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平成30年 区民文教委員会(3月6日)

1.開会日時

平成30年3月6日(火)

午後1時30分 開会

午後1時41分 閉会

2.開会場所

第二委員会室

3.出席者

(8人)

委員長 渡部 博年    

副委員長 塚田 秀伸    

委員 鈴木 久雄    

委員 木村 克一

委員 堀田 弥生

委員 加藤 博司

委員 原田 賢一

議長 礒野 忠

4.出席説明員

(12人)

矢田区長            

島田教育長           

長嶋区民部長          

石川区民生活課長        

眞下地域振興課長        

生島文化・生涯学習課長     

田中商工観光課長

浅沼教育委員会事務局次長

伊藤庶務課長

森下学務課長

星野学校施設課長

吉野指導室長

5.議会局職員

田野議会局長

鎌田書記

黒須書記

6.議題

  • (1)議案第29号 中央区立幼稚園教育職員の給与に関する条例の一部を改正する条例

(午後1時30分 開会)

○渡部(博)委員長
 御苦労さまでございます。ただいまより区民文教委員会を開会させていただきます。よろしくお願いいたします。

 本日、齊藤副区長は欠席いたしますので、よろしくお願いいたします。

 去る3月2日の本会議におきまして本委員会に付託された議案の決定に当たり、その内容を十分に審査する必要があるとして、本日、開会いたした次第であります。本委員会の運営につきましては、委員各位の特段の御理解と御協力をいただきますよう、何とぞよろしくお願いいたします。

 審査方法についてでございますが、付託された議案について説明を受け、質疑を行い、質疑終了後、起立採決によりお諮りすることでよろしいでしょうか。

     〔「異議なし」と呼ぶ者あり」〕

○渡部(博)委員長
 ありがとうございます。さよう取り扱わせていただきたいと思います。

 それでは、理事者の説明をお願いいたします。

○浅沼教育委員会事務局次長

 1 議案第29号 中央区立幼稚園教育職員の給与に関する条例の一部を改正する条例(資料1)

以上1件報告

○渡部(博)委員長
 続きまして、発言の時間制についてでございますが、通常の委員会での例によりますが、採決に係る時間10分を考慮いたしまして、各会派の持ち時間を算出することといたします。ただいまの時刻は午後1時32分でございます。自民党さん68分、公明党さん36分、日本共産党さん36分、中央区民クラブ36分、新青会さん10分となります。

 それでは、理事者の説明に対する質疑を行います。

 発言をお願いいたします。

○加藤委員
 それでは、付託された議案に関して、基本的な質問を幾つかさせていただきます。

 まず、今回の改正の狙いについて説明をお願いします。

○吉野指導室長
 今回の狙いでございますが、金額を見ていただきますと、配偶者に係る手当が下がっていき、子に係る手当が上がっていくということでございます。これは、やはり子育てに力を入れていくという今の世の中の動向を捉えているということになっております。

 以上でございます。

○加藤委員
 いろいろと資料を調べていきましたら、配偶者に係る手当額を他の扶養親族に係る手当額と同額まで減額して、それにより生ずる差額を用いて子に係る手当額を引き上げるというのが今回の提案かと思うんです。そして、今答弁いただいたように、子育て支援という側面が強いのかなと思うわけであります。

 それではどうなのかなという今回の提案の中で、ひとり親の場合の経済的支援としては全体として減額になるわけです。減額になるということは子育て支援と相反するのではないかなと私は見ているんですけれども、その点についての御見解をお願いします。

○吉野指導室長
 欠配一子の手当が減ってくるということだと思うんですけれども、これまでは欠配一子というところは特例がありまして、配偶者に係る手当に高い金額を設定し、欠配一子に係る手当については、配偶者と同等の金額を設定するというようなことが特例でございました。今回の方針といたしましては、配偶者の金額が少なくなって、子供に充てる金額が上がってきているということから、この特例が廃止されたということになっております。そのことによって、子供に充てる手当に関しましては一律になっておりまして、これから子育てに力を入れるというような方向性にのっとったものでございます。そうしたことから、欠配一子の特例がなくなったことで特に差が出るというようなものではないと考えております。

 以上です。

○加藤委員
 大きな変動はないというお話ですけれども、実際、前回の区民文教委員会でいただいた資料を見ると、欠配一子手当の廃止はひとり親家庭の生活に大きな影響を与えるために、今回は4,000円の特別加算を6年間支給するということがここで読み取れるかと思うんです。この数字を見ていくと、例えば子供に係る扶養手当7,500円に4,000円を足すと1万1,500円、9,000円に4,000円を足すと1万3,000円になるわけです。今後6年間で、ひとり親家庭の社会的環境、経済的な状況を含めてですけれども、劇的によくなるとは考えられないと思うんです。今回の場合は、平成35年度までは規定にかかわらず優遇する、4,000円の特別加算を行うということになっております。私は、こういう視点から見ると、やはりひとり親の経済的支援というのは行政としてもきちんとしていく必要があるのかなという思いもありますので、今後も続ける必要があるのではないかと考えます。先の話になりますけれども、その点についてどのように考えられているのか、お答えいただきたいと思います。

○吉野指導室長
 今のお話があった点につきましては、さまざまな考え方があると思います。今御指摘いただいたのも一つの考え方かもしれませんが、子育てに力を入れるというようなことで、今回、このような制度が特別区人事委員会の勧告に基づいて妥結してございますので、一つの考え方かもしれませんが、やはりこの後もこの制度で進んでいくと考えております。

 以上です。

○加藤委員
 今回、激変緩和という表現を使っていいのか、ちゅうちょするところですけれども、実際にひとり親の場合は大幅に減額される。それに対して、6年間4,000円を上乗せするというお話になっています。今後についても、いろいろな考え方の一つとして検討するという答弁をいただいたのかなと確認をいたしました。

 以上をもって私の質問を終わります。

○渡部(博)委員長
 それでは、副委員長は委員席にお移りください。

 質疑を終了いたしましたので、これより採決に入りたいと思います。

 議案第29号、中央区立幼稚園教育職員の給与に関する条例の一部を改正する条例について、起立により採決いたします。

 本案を可決することに賛成の皆さんは御起立をお願いいたします。

     〔賛成者起立〕

○渡部(博)委員長
 全員起立と認めます。――御着席ください。

 よって、本案は原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。

 副委員長は、もとの席にお戻りください。

 本会議における委員長報告の取り扱いでございますが、正副委員長一任ということでよろしいでしょうか。

     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○渡部(博)委員長
 ありがとうございます。さよう取り扱わせていただきたいと思います。

 区民文教委員会をこれにて閉会させていただきます。

 御協力ありがとうございました。

(午後1時41分 閉会)

お問い合わせ先:区議会議会局調査係 
電話:03-3546-5559

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