ページの先頭です
トップページ  の中の  傍聴と請願・陳情  の中の  意見書・要請書等  の中の  薬害ヤコブ病問題の早期解決を求める意見書

意見書・要請書等

薬害ヤコブ病問題の早期解決を求める意見書

 ヒト乾燥硬膜移植を原因とするクロイツフェルト・ヤコブ病(以下「ヤコブ病」とします)については、危険性が指摘されていたにもかかわらず、わが国では適切な対応がなされないままに被害が拡大していきました。現在までに、厚生労働省が把握しているだけで76人の患者数が報告されています。
 ヤコブ病は、精神、神経症状が急速に進行し、痴呆や意識障害をもたらして短期に死に至る悲惨な病気であり、いまだ有効な治療法もなく、患者及び家族が受ける苦痛は甚大なものがあります。
 国ではこれまで、難病対策としての措置を講じてきたところですが、薬害問題としての取り組みも必要となっています。
 よって、中央区議会は、国会及び政府に対し、薬害ヤコブ病問題を早期に全面解決し、患者の方々とご家族に対する早急な救済及び医薬品等に起因する健康被害の再発防止を、強く要望するものです。

 右、地方自治法第99条の規定により、中央区議会の総意をもって意見書を提出します。

平成13年11月30日

東京都中央区議会議長 小林高光

衆議院議長
参議院議長
内閣総理大臣
厚生労働大臣

あて

お問い合わせ先:区議会議会局議事係 
電話:03-3546-5556

ページの先頭へ