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平成29年第四回定例会会議録(第4日 11月30日)

1.会期

十五日(第四日)

十一月三十日(木曜日)

2.開会並びに散会

午後二時開議

午後二時十四分散会

3.出席議員

(二十八名)

一番 渡部 恵子議員

二番 山本 理恵議員

三番 海老原 崇智議員

四番 佐藤 敦子議員

五番 塚田 秀伸議員

六番 田中 耕太郎議員

七番 小坂 和輝議員

九番 加藤 博司議員

十番 奥村 暁子議員

十一番 原田 賢一議員

十二番 富永 一議員

十三番 瓜生 正高議員

十四番 染谷 眞人議員

十五番 青木 かの議員

十六番 堀田 弥生議員

十七番 松川 たけゆき議員

十九番 小栗 智恵子議員

二十番 志村 孝美議員

二十一番 礒野 忠議員

二十二番 石田 英朗議員

二十三番 鈴木 久雄議員

二十四番 木村 克一議員

二十五番 中嶋 ひろあき議員

二十六番 押田 まり子議員

二十七番 墨谷 浩一議員

二十八番 田中 広一議員

二十九番 中島 賢治議員

三十番 渡部 博年議員

4.出席説明員

区長 矢田 美英君

副区長 齊藤 進君

副区長 吉田 不曇君

教育長 島田 勝敏君

企画部長 平林 治樹君

総務部長 田中武君

防災危機管理室長 林 秀哉君

区民部長 長嶋 育夫君

福祉保健部長 黒川眞君

高齢者施策推進室長 古田島 幹雄君

保健所長 中橋 猛君

環境土木部長 望月 秀彦君

都市整備部長 松岡 広亮君

会計管理者 坂田 直昭君

教育委員会事務局次長 浅沼 孝一郎君

監査事務局長 高橋 和義君

企画部参事(政策企画課長事務取扱) 濱田徹君

財政課長 大久保 稔君

広報課長 園田 典子君

総務課長 吉原 利明君

5.議会局出席職員

議会局長 田野 則雄君

庶務係長 荻原 雅彦君

議事係長 一瀬 知之君

調査係長 東 雅之君

書記 鎌田 智之君

6.議事日程

日程第一
諸般の報告

日程第二
議案第七十二号 中央区職員の給与に関する条例等の一部を改正する条例
        (十一月二十七日 企画総務委員会付託に続いて)

日程第三
議案第七十三号 中央区副区長の選任同意について

日程第四
議案第七十四号 中央区教育委員会委員の任命同意について


午後二時 開議

○議長(礒野 忠議員)
 ただいまより、本日の会議を開きます。


○議長(礒野 忠議員)
 これより本日の日程に入ります。

 日程第一、「諸般の報告」を行います。

     〔田野議会局長朗読〕


八、委員会報告書(企画総務委員会)

九、「職員に関する条例」に対する人事委員会の意見聴取について(照会)

十、「職員に関する条例」に対する人事委員会の意見聴取について(回答)

十一、議案の送付について


○議長(礒野 忠議員)
 報告を終わります。

 ここで、ただいま報告のありましたとおり、区長より議案が二件送付されましたので、本日の日程に掲載いたしました。


○議長(礒野 忠議員)
 次に、日程第二を議題といたします。

     〔田野議会局長朗読〕


日程第二

 議案第七十二号 中央区職員の給与に関する条例等の一部を改正する条例

        (十一月二十七日 企画総務委員会付託に続いて)


○議長(礒野 忠議員)
 本案について、企画総務委員会の報告を押田委員長より願います。

     〔二十六番 押田まり子議員登壇〕

○二十六番(押田まり子議員)
 ただいまより、去る十一月二十七日の本会議において本委員会に付託を受けました議案につきまして、審査結果の御報告を申し上げます。

 本委員会は、十一月二十九日に開会し、慎重な質疑を行いました。

 付託された議案第七十二号「中央区職員の給与に関する条例等の一部を改正する条例」につきましては、原案のとおり可決すべきものと決しました。

 以上、本委員会の結果報告といたします。(拍手)

○議長(礒野 忠議員)
 報告を終わります。

 議案第七十二号について、お諮りいたします。本案を可決することに御異議ありませんか。

     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○議長(礒野 忠議員)
 御異議なしと認めます。よって、日程第二、議案第七十二号は原案のとおり可決されました。


○議長(礒野 忠議員)
 次に、日程第三を議題といたします。

     〔田野議会局長朗読〕


日程第三

 議案第七十三号 中央区副区長の選任同意について


○議長(礒野 忠議員)
 提案者の説明を願います。

     〔区長 矢田美英君登壇〕

○区長(矢田美英君)
 ただいま上程されました議案第七十三号につきまして、提案の理由を御説明申し上げます。

 吉田不曇副区長が十一月三十日をもって任期満了となりますので、その後任として、引き続き吉田不曇副区長を選任いたしたく、本案を提出した次第であります。

 よろしく御同意のほどお願いいたします。

○議長(礒野 忠議員)
 本案は、委員会付託を省略いたします。

 本案について、意見開陳の申し出がありますので、これを許します。

 二十番志村孝美議員。

     〔二十番 志村孝美議員登壇〕

○二十番(志村孝美議員)
 日本共産党の志村孝美です。

 議案第七十三号「中央区副区長の選任同意について」の反対意見を述べます。

 本議案は、副区長に吉田不曇氏の選任同意を求めるものです。

 日本共産党は、二人副区長を批判していますが、吉田氏の選任は、前代未聞の四期目という異常さはもちろんのこと、それにとどまらない重大な問題があると考えます。

 十一月二十四日の本会議における吉田副区長発言において、吉田氏が、東京一極集中の都市計画を進めるに当たって、国や都、そして、ディベロッパーのお先棒を担いでいることが浮き彫りになりました。

 中央区のまちづくりは、都市計画を企業の利益獲得のツールとする土建行政の姿と弱肉強食の新自由主義の思想が具現化されており、これは住民のためになるとは言えません。都市計画を不動産投資や大企業のために活用することは、地方自治体のあり方に逆行していると考えます。そのために、さまざまな問題が中央区行政に生まれていることを、この機会に指摘させていただきます。

 第一に、中央区の文化と伝統や区民生活を破壊するまちづくりが進められていることです。人情あふれるまちが、ビル風吹きすさぶまちになってしまいました。中央区の下町の風情や長屋と路地文化、八重洲などの歴史ある町並みが破壊されることに、怒りと批判の声が広がっています。

 第二に、喫緊の課題である木造家屋や長屋の再生・更新よりも、大企業が莫大な利益を上げる大規模開発に力を注いでいることです。区民のためのまちづくりこそ、地方自治体が進めるべきまちづくりです。

 第三に、民間ディベロッパー主体の乱開発による急激な人口増のゆがみが行政課題の深刻さを増幅させていることです。新基本構想の大きなテーマが、人口急増に追いつかないインフラ整備や区民サービスの低下などへの対応策となっていることが証明しています。この対応に振り回される職員の苦労は、大変なものだと思います。

 第四に、築地市場移転問題、環状二号線問題などでも、区のミスリードによる混迷が起きていることです。築地市場移転に地元中央区が断固として反対し続けていたら、事態は大きく変わっていたことに疑いの余地はありません。移転前提の築地魚河岸の整備や維持管理などの財政負担も軽視できません。また、環状二号線も、当初計画のように地下構造になっていれば、築地市場があっても開通できたはずです。晴海の交通課題のさまざまな検討・調整も、築地市場移転の呪縛にとらわれず、早期に取り組めていたでしょう。

 これらの問題で、区民の立場に立った意見や問題提起に対し、真っ向から否定する答弁の先頭に立ち、展望が持てない行政課題の深刻さと混迷の要因をつくってきたのは、吉田氏ではないでしょうか。長期にわたる矢田・吉田体制によって行政の硬直化を招き、創造性あふれる柔軟性を持った施策の展開が阻まれてしまうことを大変危惧するものです。

 副区長は一人にし、区職員の英知を結集して、行政施策を集団的に推進させる中で、職員の多様な能力がいかんなく発揮されてこそ、健全で魅力的な創造性にあふれた中央区政の発展につながると確信します。

 以上で、議案第七十三号「中央区副区長の選任同意について」の反対意見の開陳を終わります。御清聴ありがとうございました。(拍手)

○議長(礒野 忠議員)
 意見開陳を終わります。

 本案は、起立により採決いたします。本案に同意することに賛成の皆さんは御起立願います。

     〔賛成者起立〕

○議長(礒野 忠議員)
 起立多数と認めます。──御着席願います。よって、日程第三、議案第七十三号は原案に同意することと決しました。


○議長(礒野 忠議員)
 ここで、ただいま本区副区長の同意を得られました吉田不曇さんより挨拶があります。

     〔副区長 吉田不曇君、議会局職員に導かれて議場に入る〕

     〔副区長 吉田不曇君登壇〕

○副区長(吉田不曇君)
 ただいまは私の副区長選任に御同意を賜り、まことにありがとうございます。

 重ね重ねの御同意ではございますし、私の浅学非才を顧みますれば、内心ちょっとじくじたるものもございますが、しかし、築地市場の移転、それから環状二号線の問題、オリンピック、オリンピック後のまちづくり、そういったものを考えますと、ここ一、二年の間に非常に大きな局面を私どもが迎えることになるかと思います。そういった局面に、私ども一千五百人の職員ともども、その一翼を担って局面に立たせていただいたこと、心から感謝を申し上げる次第でございます。

 御同意をいただきましたことに感謝申し上げるとともに、中央区議会の皆様の御指導、御鞭撻、これまで以上の御協力を心からお願い申し上げまして、私の挨拶とさせていただきます。

 本日は、まことにありがとうございました。(拍手)

○議長(礒野 忠議員)
 挨拶を終わります。


○議長(礒野 忠議員)
 次に、日程第四を議題といたします。

     〔田野議会局長朗読〕


日程第四

 議案第七十四号 中央区教育委員会委員の任命同意について


○議長(礒野 忠議員)
 提案者の説明を願います。

     〔区長 矢田美英君登壇〕

○区長(矢田美英君)
 ただいま上程されました議案第七十四号につきまして、提案の理由を御説明申し上げます。

 本区教育委員会委員であります窪木登志子さんが、十一月三十日をもって任期満了となりますので、その後任委員として、人格が高潔で、かつ教育行政に関し識見を有しております窪木登志子さんを引き続き任命いたしたく、本案を提出した次第であります。

 よろしく御同意のほどお願いいたします。

○議長(礒野 忠議員)
 本案は、委員会付託を省略し、直ちにお諮りいたします。本案に同意することに御異議ありませんか。

     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○議長(礒野 忠議員)
 御異議なしと認めます。よって、日程第四、議案第七十四号は原案に同意することと決しました。


○二十三番(鈴木久雄議員)
 議事進行について動議を提出いたします。

 本日の会議はこの程度とし、各常任委員会に付託されております議案の審査の関係もありますので、明十二月一日から五日までを休会とし、来る十二月六日定刻に本会議を開かれるよう、お諮り願います。

     〔「賛成」と呼ぶ者あり〕

○議長(礒野 忠議員)
 ただいま提出されました動議は賛成者がありますので、成立いたしました。よって、直ちにこれを議題といたします。

 お諮りいたします。ただいまの動議に御異議ありませんか。

     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○議長(礒野 忠議員)
 御異議なしと認めます。よって、本日の会議はこれにて打ち切り、明十二月一日から五日までを休会とし、来る十二月六日本会議を開きますから、定刻に御参集願います。

 本日は、これをもって散会いたします。

     午後二時十四分 散会 


署名議員
議長 礒野 忠
議員 山本 理恵
議員 石田 英朗

お問い合わせ先:区議会議会局調査係 
電話:03-3546-5559

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