環境建設委員会に出させていただくことになりました。よろしくお願いいたします。

 私のほうから1点でございます。資料3、そして資料4、この2つにまたがる内容でございます。

 まず、資料3を見ますと、環境汚染について、下の表にあります6項目のうち、5項目におきまして3割前後あるいはそれ以上の減少が見られて、ここ10年においては、環境、空気が大変よくなったというような言い方ができるのかなという思いで見せていただいておりますが、その中で唯一悪化しているものとして光化学オキシダントがここ10年で3割以上ふえているということにつきまして、中央区役所というのは首都高速道路もすぐ近くにありますし、そういう面で環境、空気がいいかどうかという面では余りよろしい環境ではないと思うんですが、主たる原因はやはり自動車なのか、あるいはそれ以外に何か原因があるのか、それから何か対策等があるのか、そういったもろもろをお聞かせ願いたいと思います。

○遠藤環境政策課長
 大気汚染の常時測定結果ということで、今、委員のお話にありましたように光化学オキシダントのみ環境基準を超えていると。この数値につきましては、ここ何年もこういった形が続いている状況がありまして、東京都のほうの一般環境大気測定局においても全て満たしていないといった状況があるというふうに聞いているところでございます。

 光化学オキシダントにつきましては、いわゆる窒素酸化物あるいはVOCという揮発性有機化合物が太陽の紫外線を受けて化学反応を起こして発生する汚染物質ということで、高濃度になると人や植物にも影響を与えるといったものでございます。窒素酸化物とVOCについては、本来は減少傾向にあるといったところでございます。自動車についても自動車排出ガス規制等により、排出されるものというのは当然減ってきているわけでございますが、都のほうの見解を見ますと、VOCの削減が不十分なところがあるといったところが、こういった数字になっているというふうに聞いているところでございます。都内のVOCの排出量を見ますと、例えば塗装とか印刷とかクリーニング、金属表面処理、いわゆるメッキなどの蒸発系の固定発生源が排出総量の約7割を占めていて、その多くが中小企業の事業者から排出されているといったところがございます。そのために、自主的な取り組みへの技術支援として、中小事業者を対象としたセミナーの開催ですとか、効果的なVOC排出抑制を行うための技術ガイドの配布、それから事業所の実態に即した抑制策を助言するためのアドバイザーの派遣といったものを進めているというふうに伺っているところでございます。

 以上でございます。

○塚田委員
 御答弁ありがとうございます。

 私は昭和40年生まれですが、子供のときの昭和50年ごろ、夏になりますと、よく光化学スモッグ注意報が発令されて、ちょうど毎年夏場、プールを楽しみにしていて、それが出るとプールに入れなかったんです。子供のころは毎日のように光化学スモッグ注意報が出て、すごく悪い思い出として残るわけです。それ以降、昭和40年代から排ガス規制が毎年のように刷新されて、結果的に日本の基幹産業が優秀になっていくわけなんですけれども、そういう意味を考えますと、もう車が諸悪の根源という時代ではないのかなと。

 今おっしゃったとおり、それ以外の生産といいますか、何か物をつくるときに発生するものであると。インターネットの情報などを見ますと、例えば中国であるとか東アジアの生産業で排出されているものなのか、いわゆるPM2.5に準ずるものが東京にも飛来してきていると。そういった内容も含めて、いろいろ書かれて、これはうわさの範疇を出ないんですが、そのような話もいろいろ出ているという中で、資料4にございます自動車公害調査を現段階では排出ガスとして二酸化窒素を7カ所で計測されているということで、可能であれば、ぜひともそれらの場所で光化学オキシダントの測定もしていただいて、二酸化窒素だけに限らず、光化学オキシダントも監視するということが必要なのではないかなと思います。自動車公害の結果を見ても、例えば晴海と八丁堀の高速道路の脇あたりを比べると、晴海のほうが窒素化合物の量が多い。イメージ的には、やはり車を対象とした場合は高速道路のほうが交通量もはるかに多いですし、晴海のほうが空気の抜けもいいので、数値が逆のような気もする。

 そんなことを考えますと、先ほどおっしゃったとおり自動車以外の発生源による光化学オキシダントがたくさん出ているのかなという思いもございますので、ぜひともこの7カ所につきましても、そういった測定機器を設置していただいて、今後監視していただければ、より事実に沿った、事実に合った空気の公害調査ができるのではないかという思いでございます。ぜひともそれを一考いただいて、よりよい環境につなげていただければと思います。

 以上でございます。

○小栗委員
 それでは、質問させていただきます。

 私は5年ぶりの環境建設委員会なので、よろしくお願いします。

 最初に、大気汚染の問題です。

 今、前委員の方からもお話がありましたけれども、光化学オキシダントが環境基準を達成できなかったという表示になっております。また、自動車公害のところでは騒音が環境基準を超えたところがあるというようなことで、この測定結果については、毎年当委員会に報告されておりますけれども、特に窒素酸化物の問題では、青空裁判、ぜんそく裁判の関係で和解もされました。

 PM2.5の超微粒子の健康被害の問題もクローズアップされて、今、東京都の測定局ではPM2.5の測定がされていますけれども、中央区として、その測定を行うということはないのか。特に、中央区の場合はぜんそく患者の方が多いと、基本構想審議会でも医師会の代表の方からお話がありました。ぜんそく患者の数でいうと、公害健康被害補償法の認定者が194人いらっしゃいますし、大気汚染医療費助成認定者も922人いるという状況も踏まえて、ぜんそく患者をなくしていくためにも、きちんとした測定も必要ではないかというふうに思います。PM2.5も測定するという問題と、自動車騒音の激しいところは低騒音の舗装とかを取り入れて、毎年同じような状況で騒音の激しいところが出ているので、国道とか都道はなかなか難しいというような話を前に伺っていますけれども、その辺は連携して、そういう舗装の工夫も含めて改善が必要ではないかというふうに思いますが、その点について伺いたいと思います。

○遠藤環境政策課長
 まず、PM2.5につきましては、区では直接やっておりませんで、東京都のほうがその測定をして、その数値を我々が毎日インターネットを通じて見ているところでございます。都のほうは何ら対応という形を考えていないようですが、区としましては、国の指針をもとに対応するという形で、数値が大きい場合には一定の情報連絡等を行うような形をとっているところでございます。PM2.5につきましては、そういった東京都の情報を常時得ることができるといったところから、現在のところはまだ区のほうで実施するといったことを考えていないところでございます。

 それから、窒素酸化物ということで、今、ぜんそく等のお話もございました。これにつきましては、先ほどお話ししましたように、いろいろと排気ガスの規制や、ディーゼル車の規制等により、そのもの自体は大分減ってきていると。二酸化窒素につきましても、例えば平成26年度において、都の一般局全てで環境基準を満たしているといった状況もございます。区のほうも常時監視を続けておりますので、そういった意味では、現在は環境基準を満たしているといったところがございます。今後も継続して調査をしながら、大きな変化が今後見られるようであれば、また都及び必要な関係機関のほうに情報を提供しながら、区としてどういった対応ができるのかも含めて対応してまいりたいというふうに思っております。

 以上でございます。

○三留道路課長
 自動車騒音と低騒音の舗装の関係でございます。

 今回、調査路線につきましては、委員御指摘のとおりほとんどが都道、国道なんですが、都道、国道につきましては、早い時期から遮熱性舗装等を行っているので、申しわけございません、現時点でその調査地点が低騒音であるかどうかというところを明確に答えられないのですが、恐らく低騒音であるとは思います。低騒音舗装自体は現状の幹線道路で大きな騒音が出ているところを低くすることはできるんですけれども、環境値を下回るようにする舗装ということではないので、現場調査をいたしまして、古ければ東京都のほうに要望していく等、連絡関係を調整していきたいと思います。

 以上でございます。

○小栗委員
 PM2.5については、東京都が晴海の測定局でやっているということでよろしいんでしょうか。確認をさせてください。

 毎年こういう調査は出していただいていますけれども、原因がはっきりしているところについてはきちんと対応する、そういうことも含めて、きちんとした対応をお願いしたいというふうに思います。

 次に、資料7の環状2号線の問題です。

 市場移転及び環状2号線の供用開始に伴う区内交通への影響等にかかる要望についてということで、これを6月末に出したいという御説明だったんですけれども、特に記書きの1番の環状第2号線仮設道路整備について、供用開始時期が具体的に示されていないという文言はありますが、どういうふうな道路になるのか、その辺が私たちにきちんと示されていないのではないかというふうな気がしてなりません。前に、環状2号線、市場移転後はこんなふうになりますと、何か点々で示されたような図面がありましたけれども、今、目に見える形では、築地大橋の橋詰めのところに看板があるんですが、その看板を見ると、どういう道路なのか全然わからない写真しか示されていませんし、要望として出すにしては、どういう構造のものになるのか、その辺が全く見えないということがあるので、私たちにきちんとした御説明をいただきたいというふうに思います。

○遠藤環境政策課長
 私のほうから、PM2.5の関係のほうを先にお答えさせていただきます。

 測定について、これは東京都のほうですが、中央区晴海局と永代通りの新川局の2局で測定を行っているということでございます。

 私からは以上です。

○望月環境土木部長
 環状2号線の要望に関するお話でございます。

 仮設道路のことにつきましては、以前、平成23年度あたりだったと思うんですが、先ほどの点々の図面というのは、たしかそのころの図面で、仮設道路がこのあたりに入りますというお知らせが、まちづくり協議会を含めて、報告の中でされていたかと思っております。そちらのほうについては、仮設道路ということで1車線という形で東京都のほうが予定しているというようなお話も聞いてございます。そういった中で、今回要望を出しますのは、そういった部分の交通量がまだどう変わるかが明らかではないわけでございますが、当然、新しい道路ができれば、そちらのほうに晴海通りからの変化というのがどの程度になるか、十分な交通量が確保されるのかどうか。ですから、それに対応できるようにしてくださいというのが要望でございますので、その状況を見きわめながらという形になろうかと思っています。

 ただ、今の状況の説明がないということについては、先ほどのとおり、大分前のお話になっていますので、そういった資料からいくと、大分時間がたってしまっている状況があろうかと思っていますが、中身的には1車線という部分が、今回の要望の中でもお書きしていますが、それが足りる交通量を十分に見込んで、支障がないように、晴海通りを含めて周辺に影響がないようにという要望でございますので、そういった点で今回6月にお出しできればということで考えているところでございます。

 以上でございます。

○小栗委員
 築地市場内に築地大橋へ続く仮設道路のイメージ看板というのがあって、それを見ると、本当にこれで道路として機能するのかという感じの看板しか出ていませんし、確かにこの絵でいうと1車線ということで、これでは実際の道路としての機能が果たせるのかというのは私も疑問ですけれども、その前提となる、どういうものなのか、どういうふうにすべきなのかというものが全然見えない中で、こういう要望としてまとめるというのはなかなか無理があるのではないかというふうに私は感じております。

 それと、築地市場の跡地の有効活用ということで、大型バスの交通広場として利用するというような要望を出ておりますけれども、この跡地利用についても、さまざまな意見はあるでしょうし、私はもともと築地市場が土壌汚染の問題がある豊洲に行くこと自体がおかしいと考えておりますので、跡地の利用を大型バスの交通広場ということで、今、東京都に出す必要があるのかという点でも大いに疑問を持っております。

 特に、豊洲市場が本年11月7日開場ということで東京都は決めましたけれども、仲卸の業者を中心に、この開場の時期を変更してほしい、見直してほしい、撤回してほしいという声も上がっていて、実際にそのスケジュールでは準備がとても間に合わないということもありますし、東京都の豊洲の建物自体も計画よりも2カ月も完成がおくれているということもあって、中の造作もこれからなわけですし、いろいろな準備が錯綜して、実際に流通計画とかいろいろな問題がまだまだあり、これから使用料はどうなるのかとか、そういう問題も含めて大変混乱している状態にあるというふうに思います。市場関係者の中からは、仮に11月7日に移転して築地市場をすぐに壊されては、もし何かあった場合の利用もできなくなるじゃないかということで、すぐ壊すのはやめてほしいというような意見も出ています。そういう意味からいっても、直ちに壊して仮設道路の立派なものをつくってくださいという要望を今出すのはどうなのかなというふうに私は考えておりますけれども、その辺の今の状況についてお示しいただきたいというふうに思います。

○吉田副区長
 11月の移転について、確かに内部でいろいろ議論があるのは承知しております。実際には11月では年末の商戦にというようなことも含めて、早くとも2月にしてくれないかというようなことで仲卸のほうで議論がございます。仲卸業者の方々の中で議論があることは承知しておりますが、現実の問題として、今、市場の中で議論されていることは、基本的に移転を前提としてお話になっているというのが今の実情ではないかと思います。

 市場移転の築地以外のことでも、さまざまなことがまだ流動的であるということは委員御指摘のとおりかと思いますし、そういう部分で東京都のほうが、ある種の混乱を来しているということは事実だと思っております。移転が11月という表示が適切であるかどうかというような問題はあろうかと思いますが、ただ、移転に伴って、環状2号線が基本的に私どもは大事だと思っていますけれども、豊洲に市場が移転するというときには、実は環状2号線はできていますということが前提だったわけです。

 ところが、現実の問題として、市場が移転して何カ月たたないと仮設道路もできない。仮設道路もできないから、当然、交通が混乱を生じてくる。今度、仮設道路が現実にでき上がったときに、その構造が不完全なために、逆に晴海で右折するとかというようなことが頻繁に起こって、慢性的な混乱が晴海通りで起きるというようなことになる可能性が基本的に懸念されるわけでございます。また、そのときに現実に豊洲市場の沖合のところに移動していった物流基地があって、それと、区内の高速道路との間には晴海通りしかなくて、また大型車両がどんどん入ってくるというようなことになりますと、この混雑が倍加することが見えているわけでございますし、そういった懸念がはっきり、ある意味で具体的に見えている状態の中で、これは私どもとしては、東京都のみならず、関係の方々にも東京都にこういうふうな要望を出しているので総合的に検証していただきたいということは、区民生活を守る上でも必ず出さなければならない問題だろうと思っております。

 まして、築地市場の跡地の問題についても、東京都が基本的に出している中身は、民間に売却すると言っているわけです。公式にそういうことをはっきり言っているわけですから、売却する時期がどうであろうとも、一つの具体的な注文をつけて、オリンピックが行われる時期までは、少なくともさまざまな交通の調整とか何かでそういった土地を使わないと、本区の中でさまざまな交通上の支障が出てきますよと。その部分については、そういう積極的な役割を東京都が考えてくださいよということを今要望をしておかないと、実はここで後段に書いておりますが、土壌汚染対策法や、それからこの地域は歴史的な土地で、松平定信が庭園をつくっていたりした地域でもございますので、文化財の発掘などで時間を要すると思うので、ここの土地を更地で使うことについても、それなりに時間を要する手続があるわけでございます。そういう大問題が起きる前に、ある意味できちんと意思表示をして、そういう使い方をするので、そういう作業をしますよということを東京都が意思表示をしないと、オリンピック前後においてこの土地を活用するというようなチャンスも失われてしまうではないかと。時間的に、そうないわけです。あと4年ですから。

 ですから、私どもとしては、今、委員が御指摘のような事項があって、11月がもしかしたら来年2月になるかもしれないとか何かということは議論があることは承知しておりますが、全体の大枠として年数で追っていくと、そんなに時間があるわけではない。区としては、都に要望すると同時に、こういったものを要望しているんだということを含めて、交通関係者やさまざまなレベルで働きかけをして区民生活を守らないと、もう時間がないぞということでやらせていただいているものでございますので、その点は御理解をいただきたいと思います。

○小栗委員
 区民生活を守るために、本当に交通の混乱が起きないようにするということはそのとおりだと思いますし、それは必要なことだというふうに私も思いますけれども、今の時期、どういう道路形状なのか、どういう問題があるのかというのが十分同じ認識になっていない中で、こういう要望を出しますよというのはちょっと問題があるのではないかというふうに私は思います。

 跡地の利用についても、中央区として前に出しているのは、にぎわい施設とか、いろいろなビジョンを出していますけれども、そういうふうにしたいねというちゃんとした希望がみんなの意見としてまとまったものがきちんとできているわけではないのに、今の時期に要望としてまとめてしまうというのも問題ではないかというふうに思いますので、この内容自体をもう少し検討していくということが必要ではないかと思います。

 市場の混乱もありますけれども、東京都へは今までもいろいろ指摘があったんですよね。このままでは大変なことになるということで、道路の問題も含めて、中央区からもいろいろ話がいっているかもしれませんけれども、東京都はそれをちゃんと聞かないで、業者の人たちの不安にも答えないで見切り発車をどんどん続けてきた結果、今、こういう矛盾が広がっているということもあるので、こちらの要望と、業者の皆さんや関係者の皆さんの要望も踏まえて、きちんと全体を見直してちゃんとやりますという姿勢に東京都に立ってもらわないといけないんじゃないかなというのを一番感じます。

 この要望書の最初のところで、本年11月に迫った築地市場から豊洲市場への移転に向け、着実に調整を進められていることと存じますというのは、私は皮肉で言っているのかなと思ったくらいなんですけれども、東京都が移転に向けた調整をきちんとみんなが理解できるような形でやっているというふうにはとても思えませんし、そういう意味では、この内容自体もよく精査して、何が今必要なのか、そういうこと含めて要望にまとめていく必要があるのではないかというふうに思いますので、その点は私の意見として申し述べておきたいと思います。

 次に、まちづくり協議会の報告の中で、勝どき・豊海地区まちづくりガイドライン、そして月島地区まちづくりガイドラインについての素案がまとまったということで報告がありました。その素案について、各対象地区の在住・在勤者から意見の聴取ということで、区のおしらせにも意見募集のお知らせが載っていますけれども、これを見ますと、対象地区の在住・在勤者からお寄せいただいた御意見はまちづくりガイドラインを策定する際に参考とさせていただきますということで、そもそも意見を出せるのがこの地域の在住・在勤者に限られているのか、ほかの地域から出したとしても参考にされないのかというような疑問の声もまちの方から出ているんですけれども、まず、この点についての説明をいただきいたと思います。

○松村地域整備課長
 勝どき・豊海地区及び月島地区のまちづくりガイドラインの進捗でございます。

 委員御指摘のとおり、現在、ホームページ等でガイドラインについて掲載をしておりまして、6月10日まで御意見をいただく期間として設けさせていただいているところでございます。まちづくりガイドラインにつきましては、やはり地区内で生活されている方々、それから通勤・通学されている方々が実際に住む、自分たちの生活するまちをどうしていくのかという将来像を共有化して、それに向けてのまちづくりの進め方について共有していくものでございます。こうしたことから、私どもとしては、地区内に関係する方々の御意見については参考にしていきたいなというふうに思ってございます。

 ただ、意見を出す方が地区内に限っているということではございません。ほかの方々から意見をもらうということもあるのかなというふうには思っておりますけれども、まずは、このガイドラインについては、地域の方々、生活している方々の視点に立ってつくっていきたいという趣旨から、そういった方々の意見を参考にさせていただきたいと思っているところでございます。

 以上です。

○小栗委員
 そうしますと、在住・在勤者の意見は聞きますけれども、ほかの地域の方からの意見は出してもらってもいいけれども、参考にさせていただくことにはなりませんというふうに聞こえますが、そういうことなのかということと、今住んでいる方、勤めている方の意見はもちろんなんですけれども、将来その地域に行きたいなという人もいるでしょうし、いろいろな方がいらっしゃると思います。まちというのは住んでいる方たちだけのものではないわけなので、そういう意味では、広く意見を募ったり、いろいろな問題点を話し合ったりする場がもっともっと必要ではないかというふうに思います。まちづくり協議会で今まで検討してきた内容自体はお示しありましたけれども、もっと広く説明会なり話し合いの会なり、そういうものが地域で起きて、そういう意見をまとめてガイドラインにしていくというのが必要ではないかというふうに思いますけれども、まちづくり協議会以外での話し合いの場、議論の場というのは、この間行われたのでしょうか。その点だけ確認させていただきたいと思います。

○松村地域整備課長
 ガイドライン策定における過程でございます。

 こちらについては、昨年11月、12月にこのガイドラインの検討を進めるということをまちづくり協議会の場で説明をさせていただきまして、その後、12月から1月にかけまして、それぞれの地域でまちづくり協議会の構成員の方、さらに構成員の方が連れてこられた方々、例えば町会の役員の方とか、そういった方々にも御同行していただいて、個別の意見交換の場を設けさせていただいております。そういった場を踏まえて、この素案を策定してきたという経緯でございます。

 以上でございます。

○小栗委員
 どのくらいの方が議論なり話し合いの場に参加されたのか、人数を伺いたいというふうに思います。

 これが素案として出されて、いろいろな意見を踏まえてガイドラインとして決定するということなんでしょうけれども、やはりもっといろいろな意見を踏まえてつくっていく。すぐつくりますよということではなくて、もっと議論を重ねることが私は必要ではないかというふうに思っております。

 最後に、八重洲二丁目中地区の都市計画についてです。

 ここの都市計画法に基づく手続を進めていく方向で御説明がありましたが、ここの地域は権利者がどのくらいいて、同意率はどういうふうになっているのか、その点だけお伺いしたいと思います。

○菅沼副参事(都市計画事業・特命担当)
 八重洲二丁目中地区の権利者数でございます。

 土地所有者は47名、借地権者15名、合計で62名でございます。

 なお、同意という話の御質問がございましたけれども、今後、準備組合側でこの都市計画の同意を各権利者宛てにとっていきますので、ただいま我々が把握しているということではございません。

 以上です。

○松村地域整備課長
 ガイドライン作成経過における、話し合いの場に参加された方の人数でございます。

 正確な数字は捉えていないんですけれども、月島においては各丁目ごとに開催をさせていただいて、多いときには会場が30名ぐらいになったというところでございます。

 以上でございます。

○小栗委員
 終わります。

○松川委員
 私も昨年に引き続き、本委員会に所属させていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。

 私のほうからは3点質問させていただきます。資料2、資料4、資料6について質問させていただきます。

 まず、資料2についてです。

 ここは確認程度なんですが、乗降客数が昨年に比べまして大きく伸びているというところは大変すばらしいとは思うんですが、その中で広告収入が減少しているという部分がございます。この辺はラッピングバスの影響とか、そういったものなのかなとも思えるんですが、この広告収入の減少の部分について御説明いただければと思います。

○遠藤環境政策課長
 江戸バスについてでございます。

 ラッピングバスにつきましては、協賛という形でいただいておりまして、1台ふえており、その関係で収入自体はアップしている。広告収入というのは、例えば運転席の後部の広告とか中刷りポスターとか、窓のステッカーとか、そういったものを指しているわけなんですが、収入の確保は大変重要なことでございますので、これについては、運営事業者も含めて取り組みをしている中で、そのときの状況にもより、結果として減収になったといったところでございます。

 以上でございます。

○松川委員
 ありがとうございます。広告媒体としましては、乗降客数がふえているという中では、これからも地域に根差した広告というのはニーズが出てくるのかなという部分でもございますので、ぜひ広告につきましても積極的にふやしていけるようなことを望みます。

 続きまして、資料4に移らせていただきます。

 資料4ですが、今回、この中で豊海二丁目の騒音が夜間などは基準値を超えているところがございまして、特に豊海流通配送センターが間もなくできるという中で、こういったものができてきますと、やはりトラックがますますふえる傾向にあるのかなと。今現在でも68デシベルという基準値を超えている状況で、配送センターができることによってトラックがふえますと、アイドリングですとか、一部改造しているトラックなどの騒音などがふえるのではないかというふうに危惧しております。特に、この地区は、年末に勝どきザ・タワーなども竣工いたしますので、住民の方々がますますふえる地区でございます。

 そういう中で、国道ですとか都道などの普通の車が通るところなどはなかなか指導するのは難しいかもしれないのですが、豊海地区に関しましては、この先は行きどまりでございますので、恐らく住民の方、あと配送センターに行くトラックということで、ある程度車が限定されるというところがあるかと思います。こういった場所について、公害がふえないような形で区として指導していく予定などはあるのか、その辺の考えをお聞かせいただければと思います。

○遠藤環境政策課長
 御指摘の調査につきましては、沿道の住戸における騒音といった中の豊海のトラックの件だというふうに考えています。この測定値ということで、夜間に基準値を超えているといったところが出ています。そういう意味では、環境基準を超えている状況でございます。実は、こういった調査につきましては、当然、ある地点を設けてやっていくわけでございまして、その調査の状況によって数値というのは変わってくるようなこともございます。そういう意味で、引き続き調査を継続しながら、この数値について区としても追いかけていきまして、現在も測定値という意味では超えているんですが、さらに大きく超えるようであれば、やはり何らかの対応というのも考えていかなければいけないというふうには思いますので、そういった場合には交通管理者あるいは道路管理者とも協議をしながら、必要に応じて対応を考えてまいりたいというふうに思っております。

 以上でございます。

○松川委員
 ありがとうございます。特に、この地区などは住民もこれからますますふえていくところでもありますし、出入りする冷凍倉庫ですとか、そういったところもある程度決まっているところに、アイドリングなどに十分注意してほしいということなどの指導はしやすい場所だと思いますので、ぜひ積極的にこの辺は行っていただきたいと要望いたします。

 続きまして、資料6に移らせていただきます。

 資料6ですが、本当に月を追うごとに利用者の方、会員数がふえているというところでは、これも本当に本区内の交通環境の改善という意味でも非常にすばらしいものだと思います。

 その中で、最近、私が受けました相談がございまして、その辺をお聞きしたいのですが、最近、黎明橋公園のポートですとか、区役所及びその周辺のポートで朝とか夜間に自転車を借りられないことが何度かあるというお話を聞きまして、実際この辺に通勤の方で、自転車がなくて、何カ所もこの辺を回ってやっと見つけたとか、なくて諦めたということが、特に先月あたりから何回か出てきたということで相談を持ちかけられました。

 最初にこの事業を開始するときに、需要に合わせてドコモのほうで自転車の移動ですとか、そういったものを適切に行って、機会損失がないようにするというような御答弁をいただいたかと記憶しております。そういう中で、特に月を追うごとに、日を追うごとに利用がふえているものだと思いますので、なかなかタイムリーにその辺をやるのは難しいのかなと思うのですが、その辺の各ポートにおける適切な自転車の台数の配置について、ドコモとの協議の状況ですとか、現在区内で200台ということですが、台数の増加については、ドコモとどのような協議をされているのか、その辺をお知らせいただければと思います。

○遠藤環境政策課長
 コミュニティサイクルの件でございます。

 おかげさまで、利用状況が飛躍的にアップしております。中央区の場合、特に始まったのが他区より遅いということもあって、伸び率が非常に高くなっているところでございます。

 それとあわせて、広域利用を行っていることと、それからポートが順次ふえていることによって、ドコモといいますか、事業者のほうの再配置が、間に合っていないところが見られるのかなというふうに思っております。先般も東京都及び関係区、それからドコモも入って打ち合わせ等、協議をした中で、我々としては再配置が的確に進むように、その辺、さらに充実を図ってほしいという要請をしているところでございます。

 それから、ポートの増に伴って、当然、自転車の増というのも考えられるわけでございます。現在、中央区では200台の自転車が中央区分として配置されていると。当然、4区の乗り入れということで、いろいろなところの自転車がそれぞれのポートに行くということもございますが、今後の中央区の状況としては、ドコモの話では、今年度下期に、一遍に入れるかどうかはわからないんですが、100台程度増車を図っていきたいという話を聞いているところでございます。

 以上でございます。

○松川委員
 ありがとうございます。下期に100台程度の増加をされるということで、この増加の部分につきましては安心をしたのですが、100台という部分と回転率を見ていくと、下期というタイミングで果たしていいのかどうかというところにつきましては、今すぐはわからない部分でありますが、そこのところにつきましても、なるべくタイムリーに、利用がふえている状況であれば増車していったりですとか、他区の分を少し回していただくとか、相互にうまくやれないものかなというふうにも思います。

 あと、最後に1点なんですが、現在、勝どき駅の地下にもポートができまして、先日、私が見に行ったときにはもちろん自転車があったんですけれども、地下までわざわざ行って、もしなかったときにショックが大きい部分もありますので、この辺も、今現在、駐輪場のあきの表示があるような感じで自転車のほうもあきがあるかどうか、同時に表示できないものかなというところは要望を上げさせていただきまして、質問を終わらせていただきます。

○中島委員長
 どうも御苦労さまでした。

 では、理事者報告に対する質疑はこれで終了いたします。

 続きまして、議題、環境保全及び建設行政の調査について質疑のある方。よろしいですか。

 では、継続審査ということでよろしいでしょうか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○中島委員長
 第二回区議会定例会における委員長報告の取り扱いについて、正副委員長一任ということでよろしいでしょうか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○中島委員長
 ありがとうございます。

 以上で環境建設委員会を閉会いたします。

 大変御苦労さまでした。

(午後3時24分 閉会)

お問い合わせ先:区議会議会局調査係 
電話:03-3546-5559

ページの先頭へ