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平成29年第四回定例会会議録(第5日 12月6日)

1.会期

十五日(第五日)

十二月六日(水曜日)

2.開議並びに閉会

午後二時開議

午後二時三十九分閉会

3.出席議員

(二十八名)

一番 渡部 恵子議員

二番 山本 理恵議員

三番 海老原 崇智議員

四番 佐藤 敦子議員

五番 塚田 秀伸議員

六番 田中 耕太郎議員

七番 小坂 和輝議員

九番 加藤 博司議員

十番 奥村 暁子議員

十一番 原田 賢一議員

十二番 富永 一議員

十三番 瓜生 正高議員

十四番 染谷 眞人議員

十五番 青木 かの議員

十六番 堀田 弥生議員

十七番 松川 たけゆき議員

十九番 小栗 智恵子議員

二十番 志村 孝美議員

二十一番 礒野 忠議員

二十二番 石田 英朗議員

二十三番 鈴木 久雄議員

二十四番 木村 克一議員

二十五番 中嶋 ひろあき議員

二十六番 押田 まり子議員

二十七番 墨谷 浩一議員

二十八番 田中 広一議員

二十九番 中島 賢治議員

三十番 渡部 博年議員

4.出席説明員

区長 矢田 美英君

副区長 齊藤 進君

副区長 吉田 不曇君

教育長 島田 勝敏君

企画部長 平林 治樹君

総務部長 田中武君

防災危機管理室長 林 秀哉君

区民部長 長嶋 育夫君

福祉保健部長 黒川眞君

高齢者施策推進室長 古田島 幹雄君

保健所長 中橋 猛君

環境土木部長 望月 秀彦君

都市整備部長 松岡 広亮君

会計管理者 坂田 直昭君

教育委員会事務局次長 浅沼 孝一郎君

監査事務局長 高橋 和義君

企画部参事(政策企画課長事務取扱) 濱田徹君

財政課長 大久保 稔君

広報課長 園田 典子君

総務課長 吉原 利明君

5.議会局出席職員

議会局長 田野 則雄君

庶務係長 荻原 雅彦君

議事係長 一瀬 知之君

調査係長 東 雅之君

書記 鎌田 智之君

6.議事日程

日程第一
諸般の報告

日程第二
議案第五十八号 平成二十九年度中央区一般会計補正予算
議案第七十号 平成二十九年度中央区一般会計補正予算
       (十一月二十七日 企画総務委員会付託に続いて)

日程第三
議案第五十九号 公益的法人等への中央区職員の派遣等に関する条例の一部を改正する条例
議案第六十号 中央区職員の育児休業等に関する条例の一部を改正する条例
議案第七十一号 朝潮運河護岸上部修景工事(月島二丁目)請負契約の一部変更について
       (十一月二十七日 企画総務委員会付託に続いて)

日程第四
議案第六十二号 普通財産の無償貸付けについて
議案第六十三号 指定管理者の指定について(区立区民館 京橋地域)
議案第六十四号 指定管理者の指定について(区立区民館 日本橋地域)
議案第六十五号 指定管理者の指定について(区立区民館 月島地域)
議案第六十六号 指定管理者の指定について(区立伊豆高原荘)
議案第六十七号 指定管理者の指定について(区立産業会館)
議案第六十九号 指定管理者の指定について(区立豊海テニス場)
      (十一月二十七日 区民文教委員会付託に続いて)

日程第五
議案第六十八号 指定管理者の指定について(区立十思保育園)        (十一月二十七日 福祉保健委員会付託に続いて)

日程第六
議案第六十一号 中央区地区計画の区域内における建築物の制限に関する条例の一部を改正する条例
       (十一月二十七日 環境建設委員会付託に続いて)

日程第七
人権擁護委員の候補者の推薦について

日程第八
議員提出議案第三号 「東京都受動喫煙防止条例化に関する意見書」の提出について

日程第九
議員提出議案第四号 「地方消費税の清算基準の見直しに関する意見書」の提出について

日程第十
議会閉会中の継続審査


午後二時 開議

○議長(礒野 忠議員)
 ただいまより、本日の会議を開きます。


○議長(礒野 忠議員)
 これより本日の日程に入ります。

 日程第一、「諸般の報告」を行います。

     〔田野議会局長朗読〕


十二、委員会報告書(企画総務委員会)

十三、委員会報告書(企画総務委員会)

十四、委員会報告書(区民文教委員会)

十五、委員会報告書(福祉保健委員会)

十六、委員会報告書(環境建設委員会)

十七、議案の提出について


○議長(礒野 忠議員)
 報告を終わります。

 ここで、ただいま報告のありましたとおり、議員提出議案二件が提出されましたので、本日の日程に掲載いたしました。


○議長(礒野 忠議員)
 次に、日程第二を議題といたします。

     〔田野議会局長朗読〕


日程第二

 議案第五十八号 平成二十九年度中央区一般会計補正予算

 議案第七十号 平成二十九年度中央区一般会計補正予算

        (十一月二十七日 企画総務委員会付託に続いて)


○議長(礒野 忠議員)
 本案について、企画総務委員会の報告を押田委員長より願います。

     〔二十六番 押田まり子議員登壇〕

○二十六番(押田まり子議員)
 ただいまより、去る十一月二十七日の本会議において本委員会に付託を受けました議案第五十八号及び議案第七十号「平成二十九年度中央区一般会計補正予算」につきまして、審査の経過並びに結果の御報告を申し上げます。

 まず、議案第五十八号における補正は、歳入歳出予算の増減はなく、債務負担行為につきまして、「中央会館 銀座ブロッサムの改修」を追加するものであります。

 次に、議案第七十号における追加補正は、水辺環境の整備において、月島二丁目の朝潮運河護岸の上部修景工事の工期が平成三十年九月までとなることから、二億二千六百八十万円を減額し、予算総額を九百五十八億四千七十七万六千円に補正するものであります。

 また、債務負担行為として、「水辺環境の整備」を追加するものであります。

 付託を受けました議案の審査に当たり、本委員会は十一月二十八日に開会し、理事者より、各議案について一括して説明を受け、一括して質疑を行いました。

 審査終了後、議案第五十八号及び議案第七十号についてそれぞれ起立により採決したところ、いずれも全員賛成をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。

 よって、本委員会の決定のとおり御賛成いただきますようお願い申し上げまして、付託を受けました議案の審査経過並びに結果の御報告といたします。(拍手)

○議長(礒野 忠議員)
 報告を終わります。

 まず、議案第五十八号について、お諮りいたします。本案を可決することに御異議ありませんか。

     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○議長(礒野 忠議員)
 御異議なしと認めます。よって、日程第二、議案第五十八号は原案のとおり可決されました。

 次に、議案第七十号について、お諮りいたします。本案を可決することに御異議ありませんか。

     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○議長(礒野 忠議員)
 御異議なしと認めます。よって、日程第二、議案第七十号は原案のとおり可決されました。


○議長(礒野 忠議員)
 次に、日程第三を議題といたします。

     〔田野議会局長朗読〕


日程第三

 議案第五十九号 公益的法人等への中央区職員の派遣等に関する条例の一部を改正する条例

 議案第六十号 中央区職員の育児休業等に関する条例の一部を改正する条例

 議案第七十一号 朝潮運河護岸上部修景工事(月島二丁目)請負契約の一部変更について

        (十一月二十七日 企画総務委員会付託に続いて)


○議長(礒野 忠議員)
 本案について、企画総務委員会の報告を押田委員長より願います。

     〔二十六番 押田まり子議員登壇〕

○二十六番(押田まり子議員)
 ただいまより、去る十一月二十七日の本会議において本委員会に付託を受けました議案につきまして、審査結果の御報告を申し上げます。

 本委員会は、十一月二十九日に開会し、慎重な質疑を行いました。

 付託された議案第五十九号「公益的法人等への中央区職員の派遣等に関する条例の一部を改正する条例」、議案第六十号「中央区職員の育児休業等に関する条例の一部を改正する条例」、議案第七十一号「朝潮運河護岸上部修景工事(月島二丁目)請負契約の一部変更について」につきましては、いずれも原案のとおり可決すべきものと決しました。

 以上、本委員会の結果報告といたします。(拍手)

○議長(礒野 忠議員)
 報告を終わります。

 まず、議案第五十九号について、お諮りいたします。本案を可決することに御異議ありませんか。

     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○議長(礒野 忠議員)
 御異議なしと認めます。よって、日程第三、議案第五十九号は原案のとおり可決されました。

 次に、議案第六十号について、お諮りいたします。本案を可決することに御異議ありませんか。

     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○議長(礒野 忠議員)
 御異議なしと認めます。よって、日程第三、議案第六十号は原案のとおり可決されました。

 次に、議案第七十一号について、お諮りいたします。本案を可決することに御異議ありませんか。

     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○議長(礒野 忠議員)
 御異議なしと認めます。よって、日程第三、議案第七十一号は原案のとおり可決されました。


○議長(礒野 忠議員)
 次に、日程第四を議題といたします。

     〔田野議会局長朗読〕


日程第四

 議案第六十二号 普通財産の無償貸付けについて

 議案第六十三号 指定管理者の指定について(区立区民館 京橋地域)

 議案第六十四号 指定管理者の指定について(区立区民館 日本橋地域)

 議案第六十五号 指定管理者の指定について(区立区民館 月島地域)

 議案第六十六号 指定管理者の指定について(区立伊豆高原荘)

 議案第六十七号 指定管理者の指定について(区立産業会館)

 議案第六十九号 指定管理者の指定について(区立豊海テニス場)

        (十一月二十七日 区民文教委員会付託に続いて)


○議長(礒野 忠議員)
 本案について、区民文教委員会の報告を渡部委員長より願います。

     〔三十番 渡部博年議員登壇〕

○三十番(渡部博年議員)
 ただいまより、去る十一月二十七日の本会議において本委員会に付託を受けました議案につきまして、審査結果の御報告を申し上げます。

 本委員会は、十二月四日に開会し、慎重な質疑を行い、付託された議案について、それぞれ採決をいたしましたところ、次のとおり決しました。

 まず、議案第六十二号「普通財産の無償貸付けについて」につきましては、原案のとおり可決すべきものと決しました。

 次に、議案第六十三号「指定管理者の指定について(区立区民館 京橋地域)」につきましては、加藤委員から、次のような意見がありました。

 日本共産党中央区議会議員団は、議案第六十三号「指定管理者の指定について(区立区民館 京橋地域)」について反対します。

 本議案は、京橋地域の区民館の指定管理者に三菱地所コミュニティ・セイビ共同事業体を指定するものです。以下、反対の理由を述べます。

 日本共産党区議団は、指定管理者制度について、これまでも制度自体の問題点を指摘するとともに、各指定については個別に判断し、賛否を表明してきました。

 私たちが指摘してきた問題点の一つに、指定管理事業者における労働環境問題があります。

 指定管理業者は、指定期間ごとに選考されるため、事業の継続性が保障されず、選考基準では経費縮減策など経営努力が求められます。そのため、労働者の低賃金化や、指定期間に合わせた有期雇用や、臨時・短時間などの非正規雇用をもたらします。

 本来、雇用の原則は期限の定めのない無期雇用で、期限のある有期雇用は一時的・臨時的なものに限るべきであるにもかかわらず、地方自治体が指定管理制度を導入することは有期雇用を助長することになります。

 京橋地域の区民館の指定管理者は、二○一一年に、これまでの株式会社ケントクから三菱地所コミュニティにかわりました。当時、指定管理者評価委員会で三地域の中で一番高い評価を得たケントクよりも、実績のない三菱地所コミュニティが第一次審査、第二次のプロポーザル審査で高評価を受けました。

 日本共産党は、指定管理者の指定に当たり、三菱地所コミュニティが区に提出した書類とプロポーザルの内容の公表を求めましたが、拒否され、議会や区民から目の届かないブラックボックスの中で指定管理者が決まっていく過程を厳しく批判し、反対しました。

 職員体制を見ると、非正規二十六名、正規職員一名という体制は、指定管理者として指定を受けた時点から続いており、改善されていません。

 区民サービスの質の向上が絶えず求められる区民館業務において、雇用の安定が保障されない非正規雇用を配置し続ける三菱地所コミュニティ・セイビ共同事業体を指定管理者に指定することはふさわしくありません。

 以上の理由から、日本共産党区議団は議案第六十三号に反対します。

 加藤委員からの発言後、本議案について採決をいたしましたところ、原案のとおり可決すべきものと決しました。

 次に、議案第六十四号「指定管理者の指定について(区立区民館 日本橋地域)」につきましては、原案のとおり可決すべきものと決しました。

 次に、議案第六十五号「指定管理者の指定について(区立区民館 月島地域)」につきましては、加藤委員から、次のような意見がありました。

 日本共産党中央区議会議員団は、議案第六十五号「指定管理者の指定について(区立区民館 月島地域)」について反対します。

 以下、その理由を述べます。

 本議案は、月島地域の区民館の指定管理者に、これまでと同様に、タフカ株式会社を指定するものです。

 今回の指定管理候補事業者の選定結果を分析すると、項目ごとの点数だけが示され、その内容は不明です。しかも、今回は一事業者しか応募がなく、点数の比較もできません。

 また、職員の内訳について見ると、職員数三十五人の全てが非正規雇用で、一人も正規職員が配置されていない問題があります。正規職員がいないため、現場職員の労務管理や事業計画方針の徹底等を非正規職員任せになっているのは問題です。

 以上の理由から、日本共産党区議団は議案第六十五号「指定管理者の指定について(区立区民館 月島地域)」に反対します。

 加藤委員からの発言後、本議案について採決をいたしましたところ、原案のとおり可決すべきものと決しました。

 次に、議案第六十六号「指定管理者の指定について(区立伊豆高原荘)」、議案第六十七号「指定管理者の指定について(区立産業会館)」、以上二議案につきましては、いずれも原案のとおり可決すべきものと決しました。

 次に、議案第六十九号「指定管理者の指定について(区立豊海テニス場)」につきましては、加藤委員から、次のような意見がありました。

 日本共産党中央区議会議員団は、議案第六十九号「指定管理者の指定について(区立豊海テニス場)」について反対します。

 以下、その理由を述べます。

 本議案は、月島地域の区立豊海テニス場の指定管理者にタフカ株式会社を指定するものです。

 区立豊海テニス場の指定管理は、月島地域の区立区民館の指定を受けているタフカ株式会社が一括して指定管理者として業務運営します。

 日本共産党区議団は、議案第六十五号「指定管理者の指定について(区立区民館 月島地域)」での反対意見で述べた理由によって、議案第六十九号「指定管理者の指定について(区立豊海テニス場)」について反対します。

 加藤委員からの発言後、本議案について採決をいたしましたところ、原案のとおり可決すべきものと決しました。

 以上、本委員会の結果報告といたします。(拍手)

○議長(礒野 忠議員)
 報告を終わります。

 まず、議案第六十二号について、お諮りいたします。本案を可決することに御異議ありませんか。

     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○議長(礒野 忠議員)
 御異議なしと認めます。よって、日程第四、議案第六十二号は原案のとおり可決されました。

 次に、議案第六十三号について、お諮りいたします。本案は、起立により採決いたします。本案を可決することに賛成の皆さんは御起立を願います。

     〔賛成者起立〕

○議長(礒野 忠議員)
 起立多数と認めます。──御着席願います。よって、日程第四、議案第六十三号は原案のとおり可決されました。

 次に、議案第六十四号について、お諮りいたします。本案を可決することに御異議ありませんか。

     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○議長(礒野 忠議員)
 御異議なしと認めます。よって、日程第四、議案第六十四号は原案のとおり可決されました。

 次に、議案第六十五号について、お諮りいたします。本案は、起立により採決いたします。本案を可決することに賛成の皆さんは御起立を願います。

     〔賛成者起立〕

○議長(礒野 忠議員)
 起立多数と認めます。──御着席願います。よって、日程第四、議案第六十五号は原案のとおり可決されました。

 次に、議案第六十六号について、お諮りいたします。本案を可決することに御異議ありませんか。

     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○議長(礒野 忠議員)
 御異議なしと認めます。よって、日程第四、議案第六十六号は原案のとおり可決されました。

 次に、議案第六十七号について、お諮りいたします。本案を可決することに御異議ありませんか。

     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○議長(礒野 忠議員)
 御異議なしと認めます。よって、日程第四、議案第六十七号は原案のとおり可決されました。

 次に、議案第六十九号について、お諮りいたします。本案は、起立により採決いたします。本案を可決することに賛成の皆さんは御起立を願います。

     〔賛成者起立〕

○議長(礒野 忠議員)
 起立多数と認めます。──御着席願います。よって、日程第四、議案第六十九号は原案のとおり可決されました。


○議長(礒野 忠議員)
 次に、日程第五を議題といたします。

     〔田野議会局長朗読〕


日程第五

 議案第六十八号 指定管理者の指定について(区立十思保育園)

        (十一月二十七日 福祉保健委員会付託に続いて)


○議長(礒野 忠議員)
 本案について、福祉保健委員会の報告を瓜生委員長より願います。

     〔十三番 瓜生正高議員登壇〕

○十三番(瓜生正高議員)
 ただいまより、去る十一月二十七日の本会議において本委員会に付託を受けました議案につきまして、審査結果の御報告を申し上げます。

 本委員会は、十二月一日に開会し、慎重な質疑を行いました。

 付託された議案第六十八号「指定管理者の指定について(区立十思保育園)」につきましては、原案のとおり可決すべきものと決しました。

 以上、本委員会の結果報告といたします。(拍手)

○議長(礒野 忠議員)
 報告を終わります。

 議案第六十八号について、お諮りいたします。本案を可決することに御異議ありませんか。

     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○議長(礒野 忠議員)
 御異議なしと認めます。よって、日程第五、議案第六十八号は原案のとおり可決されました。


○議長(礒野 忠議員)
 次に、日程第六を議題といたします。

     〔田野議会局長朗読〕


日程第六

 議案第六十一号 中央区地区計画の区域内における建築物の制限に関する条例の一部を改正する条例

        (十一月二十七日 環境建設委員会付託に続いて)


○議長(礒野 忠議員)
 本案について、環境建設委員会の報告を染谷委員長より願います。

     〔十四番 染谷眞人議員登壇〕

○十四番(染谷眞人議員)
 ただいまより、去る十一月二十七日の本会議において本委員会に付託を受けました議案につきまして、審査結果の御報告を申し上げます。

 本委員会は、十二月一日に開会し、慎重な質疑を行いました。

 付託された議案第六十一号「中央区地区計画の区域内における建築物の制限に関する条例の一部を改正する条例」につきましては、原案のとおり可決すべきものと決しました。

 以上、本委員会の結果報告といたします。(拍手)

○議長(礒野 忠議員)
 報告を終わります。

 議案第六十一号について、お諮りいたします。本案を可決することに御異議ありませんか。

     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○議長(礒野 忠議員)
 御異議なしと認めます。よって、日程第六、議案第六十一号は原案のとおり可決されました。


○議長(礒野 忠議員)
 次に、日程第七を議題といたします。

     〔田野議会局長朗読〕


日程第七

 人権擁護委員の候補者の推薦について


○議長(礒野 忠議員)
 お諮りいたします。本案に同意することに御異議ありませんか。

     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○議長(礒野 忠議員)
 御異議なしと認めます。よって、日程第七は同意することと決しました。


○議長(礒野 忠議員)
 次に、日程第八を議題といたします。

     〔田野議会局長朗読〕


日程第八

 議員提出議案第三号 「東京都受動喫煙防止条例化に関する意見書」の提出について


○議長(礒野 忠議員)
 提案者の説明を願います。

     〔二十四番 木村克一議員登壇〕

○二十四番(木村克一議員)
 ただいま上程されました議員提出議案第三号「東京都受動喫煙防止条例化に関する意見書」の提出について、提案者を代表して、文案の朗読をもって提案説明にかえさせていただきます。

 東京都受動喫煙防止条例化に関する意見書

 東京都は、平成三十年第一回定例都議会において、「東京都受動喫煙防止に関する条例」を制定するとしています。

 本年九月に公表した「東京都受動喫煙防止条例(仮称)の基本的な考え方」では、施設ごとの規制範囲や罰則付きの条例を目指すこと等が示されました。

 受動喫煙防止対策は、都民の健康増進の観点はもとより、二○二○年東京オリンピック・パラリンピック大会のホストシティの責務としてIOCの基本精神である「スモークフリー」を遵守し、その対策を一層推進していくべきものであります。

 一方で、その対策は、様々な分野の経済活動や都民の暮らしに広く影響を及ぼすとともに、関係事業者の理解と協力があって、はじめて実効性が担保され、効果的な対策となるものです。

 よって、中央区議会は、都が受動喫煙防止条例を制定するにあたっては、多くの都民の理解と共感を得られる受動喫煙防止条例となるよう、左記事項を要望するものです。

 記

 一 東京都は、各区市町村と十分協議すること。

 二 都が実施してきた、分煙補助事業、店頭表示等との整合性や、それらの諸対策を着実に実行してきた各種業界や都民等の意見も十分踏まえて慎重な検討を行うこと。

 右、地方自治法第九十九条の規定により、中央区議会の総意をもって意見書を提出します。

 平成二十九年十二月六日

         東京都中央区議会議長    礒 野   忠

 東京都都知事 あて

 以上、よろしく御審議の上、御決定のほどお願い申し上げます。(拍手)

○議長(礒野 忠議員)
 本案は、委員会付託を省略し、直ちにお諮りいたします。本案を可決することに御異議ありませんか。

     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○議長(礒野 忠議員)
 御異議なしと認めます。よって、日程第八、議員提出議案第三号は原案のとおり可決されました。


○議長(礒野 忠議員)
 次に、日程第九を議題といたします。

     〔田野議会局長朗読〕


日程第九

 議員提出議案第四号 「地方消費税の清算基準の見直しに関する意見書」の提出について


○議長(礒野 忠議員)
 提案者の説明を願います。

     〔二十四番 木村克一議員登壇〕

○二十四番(木村克一議員)
 ただいま上程されました議員提出議案第四号「地方消費税の清算基準の見直しに関する意見書」の提出について、提案者を代表して、文案の朗読をもって提案説明にかえさせていただきます。

 地方消費税の清算基準の見直しに関する意見書

 地方分権の更なる推進と財政自主権の確立により、自らの権限と財源に基づく行財政運営を行うことは、地方が自主性・自立性を持って課題の解決を図る上で必要不可欠です。しかしながら、国はこれまで、受益と負担という地方税の原則に反し、地方自治の本旨にもとる不合理な偏在是正措置により、本区においては数十億円、都においては二・二兆円もの区民・都民の貴重な財源を収奪してきました。

 本区を始めとする特別区においては待機児童の解消や高齢者対策の推進、防災対策の推進など、直面する課題への対応に着実に取り組むとともに、東京二○二○オリンピック・パラリンピック競技大会に向けた準備など、日本の成長につながる施策を積極的に展開することが求められています。

 地方が、それぞれの地域の実情に応じ、これらの施策を着実に展開していくためには、地方の税財源を維持・拡充していくことが不可欠です。

 現在、国では、都を始めとする大都市から税収を搾取することを意図し、地方の自主財源である地方消費税の清算基準について、消費に関する「統計」の比率を下げ、代替指標である「人口」の比率を高めるなどの見直しが検討されています。

 そもそも、地方消費税の清算基準は、税の最終負担者である消費税が消費を行った地域と税収の最終的な帰属地を一致させるという趣旨にのっとり、その運用を図るべきものであり、地方間の税収格差という論点に基づき、見直しが議論されるべきものではありません。

 こうした本質を顧みず、国による見直しが強行されれば、地方財政への影響が強く懸念されることはもとより、地方消費税が、地域での消費活動の活性化を税収に反映されるという「地方税」としての意義を失い、地域活性化に向けて地方が積み重ねた努力が全く報われない仕組みとなることが危惧されます。

 よって、中央区議会は、国会及び政府に対し、次の事項を実現するよう強く要請します。

 一 地方消費税の清算基準については、税収の偏在是正を目的とすることなく、最終消費地と税収の最終的な帰属地を一致させるという制度本来の趣旨を踏まえ、基準の精緻化を図ること。

 二 消費の代替指標である「人口」の比率を殊更に引き上げることは、地方分権の流れに逆行するものであり、行わないこと。

 三 消費の代替指標である「従業者数」は、勤務地等における消費活動を反映させる重要な指標であり、引き続き用いること。

 右、地方自治法第九十九条の規定により、中央区議会の総意をもって意見書を提出します。

 平成二十九年十二月六日

         東京都中央区議会議長    礒 野   忠

 衆議院議長

 参議院議長

 内閣総理大臣

 総務大臣

 財務大臣

 社会保障・税一体改革担当大臣

 経済財政政策担当大臣

 地方創生担当大臣

 以上、よろしく御審議の上、御決定のほどお願い申し上げます。(拍手)

○議長(礒野 忠議員)
 本案は、委員会付託を省略し、直ちにお諮りいたします。本案を可決することに御異議ありませんか。

     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○議長(礒野 忠議員)
 御異議なしと認めます。よって、日程第九、議員提出議案第四号は原案のとおり可決されました。


○議長(礒野 忠議員)
 次に、日程第十、「議会閉会中の継続審査」について。

 ここで、ただいま各種委員会委員長より、各委員会に付託を受けております事件について、議会閉会中の継続審査の申し出がなされておりますので、その一覧表をお手元に配付いたします。

     〔議会局職員「各種委員会継続審査申出事件一覧表」を配付〕

○議長(礒野 忠議員)
 お諮りいたします。本件の申し出をそれぞれ承認することに御異議ありませんか。

     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○議長(礒野 忠議員)
 御異議なしと認めます。よって、本件の申し出をそれぞれ承認することに決しました。


○議長(礒野 忠議員)
 次に、去る十一月三十日の本会議において、本区教育委員会委員の同意を得られました窪木登志子さんより挨拶があります。

     〔教育委員会委員 窪木登志子さん、議会局職員に導かれて議場に入る〕

     〔教育委員会委員 窪木登志子さん登壇〕

○教育委員会委員(窪木登志子さん)
 ただいま御紹介をいただきました窪木登志子でございます。

 貴重なお時間を賜りまして、一言御挨拶を申し上げさせていただきます。

 去る十一月三十日、私を中央区教育委員会委員として再度任命の御同意を賜り、まことに光栄に存じ上げます。厚く御礼申し上げます。

 四年間の経験を生かしまして、中央区教育行政推進のため、全力を尽くしてまいる所存でございます。今後、一層の御指導、御鞭撻を賜りますことをお願い申し上げまして、簡単ではございますが、御挨拶とさせていただきます。

 本日は、まことにありがとうございました。(拍手)

     〔教育委員会委員 窪木登志子さん、議会局職員に導かれて退場〕

○議長(礒野 忠議員)
 挨拶を終わります。


○二十三番(鈴木久雄議員)
 議事進行について動議を提出いたします。

 今期定例会に提出されました案件は、全て終了したことと存じますので、これをもって閉会されるようお諮り願います。

     〔「賛成」と呼ぶ者あり〕

○議長(礒野 忠議員)
 ただいま提出されました動議は賛成者がありますので、成立いたしました。よって、直ちにこれを議題といたします。

 お諮りいたします。ただいまの動議に御異議ありませんか。

     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○議長(礒野 忠議員)
 御異議なしと認めます。よって、会議を閉じます。


○議長(礒野 忠議員)
 ここで矢田区長より挨拶があります。

     〔区長 矢田美英君登壇〕

○区長(矢田美英君)
 区議会終了に当たり、一言御挨拶申し上げます。

 去る十一月二十二日から本日に至る今期定例会に御提案申し上げました案件につきましては、いずれも原案どおり御決定いただき、まことにありがとうございます。

 この間、条例等の案件につきましては、付託されました各常任委員会において、極めて御熱心なる審査をいただいた上、いずれも原案どおり可決を賜り、厚く御礼申し上げます。

 本会議及び各委員会においていただきました貴重な御意見等につきましては、今後の区政運営に可能な限りこれを反映させ、より一層区民福祉の向上のために全力を傾ける所存でございます。

 今後とも、議員各位の御指導、御協力をお願いいたしまして、御挨拶といたします。

 まことにありがとうございました。

○議長(礒野 忠議員)
 挨拶を終わります。


○議長(礒野 忠議員)
 これをもって、平成二十九年第四回中央区議会定例会を閉会いたします。

午後二時三十九分 閉会


署名議員
議長 礒野 忠
議員 山本 理恵
議員 石田 英朗

お問い合わせ先:区議会議会局調査係 
電話:03-3546-5559

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