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平成29年 福祉保健委員会(7月19日)

1.開会日時

平成29年7月19日(水)

午前10時 開会

午後3時23分 閉会

2.開会場所

第一委員会室

3.出席者

(7人)

委員長 瓜生 正高

副委員長 佐藤 敦子

委員 礒野 忠

委員 墨谷 浩一

委員 小栗 智恵子

委員 松川 たけゆき

委員 渡部 恵子

議長 (礒野 忠)

4.出席説明員

(11人)

矢田区長

齊藤副区長

黒川福祉保健部長

井上管理課長

山﨑子育て支援課長

瀧澤保育計画課長

古田島高齢者施策推進室長

吉田高齢者福祉課長(参事)

志原介護保険課長

中橋保健所長

鈴木生活衛生課長

5.議会局職員

田野議会局長

一瀬議事係長

桝谷書記

秋山書記

6.議題

  • 福祉及び保健の調査について

(午前10時 開会)

○瓜生委員長
 福祉保健委員会を開会いたします。

 まず、理事者報告をお願いいたします。

○黒川福祉保健部長

 1 私立認可保育所の開設支援等について(資料1)

○古田島高齢者施策推進室長

 2 民間介護事業所従業員による窃盗事件の発生について(口頭)

以上2件報告

○瓜生委員長
 発言の時間制についてです。発言の持ち時間制につきましては、既に御承知のとおりですので、よろしくお願いいたします。ただいまの時刻は午前10時5分です。自民党40分、公明党さん20分、日本共産党さん20分、中央区民クラブさん20分、歩む会さん10分となっています。

 それでは、理事者報告に対する質疑に入ります。

 発言を願います。

○小栗委員
 それでは、何点か質問させていただきます。

 認可保育所の開設支援ということで、今回新たに2つの施設が開設予定ということで御報告いただきましたが、蛎殻町にできる学栄ナーサリー日本橋蛎殻町保育園は、資料を見ますと、これまでの運営実績として、小規模認可保育所が2施設で認可外の保育施設の運営は実績多数ということであります。先ほど区内で初めての認可保育所というお話だったんですけれども、区外の実績としても、これだけの規模の認可保育所を株式会社学栄がやるのは初めてという理解でいいのか。

 あと、この会社は各地でちびっこランドという保育所をやっているようなんですけれども、そこはフランチャイズの契約で開設して、契約が切れてすぐにやめたりとか、そういう事例も結構あるというような情報を見たんです。その辺の、運営する会社の体制的なものとしては、どのように審査されているのか、その点についてお伺いしたいと思います。

 それと、今回、学栄ナーサリーとほっぺるランドで定員が270名ふえると。先ほどのお話でも、予算の段階で開設が決まっていた保育所と合わせて、来年に向けて500名程度の定員増になるというお話だったんですけれども、今回、4月時点での待機児数が324人という中で、この待機児数324人の歳児別の内訳についてお伺いしたいということと、500人程度の拡大で歳児別になると一番待機児の多い1歳児のところが大変厳しいというのは毎年のことだと思うんですけれども、見通しとしてはどのような状況になるというふうに考えているのか、あわせてお聞きしたいと思います。

○瀧澤保育計画課長
 それでは、まず1点目の今回開設の学栄ナーサリー日本橋蛎殻町保育園の運営事業者につきましての御質問でございます。

 株式会社学栄につきましては、こちらの別紙資料にございますとおり、運営実績、平成29年4月現在で小規模認可保育所2施設、こちらにつきましては、目黒区で2カ所開設ということになってございます。また、認可外保育施設の運営実績多数ということで、学栄という会社はもともと関西、名古屋のほうを中心にやっていたというところで、そちらの実績、あと日本橋富沢町にも1カ所、認可外の保育施設を開設しているところでございます。

 体制についての審査ということでございますが、こちらは今回認可保育所ということで、当然、東京都の認可の手続が必要になります。そちらの手続の際には、これまでの過去5年間の財務状況、それから今回開設に当たりましての今後5年間の収支見通しを提出していただくということ、あと会社のいわゆる財務、実績などの表示、これまでの財務状況についての書類を提出させた上で、こちらは区のほうでも確認しておりますが、当然、東京都の認可の手続の中でも事業者の資力、信用、運営実績があるかどうかというところを判断しております。そちらのほうで一定の内容があったということで、認可がおります。学栄は、今回、中央区の中では初めて認可され、認可保育所を初めて運営する運営事業者でございますが、これまでの実績を踏まえれば、こちらの運営が可能であるということで、東京都のほうからも認可されたところでございます。

 また、2番目にいただいた御質問のうち、歳児別の待機児童の内訳でございます。

 ゼロ歳児が104人、1歳児が148人、2歳児が72人という形になってございます。

 今後の開設に伴って、平成30年4月までの開設、6園で合計506名の定員増を図る予定になってございます。こちらのうち、ゼロ歳から2歳、待機児童が発生している歳児別の定員ですけれども、ゼロ歳児で37名、1歳児で78名、2歳児で77名が平成30年4月1日開設までの定数、定員増という形になります。現状で考えますと、ゼロ歳、1歳につきましては、今回開設をしたものの、まだ依然として待機児童数を下回る定員ということで、引き続き平成30年4月においても待機児が発生する状況、また、2歳児につきましては、現時点では待機児童数を上回る定員の確保、72名に対して77名の定員増を確保するという予定になってございますが、現在、御承知のとおり乳幼児人口も引き続き増加する可能性があり、また保育ニーズ、保育の入所を希望される方の割合も増加している傾向があるということを考えますと、平成30年4月の時点では、引き続き一定数の待機児童数が発生するような形になるのではないかという推測になってございます。

 以上でございます。

○小栗委員
 今の御説明ですと、認可保育園、これだけの規模の保育所を開設するのは、この会社としては初めてということで、財務状況とかはもちろんきちんと審査した上で、認可の条件に合うかということで審査の上、開設ということになるのは当然だと思いますけれども、実際、かなりの規模としての保育実績がまだない園だということですよね。そういう意味で、財務状況とかは数字が出るものですけれども、保育内容などがきちんとされるようにしていくことがすごく重要だというふうに思います。ニュースにもなった、認可外ですかね、認可施設だったか、とにかく、1人分の食事を三、四人で分けて食べさせていたみたいな園が、書類審査の段階ではそういうところがわからないということで、問題になった保育園などもありました。保育内容がきちんされた保育園として開設できるように、区としても十分な指導をしていただきたいというふうに思います。保育内容の審査がきちんとされた上での認可になるのかどうか、その辺についてのお考えをもう一度伺いたいと思います。

 それと、先ほどの御説明ですと、今の324人の待機児のうち、1歳児が148人ということで、それに対して、今回の新規開設も含めて、歳児別でいうと78人分の枠の広がりしか確保できないということですと、ことしの待機児に対しても十分対応できていない。しかも、お話がありましたように、今、ニーズがどんどんふえているという中で、ゼロ歳、1歳が特に厳しい状況になるというふうに思います。

 ことしの予算のときに説明いただいた定員でいくと、はるみさくらさくほいくえんが30名、にじいろが72名、勝どきえほんが90名、佃一丁目の未定のところが90人というような話で、それ以外に認可限定型保育園が20名程度ということになると、合計すると302人になりまして、今回270名の増ということになると、合わせて572名に数字上はなるんじゃないかと思うんですけれども、先ほどの御説明ですと506名で、開設中止になったものがあるというお話もありましたけれども、ちょっと数字が合わないような気がするので、もう少し御説明をいただければと思います。

○山﨑子育て支援課長
 私のほうから、保育内容等の審査、指導等についてお答えいたします。

 学栄ナーサリーにつきましては、委員おっしゃるとおり初めての認可、しかも156名という大規模な保育園ということで、当初そういう提案があったときから、これは本当に大丈夫なのかという観点は私どもも持ってございました。そのために、学栄、保育事業者のほうから、どういうふうに150名という定員の枠組みできちんと保育、指導をやっていけるのかというところで、その部分についても提案を改めて出させてございます。保育士の確保は当然のことながら、保育士の年齢構成、バランス、そういったものも含めて、認可外とはいえ、幾つか保育園もやられていたり、あるいは学栄は保育園の短大、保育士資格を取得できるところとの連携等も行っているということで、そういう部分も含めて、そういった確保、それから内容についてはきちんと対応していくというお話をいただいてございます。

 区としても、当然、巡回指導を行ってございますけれども、これは学栄に限らず、新設園については、開園当初、1週間なり2週間なり、それは保育園の運営の状況になりますけれども、必ず指導係の保育士が見に行って、その状況を確認してございます。指導する必要があれば、そこから1週間なり2週間なり、保育にも入るような形できちんと対応するようにしてございます。その辺については、私どもとしては、認可を開設するということについて、事業者だけの責任でというふうには思ってございませんので、当然、フォロー、支援も含めて万全の体制で行ってまいりたいというふうに考えてございます。

 以上です。

○瀧澤保育計画課長
 当初予算のほうで御説明いたしました定員と今回の定員の御説明との違いということでございます。

 当初予算のときと現在とで具体的に施設が立ち上がる段階で、設計ですとか、規模ですとかに詳細な変更があったために、若干の人数の変更といいますか、そごが生じているところでございます。

 具体的に、各園ごとの御説明をさせていただきますと、9月開設予定のにじいろ保育園小伝馬町につきましては、当初予算で72人程度ということで御説明させていただきましたが、こちらは72名ということで、開設定員に変更ございません。

 また、はるみさくらさくほいくえんは10月開所予定ですが、こちらは当初予算ですと定員30人程度ということで御説明をさせていただきました。今回、1カ月おくれたのは設計の関係ということで先ほど御説明いたしましたが、実は、30名程度で当初設計を予定していたんですが、大きさ、建物の規模に比べて若干厳しいところがあったので、設計を見直した結果、平成29年10月の開設時点では21名という形になってございます。

 また、平成30年4月開設予定の勝どきえほん保育園につきましては、当初の説明、90人程度ということですが、今回、開設も90人ということで変更ございません。

 最後に、1点なんですが、平成29年10月開設予定の、当初予算では、佃一丁目という御説明になっておりましたが、こちらは今回のほっぺるランド佃でございます。こちらにつきましては、現在、認証保育所として運営をしておりますが、こちらを認可保育所に変更するということで、当初予算の御説明で90人程度ということになってございますが、こちらにつきましては、認可開設後の定員の総数でございまして、実際は92名になってございます。ただ、今現在、認証保育所として39名の定員の園を既に運営しております関係で、認可保育所としては92名の定員なんですが、実際の定員増は92名引く39名ということで53名という形になってございます。

 それぞれの開設の数字の差異というのは、こういう形での内訳になってございます。

 以上でございます。

○小栗委員
 園ごとの人数の点は、今御説明いただきましたので、そういう人数の変化があったということは了解いたしましたけれども、それにしても、これだけ開設しても待機児は生まれるという状態になっているということだと思います。いつも言いますけれども、小学校は待機児なしということで、小学校は義務教育ですから、それに見合った教室はきちんと用意しなくてはいけないというのがありますけれども、保育も、ニーズがこれだけあるというのがわかっているわけですから、それに見合った開設をきちんと用意しておくというのが本当に重要だというふうに思います。

 ですから、今後も開設をふやしていく、あわせて区としてもきちんと見通しを持って、子ども子育て・高齢者対策特別委員会でもずっと審議されて、どのくらい足りなくなるという見込みと確保方策を立てられていますけれども、これを前倒しできちんと実現できるように努力していただきたいということを申し上げて終わります。ありがとうございました。

○渡部(恵)委員
 資料1を拝見させていただきまして、昨年9月からことしの4月までの間に5カ所を開設して385人の定員拡大を図っていただいたことに関しては、本区特有の、物件が少なくて、また住民の理解が必要という2つのハードルを越えて、ここまで頑張ってくださったことに対しては、非常に高く評価させていただきたいということを、まず冒頭申し上げたいと思います。

 その上で御質問を幾つかさせていただきたいんですけれども、平成27年3月にこどもすくすくえがおプランを出されております。こちらを拝見いたしますと、これまでの予算ですとかの御説明どおり、月島地区では全区の約5割、また日本橋地区では約3割、乳幼児・小学校就学児童の人口がいるということですが、京橋、日本橋、月島、3地域の推計値を見ると、全ての地域において平成27年以降も保育ニーズは増加傾向にある。特に、日本橋地域、平成25年と31年を比較すると、まだまだ子供たちは0~11歳の増加して、約1.6倍増加していくというような試算を出されております。今回、待機児童はまだまだ続くというお話でございますけれども、月島地域では日本橋地域よりも高層住宅の建設ラッシュが今後もまだまだ続いていく中で、どの地域に保育ニーズが高いか、もちろん想定しながら建てていらっしゃると思っておりますが、先ほど前委員からの御質問に対する御答弁で、平成30年4月までに6園開設予定ということでございます。今後、どの地域に何園ずつ開設していくことを現段階で想定されているのか、まずお聞かせいただきたいと思います。

○瀧澤保育計画課長
 保育園の開設予定につきましての御質問でございます。

 今御質問いただきましたこどもすくすくえがおプラン、中央区子ども・子育て支援事業計画は、平成27年に策定されたものでございまして、正直なところを申し上げますと、この当時の推計に対しまして、現在の乳幼児人口あるいは保育ニーズが、3年目に入ったところで、この想定よりもかなり上回っているという実情がございます。このため、現在、こちらの中で量の見込み、要は保育所に入所を希望されている方の人数に対して、当然、それに対応する保育園の確保量を計画の中で定めているのですが、こちらの確保量については、若干下回っている歳児もありますけれども、おおむね施設の確保はできているという考えではございます。しかし、実際の量の見込み、保育園に入所を希望される人数というのが当初の計画の想定を大きく上回っているところが、待機児が発生して、なかなか減らない原因の一つであろうかというふうに考えております。

 地域別の内訳でございますが、こちらの計画当初におきましても、委員お話しいただきましたとおり、日本橋地域、また特に月島地域での急増ということが挙げられるかと思います。こちらは、タワーマンション等ですとか、大規模な開発が進んだ影響で住民がふえている。また、住民の内訳といたしましても、30代、40代の子育て世帯あるいはこれからお子さんをお産みになって育てていかれる家庭の方が多く入居しているというのが、特に月島地域での人口増加の原因あるいはこういった量の見込み増、保育ニーズの高まりの原因なのかなというふうに考えております。

 今後の見通しでございますが、実は、子ども・子育て支援事業計画の中でも3年目の中間の見直しということで、今回のような大幅な人口の増加ですとか保育ニーズの増加があった場合には、こちらの計画は5年の計画でございますが、中間で見直すということを担保しております。今回、3年目ということで、実は、あさって、21日の金曜日に中央区子ども・子育て会議を開催予定でございます。こちらで支援事業計画の中間の見直しということで議題として挙げさせていただいております。こちらの中で、現在の最新の人口推計を用いまして、新たな量の見込み、保育ニーズ、実際に保育園の入所を希望されている方の人数を平成29年4月1日の実績、また30年、31年に向けた推計を新たに出し直した上で、保育園の確保量、定員増の見込みの想定をさせていただきたいというふうに考えております。

 あと、地域別の内訳でございます。当初の平成27年の計画のときには中央区全体での計画と各地域ごとの内訳ということで、こちらは国のほうでも示されているんですが、保育の提供区域ごとに待機児が発生している状況を見て保育園を整備していく、待機児を減らしていくということが前提であったことは御案内かと思います。しかし、申しわけございませんが、月島地域は人口増加で大変待機児がふえている現状で、やはり月島地域の中だけで保育園を整備していくことについて、事業用地がなかなか見つからないですとか、あるいは適した建物がなかなか見つかりにくいという現状がございます。例えば大きな自治体ですと、地域をまたいでの保育園への送迎ですとか、そういうところはなかなか難しいところがあるということで、地域別の、提供区域別の設定ということだったんですが、中央区の特性といたしまして、現在の実情を見ますと、例えば月島地域の方でも新川ですとか湊ですとかのほうの保育園に入所されている方もいらっしゃって、自転車で通える範囲であるということもありますことから、月島地域あるいは各地域にこだわりなく、中央区全体で今後は保育量の見込みに対して保育園の整備を進めていって、中央区全体での確保を目指していきたいということで考えております。実際、こちらは子ども・子育て会議のほうで会議の各委員に御審議をいただいた上で、確定していきたいと考えてございます。

 以上でございます。

○渡部(恵)委員
 中央区全体で量の確保をしていくという御説明をいただきましたし、また3年間の見直しを中間で行うということにおきましては、国がことしの6月に策定している、来年度から始まる子育て安心プランのほうも恐らく加味した上での御審議をされると思っております。

 現在、保育ニーズ率という形で書かれておりますが、出産したお母さんたちの就業率というのは計算されているのかということをお伺いしたかったことと、それから2の(3)の御報告があったキッズガーデン築地が今回開設中止となってしまったことは、近くの月島地区の方々にとっても非常に残念な結果になったのではないかなというふうに考えております。今後、この近くにまた新たな園を設定していく方向性など、今現在どういうふうにお考えか、お知らせいただきたいと思います。

○山﨑子育て支援課長
 私のほうから、保育ニーズの考え方でございます。

 女性の就業率イコール保育ニーズというわけではございません。基本的に、中央区の場合は、先ほど申し上げたとおり30代、40代の方の転入が多く、また、そういった方たちの生活スタイルというのは、やはり共働きというのが多い。さらに、そこに子育てを中央区でなされたいということで、保育ニーズが他区よりもかなり高目に出てございます。ゼロ・1歳児のところではもう50%を超えておりまして、高いところでは60%に近いぐらいに出ていると。まさに、女性就業の部分は中央区では保育を受けたいというニーズの中に取り込まれているというふうに考えてございますので、そういった意味では、保育の申し込みの段階の保育ニーズでその辺はきちんと捉えているというふうに考えてございます。

 以上です。

○瀧澤保育計画課長
 築地地域での新たな保育所の整備ということで御説明させていただきます。

 こちらは中止になった部分でございますが、引き続き、やはり築地周辺でも待機児童が発生してございますので、もし保育事業者等からの提案等がございましたら、積極的に開設を支援し、開設につなげていきたいと考えてございます。

 以上でございます。

○渡部(恵)委員
 さまざまな御質問にお答えいただきまして、ありがとうございます。

 まだまだ人口増が続いていく中で、保育ニーズが高まる中での御努力、本当にありがたいと思っておりますが、さらなる御努力を重ねながら、住民の方々ともお話し合いをしながら、よりよい保育の環境をつくっていっていただけますようにお願いしたいと思います。

 以上で終わります。

○瓜生委員長
 続いて、議題、福祉及び保健の調査について御質問はありますか。

○小栗委員
 それでは、1点だけ伺いたいんですけれども、国民健康保険料がことしも上がりまして、6月15日に納付通知書が送付されているということなんですが、これに対して、どうしてこの金額になったんですかとか、そういう問い合わせがどのくらい来ているのか。それと、その主な内容があれば、お示しいただきたいと思います。お願いします。

○黒川福祉保健部長
 例年、国民健康保険の納付書を発布いたしますと、区のほうにはさまざまお問い合わせ等をいただくような状況でございます。経年の比較で申し上げますと、ことしの状況は、昨年、それから一昨年等と件数、それから内容につきまして、大きな変化は見られないというような状況でございます。いろいろ納付の説明がちょっとわかりづらいとか、そういったお問い合わせ、また保険料の額の内容についての御確認のお問い合わせ等々、さまざまいただいているところでございます。

 以上でございます。

○小栗委員
 電話での問い合わせとかが来て、説明を求められる方もいると思いますけれども、その件数がどのくらいというのはとっているのか。昨年、一昨年とほとんど変わらないというお話でしたけれども、その数字を示していただけたらと思います。

○黒川福祉保健部長
 あいにく、その数字の資料は手元にございませんが、私の記憶で申しわけございません、印象というような話でございますけれども、110件とか120件とか、一定期間、納付書を発布してから1週間程度のお問い合わせの状況というのを集計をしておりますけれども、たしか例年100件台前半の範囲内で推移しているというふうに、私が資料を見た限りの記憶でございますが、そういった印象の数字でございました。

○小栗委員
 そうすると、期限を決めて1週間とか、そういう統計しかとっていないということなんでしょうか。毎年のことですけれども、どういうことで問い合わせとか苦情とかが寄せられるのかというのは一つの大切な資料になると思います。1週間とるのも必要ですけれども、ある程度、もう少し期間をとってやっていくということも必要だと思いますので、その点についての数字をきちんと統計もとり、その内容についても、次に生かしていくためにも、よく検討していただきたいということを要望します。

 今、数字はわからないということだったので、後でそれはお知らせいただきたいと思います。

 以上で終わります。

○瓜生委員長
 続いての発言者はいらっしゃいますか。

 議題、福祉及び保健の調査について、継続審査ということでよろしいでしょうか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○瓜生委員長
 さよう取り扱わせていただきます。

 続きまして、管内視察についてです。午後は、ココファン勝どき、勝どきおとしより相談センター、勝どきデイルーム及び優っくり村中央湊の視察を実施いたしますので、午後1時15分、正面玄関前に集合願います。

 午後1時15分まで休憩といたします。

 なお、委員の方と担当部長はお残り願います。

(午前10時36分 休憩)


-委員会を閉じた後-

 行政視察については、10月下旬からの2週間で、4常任委員会の視察を実施する予定であり、日程・視察先等詳細は正副委員長に一任する旨が確認され、了承された。


(午後1時15分 再開)

○瓜生委員長
 再開(車中)

〔視察等日程は別紙のとおり〕

○瓜生委員長
 閉会(車中)

(午後3時23分 閉会)


「別 紙」

福祉保健委員会視察等日程

○日  程

    委 員 会 開 会           10:00

         ↓

       [休  憩]

         ↓

    区 役 所 出 発           13:15

    委 員 会 再 開

         ↓

    ココファン勝どき            13:30~13:55

    (説明・視察)

         ↓

    勝どきおとしより相談センター    14:00~14:10

    (説明・視察)                 

         ↓

    勝どきデイルーム           14:15~14:20

    (説明・視察)                 

         ↓

    優っくり村中央湊            14:28~15:22

    (説明・視察)                 

         ↓

    委員会閉会(車中)           15:23

    区 役 所 到 着           15:29

○視察概要

・ココファン勝どきについて

到着後、ココファン勝どきについて説明を受けた。

  その後、説明を受けながら、つぶさに館内の視察を行った。

・勝どきおとしより相談センターについて

 到着後、勝どきおとしより相談センターについて説明を受けた。

   その後、説明を受けながら、つぶさに館内の視察を行った。

・勝どきデイルームについて

到着後、勝どきデイルームについて、説明を受けながら、つぶさに館内の視察を行った。

・優っくり村中央湊について

 到着後、優っくり村中央湊について説明を受けた。

 その後、説明を受けながら、つぶさに館内の視察を行った。

お問い合わせ先:区議会議会局調査係 
電話:03-3546-5559

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