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平成31年第一回定例会会議録(第4日 3月19日)

1.会期

二十六日(第四日)

三月十九日(火曜日)

2.開議並びに散会

午後二時開議

午後三時十九分閉会

3.出席議員

(二十八名)

一番 青木 かの議員

二番 渡部 恵子議員

三番 山本 理恵議員

四番 海老原 崇智議員

五番 佐藤 敦子議員

六番 塚田 秀伸議員

七番 小坂 和輝議員

九番 加藤 博司議員

十番 奥村 暁子議員

十一番 原田 賢一議員

十二番 田中 耕太郎議員

十三番 富永 一議員

十四番 染谷 眞人議員

十五番 木村 克一議員

十六番 堀田 弥生議員

十七番 松川 たけゆき議員

十九番 小栗 智恵子議員

二十番 志村 孝美議員

二十一番 礒野 忠議員

二十二番 鈴木 久雄議員

二十三番 瓜生 正高議員

二十四番 石田 英朗議員

二十五番 中嶋 ひろあき議員

二十六番 押田 まり子議員

二十七番 墨谷 浩一議員

二十八番 田中 広一議員

二十九番 中島 賢治議員

三十番 渡部 博年議員

4.出席説明員

区長 矢田 美英君

副区長 齊藤 進君

副区長 吉田 不曇君

教育長 平林 治樹君

企画部長 浅沼 孝一郎樹君

総務部長 田中武君

防災危機管理室長 濱田徹君

区民部長 遠藤 龍雄君

福祉保健部長 黒川眞君

高齢者施策推進室長 古田島 幹雄君

保健所長 中橋 猛君

環境土木部長 望月 秀彦君

都市整備部長 松岡 広亮君

会計管理者 坂田 直昭君

教育委員会事務局次長 長嶋 育夫君

監査事務局長 高橋 和義君

政策企画課長  山﨑 健順君

財政課長 大久保 稔君

広報課長 園田 典子君

総務部参事(総務課長事務取扱) 鈴木浩君

5.議会局出席職員

議会局長 田野 則雄君

庶務係長 長田 基道君

議事係長 一瀬 知之君

調査係長 工藤 久栄君

書記 秋山 和美君

6.議事日程

日程第一
諸般の報告

日程第二
 議案第一号 平成三十一年度中央区一般会計予算
 議案第二号 平成三十一年度中央区国民健康保険事業会計予算
 議案第三号 平成三十一年度中央区介護保険事業会計予算
 議案第四号 平成三十一年度中央区後期高齢者医療会計予算
 議案第二十二号 平成三十一年度中央区一般会計補正予算
          (二月二十六日 予算特別委員会付託に続いて)

日程第三
 議案第五号 平成三十年度中央区一般会計補正予算
 議案第六号 平成三十年度中央区国民健康保険事業会計補正予算
 議案第七号 平成三十年度中央区介護保険事業会計補正予算
 議案第八号 平成三十年度中央区後期高齢者医療会計補正予算
          (二月二十六日 企画総務委員会付託に続いて)

日程第四
 議案第九号 中央区個人情報の保護に関する条例の一部を改正する条例
 議案第十号 中央区債権管理条例
 案第十七号 佃公園(佃堀東側)整備工事請負契約の一部変更について
 議案第十八号 建物の購入について
 議案第十九号 土地負担付き譲与契約
 議案第二十三号 中央区職員の勤務時間、休日、休暇等に関する条例の一部を改正する条例
          (二月二十六日 企画総務委員会付託に続いて)

日程第五
 議案第十五号 中央区立小学校及び中学校の学校医、学校歯科医及び学校薬剤師の公務災害補償に関する条例の一部を改正する条例
 議案第十六号 中央区立学校設備使用料条例の一部を改正する条例
 議案第二十五号 中央区立幼稚園教育職員の勤務時間、休日、休暇等に関する条例の一部を改正する条例
          (二月二十六日 区民文教委員会付託に続いて)

日程第六
 議案第十一号 中央区心身障害者福祉手当条例の一部を改正する条例
 議案第二十一号 権利の放棄について
 議案第二十四号 中央区国民健康保険条例の一部を改正する条例
          (二月二十六日 福祉保健委員会付託に続いて)

日程第七
 議案第十二号 中央区道路占用料等徴収条例の一部を改正する条例
 議案第十三号 中央区立公園条例の一部を改正する条例
 議案第十四号 中央区立まちづくり支援用施設条例の一部を改正する条例
 議案第二十号 訴えの提起について
          (二月二十六日 環境建設委員会付託に続いて)

日程第八
 議員提出議案第一号 中央区議会議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部を改正する条例

日程第九
 議会閉会中の継続審査


午後二時 開議

○議長(礒野 忠議員) 
 ただいまより、本日の会議を開きます。


○議長(礒野 忠議員) 
 これより本日の日程に入ります。

 日程第一、「諸般の報告」を行います。

     〔田野議会局長朗読〕


 九、委員会報告書(企画総務委員会)

 十、委員会報告書(企画総務委員会)

十一、委員会報告書(区民文教委員会)

十二、委員会報告書(福祉保健委員会)

十三、委員会報告書(環境建設委員会)

十四、委員会報告書(予算特別委員会)

十五、「職員に関する条例」に対する人事委員会の意見聴取について(照会)

十六、「職員に関する条例」に対する人事委員会の意見聴取について(回答)

十七、議案の提出について


○議長(礒野 忠議員) 
 報告を終わります。

 ここで、ただいま報告のありましたとおり、議員提出議案一件が提出されましたので、本日の日程に掲載いたしました。


○議長(礒野 忠議員) 
 次に、日程第二を議題といたします。

     〔田野議会局長朗読〕


日程第二

 議案第一号 平成三十一年度中央区一般会計予算

 議案第二号 平成三十一年度中央区国民健康保険事業会計予算

 議案第三号 平成三十一年度中央区介護保険事業会計予算

 議案第四号 平成三十一年度中央区後期高齢者医療会計予算

 議案第二十二号 平成三十一年度中央区一般会計補正予算

         (二月二十六日 予算特別委員会付託に続いて)


○議長(礒野 忠議員) 
 本案について、予算特別委員会の報告を鈴木委員長より願います。

     〔二十二番 鈴木久雄議員登壇〕

○二十二番(鈴木久雄議員) 
 ただいまより、予算特別委員会に付託を受けました議案第一号、議案第二号、議案第三号及び議案第四号「平成三十一年度中央区各会計予算」並びに、議案第二十二号「平成三十一年度中央区一般会計補正予算」につきまして、その審査経過並びに結果の御報告を申し上げます。

 本特別委員会は、去る二月二十六日の本会議において、委員十四名をもって設置され、本五議案の付託を受けたものであります。

 本会議散会後、議長招集による初の委員会が開会され、私が委員長に、副委員長には田中耕太郎委員が選任され、即日就任し、ここに本委員会の構成が行われました。

 続いて、三月五日に委員会を開会し、議長並びに区長挨拶の後、理事者より、各会計全般にわたり総括説明を受け、その後、補正予算を含む一般会計「歳入」から説明を求めて質疑を進めることと決し、審査を開始いたしました。

 平成三十一年度の本区各会計歳入歳出当初予算の総額は、それぞれ一千二百七十五億一千六百四万六千円であり、一般会計では、一千三十一億三千二百七十四万九千円で、前年度当初予算と比較して百三十三億四千百五十三万円、率にして一四・九%の増、国民健康保険事業会計では、百三十一億五百九十万四千円で、前年度当初予算と比較して二千二百九万三千円、率にして○・二%の増、介護保険事業会計では、八十四億五千六百四十五万一千円で、前年度当初予算と比較して七千二万一千円、率にして○・八%の増、後期高齢者医療会計では、二十八億二千九十四万二千円で、前年度当初予算と比較して一億一千九百六十七万九千円、率にして四・四%の増となっております。

 また、一般会計につきましては、同時補正で三億二千二百五十万四千円を追加し、この結果、一千三十四億五千五百二十五万三千円にするものであります。

 本委員会は、平成三十一年度における本区行政運営の大綱をなし、その方針を決定する本予算案に対し、現下の社会経済情勢を踏まえつつ、区民の信託に応えるため、去る二月二十六日の本会議での付託以来、昨日まで、延べ十日間にわたり、慎重に審査を行ってまいりました。

 すなわち、三月五日には、補正予算を含む一般会計予算について、まず「歳入」より質疑を開始し、これを終了し、六日に「歳出」第一款「議会費」の質疑に入り、これを終了し、同日、第二款「企画費」及び第三款「総務費」を一括して質疑に入り、これを終了し、さらに同日、第四款「区民費」の質疑に入り、七日にこれを終了し、同日、第五款「福祉保健費」の質疑に入り、八日にこれを終了し、同日、第六款「環境土木費」の質疑に入り、これを終了し、十一日に第七款「都市整備費」の質疑に入り、これを終了し、同日、第八款「教育費」の質疑に入り、十二日にこれを終了し、同日、第九款「公債費」、第十款「諸支出金」、第十一款「予備費」、以上三款を一括して質疑に入り、これを終了し、さらに同日、国民健康保険事業会計、介護保険事業会計及び後期高齢者医療会計予算の歳入歳出を一括して質疑に入り、これを終了し、十三日に総括質疑に入り、十四日にこれを終了しました。

 十二日には、日本共産党委員二名より十一日付で提出された議案第一号、平成三十一年度中央区一般会計予算に関する修正の動議について、審査方法を決定し、十四日に提案者より修正案の説明を受けました。

 修正案は、一般会計予算案の歳入歳出をそれぞれ八千百七十一万一千円増額し、予算総額を、一千三十二億一千四百四十六万円に修正するものであります。

 続いて、同修正案の審査終了後、起立により採決いたしましたところ、起立少数をもって否決されました。

 以上のとおり、平成三十一年度本区各会計予算の審査が終了したことに伴い、十四日に本五議案に対する各会派の態度表明を受けたものであります。

 まず、中央区議会自由民主党議員団委員よりは、次のような態度表明がなされました。

 それでは、これより中央区議会自由民主党議員団の平成三十一年度予算に対する態度表明を行います。

 平成三十一年度予算を審査するに当たり、我が会派は、次の三点に留意して質疑を行ってまいりました。すなわち、矢田区長退任後の区政、行政の継続性、また、国や東京都との関係など中央区を取り巻く社会情勢、そして、昨年の秋に提出しました政策要望の取り扱いであります。

 まず、区長退任後の行政の継続性ですが、二月二十二日の区長所信表明にあるとおり、基本計画二○一八のもとで、一日たりとも区政を停滞させることなく、予算を編成したとあります。結果、当初予算としては、本区史上初めて一千億円を超える規模の予算編成となりました。また、平成三十一年度予算を、「「輝く未来」を次世代へ引き継ぐ―オリンピック・パラリンピックとその先へ着実に歩み続ける―」との表現のもと、既存施策の充実がうたわれています。さらに、新規施策も打ち立てられており、二十万都市を見据えた基盤整備に積極的に取り組んでおり、区民の生活を守り、よりよい中央区の未来をつくるための予算編成となっていると評価できます。

 一方で、器の立派さに見合う中身の充実、すなわち運用面での工夫が求められる施策もあり、今後その真価が問われると思いますので、我が会派としても、しかるべき時々に、それらのあり方について、しっかりとただしていく所存であります。

 次に、中央区を取り巻く社会情勢ですが、国においても、当初予算で初めて百兆円を超えました。しかしながら、その方向性は、中央区にとって厳しい先行きを示すものです。効果の是非はさておき、東京への一極集中是正を目指して、地方移住に最大三百万円の支援を行うなど、都心区として、日本、そして東京の牽引役たらんとする本区の意気込みをくじくものであります。また、本年十月には消費増税が予定されています。加えて、ふるさと納税による悪影響、さらには東京都との都区財政調整協議など、各種施策を支える財政面への目配りは、持続可能な発展を目指す本区にとって、一層重要であります。

 その点、平成三十一年度予算は、若人から年配者まで、住む人にとって魅力的で、快適と安全を提供しており、また、地域経済への配慮もなされており、評価できます。

 付言しますと、こうした状況の中においても、迅速性を要する築地跡地の開発と場外を初めとした本区の周辺地域との関係性、また地下鉄新線、日本橋首都高のあり方など東京の交通機能の刷新、晴海に新しくできるまちのあり方など、国や東京都との関係を深めて、議論を内実あるものとして、早期に実現していくための連携が一層求められます。

 最後に、昨秋提出しました政策要望の反映についてでありますが、そもそも我が会派がまとめた政策要望は、日ごろよりの地域住民との対話、また各種団体との意見交換を勘案、検討しまして取りまとめを行い、完成に至ったものであり、中央区の今を照らす一筋の道しるべであります。この道しるべの中でも、特に重点要望とした項目は、皆さんの漠然とした期待感や不安を具体的な施策として成就あるいは解消してほしいとの願いであったわけです。特に、弱者、少数者へのまなざしは、多様性の実現に必要不可欠であり、中央区のさらなる発展を推し進める一つの力になり得ると考えるところ、平成三十一年度予算は、中央区に集うさまざまな人々、そして場面を想定して、きめ細かく施策を展開しており、基本構想の理念を体現していると評価できます。

 以上、三つの視点より、中央区議会自由民主党議員団は、平成三十一年度各会計予算に賛成いたします。

 次に、中央区議会公明党委員よりは、次のような態度表明がなされました。

 平成三十一年度中央区各会計歳入歳出予算案に対する中央区議会公明党の態度表明を行います。

 本区では、来年に迫った東京二○二○オリンピック・パラリンピック競技大会に向け、国内外からの来街者の受け入れ環境の整備やその後を見据えた取り組みを進めるとともに、築地場外市場や首都高速道路の地下化、地下鉄新線の推進など、本区が受ける大きな環境変化への対応が必要となっております。

 また、二年連続で年間出生数が二千人を超えるなど、乳幼児数も年々増加しており、保育所の待機児童解消に向けた取り組みを強化するとともに、児童・生徒数の増に対応した学校整備など、充実を図る必要があります。さらに、今取り組んでおりますオリンピック教育の充実とともに、来年のオリンピック・パラリンピック競技大会会場への子供たちの参加におきましても、心のレガシーとして着実に推進できるようお願い申し上げます。

 本区の平成三十一年度予算案は、「「輝く未来」を次世代へ引き継ぐ―オリンピック・パラリンピックとその先へ着実に歩み続ける―」のテーマのもと、中央区基本構想に掲げる将来像「輝く未来へ橋をかける 人が集まる粋なまち」の実現に向けた取り組みとなっております。

 歳入面におきましては、人口増による特別区民税の増、国庫・都補助金の増はあるものの、ふるさと納税や法人住民税の一部国税化など、国による地方財源を都市から奪う取り組みは年々強まっており、本区においても、これらの影響は甚大で、区財政を取り巻く環境は大変厳しいものとなっております。

 一方、歳出面においては、総合防災訓練、防災拠点運営委員会訓練、地域防災フェア、防災対策優良マンション認定制度など防災対策の強化、共通買物券の発行、高齢者通いの場支援、東京合唱コンクール、民間施設の緑化促進、保育定員の拡大や保育所等安全対策強化、築地魚河岸及び場外市場への支援など諸施策の充実とともに、新規事業として、受動喫煙防止対策、新生児聴覚検査、データヘルス保健事業、地域ネズミ防除促進、地下鉄新線検討調査、江戸バスフリーWi‐Fiの整備、折り鶴プロジェクトなど、多岐にわたる角度で充実の取り組みを策定し、一般会計当初予算としては過去最大の一千三十一億三千二百七十四万九千円の予算を計上しております。

 厳しい財政環境であっても、子供から高齢者に至るまで全ての区民の福祉向上と、築地市場移転後や東京二○二○オリンピック・パラリンピック競技大会後のまちづくりを見据えた積極的な予算編成であると考えます。

 今後、区財政を取り巻く環境は予断を許さない状況の中、健全で弾力的な財政運営に努めていくことが求められます。そして、区民ニーズを踏まえた緊急度、重要度による事業の展開とともに、緑の少ない都会における街路樹や公園などの豊かな環境の整備を、中央区の将来を見据えた構想の一つとして検討していただくよう要望いたします。

 私たち中央区議会公明党は、平成三十一年度中央区各会計歳入歳出予算案の審査におきまして、さまざまな行政課題に対し、区民の目線から施策を検証し、質問を行い、提案をいたしました。区行政当局におかれましては、今後、施策の実行に当たり、可能な限りこれらの意見を反映していただくよう、心より願うものであります。

 以上申し上げ、中央区議会公明党は、平成三十一年度中央区各会計歳入歳出予算案に賛成し、態度表明といたします。

 次に、日本共産党中央区議会議員団委員よりは、次のような態度表明がなされました。

 平成三十一年度中央区各会計予算に対する日本共産党中央区議会議員団の態度表明を行います。

 三十一年度予算は、今期をもって退任すると表明された区長の最後の予算編成案です。日本共産党区議団は、中央区がどこへ向かおうとしているのか、どこへ向かうべきかという視点に立って、予算の審議に当たりました。

 中央区は、今後、急激な人口増と、築地市場なき後の築地のまちの活況維持という大きな課題に向けての対応を迫られることになります。予算審議の中では、この課題をどう乗り越えるのか、具体策が示されることはありませんでした。

 二○二三年ごろまでは、二十万都市に向けて、主にハード面の基盤整備に力を注ぐとしていますが、その後の中央区の財政は不透明であり、新しい中央区は一体どこへ向かおうとしているのか、将来的なビジョンが明確でないということも明らかになりました。人口増をさらに助長させる市街地再開発事業中心のまちづくりと、人口急増への対応に手をとられ、区民サービスは削減されるという、これまでの路線を続けていくのか、それとも、まちづくりを転換し、地方自治体の本旨である住民の福祉の増進を図ることに主眼を置く、新たな方向へかじを切るのかが、今、問われています。

 マンション建設が現在も途切れることなく続く中、ことし一月、区は、人口抑制策として、住宅の確保による容積緩和を廃止するなどの地区計画の変更を行いました。しかし、その本質は全区的なホテル建設の誘導であり、対象とならない市街地再開発事業は継続されるため、人口抑制にはつながりません。

 中央区が、都心再生、国家戦略特区構想など国や東京都の上位計画と足並みをそろえ、容積率の割り増しや区道の廃止・つけかえ、学校敷地の提供などのさまざまな優遇策をとりながら、莫大な補助金を投入して巨大開発中心のまちづくりを進めている姿勢について、日本共産党区議団は一貫して問題点を指摘してきました。しかし、区は、これからも大規模開発を進めていく姿勢を変えていません。予算案では、市街地再開発事業への助成金は九十三億円計上され、前年度の二・四倍となっています。さらに三十もの大規模開発が計画されています。

 人口急増によって、深刻な保育所待機児童問題、学校の教室不足、住環境の悪化、交通などのインフラ整備のおくれなど、さまざまなひずみが行政や区民生活に重くのしかかっています。また、国が年金、医療、介護などの予算を削減し、制度の改悪を進める中、区民に一番身近な自治体は、そうした福祉切り捨ての防波堤としての役割を果たすことが求められています。にもかかわらず、後期高齢者医療の軽減特例の廃止や国民健康保険料の連続した値上げなど、区民への負担増を進めることは容認できません。

 日本共産党区議団が毎年実施している区民アンケートには、保育園をふやしてほしいです。タワーマンションをふやして保育園は入りにくいまま、その後、学童や病児保育も足りないままでは、中央区に長く住む気がしなくなります。もう高層ビルは要らない。日当たりや風害、防災などが不安など、ことしもさまざまな声が寄せられています。

 日本共産党区議団は、区民アンケートなどに寄せられた切実な要求や政策的な要望を集約し、昨年、二○一八年九月二十七日に、八百十一項目の二○一九年度中央区予算編成に関する重点要望書を区長に提出し、積極的に予算化するよう求めてきました。

 本予算特別委員会では、各款について詳細に質疑し、問題点を指摘するとともに、具体的な提案を行ってきました。さらに、区民の命と生活を守る施策を予算化するという基本に立って、生活保護世帯への歳末見舞金・夏期見舞金の復活や、就学援助の小学校新入学児童標準服補助の増額、十八歳までの医療費無料化の拡大などを計上した予算修正案を提案しましたが、残念ながら、我が党の修正案は否決されました。

 日本共産党中央区議会議員団は、総合的に検討した結果、議案第一号「平成三十一年度中央区一般会計予算」、議案第二号「平成三十一年度国民健康保険事業会計予算」、議案第三号「平成三十一年度介護保険事業会計予算」、議案第四号「平成三十一年度後期高齢者医療会計予算」に反対します。

 なお、プレミアム付商品券を発行するための議案第二十二号「平成三十一年度中央区一般会計補正予算」には賛成します。

 区長提案の予算案には、中央区自殺対策計画(仮称)の策定や、共通買物券の増額など、一定評価できる施策もありますが、抜本的な見直しが求められる多くの課題があると考えます。

 以下、具体的な課題について述べます。

 まず、一般会計についてです。

 第一に、有料化されてから稼働率が低下し、赤字を出し続ける区立駐輪場は無料に戻すべきです。区内全体で稼働率が六一・一%と低い中、特に三一%と異常に稼働率が低い月島駅前第一駐輪場は、空きスペースを活用すべきです。

 第二に、東京一極集中を是正し、住環境を守るためにも、市街地再開発事業中心のまちづくりを見直し、持続可能な中低層のまちづくりを進めるべきです。

 第三に、住民からの反対の声が多いホテル建設を誘導する地区計画の変更は見直し、ホテルへの規制を強化すべきです。

 第四に、日本橋の首都高速道路の地下化に対し、地元では反対の声がある中で、十分な検証なしに、地下化ありきで進める姿勢を改めるべきです。

 第五に、今や二十三区では中央区と品川区のみが徴収している情報公開手数料は、無料にすべきです。手数料徴収は妥当との情報公開審議会の意見は二十五年も前の答申であり、開かれた区政とするためにも、情報公開手数料の無料化が求められます。

 第六に、ことし十月に予定されている消費税一○%増税は、区民生活はもちろん、区内中小業者・商店にも甚大な影響を与えます。区長は増税反対を表明すべきです。

 第七に、七年間で三人もの赤ちゃんが亡くなっている中央区の家庭的保育事業は、カメラの設置や保育ママを保育士資格者に限るなどの安全対策をとるべきです。また、死亡事故の検証結果が公表される前に居宅訪問型保育事業を実施することは、やめるべきです。

 第八に、十八歳までの子ども医療費無料化を、子供の貧困対策及び社会保障の改悪や増税による家計負担の増大への対策としても位置づけ、早急に実施することを求めます。

 第九に、教員の多忙化を解消し、子供ときちんと向き合える環境をつくるためにも、正規の教員や各種講師、補助員など人的配置を拡充すべきです。

 第十に、本庁舎整備は、特別出張所等の機能の再編・更新や、将来的な行政のあり方など総合的に検証し、過大な整備計画とならないようにすべきです。

 次は、特別会計についてです。

 国民健康保険は、法定外繰り入れの削減などで、新年度保険料は一人当たり約五千円引き上げられます。保険料滞納世帯に対する差し押さえは原則として禁止し、滞納者の相談活動や生活再建に力を注ぐべきです。また、他自治体で実施されている子供の均等割免除の実施を求めます。

 介護保険は、介護保険利用料三%への減額制度打ち切りなど、介護保険サービスの利用抑制につながりかねない負担増はやめるべきです。

 後期高齢者医療では、新年度には後期高齢者医療制度の軽減特例の廃止が実行に移されようとしています。年金も下がり続け、生活困窮者が増加する中、保険料の値上げがさらに高齢者を追い詰めることになります。七十五歳という年齢を重ねただけで、今まで入っていた国保や健保から追い出し、高い保険料と安上がりの差別医療を押しつける制度は即刻廃止すべきです。

 以上、各会計予算案に対する反対理由と主な課題を述べ、日本共産党区議団の態度表明を終わります。

 次に、中央区民クラブ委員よりは、次のような態度表明がなされました。

 中央区民クラブの平成三十一年度各会計歳入歳出予算に対する態度表明を行います。

 新たな基本構想、基本計画実現のために、平成三十一年度予算は大変重要な予算であると考えます。築地市場移転後の築地地区の再生や、来年開催される東京二○二○オリンピック・パラリンピック大会など、区を取り巻く状況には大きな課題があります。この目前にある課題に対して、平成三十一年度予算は、区政繁栄の出発点の一つと位置づけられるとともに、区民との協働や地域力向上を目指していく大切なものであると考えます。

 一方で、各種計画実現のためには、磐石な財政基盤の確立も必要でありますが、区の税制改正、都区財政調整のあり方などの状況も変化する中、本区の財源の確保にも課題があります。定住人口が推定二十万人を超えること、区内居住形態がマンション居住九○%程度となっている現状も考慮し、ICT、AI等を活用した、区民に寄り添う、人に優しい行政を目指し、行政改革を推進する必要があると考えます。

 この間、各款にわたり、質問、要望を行ってきました。この内容を区政に反映していただくことを強く要望します。

 東京二○二○オリンピック・パラリンピック大会に向けた準備を怠りなく実施するとともに、区政課題解決に最大限の努力をお願いし、平成三十一年度各会計歳入歳出予算に賛成いたします。

 次に、無所属委員よりは、次のような態度表明がなされました。

 平成三十一年度各会計歳入歳出予算に賛成の立場から、無所属の態度表明を行います。

 平成三十一年度予算は、「「輝く未来」を次世代へ引き継ぐ」をテーマに掲げ、子供の福祉・教育環境の充実と東京二○二○大会に向けた取り組み、そして、その先にある二十万都市を見据えた基盤整備に重点を置いた予算編成でした。

 予算編成に当たっては、将来にわたる健全な区財政を基本として、喫緊の課題に重点的、優先的に取り組み、これからも区民の方々が安心して暮らせる施策を着実に推進する予算として作成されたと認識しています。また、昨年度の決算実績に基づく事務事業の見直しや既存資産の有効活用などに努力されていると感じています。これらの積極的な取り組みを評価いたします。

 さて、今回の審議に当たりましては、より多くの方が受益を実感できるように、区民の立場、納税者の視点で質問や提案を行ってまいりました。

 歳入においては、力強い人口増加に伴う特別区民税の伸びが期待できる一方で、地方分権の流れに逆行するふるさと納税や不合理な税制改正である法人住民税の一部国税化、相次ぐ地方消費税の清算基準の見直しなど、国による税源偏在是正措置の影響を大きく受けています。平成十年以降、引き続く定住人口の増加が必ずしも増収につながるわけでないことに留意しなければなりません。

 一方、歳出においては、人口増加に伴う行財政需要の拡大や各種施設整備計画、東京二○二○大会後を見据えたまちづくりなど、さらなる財政負担の増大が予測されます。とはいえ、中央区は、晴海選手村を初めとする二十八カ所の大規模再開発、築地市場跡地の再開発、地下鉄新線の構想、首都高速道路の撤去及び地下化など壮大な事業計画があり、大きな発展の可能性を秘めています。全ての事業計画は有機的につながり、国際都市東京の価値の最大化を図り、ひいては日本の経済成長の源泉につながります。東京と日本の発展の一翼を担う中央区において、新たな政策課題に果敢に挑戦し、区民の方々の信頼と期待に応えるまちづくりを着実に推進することを望みます。

 今後は、新公会計制度により明らかとなったフルコスト情報を踏まえ、各施策の経済性、効率性、有効性、さらには公平性の観点を大切に、時代の流れに即した既存事業の大胆な見直しと新しい発想による施策の展開に努めていただき、その効果と成果を期待いたします。

 本委員会において私が申し上げました意見及び要望などを十分に反映していただくことを期待申し上げ、本予算特別委員会に付託されました平成三十一年度各会計歳入歳出予算に対する賛成の態度表明とさせていただきます。

 次に、区民と共に歩む会委員よりは、次のような態度表明がなされました。

 平成三十一年度予算特別委員会に付託された中央区各会計予算案及び一般会計補正予算案につき、区民と共に歩む会の態度表明を行います。

 中央区基本計画二○一八から二年目を迎える平成三十一年度予算案は、年少人口の増加を踏まえた、子どもを健やかに育む環境の充実、東京二○二○大会を来年に迎える取り組み、また、その先に中央区が迎える人口二十万人都市を見据えた基盤整備に要する施策など、一般会計は初めて総額一千三十一億三千二百七十四万九千円という予算編成となっております。

 区民と共に歩む会は、本区の輝く未来と粋なまちの実現に向けて設計されている新規事業二十二事業、充実事業四十事業、継続事業九十七事業、計百五十九事業について、地方財政が厳しい現状に置かれていることを踏まえ、今後の都心中央区の稼ぐ力と区民福祉の充実という二つの視点を持って質問してまいりました。

 企画費及び総務費では、ふるさと中央区応援寄附金の活用、総合防災訓練の充実について、区民費では、東京二○二○大会に向けた観光プロモーションビデオのさらなる活用と観光施策の充実について、福祉保健費では、産後ケアの取り組みと妊娠期から出産後まで切れ目のない支援に取り組む新規事業について、またウォーキングマップの推進に向けた健康施策について、教育費では、英語教育、国際教育、オリンピック・パラリンピック教育の充実についてなど、質問させていただきました。

 来年度は、本区で二回目となる国際合唱コンクール、そしてラグビーワールドカップ大会が日本で開催されます。大会関係者、観光客が中央区の魅力ある観光地を訪れるはずです。そこで、東京の稼ぎ手として、東京二○二○大会を来年に迎えるこの好機を生かし、国際観光都市中央区としての成長戦略を一層推進していただけるようお願いいたします。

 子供たちには、ふるさと中央区の歴史と文化、そして先進的な国際理解教育を学ぶ中で、各学校の特色ある教育を通し、豊かな人格を形成していけるよう、一層の公教育の充実をお願いいたします。

 産前産後の母親支援は、新生児のための支援にも通じます。これから一層新生児が誕生する中央区内において、遊び場・遊具の充実など、人口増加に対応した柔軟な施設整備をお願いいたします。

 健康施策では、区内のウォーキングマップを活用し、全世代に運動習慣の意識を持っていただく中で、今から未来を見据えた健康寿命の延伸を図っていただくようお願いいたします。

 矢田区長が就任以来、変わらずに願う恒久平和の実現と、人類繁栄の礎である平和を基本理念とする新たな基本構想を、基本計画二○一八に掲げる九つの基本政策の実現に向けた羅針盤とし、豊かな区民生活の充実と、都心区が担う稼ぎ手としての成長戦略の両輪を、速やかな実行という時間軸の中で遂行していただくよう願います。とりわけ、地方財源を取り巻く不合理な環境の影響が大きい中であっても、今後の人口動態推計を見据えながら、基金への積み立てを行うなどし、健全財政の中で、輝く未来を次世代へ引き継ぎ、着実に歩み続けるよう願います。

 区民と共に歩む会は、本委員会に付託された平成三十一年度中央区各会計予算案及び一般会計補正予算案に賛成いたします。

 以上のとおり、各会派の態度表明が終わりましたので、議案第一号、議案第二号、議案第三号及び議案第四号「平成三十一年度中央区各会計予算」について、それぞれ起立により採決いたしましたところ、起立多数をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。

 次に、議案第二十二号「平成三十一年度中央区一般会計補正予算」について、起立により採決いたしましたところ、全員賛成をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。

 よって、本特別委員会の決定どおり、御賛成いただきますようお願い申し上げまして、付託を受けました五議案の審査経過並びに結果の御報告といたします。(拍手)

○議長(礒野 忠議員) 
 報告を終わります。

 まず、議案第一号について、起立により採決いたします。本案を可決することに賛成の皆さんは御起立を願います。

     〔賛成者起立〕

○議長(礒野 忠議員) 
 起立多数と認めます。──御着席願います。よって、日程第二、議案第一号は原案のとおり可決されました。

 次に、議案第二号について、起立により採決いたします。本案を可決することに賛成の皆さんは御起立を願います。

     〔賛成者起立〕

○議長(礒野 忠議員) 
 起立多数と認めます。──御着席願います。よって、日程第二、議案第二号は原案のとおり可決されました。

 次に、議案第三号について、起立により採決いたします。本案を可決することに賛成の皆さんは御起立を願います。

     〔賛成者起立〕

○議長(礒野 忠議員) 
 起立多数と認めます。──御着席願います。よって、日程第二、議案第三号は原案のとおり可決されました。

 次に、議案第四号について、起立により採決いたします。本案を可決することに賛成の皆さんは御起立を願います。

     〔賛成者起立〕

○議長(礒野 忠議員) 
 起立多数と認めます。──御着席願います。よって、日程第二、議案第四号は原案のとおり可決されました。

 次に、議案第二十二号について、お諮りいたします。本案を可決することに御異議ありませんか。

     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○議長(礒野 忠議員) 
 御異議なしと認めます。よって、日程第二、議案第二十二号は原案のとおり可決されました。


○議長(礒野 忠議員) 
 次に、日程第三を議題といたします。

     〔田野議会局長朗読〕


日程第三

 議案第五号 平成三十年度中央区一般会計補正予算

 議案第六号 平成三十年度中央区国民健康保険事業会計補正予算

 議案第七号 平成三十年度中央区介護保険事業会計補正予算

 議案第八号 平成三十年度中央区後期高齢者医療会計補正予算

         (二月二十六日 企画総務委員会付託に続いて)


○議長(礒野 忠議員) 
 本案について、企画総務委員会の報告を鈴木委員長より願います。

     〔二十二番 鈴木久雄議員登壇〕

○二十二番(鈴木久雄議員) 
 ただいまより、去る二月二十六日の本会議において本委員会に付託を受けました議案第五号、議案第六号、議案第七号及び議案第八号「平成三十年度中央区各会計補正予算」につきまして、審査の経過並びに結果の御報告を申し上げます。

 今回の補正は、一般会計におきましては、「職員の給与費」の減額、「ふるさと中央区応援寄附を活用した団体支援」の減額、「交通環境改善支援事業」、「市街地再開発事業助成」、「まちづくり支援事業」及び「住宅・建築物耐震改修等支援事業」の減額及び「特別会計への繰出金」の減額があるものの、「公衆便所の整備費」の増額、「財政積立金」の計上により、四十二億七百四十九万一千円を追加し、予算総額を九百三十三億六百一万三千円に補正するものであります。

 また、繰越明許費として、「いきいき桜川の改築及び桜川地域密着型特別養護老人ホーム等の整備」ほか二件を追加するものであります。

 国民健康保険事業会計におきましては、「総務費」の減額があるものの、「諸支出金」の計上により、二億二千七百五十万二千円を追加し、予算総額を百三十二億五千六百十七万九千円に補正するものであります。

 介護保険事業会計におきましては、「総務費」の減額があるものの、「基金積立金」の計上により、八千二百七十九万八千円を追加し、予算総額を八十六億五千百九十三万一千円に補正するものであります。

 後期高齢者医療会計におきましては、「総務費」の減額があるものの、「広域連合納付金」及び「諸支出金」の計上により、一億六百十万七千円を追加し、予算総額を二十八億七百三十七万円に補正するものであります。

 付託を受けました議案の審査に当たり、本委員会は二月二十七日に開会し、理事者より各会計一括して款別に説明を受け、一括して質疑を行いました。

 審査終了後、議案第五号、議案第六号、議案第七号及び議案第八号について、それぞれ起立により採決したところ、いずれも全員賛成をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。

 よって、本委員会の決定のとおり御賛成いただきますようお願い申し上げまして、付託を受けました議案の審査経過並びに結果の御報告といたします。(拍手)

○議長(礒野 忠議員) 
 報告を終わります。

 まず、議案第五号について、お諮りいたします。本案を可決することに御異議ありませんか。

     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○議長(礒野 忠議員) 
 御異議なしと認めます。よって、日程第三、議案第五号は原案のとおり可決されました。

 次に、議案第六号について、お諮りいたします。本案を可決することに御異議ありませんか。

     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○議長(礒野 忠議員) 
 御異議なしと認めます。よって、日程第三、議案第六号は原案のとおり可決されました。

 次に、議案第七号について、お諮りいたします。本案を可決することに御異議ありませんか。

     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○議長(礒野 忠議員) 
 御異議なしと認めます。よって、日程第三、議案第七号は原案のとおり可決されました。

 次に、議案第八号について、お諮りいたします。本案を可決することに御異議ありませんか。

     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○議長(礒野 忠議員) 
 御異議なしと認めます。よって、日程第三、議案第八号は原案のとおり可決されました。


○議長(礒野 忠議員) 
 次に、日程第四を議題といたします。

     〔田野議会局長朗読〕


日程第四

 議案第九号 中央区個人情報の保護に関する条例の一部を改正する条例

 議案第十号 中央区債権管理条例

 議案第十七号 佃公園(佃堀東側)整備工事請負契約の一部変更について

 議案第十八号 建物の購入について

 議案第十九号 土地負担付き譲与契約

 議案第二十三号 中央区職員の勤務時間、休日、休暇等に関する条例の一部を改正する条例

         (二月二十六日 企画総務委員会付託に続いて)


○議長(礒野 忠議員) 
 本案について、企画総務委員会の報告を鈴木委員長より願います。

     〔二十二番 鈴木久雄議員登壇〕

○二十二番(鈴木久雄議員) 
 ただいまより、去る二月二十六日の本会議において本委員会に付託を受けました議案につきまして、審査結果の御報告を申し上げます。

 本委員会は、二月二十八日に開会し、慎重な質疑を行いました。

 付託された議案第九号「中央区個人情報の保護に関する条例の一部を改正する条例」、議案第十号「中央区債権管理条例」、議案第十七号「佃公園(佃堀東側)整備工事請負契約の一部変更について」、議案第十八号「建物の購入について」、議案第十九号「土地負担付き譲与契約」、議案第二十三号「中央区職員の勤務時間、休日、休暇等に関する条例の一部を改正する条例」につきましては、いずれも原案のとおり可決すべきものと決しました。

 以上、本委員会の結果報告といたします。(拍手)

○議長(礒野 忠議員) 
 報告を終わります。

 まず、議案第九号について、お諮りいたします。本案を可決することに御異議ありませんか。

     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○議長(礒野 忠議員) 
 御異議なしと認めます。よって、日程第四、議案第九号は原案のとおり可決されました。

 次に、議案第十号について、お諮りいたします。本案を可決することに御異議ありませんか。

     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○議長(礒野 忠議員) 
 御異議なしと認めます。よって、日程第四、議案第十号は原案のとおり可決されました。

 次に、議案第十七号について、お諮りいたします。本案を可決することに御異議ありませんか。

     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○議長(礒野 忠議員) 
 御異議なしと認めます。よって、日程第四、議案第十七号は原案のとおり可決されました。

 次に、議案第十八号について、お諮りいたします。本案を可決することに御異議ありませんか。

     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○議長(礒野 忠議員) 
 御異議なしと認めます。よって、日程第四、議案第十八号は原案のとおり可決されました。

 次に、議案第十九号について、お諮りいたします。本案を可決することに御異議ありませんか。

     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○議長(礒野 忠議員) 
 御異議なしと認めます。よって、日程第四、議案第十九号は原案のとおり可決されました。

 次に、議案第二十三号について、お諮りいたします。本案を可決することに御異議ありませんか。

     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○議長(礒野 忠議員) 
 御異議なしと認めます。よって、日程第四、議案第二十三号は原案のとおり可決されました。


○議長(礒野 忠議員) 
 次に、日程第五を議題といたします。

     〔田野議会局長朗読〕


日程第五

 議案第十五号 中央区立小学校及び中学校の学校医、 学校歯科医及び学校薬剤師の公務災害補償に関する条例の一部を改正する条例

 議案第十六号 中央区立学校設備使用料条例の一部を改正する条例

 議案第二十五号 中央区立幼稚園教育職員の勤務時間、休日、休暇等に関する条例の一部を改正する条例

         (二月二十六日 区民文教委員会付託に続いて)


○議長(礒野 忠議員) 
 本案について、区民文教委員会の報告を田中委員長より願います。

     〔十二番 田中耕太郎議員登壇〕

○十二番(田中耕太郎議員) 
 ただいまより、去る二月二十六日の本会議において本委員会に付託を受けました議案につきまして、審査結果の御報告を申し上げます。

 本委員会は、三月四日に開会し、慎重な質疑を行いました。

 付託された議案第十五号「中央区立小学校及び中学校の学校医、学校歯科医及び学校薬剤師の公務災害補償に関する条例の一部を改正する条例」、議案第十六号「中央区立学校設備使用料条例の一部を改正する条例」、議案第二十五号「中央区立幼稚園教育職員の勤務時間、休日、休暇等に関する条例の一部を改正する条例」につきましては、いずれも原案のとおり可決すべきものと決しました。

 以上、本委員会の結果報告といたします。(拍手)

○議長(礒野 忠議員) 
 報告を終わります。

 まず、議案第十五号について、お諮りいたします。本案を可決することに御異議ありませんか。

     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○議長(礒野 忠議員) 
 御異議なしと認めます。よって、日程第五、議案第十五号は原案のとおり可決されました。

 次に、議案第十六号について、お諮りいたします。本案を可決することに御異議ありませんか。

     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○議長(礒野 忠議員) 
 御異議なしと認めます。よって、日程第五、議案第十六号は原案のとおり可決されました。

 次に、議案第二十五号について、お諮りいたします。本案を可決することに御異議ありませんか。

     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○議長(礒野 忠議員) 
 御異議なしと認めます。よって、日程第五、議案第二十五号は原案のとおり可決されました。


○議長(礒野 忠議員) 
 次に、日程第六を議題といたします。

     〔田野議会局長朗読〕


日程第六

 議案第十一号 中央区心身障害者福祉手当条例の一部を改正する条例

 議案第二十一号 権利の放棄について

 議案第二十四号 中央区国民健康保険条例の一部を改正する条例

         (二月二十六日 福祉保健委員会付託に続いて)


○議長(礒野 忠議員) 
 本案について、福祉保健委員会の報告を渡部委員長より願います。

     〔三十番 渡部博年議員登壇〕

○三十番(渡部博年議員) 
 ただいまより、去る二月二十六日の本会議において本委員会に付託を受けました議案につきまして、審査結果の御報告を申し上げます。

 本委員会は、三月一日に開会し、慎重な質疑を行い、付託された議案について、それぞれ採決をいたしましたところ、次のとおり決しました。

 まず、議案第十一号「中央区心身障害者福祉手当条例の一部を改正する条例」、議案第二十一号「権利の放棄について」、以上二議案につきましては、いずれも原案のとおり可決すべきものと決しました。

 次に、議案第二十四号「中央区国民健康保険条例の一部を改正する条例」につきましては、小栗委員から、次のような意見がありました。

 議案第二十四号「中央区国民健康保険条例の一部を改正する条例」に対する反対意見を述べます。

 本議案は、国民健康保険法施行令の一部を改正する政令の施行等に伴う、保険料率、賦課限度額の改定及び均等割額から減額する額の改定を主な内容としています。

 昨年四月から、国民健康保険事業は都道府県単位で運営する大きな制度改革が始まりました。都は区へ保険給付に要する費用を全額交付し、区は都が決定する国民健康保険事業費納付金を納付することになります。新年度の納付金は約四十九億円で、前年比八千万円増、一方、被保険者数は六百五十人減なので、保険料の負担増要因となっています。

 保険料率の改定では、保険料の基礎賦課分及び後期高齢者支援費分で所得割は○・○五%引き下げ九・四九%に、均等割は五万二千二百円へ一千二百円増額するというものです。

 保険料の均等割軽減制度の判定所得の見直しについては、所得金額の引き上げによって、五割軽減と二割軽減の対象者を広げることになるので、評価するものです。

 今回の改定で、中央区での一人当たり保険料は十四万八千八十円に、四十歳以上六十五歳未満の人は介護納付金も合わせると十八万三千二百十八円になります。モデルケースとして示された収入二百万円の給与所得者三人世帯で、保険料は二十四万六千円、収入の一二%を占めるものになっています。また、保険料の増加率は、収入が低い世帯ほど高くなっています。今でも高過ぎて払えないと悲鳴が上がっているのに、保険料を引き上げることは容認できません。

 国民健康保険における法定外繰り入れの削減・解消を目指す制度改革で、保険料が引き上がる要因となっていることは問題です。

 第一に、制度改革に伴う公費財政支援策として、国が毎年三千四百億円、都独自に二○一九年度十一億円を行うとしていますが、国保の財政を支えるために、公費負担を抜本的にふやすべきです。

 第二に、特別区の激変緩和措置で納付金額の五%相当額を法定外繰り入れで対応するとしていますが、六年間で繰り入れをなくすため、毎年一%ずつ減らし、法定外繰り入れを二○二三年には解消する予定です。繰り入れ措置は継続すべきです。

 第三に、中央区における法定外繰入額は、特別区の激変緩和措置による二億四千五百万円と、区独自の介護納付金分で四千七百万円となっているとのことです。しかし、制度改革前の二○一七年度には、国保への法定外繰り入れは四億九千万円計上されていました。新年度は、実質二億九千万円に激減しています。保険料を引き下げるためには、法定外繰り入れを増額することが必要です。

 第四に、協会けんぽなどの被用者保険と比べて、保険料が著しく高くなる大きな要因となっている均等割は、家族が一人ふえるごとに五万二千二百円加算され、特に多子世帯に重い負担となっています。区は、政令上、一律の軽減制度はできないとしていますが、他自治体では、既に多子世帯への減免制度を導入しています。子育て支援に逆行する不合理な政令を改定するよう働きかけることとあわせ、他自治体の取り組みを参考にして、多子世帯への均等割の軽減策を図るべきです。

 国民健康保険は、憲法二十五条に基づく社会保障の制度です。財政の安定化だとして、国保加入者に保険料負担の引き上げを求める道は破綻しています。持続可能な医療保険制度を構築するというのであれば、全国知事会が政府に要望している一兆円の公費負担増を行い、財政の安定化を図って、保険料を協会けんぽ並みに引き下げるべきです。国民皆保険制度が根底から破壊されかねない国民健康保険料の値上げを認めることはできません。

 以上の理由で、日本共産党中央区議会議員団は議案第二十四号に反対します。

 小栗委員からの発言後、本議案について採決をいたしましたところ、原案のとおり可決すべきものと決しました。

 以上、本委員会の結果報告といたします。(拍手)

○議長(礒野 忠議員) 
 報告を終わります。

 まず、議案第十一号について、お諮りいたします。本案を可決することに御異議ありませんか。

     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○議長(礒野 忠議員) 
 御異議なしと認めます。よって、日程第六、議案第十一号は原案のとおり可決されました。

 次に、議案第二十一号について、お諮りいたします。本案を可決することに御異議ありませんか。

     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○議長(礒野 忠議員) 
 御異議なしと認めます。よって、日程第六、議案第二十一号は原案のとおり可決されました。

 次に、議案第二十四号について、お諮りいたします。本案は、起立により採決いたします。本案を可決することに賛成の皆さんは御起立を願います。

     〔賛成者起立〕

○議長(礒野 忠議員) 
 起立多数と認めます。──御着席願います。よって、日程第六、議案第二十四号は原案のとおり可決されました。


○議長(礒野 忠議員) 
 次に、日程第七を議題といたします。

     〔田野議会局長朗読〕


日程第七

 議案第十二号 中央区道路占用料等徴収条例の一部を改正する条例

 議案第十三号 中央区立公園条例の一部を改正する条例

 議案第十四号 中央区立まちづくり支援用施設条例の一部を改正する条例

 議案第二十号 訴えの提起について

         (二月二十六日 環境建設委員会付託に続いて)


○議長(礒野 忠議員) 
 本案について、環境建設委員会の報告を富永委員長より願います。

     〔十三番 富永 一議員登壇〕

○十三番(富永 一議員) 
 ただいまより、去る二月二十六日の本会議において本委員会に付託を受けました議案につきまして、審査結果の御報告を申し上げます。

 本委員会は、三月四日に開会し、慎重な質疑を行いました。

 付託された議案第十二号「中央区道路占用料等徴収条例の一部を改正する条例」、議案第十三号「中央区立公園条例の一部を改正する条例」、議案第十四号「中央区立まちづくり支援用施設条例の一部を改正する条例」、議案第二十号「訴えの提起について」につきましては、いずれも原案のとおり可決すべきものと決しました。

 以上、本委員会の結果報告といたします。(拍手)

○議長(礒野 忠議員) 
 報告を終わります。

 まず、議案第十二号について、お諮りいたします。本案を可決することに御異議ありませんか。

     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○議長(礒野 忠議員) 
 御異議なしと認めます。よって、日程第七、議案第十二号は原案のとおり可決されました。

 次に、議案第十三号について、お諮りいたします。本案を可決することに御異議ありませんか。

     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○議長(礒野 忠議員) 
 御異議なしと認めます。よって、日程第七、議案第十三号は原案のとおり可決されました。

 次に、議案第十四号について、お諮りいたします。本案を可決することに御異議ありませんか。

     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○議長(礒野 忠議員) 
 御異議なしと認めます。よって、日程第七、議案第十四号は原案のとおり可決されました。

 次に、議案第二十号について、お諮りいたします。本案を可決することに御異議ありませんか。

     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○議長(礒野 忠議員) 
 御異議なしと認めます。よって、日程第七、議案第二十号は原案のとおり可決されました。


○議長(礒野 忠議員) 
 次に、日程第八を議題といたします。

     〔田野議会局長朗読〕


日程第八

 議員提出議案第一号 中央区議会議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部を改正する条例


○議長(礒野 忠議員) 
 提案者の説明を願います。

     〔二十四番 石田英朗議員登壇〕

○二十四番(石田英朗議員) 
 ただいま上程されました議員提出議案第一号「中央区議会議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部を改正する条例」につきまして、提案者を代表して、提案の理由を御説明いたします。

 本案は、区議会議員の公用車利用時における費用弁償の取り扱いにつきまして、費用弁償の明確化や、公用車利用の趣旨等、総合的に勘案し、本年五月から見直すこととするものであります。

 よろしく御審議の上、何とぞ満場一致をもって本案に御賛同いただきますようお願い申し上げまして、提案理由の説明といたします。(拍手)

○議長(礒野 忠議員) 
 本案は、委員会付託を省略し、直ちにお諮りいたします。本案を可決することに御異議ありませんか。

     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○議長(礒野 忠議員) 
 御異議なしと認めます。よって、日程第八、議員提出議案第一号は原案のとおり可決されました。


○議長(礒野 忠議員) 
 次に、日程第九、「議会閉会中の継続審査」について。

 ここで、ただいま各種委員会委員長より、各委員会に付託を受けております事件について、議会閉会中の継続審査の申し出がなされておりますので、その一覧表をお手元に配付いたします。

     〔議会局職員「各種委員会継続審査申出事件一覧表」を配付〕

○議長(礒野 忠議員) 
 お諮りいたします。本件の申し出をそれぞれ承認することに御異議ありませんか。

     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○議長(礒野 忠議員) 
 御異議なしと認めます。よって、本件の申し出をそれぞれ承認することに決しました。


○二十三番(瓜生正高議員) 
 議事進行について動議を提出いたします。

 今期定例会に提出されました案件は、全て終了したことと存じますので、これをもって閉会されるようお諮り願います。

     〔「賛成」と呼ぶ者あり〕

○議長(礒野 忠議員) 
 ただいま提出されました動議は賛成者がありますので、成立いたしました。よって、直ちにこれを議題といたします。

 お諮りいたします。ただいまの動議に御異議ありませんか。

     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○議長(礒野 忠議員) 
 御異議なしと認めます。よって、会議を閉じます。


○議長(礒野 忠議員) 
 ここで矢田区長より挨拶があります。

     〔区長 矢田美英君登壇〕

○区長(矢田美英君) 
 区議会終了に当たり、一言御挨拶申し上げます。

 去る二月二十二日から本日に至る今期定例会に御提案申し上げました案件につきましては、いずれも原案どおり御決定をいただき、まことにありがとうございます。

 この間、平成三十一年度各会計予算及び一般会計補正予算につきましては、予算特別委員会を設置し、その審査を付託され、平成三十年度各会計補正予算のほか、条例等の案件につきましては、各所管の常任委員会にその審査を付託され、極めて御熱心なる審査をいただいた上、いずれも原案どおり可決を賜り、また、審査の過程では貴重な御意見等を賜りまして、ここに重ねて厚く御礼申し上げます。

 さて、私の任期も余すところ、あと一カ月余りとなりました。

 所信でも申し述べさせていただきましたが、昭和六十二年の初当選以来、今日までの三十二年間、区政に携わることができ、特に当時からの悲願であった人口回復、快適な都心居住の推進に大きな成果を上げられましたことは、ひとえに区民の皆様、議員各位の多大なる御支援、御協力のたまものであります。改めまして、ここに衷心より厚く御礼申し上げる次第であります。

 議員各位におかれましては、このたびの定例会が今任期最後の区議会でございます。来る区議会議員選挙では、今期をもって御勇退される方もいらっしゃると伺っておりますが、願わくば全員当選の栄誉を勝ち取られまして、再びこの議場にて、区政の伸展のために、さらなる御活躍をいただきますよう祈念いたしております。

 ますます御健康にて、中央区の発展のために一層の御尽力を賜りますよう心からお願い申し上げまして、御礼の御挨拶といたします。

 まことにありがとうございました。

○議長(礒野 忠議員) 
 挨拶を終わります。


○議長(礒野 忠議員) 
 さらに、ここで、本年三月三十一日をもって退職されます総務部長田中武さん、中央区保健所長中橋猛さん、学校施設課長染谷修一さんに対し、長年にわたり本区行政に尽力されました功績に報いるため、ここに議会の名をもって感謝状及び記念品の贈呈を行います。

     〔田中武君、中橋 猛君、染谷修一君、議会局職員に導かれて議場に入る〕

     〔礒野議長退席、演壇に登り、感謝状を朗読〕


  感  謝  状

                  田 中   武 様

 あなたは中央区に在職中区政の伸展に尽力されその功績はまことに大であります このたび退職されるにあたりここに記念品を贈り深く謝意を表します

  平成三十一年三月十九日

                  中 央 区 議 会

     〔礒野議長、右の感謝状とともに、記念品を贈呈〕

     〔拍手起こる〕


  感  謝  状

                  中 橋   猛 様

 あなたは中央区に在職中区政の伸展に尽力されその功績はまことに大であります このたび退職されるにあたりここに記念品を贈り深く謝意を表します

  平成三十一年三月十九日

                  中 央 区 議 会

     〔礒野議長、右の感謝状とともに、記念品を贈呈〕

     〔拍手起こる〕


  感  謝  状

                  染 谷 修 一 様

 あなたは中央区に在職中区政の伸展に尽力されその功績はまことに大であります このたび退職されるにあたりここに記念品を贈り深く謝意を表します

  平成三十一年三月十九日

                  中 央 区 議 会

     〔礒野議長、右の感謝状とともに、記念品を贈呈〕

     〔拍手起こる〕


○議長(礒野 忠議員) 
 ここで、ただいま感謝状を受けられました三名を代表いたしまして、田中武さんより挨拶があります。

     〔総務部長 田中武君登壇〕

○総務部長(田中武君) 
 貴重なお時間を拝借いたしまして、一言御礼の御挨拶を申し上げます。

 ただいま、私たち三名の退職に際しまして、中央区議会から御丁重なる感謝状と記念品を頂戴いたしましたこと、まことにありがたく、心から深く御礼申し上げます。

 今、定年という時を迎え、改めて来し方を振り返ってみますと、まさに一瞬の出来事であったような気がいたします。しかしながら、間違いなく申せますことは、私たちにとりまして、この歴史と伝統ある中央区に勤務することができましたことは、大変大きな喜びであり、誇りであったということでございます。

 私ごとではございますが、この間、議会局長などの職務や和装愛好会などのクラブ活動を通じまして、区議会の皆様方から、公私にわたり一方ならぬ御指導、御鞭撻と、そして本当に心温まる御厚誼を賜りました。言葉では語り尽くせない感謝の思いでいっぱいでございます。改めて、厚く御礼申し上げます。

 私たち三名、もとより大変微力ではございますが、これまでの経験を生かし、退職後も、それぞれのかかわり方で、我がまち中央区に少しでも御恩返しができればと考えておりますので、今後とも変わらぬ御厚情をいただけますよう、何とぞよろしくお願い申し上げます。

 結びに、我がまち中央区が、そして中央区議会が、ますます御発展されますとともに、皆様がいよいよ御健勝、御多幸で、さらなる飛躍を遂げられますことを心から御祈念申し上げまして、甚だ簡単ではございますが、御礼の御挨拶とさせていただきます。

 長い間、本当にありがとうございました。(拍手)

○議長(礒野 忠議員) 
 挨拶を終わります。

     〔田中武君、中橋 猛君、染谷修一君、議会局職員に導かれて退場〕


○議長(礒野 忠議員) 
 これをもって、平成三十一年第一回中央区議会定例会を閉会いたします。

     午後三時十九分 閉会


署名議員
議長 礒野 忠
議員 志村 孝美
議員 押田 まり子

お問い合わせ先:区議会議会局調査係 
電話:03-3546-5559

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