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平成30年第三回定例会会議録(第1日 9月20日)

1.会期

二十八日(第一日)
九月二十日(木曜日)

2.開会並びに散会

午後二時開会

午後二時四十六分散会

3.出席議員

(二十七名)

一番 青木 かの議員

二番 渡部 恵子議員

三番 山本 理恵議員

四番 海老原 崇智議員

五番 佐藤 敦子議員

六番 塚田 秀伸議員

七番 小坂 和輝議員

九番 加藤 博司議員

十番 奥村 暁子議員

十一番 原田 賢一議員

十二番 田中 耕太郎議員

十三番 富永 一議員

十四番 染谷 眞人議員

十五番 木村 克一議員

十六番 堀田 弥生議員

十七番 松川 たけゆき議員

十九番 小栗 智恵子議員

二十番 志村 孝美議員

二十一番 礒野 忠議員

二十三番 瓜生 正高議員

二十四番 石田 英朗議員

二十五番 中嶋 ひろあき議員

二十六番 押田 まり子議員

二十七番 墨谷 浩一議員

二十八番 田中 広一議員

二十九番 中島 賢治議員

三十番 渡部 博年議員

3.欠席議員

(一名)

二十二番 鈴木 久雄議員

5.出席説明員

区長 矢田 美英君

副区長 齊藤 進君

副区長 吉田 不曇君

教育長 平林 治樹君

企画部長 浅沼 孝一郎君

総務部長 田中武君

防災危機管理室長 濱田徹君

区民部長 遠藤 龍雄君

福祉保健部長 黒川眞君

高齢者施策推進室長 古田島 幹雄君

保健所長 中橋 猛君

環境土木部長 望月 秀彦君

都市整備部長 松岡 広亮君

会計管理者 坂田 直昭君

教育委員会事務局次長 長嶋 育夫君

監査事務局長 高橋 和義君

政策企画課長 山﨑 健順君

財政課長 大久保 稔君

広報課長 園田 典子君

総務部参事(総務課長事務取扱) 鈴木浩君

6.議会局出席職員

議会局長 田野 則雄君

庶務係長 長田 基道君

議事係長 一瀬 知之君

調査係長 工藤 久栄君

書記 秋山 和美君

7.議事日程

日程第一
会議録署名議員の指名

日程第二
会期の決定

日程第三
諸般の報告

日程第四
委員会の中間報告

日程第五
請願第四号 築地市場の豊洲移転を中止させ、食の安全・安心を守ることを求める請願
                    (企画総務委員会付託分)

日程第六
請願第五号 「月島三丁目北地区第一種市街地再開発事業」に係る意見書提示についての請願
                    (環境建設委員会付託分)


午後二時 開会

○議長(礒野 忠議員)
 ただいまより、平成三十年第三回中央区議会定例会を開会いたします。

 ただいまの出席議員は二十七名であります。よって、今期定例会は成立いたしております。

 なお、本日、鈴木久雄議員より、欠席の申し出がありましたので、御報告いたします。

 ただいまより、本日の会議を開きます。


○議長(礒野 忠議員)
 日程第一、「会議録署名議員の指名」を行います。

 区議会会議規則第八十四条の規定に基づき、今期定例会の会議録署名議員を私より御指名いたします。

 十三番富永一議員並びに十九番小栗智恵子議員の両議員にお願いいたします。


○議長(礒野 忠議員)
 日程第二、「会期の決定」を行います。

 お諮りいたします。今期定例会の会期を、本日より来る十月十七日までの二十八日間とすることに御異議ありませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○議長(礒野 忠議員)
 御異議なしと認めます。よって、今期定例会の会期を二十八日間とすることに決定いたします。


○議長(礒野 忠議員)
 次に、日程第三、「諸般の報告」を行います。

〔田野議会局長朗読〕


一、区議会定例会の招集の通知について

二、議案の送付について

三、委員会報告書(企画総務委員会)

四、委員会報告書(環境建設委員会)

五、選挙管理委員及び補充員の任期満了について

六、人権擁護委員の候補者の推薦について

七、損害賠償の額の決定に関する専決処分の報告について

八、地方自治法第二百四十三条の三第二項の規定に基づく書類の提出について

九、健全化判断比率の報告について

十、平成三十年度教育に関する事務の管理及び執行の状況の点検及び評価(平成二十九年度分)の結果に関する報告書の提出について


○議長(礒野 忠議員)
 報告を終わります。


○議長(礒野 忠議員)
 次に、日程第四、「委員会の中間報告」を受けます。

 まず、奥村企画総務委員会副委員長。

〔十番 奥村暁子議員登壇〕

○十番(奥村暁子議員)
 ただいまより、企画総務委員会に付託を受けました「企画・総務及び財政の調査について」及び「築地市場の豊洲移転を中止させ、食の安全・安心を守ることを求める請願」の調査並びに審査経過につきまして、御報告を申し上げます。

 本委員会は、去る七月十七日及び九月四日の両日にわたり開会し、慎重な調査並びに審査を進めてまいりました。

 まず、七月十七日開会の委員会におきましては、付託事件の調査の一環として、江東湾岸サテライトスマートナーサリースクール本園テニスの森キャンパス、有明西学園及び豊洲ぐるり公園に赴き、施設概要等の説明を受け、つぶさに視察してまいりました。

 当日は、視察に先立ち、前期定例会において本委員会に新たに付託を受けました「築地市場の豊洲移転を中止させ、食の安全・安心を守ることを求める請願」について審査を開始し、紹介議員並びに請願者より説明を受け、質疑及び審査を行いました。本請願につきましては、慎重に審査を進める必要があるとして、継続審査と決しました。

 次に、理事者より、中央区議会議員の選挙における選挙運動の公費負担について、報告を聴取し、質疑を行いました。

 続いて、付託事件の審査を行いましたが、今後さらに調査・研究する必要があるとして、継続審査と決しました。

 次に、九月四日開会の委員会におきましては、まず理事者より、平成三十年度都区財政調整の概要について、第四十八回区政世論調査結果のあらましについて、平成三十年第三回区議会定例会提出予定議案(件名・説明)について、女性センターにおける一般団体の利用申込期間の変更について、日本橋プラザ株式会社の運営状況について、それぞれ報告を聴取し、質疑を行いました。

 続いて、付託事件の審査を行いましたが、今後さらに調査・研究する必要があるとして、継続審査と決しました。

 また、「築地市場の豊洲移転を中止させ、食の安全・安心を守ることを求める請願」につきましては、審査を終了し、不採択にすべきものと決しました。

 なお、審査経過の詳細につきましては、後刻、日程上程の際、御報告するものといたします。

 以上申し上げまして、本委員会に付託を受けました事件及び請願の調査並びに審査経過の御報告といたします。(拍手)

○議長(礒野 忠議員)
 ただいまの奥村企画総務委員会副委員長の報告は、これを了承することに御異議ありませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○議長(礒野 忠議員)
 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたします。


○議長(礒野 忠議員)
 次に、田中区民文教委員会委員長。

〔十二番 田中耕太郎議員登壇〕

○十二番(田中耕太郎議員)
 ただいまより、区民文教委員会に付託を受けました「区民生活及び教育行政の調査について」の経過につきまして、御報告を申し上げます。

 本委員会は、去る七月十八日及び九月七日の両日にわたり開会し、慎重な調査を進めてまいりました。

 まず、七月十八日開会の委員会におきましては、付託事件の調査の一環として、区立明石小学校及び観世能楽堂に赴き、施設概要等の説明を受け、つぶさに視察してまいりました。

 当日は、視察に先立ち、理事者より、中央区内共通買物券について、埋蔵文化財調査に伴う阪本小学校新校舎開設時期の変更について、平成二十九年度都内公立学校における体罰に係る実態把握の結果について、それぞれ報告を聴取し、質疑を行いました。

 続いて、付託事件の審査を行いましたが、今後さらに調査・研究する必要があるとして、継続審査と決しました。

 次に、九月七日開会の委員会におきましては、理事者より、区民施設等の指定管理者の評価結果について、「東京国際合唱コンクール in HARUMI」の実施結果について、生産性向上特別措置法に基づく「導入促進基本計画」の策定等について、公益財団法人中央区勤労者サービス公社の運営状況について、一般社団法人中央区観光協会の運営状況について、平成三十年度教育に関する事務の管理及び執行の状況の点検及び評価(平成二十九年度分)の結果に関する報告書について、区立小中学校の学校医、学校歯科医及び学校薬剤師の公務災害補償における介護補償の限度額の改定について、晴海地区新設小学校中学校の整備について、平成三十一年度から使用する小学校教科書及び中学校道徳教科書の採択について、平成三十年度全国学力・学習状況調査における教科別平均正答率等について、(仮称)本の森ちゅうおうの整備について、それぞれ報告を聴取し、質疑を行いました。

 続いて、付託事件の審査を行いましたが、今後さらに調査・研究する必要があるとして、継続審査と決しました。

 以上申し上げまして、本委員会に付託を受けました事件の調査経過の御報告といたします。(拍手)

○議長(礒野 忠議員)
 ただいまの田中区民文教委員会委員長の報告は、これを了承することに御異議ありませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○議長(礒野 忠議員)
 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたします。


○議長(礒野 忠議員)
 次に、渡部福祉保健委員会委員長。

〔三十番 渡部博年議員登壇〕

○三十番(渡部博年議員)
 ただいまより、福祉保健委員会に付託を受けました「福祉及び保健の調査について」の経過につきまして、御報告を申し上げます。

 本委員会は、去る七月十九日及び九月五日の両日にわたり開会し、慎重な調査を進めてまいりました。

 まず、七月十九日開会の委員会におきましては、付託事件の調査の一環として、子ども発達支援センターゆりのき、福祉センター及び新宿区立四谷子ども園に赴き、施設概要等の説明を受け、つぶさに視察してまいりました。

 当日は、視察に先立ち、理事者より、中央区ひとり親家庭等の医療費の助成に関する一部負担金等相当額の見直しについて、私立認可保育所の開設支援について、報告を聴取し、質疑を行いました。

 続いて、付託事件の審査を行いましたが、今後さらに調査・研究する必要があるとして、継続審査と決しました。

 次に、九月五日開会の委員会におきましては、理事者より、社会福祉法人中央区社会福祉協議会の運営状況について、中央区児童育成手当の支給判定に係る所得計算方法の見直しについて、女性福祉資金の修学資金及び就学支度資金における学校の追加等について、児童手当請求手続の誤教示に伴う損害賠償について、中央区家庭的保育事業における重大事案の再発防止のための事後的検証委員会設置について、日本橋三丁目都有地私立認可保育所整備・運営事業者の決定について、私立認可保育所の開設支援について、重症心身障害児(医療的ケア児含む)に対応した放課後等デイサービス運営事業者の決定について、公益社団法人中央区シルバー人材センターの運営状況について、中央区立介護老人保健施設「リハポート明石」の指定管理者候補事業者の決定について、介護保険法施行令の改正に伴う中央区介護保険条例の規定整備について、築地市場移転に伴う市場内に生息する猫の臨時保護施設の整備について、それぞれ報告を聴取し、質疑を行いました。

 続いて、付託事件の審査を行いましたが、今後さらに調査・研究する必要があるとして、継続審査と決しました。

 以上申し上げまして、本委員会に付託を受けました事件の調査経過の御報告といたします。(拍手)

○議長(礒野 忠議員)
 ただいまの渡部福祉保健委員会委員長の報告は、これを了承することに御異議ありませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○議長(礒野 忠議員)
 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたします。


○議長(礒野 忠議員)
 次に、富永環境建設委員会委員長。

〔十三番 富永 一議員登壇〕

○十三番(富永 一議員)
 ただいまより、環境建設委員会に付託を受けました「環境保全及び建設行政の調査について」及び「「月島三丁目北地区第一種市街地再開発事業」に係る意見書提示についての請願」の調査及び審査の経過並びに地下鉄建設促進五区協議会の活動状況につきまして、御報告を申し上げます。

 本委員会は、去る七月二十日及び九月十日の両日にわたり開会し、慎重な調査を進めてまいりました。

 まず、七月二十日開会の委員会におきましては、付託事件の調査の一環として、日本橋室町三丁目地区第一種市街地再開発事業、晴海五丁目西地区第一種市街地再開発事業及びがすてなーにガスの科学館について、施設概要等の説明を受け、つぶさに視察してまいりました。

 当日は、視察に先立ち、前期定例会において本委員会に新たに付託を受けました「「月島三丁目北地区第一種市街地再開発事業」に係る意見書提示についての請願」について審査を開始し、紹介議員並びに請願者より説明を受け、質疑及び審査を行いました。本請願につきましては、審査を終了し、不採択にすべきものと決しました。

 なお、審査経過の詳細につきましては、後刻、日程上程の際、御報告するものといたします。

 次に、理事者より、平成二十九年度江戸バス乗車実績等について、コミュニティサイクル事業実証実験の検証について、環境マネジメントシステムの見直しについて、平成二十九年度中央区役所温室効果ガス排出量等について、地区計画の改定について、まちづくり協議会の報告について、それぞれ報告を聴取し、質疑を行いました。

 続いて、付託事件の審査を行いましたが、今後さらに調査・研究する必要があるとして、継続審査と決しました。

 次に、九月十日開会の委員会におきましては、まず八月二十三日に開会された地下鉄建設促進五区協議会総会の御報告を申し上げました。

 その内容は、前年度の活動状況等の報告を受けた後、それを了承し、今後の活動方針について協議を行うとともに、意見交換を行ったところであります。

 次に、理事者より、温浴プラザの指定管理者の評価結果について、平成二十九年度ダイオキシン類調査結果について、環境情報センターにおける一般団体の利用申込期間の変更について、区立公園の占用許可物件の追加について、首都高速道路通行車両の新場橋への接触事故について、平成二十九年度ごみ量及び資源回収量について、建築基準法の一部改正に伴う事務手数料の設定について、一般財団法人中央区都市整備公社の運営状況について、それぞれ報告を聴取し、質疑を行いました。

 続いて、付託事件の審査を行いましたが、今後さらに調査・研究する必要があるとして、継続審査と決しました。

 以上申し上げまして、本委員会に付託を受けました事件及び請願の調査並びに審査経過の御報告といたします。(拍手)

○議長(礒野 忠議員)
 ただいまの富永環境建設委員会委員長の報告は、これを了承することに御異議ありませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○議長(礒野 忠議員)
 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたします。


○議長(礒野 忠議員)
 次に、塚田築地等地域活性化対策特別委員会委員長。

〔六番 塚田秀伸議員登壇〕

○六番(塚田秀伸議員)
 ただいまより、築地等地域活性化対策特別委員会に付託を受けました「新しい築地等まちづくり及び観光・地域振興等に関すること」の調査経過につきまして、御報告を申し上げます。

 本特別委員会は、付託事件の調査の一環として、七月四日から五日までの一泊二日で行政視察を実施するとともに、九月十一日に委員会を開会し、慎重な調査を進めてまいりました。

 まず、七月四日から五日までの行政視察におきましては、三重県亀山市及び愛知県名古屋市に赴き、亀山市では、亀山市関宿伝統的建造物群保存地区について、名古屋市では、ささしまライブ24地区再開発事業(グローバルゲート)について、それぞれつぶさに視察を実施いたしました。

 次に、九月十一日開会の委員会におきましては、理事者より、築地市場移転に係る諸課題について、区民施設等の指定管理者の評価結果について、「東京国際合唱コンクール in HARUMI」の実施結果について、生産性向上特別措置法に基づく「導入促進基本計画」の策定等について、それぞれ報告を聴取するとともに、付託事件とあわせて質疑を行いました。

 なお、付託事件については、今後も引き続き調査・研究する必要があるとして、継続審査と決しました。

 以上申し上げまして、本特別委員会に付託を受けました事件の調査経過の御報告といたします。(拍手)

○議長(礒野 忠議員)
 ただいまの塚田築地等地域活性化対策特別委員会委員長の報告は、これを了承することに御異議ありませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○議長(礒野 忠議員)
 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたします。


○議長(礒野 忠議員)
 次に、佐藤子ども子育て・高齢者対策特別委員会委員長。

〔五番 佐藤敦子議員登壇〕

○五番(佐藤敦子議員)
 ただいまより、子ども子育て・高齢者対策特別委員会に付託を受けました「子育て環境の整備及び高齢者対策に関すること」の調査経過につきまして、御報告を申し上げます。

 本特別委員会は、付託事件の調査の一環として、七月十日から十一日までの一泊二日で行政視察を実施するとともに、九月十三日に委員会を開会し、慎重な調査を進めてまいりました。

 まず、七月十日から十一日までの行政視察におきましては、新潟県上越市及び富山県富山市に赴き、上越市では、介護予防・日常生活支援総合事業について、富山市では、とやまこどもプラザについて、それぞれつぶさに視察を実施いたしました。

 次に、九月十三日開会の委員会におきましては、理事者より、中央区児童育成手当の支給判定に係る所得計算方法の見直しについて、女性福祉資金の修学資金及び就学支度資金における学校の追加等について、児童手当請求手続の誤教示に伴う損害賠償について、中央区家庭的保育事業における重大事案の再発防止のための事後的検証委員会設置について、日本橋三丁目都有地私立認可保育所整備・運営事業者の決定について、私立認可保育所の開設支援について、重症心身障害児(医療的ケア児含む)に対応した放課後等デイサービス運営事業者の決定について、中央区立介護老人保健施設「リハポート明石」の指定管理者候補事業者の決定について、介護保険法施行令の改正に伴う中央区介護保険条例の規定整備について、それぞれ報告を聴取するとともに、付託事件とあわせて質疑を行いました。

 なお、付託事件については、今後も引き続き調査・研究する必要があるとして、継続審査と決しました。

 以上申し上げまして、本特別委員会に付託を受けました事件の調査経過の御報告といたします。(拍手)

○議長(礒野 忠議員)
 ただいまの佐藤子ども子育て・高齢者対策特別委員会委員長の報告は、これを了承することに御異議ありませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○議長(礒野 忠議員)
 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたします。


○議長(礒野 忠議員)
 次に、小栗防災等安全対策特別委員会委員長。

〔十九番 小栗智恵子議員登壇〕

○十九番(小栗智恵子議員)
 ただいまより、防災等安全対策特別委員会に付託を受けました「防災、防犯、交通問題等児童生徒及び区民生活の安全に関すること」の調査経過につきまして、御報告を申し上げます。

 本特別委員会は、付託事件の調査の一環として、七月十一日から十二日までの一泊二日で行政視察を実施するとともに、九月十四日に委員会を開会し、慎重な調査を進めてまいりました。

 まず、七月十一日から十二日までの行政視察におきましては、新潟県糸魚川市及び石川県金沢市に赴き、糸魚川市では、糸魚川市駅北大火並びに地域防災体制の充実と住民防災力の向上について、金沢市では、金沢市自転車条例並びに金沢市まちなか自転車利用環境向上計画について、それぞれつぶさに視察を実施いたしました。

 次に、九月十四日開会の委員会におきましては、理事者より、平成三十年度中央区総合防災訓練の実施結果について、報告を聴取するとともに、付託事件とあわせて質疑を行いました。

 なお、付託事件については、今後も引き続き調査・研究する必要があるとして、継続審査と決しました。

 以上申し上げまして、本特別委員会に付託を受けました事件の調査経過の御報告といたします。(拍手)

○議長(礒野 忠議員)
 ただいまの小栗防災等安全対策特別委員会委員長の報告は、これを了承することに御異議ありませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○議長(礒野 忠議員)
 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたします。


○議長(礒野 忠議員)
 次に、染谷東京オリンピック・パラリンピック対策特別委員会委員長。

〔十四番 染谷眞人議員登壇〕

○十四番(染谷眞人議員)
 ただいまより、東京オリンピック・パラリンピック対策特別委員会に付託を受けました「二○二○年東京オリンピック・パラリンピックに関すること」の調査経過につきまして、御報告を申し上げます。

 本特別委員会は、付託事件の調査の一環として、七月六日に行政視察を実施するとともに、九月十二日に委員会を開会し、慎重な調査を進めてまいりました。

 まず、七月六日の行政視察におきましては、柏の葉スマートシティ及び晴海五丁目西地区第一種市街地再開発事業の現場に赴き、施設概要等の説明を受け、それぞれつぶさに視察してまいりました。

 次に、九月十二日開会の委員会におきましては、理事者より、東京二○二○オリンピック聖火リレーについて、東京二○二○大会に向けた晴海二丁目車両基地の整備について、それぞれ報告を聴取するとともに、付託事件とあわせて質疑を行いました。

 なお、付託事件については、今後も引き続き調査・研究する必要があるとして、継続審査と決しました。

 以上申し上げまして、本特別委員会に付託を受けました事件の調査経過の御報告といたします。(拍手)

○議長(礒野 忠議員)
 ただいまの染谷東京オリンピック・パラリンピック対策特別委員会委員長の報告は、これを了承することに御異議ありませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○議長(礒野 忠議員)
 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたします。

 以上をもって報告を終わります。


○議長(礒野 忠議員)
 次に、日程第五を議題といたします。

〔田野議会局長朗読〕


日程第五

 請願第四号 築地市場の豊洲移転を中止させ、食の安全・安心を守ることを求める請願

                   (企画総務委員会付託分)


○議長(礒野 忠議員)
 本請願について、奥村企画総務委員会副委員長の報告を願います。

〔十番 奥村暁子議員登壇〕

○十番(奥村暁子議員)
 ただいま上程されました請願第四号「築地市場の豊洲移転を中止させ、食の安全・安心を守ることを求める請願」について、企画総務委員会における審査経過並びに結果につきまして御報告を申し上げます。

 本請願は、去る平成三十年第二回定例会において本委員会に付託されたものであり、その趣旨は、「食の安全・安心を守るため、土壌汚染の深刻な豊洲への移転計画を中止するよう、東京都など関係機関に働きかけてください」というものであります。

 本委員会は、付託以来、慎重かつ詳細な調査を行ってきたところでありますが、九月四日開会の委員会におきまして、委員から「豊洲市場の開場予定とされる日が近づいており、本委員会において、直ちに採決することを求める」との発言がありました。

 以上のとおり、採決との発言があったことから、本請願の審査を終了し、採決することと決しました。

 採決するに当たり、奥村委員から、次のような意見がありました。

 「築地市場の豊洲移転を中止させ、食の安全・安心を守ることを求める請願」について賛成意見を述べます。

 この請願は、食の安全・安心を守るため、土壌汚染の深刻な豊洲への移転計画を中止するよう、東京都など関係機関に働きかけることを求めるものです。

 豊洲新市場予定地は東京ガス工場跡地であり、土壌汚染は依然、深刻です。七月三十日発表の調査結果でも、地下水から土壌汚染対策後の過去最高値となる環境基準の百七十倍のベンゼンや猛毒のシアン化合物が検出されています。土壌汚染問題は何ら解決していないにもかかわらず、七月三十一日、小池都知事は事実上の安全宣言を行い、八月一日、農水省に認可申請を行いました。予定どおり十月十一日に移転・開場するとしていますが、豊洲移転で食の安全・安心が本当に守れるのか、今こそ改めて問い直すことが必要ではないでしょうか。

 また、豊洲新市場は、使い勝手の悪さや床の耐荷重問題、駐車場不足、交通不便の問題など、致命的な欠陥もいまだに改善されておらず、市場関係者らから、このまま開場すれば大混乱に陥ると、激しい批判の声が噴出しています。豊洲へ移転すれば、年間九十億円以上の赤字が出ると試算されており、赤字補塡のため、都民負担が増大することも深刻です。

 市場内では、移転中止を求めて築地女将さん会が結成されたり、仲卸業者らが自分たちの営業権を守ろうと築地市場営業権組合が結成されるなど、移転の是非を問う動きはますます広がっています。

 二○○七年、当時の福田内閣は、認可の条件として、都が食の安全確保に万全の対策をとること、消費者等に十分説明し、理解を得ることを求める答弁書を閣議決定しており、二○一六年には、安倍晋三首相も、同じ立場であると国会答弁しています。しかし、この二つの重要な条件は、移転直前となった今でも満たされていません。

 かつて、中央区長も中央区議会も移転断固反対の姿勢を鮮明にし、市場を築地に残したいと願う市場関係者や地域住民、消費者と思いを一つに闘ってきました。問題が山積したまま移転をすれば、将来、長きにわたって大きな禍根を残すことは必至です。

 移転に伴う仲卸業者の廃業や、営業時間の変更や閉店を余儀なくされる飲食店など、区民に及ぶ悪影響ははかり知れず、近代化産業遺産に資する仲卸市場の建物の解体に異議を唱える地域住民の声もあります。

 築地市場は中央区の宝です。市場関係者の営業と生活を守り、地域経済を発展させるため、そして食の安全・安心を確保し、世界に誇る食文化を守ることが必要です。本来行うはずだった盛り土もなく、無害化の方針も捨て、うそと隠蔽とごまかしでできた豊洲移転計画の中止を、中央区議会として東京都に強く求めるべきです。

 以上の理由で本請願に賛成します。皆さんの御賛同をいただきますよう、よろしくお願いいたします。

 奥村委員からの発言後、本請願について採決したところ、不採択とすべきものと決しました。

 よって、本委員会の決定どおり表決いただきますようお願い申し上げまして、付託を受けました請願の審査経過並びに結果の御報告といたします。(拍手)

○議長(礒野 忠議員)
 報告を終わります。

 本請願について、お諮りいたします。本請願に対する委員会の報告は、不採択であります。採決に当たっては可を諮る原則がありますので、採択することについてお諮りします。本請願を採択することに賛成の皆さんは御起立を願います。

〔賛成者起立〕

○議長(礒野 忠議員)
 起立少数と認めます。──御着席願います。よって、日程第五、請願第四号は不採択とすることに決定いたしました。


○議長(礒野 忠議員)
 次に、日程第六を議題といたします。

〔田野議会局長朗読〕


日程第六

 請願第五号 「月島三丁目北地区第一種市街地再開発事業」に係る意見書提示についての請願

                  (環境建設委員会付託分)


○議長(礒野 忠議員)
 本請願について、富永環境建設委員会委員長の報告を願います。

〔十三番 富永 一議員登壇〕

○十三番(富永 一議員)
 ただいま上程されました請願第五号「「月島三丁目北地区第一種市街地再開発事業」に係る意見書提示についての請願」について、環境建設委員会における審査経過並びに結果につきまして御報告を申し上げます。

 本請願は、去る平成三十年第二回定例会において本委員会に付託されたものであり、その趣旨は、「月島三丁目北地区第一種市街地再開発事業に係る都市計画案についての意見書を原文のまま、中央区都市計画審議会において情報提供されることを求める」、また、「中央区都市計画審議会委員が公正かつ合理的な審議を行うよう、指導・監査を求める」というものであります。

 本委員会は、付託以来、慎重かつ詳細な調査を行ってきたところでありますが、七月二十日開会の委員会におきまして、委員から「都市計画審議会においては、都市計画案に対し提出された意見書の要旨を提出しなければならないことが、都市計画法第十九条第二項で規定されており、その理由も明確である。また、日照阻害については、本区は浜離宮庭園を除き日影規制を受けないものであるが、今後の設計段階において計画建物による日影時間を少しでも減らす工夫をするよう引き続き指導をしていくということから、本請願の審査を終了し、不採択とする採決をすべき」との発言がありました。

 一方、他の委員からは、「都市計画審議会に意見書の原文を参考資料として提出することは違法ではないため、必要な手続等を踏まえた上で、提出可能とすることを検討する必要がある。それにより、より区民に寄り添う審議が行われるものと考え、採択とする採決をすべき」との発言がありました。

 以上のとおり、採決との発言があったことから、本請願の審査を終了して、採決することと決し、起立少数により不採択とすべきものと決したところであります。

 よって、本委員会の決定どおり表決いただきますようお願い申し上げまして、付託を受けました請願の審査経過並びに結果の御報告といたします。(拍手)

○議長(礒野 忠議員)
 報告を終わります。

 本請願について、お諮りいたします。本請願に対する委員会の報告は、不採択であります。採決に当たっては可を諮る原則がありますので、採択することについてお諮りします。本請願を採択することに賛成の皆さんは御起立を願います。

〔賛成者起立〕

○議長(礒野 忠議員)
 起立少数と認めます。──御着席願います。よって、日程第六、請願第五号は不採択とすることに決定いたしました。


○二十三番(瓜生正高議員)
 議事進行について動議を提出いたします。

 本日の会議はこの程度とし、明二十一日定刻に本会議を開かれるよう、お諮り願います。

〔「賛成」と呼ぶ者あり〕

○議長(礒野 忠議員)
 ただいま提出されました動議は賛成者がありますので、成立いたしました。よって、直ちにこれを議題といたします。

 お諮りいたします。ただいまの動議に御異議ありませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○議長(礒野 忠議員)
 御異議なしと認めます。よって、本日の会議はこれにて打ち切り、明二十一日本会議を開きますから、定刻に御参集願います。

 本日は、これをもって散会いたします。

午後二時四十六分 散会


署名議員
議長 礒野 忠
議員 富永 一
議員 小栗 智恵子

お問い合わせ先:区議会議会局調査係 
電話:03-3546-5559

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