令和元年 環境建設委員会(7月23日)
1.開会日時
令和元年7月23日(火)
午前10時 開会
午後4時14分 閉会
2.開会場所
第一委員会室
3.出席者
(7人)
委員長 墨 谷 浩 一
副委員長 奥 村 暁 子
委 員 押 田 まり子
委 員 中 嶋 ひろあき
委 員 瓜 生 正 高
委 員 太 田 太
委 員 二 瓶 文 徳
議 長 (押 田 まり子)
4.議会局職員
(11人)
吉田副区長
望月環境土木部長
三留環境政策課長
石田環境推進課長
池田水とみどりの課長
落合道路課長
石井中央清掃事務所長
松岡都市整備部長
斎藤都市計画課長
栗村地域整備課長
福島副参事(まちづくり事業・特命担当)
5.議会局職員
伊藤議会局長
一瀬議事係長
桝谷書記
酒井書記
6.議題
- 環境保全及び建設行政の調査について
(午前10時 開会)
○墨谷委員長 ただいまより環境建設委員会を開会いたします。
本日、区長及び都市計画事業担当課長は欠席いたしますので、御了承願います。
次に、理事者報告。
○望月環境土木部長
1 平成30年度江戸バス乗車実績等について(資料1)
2 環境マネジメントシステム運用の見直しについて(資料2)
3 平成30年度中央区役所温室効果ガス排出量等について(資料3)
4 中央区無電柱化計画の改定について(資料4)
○松岡都市整備部長
5 まちづくり協議会の報告(資料5)
以上5件報告
○墨谷委員長 ありがとうございました。
次に、発言の時間制について。発言の持ち時間制につきましては、既に御承知のとおりですので、よろしくお願い申し上げます。ただいまの時刻は午前10時14分、自由民主党さん54分、公明党21分、日本共産党さん21分、未来会議さん10分となります。
それでは、理事者報告に対する質疑に入ります。
発言を願います。
副委員長は委員席へお移り願います。
○奥村委員 それでは、何点か質問させていただきます。
まず、資料1の平成30年度江戸バス乗車の実績等について伺います。
先日、中央大橋の上で、コミュニティサイクルを利用している方たちが、外国人のグループだったんですけれども、ガイドのような方を1人引き連れて、皆さんで中央大橋で自転車をとめて記念撮影しているような場面を見たんです。コミュニティサイクルでは、そういうふうに、ちょっとしたツアーのようなものだとか、観光のようなもので活用されている様子が見受けられたんですけれども、江戸バスについては、観光での活用とか、観光協会ですとか東京都の商工観光分野などとの連携で、ツアーのようなものを組んで江戸バスの乗車率を上げるとか、そういうことはされているのかどうか。今後の計画などもあれば、ぜひ教えていただきたいと思います。
○三留環境政策課長 江戸バスについてでございます。
現在のところ、江戸バスを活用して観光に資するツアー云々の計画はございません。これまでも、企画したことはございません。
ただ、区民部の中央区観光商業まつりの際に乗っていただいたりとか、エコまつりに江戸バスを会場に持っていって、区民の皆様に乗っていただいて写真を撮ったりとか、そういった形でのPRはさせていただいております。それから、テレビの、最近はやりの旅番組等々でも、かなり江戸バスを取り上げていただいておりますので、そういった点でのPRが、今現在、効いているのではないのかなと考えているところでございます。
今後の予定というところでは、まだそういったものに関しては検討していない状況でございます。
以上でございます。
○奥村委員 乗車率を上げていくためにも、観光での活用という部分を進めていくとよいのではないかと思うんです。
旅番組などでも取り上げられたというのは、区のほうからアピールしてということではなくて、放送する企業の番組のほうで勝手に撮影したというか、そういうことなのか、今後、そういったところへの売り込みというか、中央区も歴史ある場所がたくさんありますし、やはり観光資源を有効に使っていこうということは、江戸バスだけではなくて、中央区全体で力を入れて進めている問題なので、ぜひそういうことも積極的に進めていただきたいと思うんですが、そのあたりについてのお考えをお聞きしたいと思います。
○三留環境政策課長 江戸バスのテレビ番組への売り込みということでございます。
基本的には、江戸バス自体を売り込むということではなくて、一つの考え方としては、地域の観光であるとか、もしくはちょうど乗り継ぎの車両だったということで、テレビ局のほうの企画の中で取り上げられたものでございます。区のほうからの提案ということは、一切ございません。
今後ですけれども、江戸バス自体で区の観光というよりは、まずは、とりあえず地域の皆様の足としての江戸バス、課題もまだ残ってございますので、そういった課題も解決しながら、今後検討していきたいと思っております。
以上でございます。
○奥村委員 江戸バスだけではなくて、いろいろ区内の名所というか、ドラマとか映画のようなもので、これまでにも撮影で使われたということがあったと思うんですけれども、以前、中央区からのアピールもあったような話も聞いていたかなと思うので、江戸バスなども、そういうことができればと思うんです。まず、区民、住民の方の足としての機能を上げていく、それはもちろんもっともで、大事なことですけれども、もし利用率がいろいろな形で上がっていけば、それがまた区民にも返ってくるというか、それでまた台数や本数をふやしていくとか、そういう展開にもなると思うので、やはり積極的に江戸バスのアピールに今後力を入れていただきたいということは要望させていただきます。
次に、資料5のまちづくり協議会の報告についてです。
3回開かれていますけれども、一番上の勝どき・豊海地区、勝どき五・六丁目、豊海分会のまちづくり協議会を傍聴した方からお話を聞いたんですが、私自身は都合が合わずに行けなかったんですけれども、そのときに、東京2020大会時の車の流れについての説明はいろいろあったようですが、歩行者、住民の方たちの人の流れ、人の交通という部分での説明が、全くなかったのか、余りなかったということなのか、そのあたりが不満だったというような声も聞いたんです。車両がどう動くかによって、人の流れも決まるところがありますから、関連性はあるので、車両の動き方ももちろん重要だと思うんですけれども、地域の方で徒歩で日常的に移動されているような、高齢者の方であったり、お子さんであったり、そういう方向けの歩行者の動きというか、流れにもう少し特化したような説明があってもよいのではないかと、その方の感想を聞いて私は思ったんです。そのあたりをどういうふうに区としては考えているのかという点をお聞きしたいと思います。
それと、東京2020大会における交通計画に伴う4地区合同協議会が設置されるということも報告されていました。オリパラの組織委員会と区と4つの地区、銀座、築地、勝どき・豊海で1つ、晴海と、この4地区で設置が予定されているということで、資料によると、案件に応じて随時開催ということですけれども、イメージとしては、案件というのがどの程度出てきて、どの程度の頻度で開かれることになるのかということと、地域代表者2名程度選出となっているんですけれども、これはどういった方々なのか。
地域の代表者2名ということで十分なのかどうかとか、地域の代表者の方から、地域に住んでいる住民の方たちまで、4地区合同協議会で話されたことがどういうふうに広く伝わっていくことになるのかとか、人数として、そもそも十分なのか、そういうことも含めて、お考えをお聞きしたいと思いますので、よろしくお願いします。
○落合道路課長 徒歩の人の交通計画といったところについてでございます。
前回のまちづくり協議会の中では、東京都及び組織委員会のほうで検討されている交通計画の現在の状況についての報告がなされたといった状況でございます。区としては、勝どき駅から選手村に向けて、選手村周辺で発生するボランティアの方とか、選手村を運営する方なども、勝どき駅等を利用しながら各施設に向かうということも想定されておりますので、そうした混雑の状況、また、それに対する対策なども求めていっている状況でございます。
こういったことにつきましては、今後、12月に輸送運営計画のバージョン2が出されることになっておりますので、計画、対策が定まった段階で公表されていくと。先ほどお話がありました4つのまちづくり協議会等に、公表され次第、発表していくといった状況でありますので、前回のまちづくり協議会においては、現段階で検討されている、定まっている交通計画が示されたということで、今後、順次、都及び組織委員会のほうから報告がなされる状況であると考えております。
以上でございます。
○栗村地域整備課長 私のほうからは、4地区合同協議会についての御質問にお答えいたします。
案件に応じて開催するという形で、今回、4地区の合同協議会の開催を区のほうから提案したところでございます。オリンピック・パラリンピックに関する交通問題については、東京都、それから組織委員会のほうから、この秋までに地元の交通対策に対する概要を固めたいという意向が示されており、期間がかなり限られている中で、今回開いたように、各地区のまちづくり協議会を開くという開催頻度では、なかなかこの問題には対応できないだろうというところで、特に晴海通り、環2が中央区の中でのオリンピック・パラリンピックに関する交通のメーンになるところですから、この4地区について集中的に議論をしましょう、協議をしましょうということで開いたということです。そういった意味でいきますと、こちらからの課題の提起、それから、それに対する東京都、組織委員会の回答というのは、こちらから投げかけて、彼らから戻ってくるというところができ次第、随時開催するということで、開催時期については、その時期が見えたら構成員の方に連絡するという形でお伝えをしているところでございます。
人数については、4地区から2名程度ずつの構成員をというところで、8人から、多くて10人とか、それぐらいの人数になるわけでございますが、構成員の方々と随時日程調整等を行っていくという意味でいきますと、ある程度、まちづくり協議会の構成員の中から代表の方を選んでいくというのが合理的ではないかという判断の中で、代表の方を各まちづくり協議会の中で選んでいただいているということでございます。
ですので、今回、代表として選出された構成員の方については、各まちづくり協議会の構成員の方に随時そういった形の情報提供をしていただきながら、議論については集中的に進んでいくと。こちらのまちづくり協議会でもお話ししたとおり、その概要が固まったところで、また各地区のまちづくり協議会の中で結果を報告するといった形の流れを考えているところでございます。
以上です。
○奥村委員 いずれにしても、余り時間がないわけなので、スピードアップを図っていくことが大事だと思うんです。12月にまた新たに輸送計画が出て、それを区も受けて、また対応も新たに図っていくということですけれども、それも随分先だなという感じもします。再三いろいろな委員の方からも言われていることだと思うんですけれども、区からもっと情報をとっていくというか、十分やっていると思われるかもしれませんが、もう来年の夏のことで、車両自体はもっと早い時期からどんどん動いていくわけですから、4地区も、より集中的に議論を深めるために設置されるということなので、この地区の合同協議会を充実したものにしていく必要があるんだろうと思います。
委員の方が2人程度ということですけれども、こちら側から区のほう、あるいは委員の方から出た疑問であったり、不安であったりを随時組織委員会のほうに投げて、その都度、返答が来れば随時開くということですが、まちの方たちの不安とか疑問をどれだけ広く集められるか。それを随時、常に組織委員会にぶつけていくような体制がないと、スピード的には間に合わないのかなという思いもあるんです。そのあたりは、住民からの疑問とかを、どういう形で、より頻繁に、より小まめに集めていくのかという工夫があれば、お聞きしたいと思います。
それと、随時開催は非常に大事だと思うんですけれども、そう頻繁だと、委員の方たちも御都合があったり、忙しかったりすれば出席できないということが出てくるとすれば、それがまた地域に返されていくことにも影響が出てくるのかなと思うんです。そういった意味で、委員の方がもし欠席されるような場合には、代理で出席していただくようなバックアップというか、とにかくいろいろな疑問が出されれば、それを随時組織委員会に投げて、随時返事をもらって、それが常に地域に情報として回っていくような一連の流れが必要なのかなと思うんですけれども、そのあたりについても、もう少しお話を伺えればと思いますので、よろしくお願いします。
○栗村地域整備課長 どういった形で地域の方々の不安、疑問を集められるかというところについてですが、各地区のまちづくり協議会の構成員の中から、なるべく住民の方の意見が集約されるような代表の方、あるいは商業関係の方という形で、各分野のいろいろな情報が集まってくるような方をこちらからも希望しまして、まちづくり協議会の構成員の方からも了承されているところでございます。ですので、地域を代表する方に、自治会なり、あるいは商業の関係の連合会の中で随時情報が流され、また、それに対する質問、要望などが上がっていくというところで、その方々と東京都、それから組織委員会、区の中で協議をするというのが、随時行う協議の場のやり方としては合理的だろうという判断でございます。ですので、今回、地域の代表として出られる方が万が一日程が合わず欠席という場合については、これも御案内しているところでございますが、それにかわる代理の方の出席を求めているところでございます。
以上です。
○奥村委員 実際に設置をされて動いていく中で、改善されていくこととか工夫が新たに加わる部分もあると思うので、今、明確にイメージするというのは難しいんですけれども、いずれにしても、この4地区での合同協議会が開かれれば、通常のまちづくり協議会と同じように、この委員会にも報告があって、まちの中でどういう意見が出て、組織委員会からはどういう返答があって、区としてどう対応していくとか、そういうことは逐一報告されるようになるのか。していただきたいと思うんですけれども、その点についてもお聞かせください。
○栗村地域整備課長 4地区合同協議会につきましては、まちづくり協議会の中でも御提案させていただいたとおり、随時開催されるという状況でございます。一連の課題について議論されますので、合同協議会の開催が終了した後に、各4地区のまちづくり協議会で報告することを考えているところでございます。
以上です。
○奥村委員 ぜひ委員会への報告を求めて、質問を終わります。
○墨谷委員長 それでは、奥村委員は副委員長席にお戻りください。
次に、議題、環境保全及び建設行政の調査について質問はありますでしょうか。
ないようですので、継続審査ということでよろしいでしょうか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○墨谷委員長 続きまして、管内視察について。午後は選手村整備工事進捗状況等、臨港消防署新庁舎及び日本橋エネルギーセンターの視察を実施いたしますので、午後1時15分、正面玄関前に集合願います。
1時15分まで休憩といたします。
なお、委員の方と担当部長はお残り願います。
(午前10時37分 休憩)
-委員会を閉じた後-
行政視察については、10月下旬からの2週間で、4常任委員会の視察を実施する予定であり、日程・視察先等詳細は正副委員長に一任する旨が確認され、了承された。
(午後1時12分 再開)
○墨谷委員長 再開(車中)
〔視察等日程は別紙のとおり〕
○墨谷委員長 閉会(車中)
(午後4時14分 閉会)
「別 紙」
環境建設委員会視察等日程
○日 程
委 員 会 開 会 10:00
↓
[休 憩]
↓
区 役 所 出 発 13:11
委 員 会 再 開
↓
選手村整備工事進捗状況等 13:27~14:02
(説明・視察)
↓
臨港消防署新庁舎 14:04~14:51
(説明・視察)
↓
日本橋エネルギーセンター 15:20~16:05
(説明・視察)
↓
委員会閉会(車中) 16:14
区 役 所 到 着 16:25
○視察概要
・選手村整備工事進捗状況等について
到着後、概要について説明を受けた後、工事現場をつぶさに視察した。
・臨港消防署新庁舎
到着後、概要について説明を受けた後、施設及び消防艇をつぶさに視察した。
・日本橋エネルギーセンターについて
到着後、概要について説明を受けた後、施設をつぶさに視察した。
お問い合わせ先:区議会議会局調査係
電話:03-3546-5559