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平成28年 東京オリンピック・パラリンピック対策特別委員会(6月13日)

1.開会日時

平成28年6月13日(月)

午後1時30分 開会

午後2時42分 閉会

2.開会場所

第一委員会室

3.出席者

(9人)

委員長 中嶋 ひろあき

副委員長 木村 克一

委員 富永 一

委員 佐藤 敦子

委員 中島 賢治

委員 加藤 博司

委員 松川 たけゆき

委員 山本 理恵

議長 押田 まり子

4.出席説明員

(14人)

齊藤副区長

吉田副区長

島田教育長

平林企画部長

濱田企画財政課長

御郷副参事(都心再生・計画担当)

早川オリンピック・パラリンピック調整担当課長

望月環境土木部長

遠藤環境政策課長

田村都市整備部長

松岡都市計画課長

松村地域整備課長

高橋教育委員会事務局次長

吉野指導室長

5.議会局職員

田野議会局長

荻原議事係長

桝谷書記

鎌田書記

6.議題


(午後1時30分 開会)

○中嶋委員長
 皆さん、お疲れさまでございます。ただいまより東京オリンピック・パラリンピック対策特別委員会を開会いたします。

 (挨拶)

 では、次に、議長挨拶をお願いします。

○押田議長
 (挨拶)

○中嶋委員長
 それでは、次に、齊藤副区長挨拶を願います。

○齊藤副区長
 (挨拶)

○中嶋委員長
 ありがとうございます。

 それでは、理事者紹介をお願いいたします。

○齊藤副区長
 (理事者紹介~区長部局分)

○島田教育長
 (理事者紹介~教育委員会分)

○中嶋委員長
 お疲れさまでございます。

 それでは、前委員会からの引き継ぎを行います。田中広一前委員長より、お願いいたします。

○田中(広)前委員長
 前委員会は、4月25日に開会し、4月1日付人事異動に伴う出席理事者の紹介の後、理事者より、選手村整備に係る進捗状況について、オリンピック・パラリンピック教育の推進について、それぞれ報告を聴取し、質疑を行いました。

 なお、付託事件であります2020年東京オリンピック・パラリンピックに関することについては、継続審査となりました。

 以上でございます。よろしくお願いいたします。

○中嶋委員長
 お疲れさまでございます。

 ただいまの引き継ぎを了承することでよろしいでしょうか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○中嶋委員長
 ありがとうございます。

 次に、議題の審査でございます。議題の審査に入りますが、特別委員会の質疑につきましては、理事者報告に対する質疑とあわせて行いますので、よろしくお願いをいたします。

 それでは、理事者報告をお願いいたします。

○平林企画部長

 1 東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会選手村整備に伴う本区への影響等に関する要望について(資料1)

 2 選手村の施設配置の検討状況について(資料2)

 3 平成28年度 第1回オリンピック・パラリンピックに関する講演会の開催について(資料3)

 4 東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会大会エンブレムの取扱いについて(資料4)

以上4件報告

○中嶋委員長
 お疲れさまでございました。

 次に、発言の時間制について。発言の持ち時間制につきましては、先日の各種委員長会で確認されておりますとおり、会派基本時間20分と、1委員の配分時間に同一会派委員数を乗じて算出された時間を加えて各会派に割り振られる持ち時間といたします。なお、1人会派の持ち時間については10分となりますので、よろしくお願いをいたします。ただいまの時刻は午後1時52分でございます。自民党68分、公明党32分、日本共産党32分、中央区民クラブ32分、無所属10分となります。

 それでは、質疑に入ります。

 発言を願います。

○富永委員
 それでは、質問させていただきます。

 オリンピックが東京に決まってから間もなく2年になろうとしているんですけれども、そういった中で、リオのオリンピックの開催が目前に、そして大会終了後にはいよいよ東京オリンピックに向けての動きが本格的に始まると思います。中央区は選手村ができるということで、大会の中でも世界からも注目を浴びているわけです。オリンピックの開催を迎えるに当たって、ホストの中の一つとして、中央区として区民全体でもってオリンピックを迎えていかなければいけないと思うんですけれども、今後、オリンピックに向けて、中央区としては、どのような感じで、大会を盛り上げるための広報ですとか、いろいろなイベントを打っていかれる予定なんでしょうか。今の時点でわかるところで結構なので、大体のスケジュール感を含めて教えていただけたらと思います。よろしくお願いします。

○早川オリンピック・パラリンピック調整担当課長
 2020年の東京大会に向けての本区ならではの盛り上げ方というところでございます。

 さきの資料にもございましたとおり、昨年12月17日に中央区のオリンピック・パラリンピック区民協議会を立ち上げさせていただいて、その後、区民協議会の委員の中から下部組織として観光・文化検討部会を立ち上げ、そちらの部会につきましては、3月、5月に2回既に実施してございます。また、6月にも予定をしてございまして、こういった検討部会を通じて、今度の8月3日に予定します区民協議会に報告をし、委員御指摘のございましたように区民全体で盛り上げていく方向に考えているところでございます。また、この区民協議会におきましては、2020年に向けて地域の方々と協力できることを探しながら進めていくということで、委員の中からいただいた御意見としましては、これは一つの案ではございますけれども、1年間のさまざまな各地域の行事だとかをオリンピックの年あるいは前年だとかに、一緒に連携できるものはないか、あるいは時期をずらして世界の方々にうまくPRする方法はないのか、こういった検討がなされているところでございます。これらにつきましては、区だけではなかなかできない事業だと思ってございます。区ができること、それから地域の方々ができること、また民間の方々の力も必要なもの、こういったものが協力し合いながら、2020年に向けて本区の魅力を発信できるように取り組んでいきたいと思ってございます。

 また、これは大会だけではなくて、大会後にもそういった取り組みが引き続き中央区全体で行っていけるように、大会後を見据えながら、こういった取り組みを進めていければと考えているところでございます。

 以上です。

○富永委員
 各種競技を含めて、いろいろな施設がオリンピックに向けて新しくつくられたり、また改修をされたりしていく中で、選手村というのは施設の中でも広大な敷地を使うところだと思うんです。オリンピックが終わった後には、それがそっくりまた新しいまちに生まれ変わるというのは、ほかにはそう例を見ないところだと思います。まさに、大会後の中央区にとってすごく大きな存在であることは間違いないので、その辺をうまく、一過性のものではなくて、その先に向けた取り組みを中央区の区民の皆さんに理解してもらいながら、大会の成功に向けて、そしてその先には新たな中央区の未来があるということを理解してもらうことが一番大切だと思います。お金がすごくかかることとは思うんですけれども、それがやがて中央区のためになるようなことをしていただけたらとお願いしまして質問を終わります。ありがとうございます。

○佐藤委員
 私からは、資料4について何点かお伺いをしたいと思います。

 まず、東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会大会エンブレムの取扱いについてでございます。

 大会エンブレムは商標法、不正競争防止法、著作権法などにより保護をされているものでございまして、日本政府といたしましても、招致をするときにIOCに対してオリンピック憲章の厳守及び知的財産を守りますということをしっかり宣言しての招致活動でした。こういった決まり事、知的所有権をしっかり守っていくということは大変大事なことだと思います。スポンサーシッププログラムに参加している各企業も、スポンサー料を払うかわりに協賛金を払うことで知的所有権を使っているということです。本区におきましても厳正な運用というものが求められていくと思いますが、町場においてこれからボランティアの活動を募ったり、民間から民間へのいろいろな文書、プレスリリース等々が作成されるということが予想される中において、区として厳正な運用を求めるような周知をどのようになさっていくつもりなのか、その辺をお聞かせください。

 もう一点ですけれども、大会の正式名称、それから大会の略称というものが資料としてございました。私たちは割と簡略にオリパラとか、ふだん使ってしまっておりますけれども、今後庁舎内においての言葉の使い方、それから区から外へ発信していく際のオリンピック・パラリンピックの呼び方をどのように整理なさっているのか、お聞かせください。

○早川オリンピック・パラリンピック調整担当課長
 2点御質問をいただきました。

 まず、1点目のエンブレムの取り扱いの周知の方法でございますけれども、こちらにつきましては、現在、組織委員会でも既にホームページで広く周知を図っているところでございますが、やはりなかなかそれだけでは一般の方々、地域の方々には周知が難しいものと考えているところでございます。こういったことから、本区におきましても、さきに申しましたオリンピック・パラリンピック区民協議会の場を通じて、こちらのエンブレムの取り扱いについても、もう少し地域の方々にもわかりやすい書き方にしていきながら周知を図っていきたいと思ってございます。また、区民協議会のもとの観光・文化検討部会の中でも、ぜひともロゴマークを使いながら商店をPRしていきたいんだといった声も聞いているところでございますけれども、なかなか使い方は難しいんですというようなお話をさせていただいているところでございます。

 このエンブレムについては、なかなか制約が厳しいところでございます。ただし、現在まだはっきりとはわかりませんけれども、今後、第2エンブレムのようなものを東京都あるいは組織委員会のほうで考えながら、広く使っていけるようなものを展開していきたいというようなことを聞いているところでございます。これは、さきのロンドン大会でもインスパイアプログラムというような形で、エンブレムとは違うマークを文化プログラムだとか、まちの方が展開するものに使って実施をした実績もあるところでございます。

 それから、もう一つ、2点目の大会の略称についてでございます。

 こちらについては、これまでもいろいろな言い方があったかと思ってございます。また、正式にこれだという言い方はなく、これまでもその時々、状況に応じて使い方を分けていたところでございますけれども、そういった中で、今回お示ししました組織委員会が一般的に遵守しているルールを本区としましても準用していきたいというところでございます。したがいまして、資料4別紙3の東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会を一般的には大会略称という形で使わせていただこうと思ってございます。

 ただ、全ての文書、文言の中でこの言葉が全て出てくると、ある意味、非常に長いこともあろうかと思いますので、その時々に応じて、以下の東京2020大会あるいは東京2020を使いながら運用をしていきたいと思ってございます。

 いずれにしましても、組織委員会が遵守するルールにのっとって本区としても対応していきたいと考えてございます。

 以上です。

○佐藤委員
 それぞれありがとうございました。

 まず、エンブレムですけれども、区民協議会を通じて周知をしていくということでございましたが、そこから先に一般の人たちにも広がりが出るような周知、そこから先の周知の仕方がなかなか難しいなというふうに常日ごろから思うところであります。観光・文化検討部会においても同じようなことが言えるかと思います。どうぞ一般の方々にもそういったことが周知できるようなお取り計らいをお願いしたいと思います。

 そして、第2エンブレムということですけれども、これは大変期待をしております。こちらのほうも、決まりましたら詳細を教えてください。よろしくお願いいたします。

 いずれにいたしましても、本区の区民としてオリンピックを身近に感じて、ボランティア等々への参加を通じて自分たちもオリンピックを支えているといった一体感というのは、言葉遣いも一つ一つが大事になってくると思います。身近に感じながらも、知的所有権といったエンブレム等々のルールは守っていく、この辺の兼ね合いが大変難しい課題だと思っております。この辺の厳正な管理・運用を要望して、私の質問を終わらせていただきます。

○中島委員
 私からは、大した質問ではないんですが、私も昭和39年のオリンピックを生で見た世代なんですが、その中で一番思い出として残っているのは何かというふうに考えたときには、空に五輪のマークができたと。今でもオリンピックというふうに言われて思い出すのは、ジェット機によるものだったと思うんですけれども、五輪のマークが東京の真っ青の空にあったと。私は小学校2年生でしたので。それと、もう一つ思い出すのは、聖火リレーが自分の家の近所の通りを通ったときにみんなで旗を振ったというイメージが残っています。

 今までいろいろ考えているんですが、子供たちにどういった形で2020東京オリンピックの思い出を残せるかというのは、これは本区で対応というよりも東京都の部分もあるかもしれないですけれども、やはりいろいろな形のものは造形物として残せるかもしれないですけれども、心の中に残せるオリンピックのレガシーみたいなものを考える必要があるのではないかなと。そのほかに、一番印象に残った競技というのが、1万メーターのレースなんです。皆さんは覚えているかどうかわからないんですが、1位の選手が入った後に続々とみんなゴールに入っていくんですけれども、最後の選手だと思っていたセイロンの選手をみんなで拍手で迎えるんです。そうすると、ゴールを回っても、また1周回る。さらに2周周回おくれだったという話です。その選手は1人で400メートルを走り抜けて、セイロンの選手がゴールに入ったときのほうが、トップの選手よりも拍手が大きかった。その選手は、そこにとまらず、そのまま控室まで走り抜けて、その場から去っていった、あのテレビのシーンがいまだに心の中に残っているということで、つくられたものだけがすごいというふうには思っていないんです。何か次の世代の子供たちにスポーツのすばらしさを残せる、さらには思い出に残るような取り組みも、今までレガシーというようなお話をさせていただいていますけれども、そういったものを何か残していただきたいと思うので、その辺のお考えもお聞かせいただきたいと思います。

 それと、中央区に選手村がつくられるということで、区民と選手との交流についてです。

 これもどちらかというと、最初に言った思い出として残るような取り組みの一つかもしれませんが、選手との交流を本区としてはどのように考えて、実践していこうと考えているかもお聞かせいただきたいと思います。

 それと、最近、テレビを見ていると、海外の人が一番喜ぶのは日本らしさだという話をよく聞きます。きのうもクールジャパンでその話が出ていて、小さな旅館が日本の中で旅館として人気のある2番に上がっていたと。そのおもてなしというのは、やはり外国人に対して日本らしさをいかにアピールできたかという話なんです。そうなったときに、今回のオリンピックの期間中は夏祭りの時期でもありますので、地域のお祭りとオリンピックの期間の取り組みを、下町である区としてどういうふうにお考えになっているか、この3点についてお聞かせいただきたいと思います。

○早川オリンピック・パラリンピック調整担当課長
 3点について順次お答えさせていただきます。

 まず、1点目の子供たちに思い出をといったところについてでございます。

 こちらについては、まさに我々区としても、ぜひとも子供たちに一生の思い出となるようなことを築けていけたらと考えてございます。昨年取りまとめました2020年に向けた中央区の取組の中でも、5つの輪っかになぞらえて取り組みを総合的に推進するといったことを掲げてございます。そのうちの一つとして、国際教育・交流の中で子供たちに対する取り組みを整理させていただいています。具体的に申し上げますと、オリンピック・パラリンピック教育の推進、また中央区版一校一国運動の取り組みを既に一部の学校等では検討を進めているところでございまして、大会だけではなくて、それに向けた取り組みの中で子供たちがオリンピックを体感、実感していけるようなことが進めていければと考えてございます。

 また、さきに委員のお話もございましたとおり、選手村の中で選手と交流をすることにつきましては、大会組織委員会によって、選手村の中については、厳しいセキュリティー等のチェックもあるものですから、現段階で本区が独自で何か取り組みをすることについては難しい状況でございます。

 とはいうものの、選手村の外、中央区の一帯ではそういった取り組みも可能かと思ってございます。これは次に御質問ありました区民との交流にもつながってくるものと思ってございます。こちらにつきましては、さきのオリンピック・パラリンピック区民協議会の中で、日本橋、京橋、月島地域の方々にも一緒に委員となって検討をさせていただいているところでございます。例えば、一例ですけれども、選手村から一番近いトリトンスクエアだとか、そういった場で何らかのおもてなしの取り組みができるのではないか、こういったことを地域の方々、それから区等と一緒に検討しているところでございます。

 最後、3点目の日本らしさというところでございます。

 これは、まさに祭りの時期でございます。本区においても大江戸まつりがちょうどオリンピック、それからパラリンピックの期間にあるお祭りだと思っております。こういったものだけではなくて、さまざまな、地域の盆踊りだとか、こういったものも含めまして大会期間中にぜひとも世界から来る方々に広く発信していければ、地域の方々にとっても一生の思い出になるのではないかなというふうに考えているところでございます。

 以上です。

○中島委員
 いろいろどうもありがとうございます。

 計画的にはいろいろなことを並べられると思うんですが、一つ一つ現実の形に近づけていただきたいというふうに思っております。大江戸まつりですと、どうしても盆踊りという形になりますが、それ以外にも、やはり夏祭りですので、みこしとか屋台とか、そういったものもいろいろ演出できるだろうというふうに思っております。そんな取り組みもいろいろ考えれば切りはないかなと思いますが、そんな中で子供たちの心の中に残るというのが一番重要な取り組みだというふうに思っているんです。それがどういうものかというのを形としてあらわすのはなかなか難しいんですが、やはりスポーツのすばらしさ、今回のオリンピックに出た勝者だけがすばらしいのではないという話なんです。

 サッカーのワールドカップのアメリカ大会でブラジルとイタリアが決勝戦になったときに、バッジョが決勝のPKで外すんです。その後にNHKがインタビューをしたテープを見たことがあるんですが、そのときにも同じことを言っていたのは、出ることに対してすばらしいんだと。最終的な結果としてPKで勝つ負けるというのは勝負の世界だけれども、そこまでみんなで全力を尽くしてきたことがすばらしいということで、もっと選手をたたえてほしいというようなコメントをバッジョがするんです。やはりそういう気持ちを植えつけられるような大会にしていただきたい。そういう意味で、教育という面が重要だというふうに思っているんです。大会自身に子供たちが純粋にその選手のことを褒めたたえられるような、すばらしい大会にできれば、それだけで十分だというふうに思っております。ぜひそんな取り組みに向かっていくように区一丸となって進めていただきたいというふうに思っておりますので、それを要望させていただいて質問を終わります。ありがとうございました。

○加藤委員
 それでは、幾つか、まず最初に確認をさせていただきます。

 きょう配っていただきました資料の中の東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会の要望書についてです。

 下段のほうに学校敷地についてというコメントがあるわけですが、将来超高層の50階建てのマンションも2棟建てられることが計画されていますけれども、選手村の宿泊施設は、22棟あるわけですが、大会が終わった後の22棟の建物を順次分譲ないしは賃貸で入居が開始されるのかどうなのか、その点、確認をしておきたいと思います。

 それと、もう一つは、大会期間中、1日当たりの関連車両は大体どの程度になるのかなと。今回の資料の中では環状2号線、晴海通り、有明通り、黎明橋公園通りも利用するような計画になっておりますけれども、現在の晴海通りの交通渋滞がさらに深刻になるのかなというような思いがあります。その点についてお伺いしたいと思います。

 それから、バスの運行の関係です。

 バス発着場という形で今回初めて提起されたかと思うんですけれども、この発着場については、都バスとか、そういうことも利用が可能なのかどうか、わかる範囲でお答えいただきたいと思います。

 それと、4番目として、晴海地区に居住する住民への影響という問題です。

 セキュリティーの問題は、選手村については当然厳しいセキュリティーがかかるということが想定されるんですけれども、図面でいいますと赤い点線の部分ですね。そうしますと、ブルーの点線の現在計画中の選手村の範囲については、セキュリティーの問題ではどういう状況になるのか、わかる範囲でお答えいただきたいと思います。

○早川オリンピック・パラリンピック調整担当課長
 それでは、順次お答えさせていただきます。

 まず、選手村の住宅棟についての入居時期でございますけれども、こちらにつきましては、現段階でまだ、どの時期からどの数をどういうふうにというところについては聞いていないところでございます。ただ、2020年9月6日にパラリンピックが終わるわけですから、その後、順次、選手村の仕様から住宅に転用がされるといったことから、まずは板状住宅のほうから順次改修がされ、入居が始まってくるであろうと推測されるところでございます。また、超高層の2棟につきましては、大会時には仮設の何らかの建物が建っているということが今回の組織委員会の計画から読み込めるわけでございまして、大会が終了後、まずこの仮設の建物の撤去が行われ、いっときは更地になって、その後に超高層が建設されると。いずれにしましても、こういったことから、超高層については後半のほうになるのであろうというふうに考えてございます。具体的な計画年次というのは、現段階では明らかになっていないところから、先ほど委員御指摘の学校の開校、それから学校を始める時期については、まだまだ検討の必要があるだろうと考えてございます。

 それから、2点目の大会期間中の車両についてでございますけれども、今回の組織委員会の計画では、清掃工場の前に大きくバス発着場という記載がございまして、こちらのほうから選手あるいは大会関係者の方が順次、各競技会場だとかに輸送されると。基本的には、首都高等を使いましてオリンピックレーンを通じて各競技会場に行き渡るようになっているところでございますので、こちらのほうから晴海通り、それから湾岸側になります首都高速のほうに乗っかるというのが大きな動線になろうかと思ってございます。ただ、具体的な台数だとか混雑状況については、競技の数だとか会場だとかがまだ決まってございませんので、こういったものが全て決まった後に具体的な検討がされるというふうに聞いているところでございます。

 それから、3点目の大会期間中等の都バス等の利用についてでございますけれども、こちらにつきましては、次の御質問にもつながる部分だと思いますけれども、現段階でまだ選手村の運営の仕方だとか、それから周辺の方々への規制だとかが明らかになってございません。いずれにしても、区としましては、区民生活に与える影響を極力少なくしてもらわないと困ると。こういったものについては、さきの要望書、これまでも数回出している中でも、いずれもそういったことをうたっているところでございます。

 それから、4点目の住民への影響についても、今申したとおりでございますけれども、特にセキュリティーにつきましては、現段階ではまだ具体的に明らかにはされてございません。また、セキュリティーについては、直近の大会の状況を鑑みて配置等を検討するというふうに聞いているところでございまして、この夏のリオデジャネイロのオリンピック・パラリンピック大会の経過を踏まえて最終的なセキュリティーが明らかにされるであろうというふうに考えてございます。ただ、セキュリティーそのものについては、明らかにすることによって、かえってセキュリティーが破られる危険性もはらんでおりますので、そういったところの情報については、組織委員会あるいは警察、警視庁のほうと今後状況を踏まえながら、我々地元区あるいは地域の方に情報提供がされるものであろうというふうに考えてございます。

 以上です。

○加藤委員
 全体的に大会後の選手村については、2024年度に全てが竣工する予定になっているかと思うんですけれども、今、順次転用されるということもお伺いしましたので、ぜひトラブルのないように東京都とも協議をお願いしたいと思います。

 それから、移動のバスについては、環状2号線を使ったルートが選手の移動については行われるというお話でしたけれども、晴海四丁目に設置が予定されている仮設エリアの車の移動等についても、やはりなるべく早目にどういう状況になるのか区民にお知らせいただきたいと思います。

 都バスの発着については、この地域で都営バスを利用する方はそれなりにたくさんおりますので、ぜひ早目に周知するよう努力をお願いしたいと思います。

 セキュリティーについては、中身は私自身もそんなに細かく質問することは考えていなかったんですけれども、エリアがどういう形でかぶさってくるのかということを私自身は注目していたところなんです。ですから、もしエリアについて早急にわかれば、区民に周知をお願いしたいと思います。その影響によって、晴海に住む居住者の皆さんへの影響がさまざまな形で出てくる可能性が考えられるので、そういう意味で、ぜひ取り組みをお願いしたいと思います。これは要望しておきます。

 次に、2020年オリンピック・パラリンピック競技大会の立候補ファイルでは、この時期の快適な夏は、アスリートにとって理想的であるとの表現があるわけです。安全対策、今、セキュリティーの問題が話題になりましたけれども、来街者の熱中症対策の取り組みについて、きちんとしていく必要があるのではないかと思うんです。

 その点についてお伺いするんですけれども、資料としては古いんですが、2010年の熱中症死亡者数は全国で1,745人の方となっている。そして、65歳以上の方が80%を占めている。そして、大会が予定されている期間の7月24日から8月9日の17日間で見ると、危険が2、厳重警戒12、警戒が3との統計もある。危険とは、外出はなるべく避け涼しい室内に移動すること、厳重警戒とは、外出時は炎天下を避け室内では室温の上昇に注意すること、警戒とは、運動や激しい作業をする際は定期的に十分に休息を入れるなど、注意事項があります。運動に関する指針でも同じようなことが言われているわけですけれども、来街者が当然相当数想定されますので、中央区として、真夏に大会を行うに当たって、熱中症対策というのはどのように検討されているのか、また検討しようとしているのか、お答えいただきたいと思います。

○早川オリンピック・パラリンピック調整担当課長
 来街者の熱中症対策についてでございます。

 こちらにつきましては、オリンピックあるいはパラリンピックがこの時期に開催しなければならないという規定のもと、この時期に開催するわけでございまして、51年前の東京オリンピック・パラリンピック大会のときと現在とは、状況が違うといったところでございます。こういった中で、今、委員からお話のありました7月24日から東京でオリンピックが開催されるわけでございますけれども、やはり日本、特に東京の夏の暑さと湿気という気候につきましては、世界の中でも余り類がないといったところかと思ってございまして、熱中症対策にしっかり取り組む必要があるであろうというふうに、これは組織委員会あるいは東京都のほうでも検討がされているところでございます。1つには、民間企業のほうで、例えばドライミスト等を散布するだとか、あるいは道路の遮熱舗装だとか、そういったもので温度を和らげる取り組みは既に検討が進められているところかと思ってございます。

 区としましては、こういった中で何ができるのかといったところについて、これも現段階ではまだ具体な検討には至っておりませんけれども、さきに申しました区民協議会のメンバーの中に本区の医師会の会長さんにも入っていただいているところでございます。今後、オリンピックが具体化する中で、来街者の方もどんどん来られる中で、どのように本区の医療体制あるいは救護の体制、また、言語だとかも当然課題になってくるかと思ってございます。こういった取り組みを医師会の方々とも連携しながら進めていかなければいけないというふうに思ってございます。そういう意味では、区民協議会にはいろいろな分野の方々に来ていただいている中で、そういった議論がされることによって、今後、例えば地域の商店街なり店舗の方々なり、こういったところと連携することによって、涼しさを提供できる、暑さを和らげられるような取り組みが地域でできればいいなというふうに思ってございます。こういったことについても、今後、4年後に向けて区民協議会の中で具体的な取り組みを検討をしていく場を区として提供できればと思ってございます。

 以上です。

○加藤委員
 アスリートは非常に環境のいい場所で、クーラーがきいて、バスの移動についても、それなりの配慮がされると思うんですけれども、幸いにしてといったら言葉は不適切かもしれませんが、中央区は競技場がなくて選手村だけということですから、その辺は他の区とは少し状況が違うのではないかということも頭には入れてありますけれども、ただ、日本が2,000万人の観光客を呼ぶ、そのうち1,500万人は東京で呼ぶんだと高らかに述べているわけですから、真夏日に大会を見学に来られる、ないしは日本に観光に来られる来街者の皆さん、外国の方も含めてですけれども、日本、東京に来て熱中症で倒れたということがないように、ぜひ十分な配慮をしていただきたいと思います。そのために、区民がどういう形でそれを支援していけるのかという問題も含めて、この問題については、ぜひ中央区としても、企業や地域住民と一緒になって取り組んでいく必要があるのではないかと考えております。ぜひお願いをしたいと思います。

 それと、今お話が出ました区民協議会の開催についてです。

 部会として観光・文化検討部会が開催されておりますけれども、観光・文化検討部会を含むその他の部会の開催などについて、現在どういう状況になっているのか、お答えいただきたいと思います。

○早川オリンピック・パラリンピック調整担当課長
 区民協議会のもとの検討部会についてでございます。

 今委員御指摘のとおり、観光・文化検討部会については、昨年度に第1回目を開催して取り組んでいるところでございます。まず、この観光・文化検討部会の中で何を課題として取り組んでいくか、アンケートをとりながら進めてきたところでございます。こうした中で、地域の方々からは、受け入れ態勢ということで、さまざまな、サインだとか、あるいは多言語対応といったものについて観光・文化検討部会の中でも検討していく必要があるだろうというような御意見もいただいているところでございます。

 そういった中で、ほかの検討部会の立ち上げにつきましては、ボランティアの検討部会だとか、今申しました多言語検討部会だとか、こういった他の部会などを立ち上げることを当初予定してございましたけれども、観光・文化検討部会の進捗の中で取り組むべきもの、あるいはそうでないものを整理していきながら、8月3日に次回を予定してございます区民協議会の中で具体的な次の検討部会を立ち上げる必要性等を検討していきたいと考えているところでございます。

 以上です。

○加藤委員
 この区民協議会の報告については今御説明いただきましたので、よくわかりました。昨年12月17日に開催された区民協議会での意見交換において、パラリンピックの検討部会の設置についてどうなんだという構成員からの質問に対して、区の答弁は、設置の予定はないが、障害者団体の方々とも協力して取り組みを進めていくという答弁をしております。オリンピック・パラリンピック大会を機に、障害者の方々にとっても住みやすいまちづくりを検討していく必要があると考えます。中央区でも、人にやさしい歩行環境、歩道の平坦化や歩行者と車両を分離した信号機の設置など、その取り組みは評価するものではありますけれども、障壁除去、つまりバリアフリーのまちづくりが一つの目標として挙げられているのではないかと思います。

 そこで、質問ですが、その中で横断歩道橋はバリアフリーのまちづくりとは相反する施設ではないかと思いますけれども、横断歩道橋についての御見解をお答えいただきたいと思います。

○望月環境土木部長
 今のバリアフリーの観点からの横断歩道橋ということでございますが、横断歩道橋につきましては、これまでの経緯、地域の状況を含めて設置をされてきたものであると考えております。また、バリアフリーというのは、今お話がありましたけれども、障壁除去というような形で、あらゆる方に対しての障壁除去がユニバーサルデザインという形になろうかと思っています。これにつきましては、オリンピックに向けて、さらに整備が促進される駅周辺を含めて、あるいは競技会場を含めて、そういった検討がされながら実施されていくものと考えております。ただ、だからといって、全ての横断歩道橋が撤去されるというような形は難しいのかなと思っておりますが、そういった視点でまちにバリアフリーの状況をつくり出していく検討はこれからも必要だというふうには考えております。

 以上です。

○加藤委員
 ぜひ検討していただきたいんです。晴海一丁目、晴海三丁目の横断歩道橋について、老人クラブや住民の方から撤去の要望が区のほうにも届いているのではないかと思いますけれども、東京都との協議を行いながら、撤去する方向でバリアフリー化を目指すために取り組んでいただきたい。高齢化社会といいながら、一方で高齢者の移動を疎外する施設は、やはり今後一つずつきちんと見直していく必要があるのではないか、そのことを指摘して、私の質問を終わります。

○松川委員
 私のほうからは、資料2について質問させていただきます。

 今回新たに出てまいりました施設配置状況ということで、いろいろなものが変わってきた。まず、人道橋を架設しない方向ということで、この部分なども動線の部分で大きく変わるところなのかなというところではあります。その中で、まず1点質問させていただきたいのが、今回、これを見ますと、環状2号線が利用可能なようにも思えます。まだ決まっていないのかもしれないですが、オリンピック期間中に地域の方々も環状2号線の通行ですとか、トウキョウ・タワーズのほうに抜けていく人道橋の部分ですとか、この辺は通行可能というふうにとっていいのでしょうか、お答えをお願いいたします。

○望月環境土木部長
 環状2号線についてというお話でございますけれども、環状2号線につきましては、選手村内を通過しておりますので、これは選手村の範囲の中の青い範囲に入ってしまいますので、そこの部分からしますと、どのような活用がされるか、まだお聞きしているわけではございませんが、相当な規制がかかるであろうと。多分、こちらの部分は入れない状況になるのではないかということが想定されるかと思っております。今回示されております青色の現在計画中の選手村の範囲から外れるところについては、一般の方の通行はある程度できるのではないかというふうに読み取れるんですが、実際にセキュリティーという形になったときに、どのように規制がかかるのかがまだ明らかになっておりません。そういった意味から、今後そういったものが明らかになる時点で、今の人道橋とはトウキョウ・タワーズと結ばれている朝潮小橋のことかと思いますけれども、そういったところの規制についても明らかになるのではないかというふうに考えております。

 ただ、私どももなるべく地域住民の方の生活への支障が最小限になるようにという視点を持って、そういったところでの説明をお聞きしながら、できるだけそういった配慮をしていただくようにはお願いしたいと思っております。

 以上です。

○松川委員
 ありがとうございます。この辺は、まだ2016年ですので、決まっていない部分も多いのかと思ってはおります。

 私も2000年代にありましたオリンピックの場所につきましては事前に全部行きまして、いろいろな施設も見て回ったことがあります。そういう中で、向こうの組織委員会の方々ともお話をしながら意見交換させていただいたことがあるんですが、やはり選手村の場所などですと、相当セキュリティーが厳しくなるということで、その周辺にお住まいの方々は、この間は仕事へ行くのも帰ってくるのも相当大変だということで、半ば諦めて2週間休みをとるということもあり、これは海外だからできる面もあるのかもしれないですが、余りにも厳しいことがわかっているがゆえに、そのようなことをされる方々も結構いらっしゃったというふうに記憶をしております。もちろん都ですとか区の方々も一生懸命努力をしていただいて、大会期間中に極力生活に支障がない状況にしていっていただけるとは思うのですが、これから想定できる部分といたしまして、セキュリティーについてある程度のディスクローズといいますか、こういう可能性があるよということに関しましては、少しでも早く開示していただくほうが地域の住民の方にとってもいい面もあるのかなと思いますので、そういったところにつきまして、もうちょっと御配慮いただければと思います。

 以上で質問を終わります。

○中嶋委員長
 それでは、発言については、以上で終了いたします。

 議題でございます2020年東京オリンピック・パラリンピックに関することについて、継続審査ということでよろしいでしょうか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○中嶋委員長
 ありがとうございます。さよう決定させていただきます。

 次に、第二回区議会定例会における委員長報告の取り扱いについて、正副委員長一任ということでよろしいでしょうか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○中嶋委員長
 ありがとうございます。

 では、長時間ありがとうございました。

 以上をもちまして閉会とさせていただきます。

(午後2時42分 閉会)


-委員会を閉じた後-

 東京オリンピック・パラリンピック対策特別委員会行政視察は、7月11日から12日で、岐阜県岐阜市において、ぎふ・まちなかレンタサイクルについて及び岐阜市型BRTについて、それぞれ実施することを協議し、決定した。

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電話 03-3546-5559