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平成29年 区民文教委員会(12月12日)

1.開会日時

平成29年12月12日(火)

午後1時30分 開会

午後2時19分 閉会

2.開会場所

第一委員会室

3.出席者

(8人)

委員長 渡部 博年    

副委員長 塚田 秀伸    

委員 鈴木 久雄    

委員 木村 克一

委員 堀田 弥生

委員 加藤 博司

委員 原田 賢一

議長 礒野 忠

4.出席説明員

(17人)

矢田区長            

齊藤副区長           

島田教育長           

長嶋区民部長          

石川区民生活課長        

眞下地域振興課長        

生島文化・生涯学習課長     

小林スポーツ課長        

田中商工観光課長

守谷月島特別出張所長

浅沼教育委員会事務局次長

伊藤庶務課長

森下学務課長

星野学校施設課長

吉野指導室長

清水副参事(教育政策・特命担当)

志賀谷図書文化財課長

5.議会局職員

田野議会局長

一瀬議事係長

黒須書記

鎌田書記

6.議題

  • 区民生活及び教育行政の調査について

(午後1時30分 開会)

○渡部(博)委員長
 皆さん、御苦労さまでございます。ただいまより区民文教委員会を開会させていただきます。よろしくお願いいたします。

 本日は、理事者報告の関係でスポーツ課長、月島特別出張所長、清水教育委員会副参事及び図書文化財課長が出席いたしますので、御了承願います。

 それでは、理事者報告をお願いいたします。

○長嶋区民部長

 1 平成29年度協働事業の決定について(資料1)

 2 「中央区基本計画2018(仮称)」中間のまとめについて(資料2)

 3 平成29年度中央区行政評価(区民部・教育委員会)(資料3)

○浅沼教育委員会事務局次長

 4 区立小学校特認校制度の申込み状況について(資料4)

 5 区立中学校自由選択制の申込み状況について(資料5)

 6 第三次中央区子ども読書活動推進計画(中間報告)について(資料6)

 7 重要無形文化財の指定について(資料7)

以上7件報告

○渡部(博)委員長
 御苦労さまでございます。

 発言の時間制につきましては、既に御承知のとおりでございますので、よろしくお願いいたします。ただいまの時刻は午後1時50分でございます。自民党さん65分、公明党さん35分、日本共産党さん35分、中央区民クラブ35分、新青会さん10分となります。

 それでは、理事者報告に対する質疑に入りたいと思いますので、発言のある方は挙手を願います。

○加藤委員
 まず、資料1の平成29年度協働事業の決定について確認をしたいと思います。

 説明の中で、バリアフリーマップをつくることは理解できるんですけれども、行政が手の及ばない範囲の課題という形で紹介されているわけです。対象が曖昧ではないかと思うんですけれども、手の及ばない範囲とは具体的にどのような内容なのか御説明をいただきたいと思います。

○眞下地域振興課長
 今回のバリアフリーマップ、まち歩きマップでございますけれども、実は、本区でも平成18年に作成してございまして、10年を経過して更新がされていなかったという状況がございます。資料でいう行政がという話は、なかなか手が行き届かないところというふうに理解をしていただければいいのかなと思っております。

 以上でございます。

○加藤委員
 今回、この協働事業の決定事業者が行政の手の及ばないことをやるんだということが主なる目的になっているわけです。ですから、例えばこういうことですよということを具体的に言っていただかないと、それぞれ皆さんが頭の中でめぐらせて、こういうことなのかなということで、やはり共通の認識にしておきたいと思うんですけれども、もうちょっと丁寧な御説明をお願いします。

○長嶋区民部長
 こちらは、要はバリアフリーの場所を探していくといいますか、発見していくためには、常にまちの中へ出ていかなければいけない。そういった意味で、区民の参加、ボランティアを募って、それを組織化することによってマップの更新作業をしていこうということが中心になります。行政の手が及ばないというのは、例えば区でありますと、バリアフリーマップをつくるのであれば、調査員を雇って、ある一定の基準のもとに調査をかけるというような形になりますが、そうではなくて、日々、ボランティアの方を組織して、一つずつそういったものを更新していこうといった市民参加型のマップをつくるということを協働推進会議のほうでは非常に大切なことだというふうに評価しているということでございます。

 以上です。

○加藤委員
 バリアフリーマップをつくるということについては、私も理解はしているんです。ただ、この団体はどういう仕事をするのかなというのがいまいちはっきりしなかったという問題があります。

 事業概要の提案では、調査リーダーの講習会の関係で3日間、2回のクールでやると書いてありますけれども、1クール当たりの講習時間、また、どういう講習内容なのか、提案の中で出されているかと思いますので、御説明いただければと思います。

○眞下地域振興課長
 先ほど区民部長が説明いたしましたとおり、こちらの講習会に関しましては、今の予定では、3日間ずつを2回やって計6日間の講習を行うということです。時間につきましては、過去の例でいくと、それぞれの日で二、三時間行う予定でございます。この団体は平成22年3月に設立されて、既に活動を行っておりますので、そういう資源も生かしながら新しい方を募り、その方に調査の内容とかを伝えていくという実践的な研修も含めた内容で、人材を育成していこうというものでございます。

 以上でございます。

○加藤委員
 実際、リーブ・ウィズ・ドリームのホームページを見ると、歩きやすいまちってなんだろう?というようなテーマを掲げております。実際に、住みやすい、歩きやすいまちづくりの位置づけのために、調査として地道に歩くということが大事なことだと私自身も思います。歩きやすいまちづくりの地図を通して、中央区から、どういうまちなんだろうというのを発信していくことも大事なことではないかなと理解しようとしているんですけれども、工夫あるまち歩きへの展開が期待できるとは、どのようなことを想定しているのか、今わかる範囲で御説明いただければと思います。

○眞下地域振興課長
 工夫あるまち歩きというようなことですと、例えば平成18年に作成したバリアフリーマップにも一部、周遊でお勧めの散歩コースとか、そういうものを掲載してございました。今回、それからは外れているかもしれませんけれども、オリンピックをにらんで英語版もつくるということで、さまざまな情報をどういうふうに入れたらいいかと。オリンピックと並び行われるパラリンピックで障害のある方がお越しになるという想定もございますので、外国人の方向けに、例えば外貨の両替とか、それから授乳だとか、単純に障害のある方だけではなく、困ったときに必要なさまざま情報を入れて作成していきたいと考えております。

 以上でございます。

○加藤委員
 工夫あるまち歩きへの展開が期待できると。なかなかわかるようでわからない内容なんですけれども、実際、今回の提案書の説明の中に、区民参加型としてまちの魅力を広く発信していく、対象は区内在住・在勤・在学者との提案ですけれども、ボランティアの募集に際して、どのようにボランティアを絞り込むのかという問題があるのではないかと私自身は思うんです。従来の協働事業の対象をずっと見ていきますと、こういうことをやります、対象は区民ですとか、実施内容と対象がきちんと明確にされているんです。ところが、今回の資料には、調査ボランティアを区民参加で確保する場合の周知方法や研修について適切であるか否かの議論があったと。やはり中央区のほうでも疑問が残ったのかなと、この文面からは読み取れるわけですけれども、ボランティア募集に際して、どのように考えているのか。あわせて、資金計画についても、わかる範囲でお答えいただきたいと思います。

○眞下地域振興課長
 今回の事業は、ボランティアの方にも、まちの中のバリアフリーということに関して認識を深めていただくということも一つの目的というふうになってございます。これは、所管課である福祉保健部管理課と、それから事業体のほうで、これから綿密に打ち合わせをして、どういう形でボランティアの募集をしていくか、今、まだ具体的にお話しできることはないんですが、当然ながら、公平に区のほうで広報紙とかを通じて募集をするというような形で行っていきたいなと思っておりますし、また、先ほども説明の中にございましたが、協働ステーション中央、それから社会福祉協議会のボランティアセンターなどを通じてボランティアを募集していくと。実は、千代田区のバリアフリーマップ作成のときには、中央区の企業の方がボランティアとして参加していただいているといった先鞭がございますので、そういったことに関してのノウハウも継承していくというようなことを考えてございます。

 資金計画ということになると、恐らく予算の180万円のことだと想定しておりますけれども、この内訳に関しましては、リーダー講習会、調査などにかかるさまざまな経費がございますので、その1年分の金額ということになります。具体的に言えば、リーダー講習会に当たっての講師謝礼金、調査に関しての交通費、調査の運営に関しての消耗品、それから英語版にする場合の翻訳のボランティア謝礼等を含めて、経費を積算したところ、180万円のお金がかかるというような状況でございます。

 以上でございます。

○加藤委員
 先ほども言いましたが、リーブ・ウィズ・ドリームのホームページでは随時ボランティアを募集しているということが掲載されているわけです。それと同時に、調査以外にもいろいろな形でこの団体はボランティアを募集しております。実際にまちを歩いて、いろいろな方が実際に見て、体で感じた情報を地図にする。あなたより、ちょっと自由がきかない人が、ベビーカーや、車いす、杖、などで行動するとき困っています、あなたの自由な体を使って、調べて情報を地図にしませんか?と提案しており、これは非常に大事な提案だと私は思うんです。ただ、今までの協働事業というのは、中央区、中央区民に対象を限定してやられてきたかと思うんです。今、できれば中央区の区民の皆さんにそういう意識を持ってもらうという意味で、やはり社会福祉協議会などと連携をとって、ぜひ中央区の皆さんのために、中央区の区民の皆さんに中央区のまちを知っていただいて、そういう中でバリアフリーマップをつくっていただくという方向できちんと取り組みを進めていただきたいと思います。

 実際にマップをつくるということですから、180万円の予算については、当然、さまざまな形で募集をする広告、あるいはマップをつくったときの印刷経費、その他研修を6日間やるわけですから、そういう会場費等に使われるのかなと思いましたけれども、実際にそういう形で使われることが確認できました。これについては、今後もまだまだ内容を精査しなければいけない部分があるかと思いますけれども、区としてもぜひ前向きに取り組んでいただきたい、そのように思います。

 この件については、以上で終わります。

 次に、資料6の第三次中央区子ども読書活動推進計画(中間報告)について幾つか確認をしながら質問をいたします。

 まず1つ、この中間報告の54ページ、私はこれを見ていてびっくりしたんだけれども、区立幼稚園・保育園等・児童館における読書活動調査の中で、本の所蔵数は何冊ありますかという問いがあります。冊数については、大まかな数字で結構ですということですが、その中で、ゼロ冊ということはないと思いますけれども、ゼロから99冊、つまり100冊未満という保育園が16施設ある。また、100から199冊が18施設あるということが、この数字から読み取れるわけです。なぜこうなっているのかなと、ずっと前のページにさかのぼってみると、7ページで急速な園児の増加により、図書コーナーの確保が難しい園や、蔵書数が少ない園などもみられると記載されています。区立保育園、私立認可保育園、認証保育園など64の各種保育園があるわけですけれども、その中で蔵書数が100冊未満の保育園がどういう保育園なのか、まずお答えいただきたいと思います。

 それと、もう一つ、あわせて保育園などの蔵書数、大まかな数字で結構だということになっているわけですけれども、その蔵書はその園にきちんと備えられている専用の本なのか、それを確認しているのかどうか、お答えいただきたいと思います。

○志賀谷図書文化財課長
 初めに、保育園で蔵書数が少ないところはどういう保育園かということでございます。

 こちらにつきましては、区立保育園、認可保育園等、アンケートをそれぞれ行ったところですが、どちらの保育園がこういう数字で出てきたのかは、今のところ確認しておりませんので、改めて確認させていただきたいと思います。

 それから、保育園にそれぞれ専用の図書コーナーがあるかどうかにつきましても、こちらのほうでは確認しておりません。

 以上でございます。

○加藤委員
 何十何冊なんて細かく数えられないことは十分承知の上ですけれども、こういう統計を出すわけですから、やはり保育園にどの程度の本がきちんと所蔵されているのか、ひとつ確認をしておいていただきたいなと思うんです。一番少ない項目は99冊まで、100冊未満ということになりますから、原理的にいえばゼロから99冊という数字になるわけです。そんなことはあり得ないと思いますけれども、先ほどの急速な児童の増加とか図書コーナーを置くスペースがないとか、さまざまな保育園においては、そういうことも起きているのではないかなと。私の知っている保育園でも、図書、書籍を置くような場所はありませんよというのを聞いておりますので、やはりこういうところでもきちんと指導していく必要があるのではないかと思います。

 そこで、今、中央区も頑張って、どんどん私立保育園の増設などをしております。一つの考え方なんですけれども、認可保育園とか認証保育園などを開園する場合、一定数の児童書をきちんと配備させる。例えば、この場合でいえば100冊以上をきちんと用意してくださいよという指導も必要ではないかなと思うんですけれども、この考え方について、どのような御見解をお持ちなのか、お答えいただきたいと思います。

○志賀谷図書文化財課長
 図書館といたしましては、保育園等に何冊以上設けるとかいうような指導はしておりませんが、保育園におきまして団体貸出等、図書館の本を借りていただける制度がございますので、そちらを御利用いただけるように誘導しております。

 以上でございます。

○加藤委員
 今の質問はちょっと所管部署が違う質問になったようで、大変申しわけありません。なかなか答弁しにくい内容だったかと思います。

 次は少しはヒットするのかなと思うんですけれども、本はどのようにして集めていますかという問いに対して、複数回答になっていますけれども、保護者などからの寄贈が28園、図書館のリサイクル本31園、単純に足して59園が、こういう形で本を整備、所蔵していますよと答えていますよね。そういう意味でいえば、多くの保育園が保護者からの寄贈本や図書館のリサイクル本を充実の柱として位置づけられているのではないかと思います。一方で、本をふやしていないと回答した園が3園ありますが、なぜふやしていないのか聞き取りを行っているのか、その点、ちょっとまたずれるかもしれませんけれども、お答えできる範囲でお答えいただければと思います。

○志賀谷図書文化財課長
 すでに園(館)にあった本のみで増やしていないという回答があった園につきまして、なぜということにつきましては、こちらでは調査してございません。

 以上でございます。

○加藤委員
 所管が違う思いがしましたけれども、先ほど御説明がありました本の団体貸出を利用していない幼稚園、保育園、児童館が、85の対象施設のうち51施設に上っていると。実際に園児の数によって1人当たりの所蔵数というのはそれぞれ違うかと思うんですけれども、本の所蔵数を見ると、幼稚園、児童館においては、いずれも200冊以上の所蔵があります。保育園64園の半数以上の34園が200冊未満と、幼稚園、児童館と比較しても所蔵数に格差があるということで、私は、先ほど御説明のあった団体貸出をきちんと、さまざまな保育園に、売り込むと言ったら言葉は悪いですけれども、こういう制度があるんですよということをきちんと行政が説明をして、情緒豊かな子供に育っていただきたいという思いも含めて、団体貸出についてきちんと事業内容を周知する必要があるのではないかと思うんですけれども、そういう周知方法については、現在どういう状況になっているのか、お答えいただきたいと思います。

○志賀谷図書文化財課長
 保育園への図書館の団体貸出につきましては、毎回、第二次の計画策定のときもそうでしたが、第三次中央区子ども読書活動推進計画策定に当たりましても、保育園を担当する部署であります子育て支援課に検討部会のほうに入っていただいております。その中で図書館の団体貸出等を積極的に御利用いただけるように話はしているところでございます。

 以上です。

○加藤委員
 こういう中で、いろいろなアンケートのその他の欄の記載を見ていきますと、利用したいと考えている方も結構いらっしゃると。絵本など児童書リストを配布していただけると利用しやすいという声があるので、底上げと言ったら言葉は悪いですけれども、蔵書数の少ない園等々については、きちんとそういう形で提案型にして、ぜひそういうリストを配布するなど取り組んでいただきたいなと思います。子供にとって、読み聞かせというのは将来に大きな影響力を及ぼすということは、皆さんも十分御存じのとおりだと思います。しかし、こういう中で、残念ながら、園児(児童)の読み聞かせなどの本に親しむきっかけとなるような保育や行事を行っていますかという問いに対して、行っていないと答えた保育園が4園あると。私は、これは問題ではないかなと指摘をさせていただきます。ぜひいろいろな形で子供さんたちが本に触れる、読書計画をつくるわけですから、ぜひ本に触れるいろいろな機会をつくっていただきたいと思います。

 それと、アンケートを見てみますと、読書をする中学生の数がどんと減っているんです。残念なことかなと思うんですけれども、基本計画2018(仮称)の中間のまとめの144ページで読書状況を見ると、中学生で毎日読書をすることはないと答えた生徒が2012年は19.7%だったんですが、2016年になると42%へと倍増しているんです。本を読む生徒の割合が非常に少なくなってきた。その分、インターネットを使っていろいろやっているということはアンケートの結果から見ることはできるんですけれども、この辺についてどのような御見解をお持ちか。私から言えば、本に親しむ子供たちを一人でも多く育てていきたいと考えるんですけれども、中央区としてどのように取り組んでいこうと考えているのか、お答えいただきたいと思います。

○吉野指導室長
 まず、中学生の読書状況でございますが、この数字につきましては、もちろん真摯に受けとめているところでございます。ただ、読書活動というのは、これからの教育の中で子供たちに論理的思考力を身につけさせるためにも重要であるということは、新しい学習指導要領でも言われています。本区は、小学校も中学校も、これまで読書活動は重要なものと捉えて、各学校で読書活動の工夫をしてきているところでございます。中学校でいいますと、朝の読書活動、また休み時間を使った図書館の開放等で子供たちの読書活動を推進してきたところでございます。このような数値が出たことにつきましては、分析をしてまいりますが、これまで以上に読書活動の推進というところは行っていきたいと思っております。

 ただ、学校は読書以外にもさまざまな活動をしているところです。繰り返しになりますけれども、各学校で時間を見つけながら、子供たちの読書活動時間の確保、また家庭での読書活動の啓発というところを今後も進めていきたいと思います。

 以上です。

○加藤委員
 この中間報告の50ページにある中学生向けのアンケートの問8で、学校以外で一週間に次のことをする日数を教えてくださいとあります。これは非常に私は興味深く見せていただきました。選択肢はゼロ日から毎日まであるわけですけれども、本や雑誌を読むことが1週間を通して一日もない、ゼロ日と回答している生徒は23%、4人に1人がこういう状況にあるのかなと。そのかわり、毎日テレビゲームやインターネットで遊ぶという生徒が32%の101人で、3人に1人がそういう形で、本よりはビジュアルな形でいろいろなものをやっているのかなと。また、その中で興味深い数字としては、塾に行っているという項目で、42%の132人がゼロ日と回答している。ゼロ日ですから塾に行っていないということですよね。2人強に1人は行っていない。また、習い事やおけいこ事をしているかと聞いたら、51%の158人がゼロ日と回答しており、2人に1人はそういうことはしていませんと。中学生の日常生活がかいま見えるという意味では、この数字を非常に興味深く読ませていただきました。

 今、中央区の小学生の読書率は非常に高い。そして、中学生になると、どんと落ちる。先日行われたテストがありますよね。そのテストでも、評価として、中央区の子供さんたちは応用問題、理数がちょっと苦手かなという評価があったように記憶しているんですけれども、論理的に物を考えていくという意味では、遠回りかもしれないですけれども、やはり読書が一番ではないかなと私は考えているんです。

 ですから、ぜひ今後いろいろな形で、子供たちのアンケートにあります、読みたい本がないと。どういうものが読みたい本なのかということにも真摯に耳を傾けていただいて、図書館づくり、学校図書館づくりをぜひ充実させていただきたいということを願って、私の質問を終わります。

○渡部(博)委員長
 それでは、議題、区民生活及び教育行政の調査について、質疑のある方は発言を願います。

 それでは、継続審査ということでよろしいでしょうか。

     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○渡部(博)委員長
 それでは、継続審査ということで取り扱わせていただきます。

 区民文教委員会をこれにて閉会いたします。

 ありがとうございました。

(午後2時19分 閉会)

お問い合わせ先:区議会議会局調査係 
電話:03-3546-5559

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