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平成30年 企画総務委員会(6月22日)

1.開会日時

平成30年6月22日(金)

午前10時30分 開会

午前11時 閉会

2.開会場所

第一委員会室

3.出席者

(9人)

委員長 鈴木 久雄

副委員長 奥村 暁子

委員 押田 まり子

委員 瓜生 正高

委員 堀田 弥生

委員 松川 たけゆき

委員 原田 賢一

議長 礒野 忠

副議長 田中 広一

4.出席説明員

(32人)

矢田区長

齊藤副区長

吉田副区長

平林教育長

浅沼企画部長

山﨑政策企画課長

松永副参事(計画・特命担当)

大久保財政課長

田中総務部長

鈴木総務課長(参事)

生島職員課長

倉本経理課長

濱田防災危機管理室長

俣野危機管理課長

早川防災課長

遠藤区民部長

黒川福祉保健部長

瀧澤保育計画課長

古田島高齢者施策推進室長

吉田高齢者福祉課長(参事)

中橋保健所長

望月環境土木部長

池田水とみどりの課長

松岡都市整備部長

斎藤都市計画課長

菅沼地域整備課長

芳賀営繕課長

坂田会計管理者

長嶋教育委員会事務局次長

染谷学校施設課長

高橋監査事務局長

(財政係長)

5.議会局職員

田野議会局長

一瀬議事係長

桝谷書記

黒須書記

6.議題

  • 議案第46号 平成30年度中央区一般会計補正予算

(午前10時30分 開会)

○鈴木委員長
 御苦労さまでございます。ただいまより企画総務委員会を開会させていただきます。

 (挨拶)

 それでは、議長、挨拶をお願いいたします。

○礒野議長
 (挨拶)

○鈴木委員長
 ありがとうございます。

 次に、区長より挨拶をお願いします。

○矢田区長
 (挨拶)

○鈴木委員長
 ありがとうございます。

 審査方法について申し上げます。議案第46号、平成30年度中央区一般会計補正予算につきましては、歳入歳出を一括して説明を受け、一括して質疑を行い、質疑終了後、起立採決によりお諮りするということでよろしいでしょうか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○鈴木委員長
 さよう取り扱わせていただきます。

 それでは、理事者の説明をお願いします。

○浅沼企画部長

 1 議案第46号 平成30年度中央区一般会計補正予算

以上1件報告

○鈴木委員長
 御苦労さまでした。

 発言の時間制について申し上げます。本日の審査終了の予定時刻を午後3時とすることが代表者会におきまして確認されております。また、これまでの例にならいまして、通常の委員会での例によりますが、採決に係る時間10分を考慮し、各会派の持ち時間を算出することといたします。ただいまの時刻は午前10時35分でございます。午後3時までの時間に昼食の休憩時間60分及び採決等に係る時間10分を考慮し、算出をいたしますと、自民党71分、公明党37分、日本共産党37分、中央区民クラブ37分、新青会10分ということになりますので、御協力をお願いいたします。

 それでは、理事者の説明に対する質疑を行います。

 発言を願います。

○瓜生委員
 るる御説明ありがとうございました。

 私のほうから端的に、まず都市整備公社の助成のお話からお聞きしたいと思います。

 前々回の築地等地域活性化対策特別委員会で私どもが担当理事者に聞いたところによると、市場が移転した後に築地のブランドを残す、そして、築地魚河岸もそうなんですけれども、残った場外市場商店街がどう発展していくか、しっかりと区として支えるための方策を練っているが、まだ詳細は伝えられないというお話がありました。期待をしているところで、こういうお話をいただいた中で、今回示されている内容について、いま一度、方向性というか、具体的に明かせるところを教えていただきたいと思います。

○菅沼地域整備課長
 今回の都市整備公社への助成についてでございます。

 この予算の補正につきましては、今回、キャンペーンを実施するというところが重立ったお話でございます。主な目的としましては、築地場外市場と、そこには築地魚河岸が含まれているわけでございますけれども、食のまちとして存続することを、プロの飲食関係者を営む首都圏の消費者及び観光客に再訴求していくといった目的のもとに、今回、7月から年末にかけましての、主に食のまちづくり協議会が取り組む具体的なキャンペーン活動を、公社を含めた一員として活動を支援していく内容となってございます。

 以上です。

○瓜生委員
 ありがとうございます。

 この助成の意味合いとかは、プレスリリース等を見ていればわかるんですけれども、例えばNPO、地域の商店街、そして近隣の企業等の御協力もいただくと思いますが、個別な名前とか、具体的に話をするというのは今の場が適当なのかどうか難しい部分があるのかもしれないですけれども、もし言えるのであれば、どういった流れになっていくのかというのを教えていただければ。今の段階で、もしいろいろ差しさわりがあるようだったらおっしゃらなくて構わないんですけれども、もう少し具体的に教えていただけると、区民の方もわかりやすいかなと思います。お願いいたします。

○菅沼地域整備課長
 具体的な中身といいますか、現状の考え方、骨格の部分についてお答えしたいと思います。

 まず、今回のキャンペーンの発信の実施主体としましては、実行委員会形式としてやるといったお話でございます。広報キャンペーンの実行委員会といった形でやると。その実行委員会の部分につきましては、NPO食のまちづくり協議会、それから朝日新聞社、さらには都市整備公社の3つの団体を含めた実行委員会の組成が、まず枠組みでございます。

 具体的に何をやるかといった部分については、大きな柱でいうと2つございます。

 1つは、名称の公募キャンペーン、築地場外市場の名称を公募することによって、早期に広く告知できること、それから話題性を喚起する、そういった狙いを含めた名称公募キャンペーンを実施していくというところが1つ目の柱でございます。

 また、2つ目の柱の部分につきましては、築地場外市場と私ども築地魚河岸の再訴求キャンペーンで、秋祭り等々のイベントのタイミングにあわせて、場外は基本的にこれからも残って元気に築地で営業していくんだといったところの再訴求キャンペーンをしていく。

 そういった2つの柱でございます。

 以上です。

○瓜生委員
 ありがとうございました。

 前回は築地魚河岸がプレオープンということで、今度は本当のグランドオープンということで、新たな仕切り直しということも今のお話でよくわかりました。築地は、本区の食文化を支えてきたところもありますし、これは一場外市場だけの問題ではなくて、中央区のさまざまな観光商業につながる部分であると思いますので、ぜひともしっかりと御対応いただければと思います。

 次に、また質問させていただきます。

 今回、築地場外市場地区における駐車場及び荷おろし場の整備に対しても補正予算を組んでいただきました。その中で、前回、本区、そして議会でも4月に東京都に要望を出しまして、5月28日に回答をいただきました。その中で、整備する駐車場の広さ、面積拡大に前向きな御回答をいただいたと私たちは思っております。どのぐらい広がるかというのは詳細はまだ、恐らくわかっていないと思うんですけれども、今回ついている予算で対応できるのかどうか、そのあたりを区はどのようにお考えなのか、お聞かせいただきたいと思います。

○菅沼地域整備課長
 今、委員御案内あったとおり、5月28日付で東京都からの正式な回答が届いたところでございます。実務上、詳細な部分がまだまだ詰め切れていないところではございますけれども、私どもが今回補正予算として組ませていただいている部分については、主に3つのお話がございます。

 1つは、駐車場の区画整理線を引くといったお話でございます。具体的に言いますと、暫定貸付地内の駐車敷地に区画線を設置する白線の工事費が約93万9,000円でございます。

 それから、荷おろし場として使用する際の4,500平米の敷地の部分に、当然、日常管理の清掃に水道が必要でございます。その水道の給水管の敷設工事がございます。その部分につきまして約413万9,000円余でございます。

 さらに、荷おろし、駐車場として24時間利用可能となるような必要最低限の電気設備工事を行うものがございまして、こちらを518万4,000円ほど計上してございます。

 したがいまして、その部分を見込みながら、私どもはなるべく早期に、貸し付けというスタンスを変えることなく、東京都と協議しているといった考え方でございます。

 以上です。

○瓜生委員
 御答弁ありがとうございました。

 東京都としっかりと調整をしていただくことは大事ですけれども、そもそも地域の方の御要望としては、今協議をされているものよりももっと大きなものを借りたいといった思いもあります。

 一問一答になってしまうかもしれませんが、今、まだ協議の段階で、今後、もう少し面積等も大きくなる可能性があります。そのときはこの金額では足りない可能性も出てくると思うんですけれども、それは柔軟に対応していただけるという認識でよろしいでしょうか。御回答をお願いいたします。

○菅沼地域整備課長
 今、委員お話のとおり、まだまだ詰めていかなければいけない2つの大事な視点がございます。

 まず1つ目の視点は、暫定利用地の速やかな貸し付けについてでございます。この部分については、引っ越し終了後の例えば10月11日から、本当に当日の午前0時からの貸し付けというところも含めて、実務でそういったことができないかといったところの調整をしているのが1点目のお話でございます。そういった部分は解体との兼ね合いで仮囲いを設置してからの貸し付けというお話もございますけれども、この部分は、私どもとしては、仮囲いの設置を待ってではなくて、むしろ仮囲いの設置工事と並行して貸し付けをしてもらいたいといったところを強く要望し、調整しているというところが1点目の話でございます。

 また、要望の回答書の部分についても若干触れてございますけれども、さらなる拡大というお話がございまして、この部分は、具体的な面積の調整でいうと、1,000平米ほど拡大するというところも含めましての調整を私どもはしてございます。ただ、この部分も当然、東京都との内部の契約行為という実務の話がございます。私どもはこれで十分満ち足りているよという話ではなくて、その部分、さらなる要望というところを協議、折衝しているところでございます。

 そこの部分の、例えば1,000平米が仮にふえたとしたときの対応については、私どもはこの補正予算内で対応できるだろうというふうに考えているところでございます。

 以上です。

○瓜生委員
 御回答ありがとうございます。

 調整には大変御苦労も伴うと思いますけれども、本区、そして地元の要望をしっかり受けとめ、最後まで詰めていっていただければと思います。

 私の質問を終わります。

○鈴木委員長
 副委員長は委員席にお移りください。

 発言を願います。

○奥村委員
 それでは、築地場外市場及び築地魚河岸の広報キャンペーンについて幾つか質問をさせていただきます。

 今回は、区から都市整備公社を通す形で800万円の補助金が出されるわけですけれども、例えば商工観光課の中央区がんばろう!商店街活性化支援事業補助金など、区が行っている既存の補助金の活用はせず、今回のような形での補助となったのはなぜなのかという点について伺いたいと思います。

 それと、資料によると、キャンペーン支援の内容として、築地場外市場名称公募キャンペーンと築地魚河岸グランドオープンセレモニー、築地場外市場および築地魚河岸のPRキャンペーンの3つが明記されていますけれども、800万円の内訳、具体的に使われる内容としてはどういうものがあるのかという点についてもお示しいただきたいと思います。

 あわせて、区からの補助金は800万円ということですけれども、キャンペーン自体、全体に係る費用の総額は幾らになるのか、お示しください。

○大久保財政課長
 私のほうから、初めの、既存の商工観光課の補助制度が使えないかどうかということについてお話しさせていただきます。

 今回の補助、予算を計上するに当たりまして、既定の枠組みでできないかというのは当然検討しているところでございます。そうした中で、先ほど答弁の中にございましたけれども、実行委員会という形で、その中には都市整備公社とNPOと朝日新聞社という組み合わせとなってございます。実際に商工観光課で今持っている補助スキームというのは、商店街など、そういったところに対する補助制度は持っていますけれども、現在、実行委員会とかNPOに対する補助スキームはございません。そうしたことから、こういった形ではなくて、今回、個別の対応として予算化したところでございます。

 なお、今回の補助、築地市場の移転に絡む関係につきましては、築地魚河岸という区の施設、公社が管理運営している施設もございますので、区として地域を支援するというよりも、ある意味、当事者としてやっていかないといけないところもございますので、そうしたところから、都市整備公社も実行委員会に入って、その経費を支援するという枠組みを構築したものでございます。

 私からは以上でございます。

○菅沼地域整備課長
 私のほうから、今回のキャンペーンの総枠の話でございます。

 まず、先ほど前委員からの御質問に対してお答えしました部分の総枠のキャンペーンの部分については、概ね2,800万円程度というお話でございます。その内訳でいいますと、先ほどお話ししましたとおり、築地場外市場名称公募キャンペーン等で、その2分の1に当たる1,400万円程度、それから、もう一つは再訴求キャンペーンで1,400万円程度でございます。

 さらに、誰が負担するのかという主体の部分については、先ほど御紹介しました3団体、朝日新聞社のほうで1,500万円、それからNPO築地食のまちづくり協議会のほうで500万円、そして私どもの都市整備公社のほうが、800万円、そういった内訳で今回負担していくといった枠組みでございます。

 さらに、800万円の内訳という御質問があったと思います。この部分につきましては、まず1つは、名称公募キャンペーンの中に含まれる、さらに名称を周知していこうというところの、路上にございます東京電力の電力変圧器の公共サインの部分の設置に伴って約400万円という部分と、さらに再訴求キャンペーンの部分について400万円。私ども区が築地魚河岸を所有している部分がございますので、その400万円を負担していこうといった考え方で調整をしているところでございます。

 以上です。

○奥村委員
 全体では2,800万円かかるキャンペーンになるということで、800万円は区からの補助金なので、残り2,000万円のうちの1,500万円を朝日新聞社が出すということです。朝日新聞社の負担もとても大きいと思いますけれども、新聞社にとってのメリットというか、このキャンペーンに参加する意義というのは、どういう点があるのかという点についても確認をさせていただきたいと思います。

○菅沼地域整備課長
 今回のお話は、まちの機運、その機運というのは、市場の移転を契機とする、ある種、危機感といいますか、市場が豊洲に移転するというところがマスメディアでさまざまな形でフォーカス、大々的にインフォメーションがかかるというところと、加えて、ある種、築地市場がごっそり豊洲のほうに行ってしまうという印象を与えかねないということは、実は築地の地元の商店街あるいは築地食のまちづくり協議会の早くからの危機感というところを私どもは耳にしてございました。

 一方で、今御質問のあった朝日新聞社も、朝日新聞社が立地してございますのは築地でございますので、そういったまちの機運を肌感覚で捉えながら、何とか地元のマスメディアの一つとして築地を応援していくんだといった部分を、私ども内部の事前相談を含めまして、企画部あるいは都市整備部、そして区民部との連携、さらには全体調整の部分である副区長との調整を含めまして、朝日新聞社にきちんとここの部分に参加してほしいという部分もありつつ、朝日新聞社みずから、そういった調整に入っていたというところでございます。参加の意義という意味からすると、まちの一員だというところでの、今回、一肌脱ごうという言い方が適切かどうかわかりませんけれども、そういったところでの協力、協賛というふうに私どもは捉えているところでございます。

 以上です。

○奥村委員
 よくわかりました。

 先ほどの補助金の関係でいうと、商店街、場外だけであれば、既存の補助金なども対象となるんでしょうけれども、今回は築地魚河岸も含まれる。築地魚河岸のPRも含めてということなので、今回はこういう補助の出し方をするということだと思うんです。築地魚河岸と一体で何かイベントをしていこうというときには、今後もこうして何かしら区から補助金がずっと出ていくような形になるのか、そのあたりの考え方についてもお聞きしたいと思います。

○大久保財政課長
 今回、プレオープンからグランドオープンに移るということで、こういった契機に、引き続き築地を活性化していこう、引き続き築地ブランドをしっかり守っていこうということでの取り組みとして予算化したところでございます。

 今後につきましては、今回はこういった個別の対応ですので、築地魚河岸が何か行えば必ず区が補助するという考え方は、基本的には持ってございません。築地魚河岸につきましては都市整備公社が管理しておりまして、そうした中で、都市整備公社を中心に行っておりますので、基本的にはイコールで区が補助するというわけではございませんけれども、何か必要があれば、それは個別で判断していくという状況になるかと思っております。

 以上でございます。

○奥村委員
 都市整備公社の運営ですとか、NPO食のまちづくり協議会のあり方や区のかかわり方、お金の流れなどについては疑問も幾つかあるんですけれども、この補正予算自体の賛否とは直接かかわらないことだろうと思うので、触れませんが、私としては、築地市場の豊洲への移転については反対もしていますし、移転についても、豊洲新市場について、依然として問題が山積していて、今後もなかなか明るい見通しが立たない、明るい材料がないということも考えると、今後もこうしてキャンペーンなどを絶えず打ちながら、守り立てていかなくてはならない。区が築地魚河岸を整備したわけですから、その責任はあると思うんですけれども、そのたびに補助金などを出していくのかと考えると、不毛な感じといいますか、盛り上げ続けていかなくてはいけないんだろうなと思います。私としては、場外市場の発展ももちろん願っていますけれども、場内市場と一体にあっての活気、にぎわいだと考えています。

 以上です。

○鈴木委員長
 それでは、質疑を終了いたしましたので、これより採決に入ります。

 議案第46号、平成30年度中央区一般会計補正予算につきまして、起立により採決いたします。本案を可決することに賛成の皆さんは御起立を願います。

〔賛成者起立〕

○鈴木委員長
 全員起立と認めます。――御着席ください。

 よって、本案は原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。

 副委員長は、もとの席にお戻りください。

 本会議における委員長報告の取り扱いについて申し上げます。正副委員長一任ということでよろしいでしょうか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○鈴木委員長
 さよう取り扱わせていただきます。

 それでは、これをもちまして閉会とさせていただきます。

 御苦労さまでございました。

(午前11時 閉会)

お問い合わせ先:区議会議会局調査係 
電話:03-3546-5559

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