意見書・要請書等

アメリカ合衆国における同時多発テロに関する決議

　9月11日に発生したアメリカ合衆国における同時多発テロ事件は、何ら罪もない多くの人々を巻き込み、未曾有の被害をもたらした。
　われわれは、今回の事件で多くの尊い人命が失われたことに対し、心から哀悼の意を表明するとともに、アメリカ合衆国及び犠牲となられた同国国民並びに各国国民に対し、心からお見舞い申し上げる。
　人類が、安全に日常生活を営むうえで、平和は何よりも大切であり、わが中央区では、平和の尊さを明日の世代に伝えるため、昭和63年3月に平和都市宣言を行い、あらゆる区の施策に平和の理念を反映させ、その普及・啓発活動に積極的に努めてきた。しかし、今回の卑劣で憎むべきテロ行為は、平和な社会を脅かすとともに、自由と民主主義に対する重大な挑戦であり、断じて許すことはできない。
　同時に、一刻も早く今次重大犯罪のすべてを解明しつつ、国際社会が一致団結してテロを根絶すべきである。
　また、日本国内における安全の確保対策の強化、並びに邦人の安否確認を急ぐべきである。

　右、決議する。

　平成13年9月19日

中央区議会

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