平成25年 区民文教委員会(11月8日)

1.開会日時

平成25年11月8日(金)

午後1時30分 開会

午後3時45分 閉会

2.開会場所

第二委員会室

3.出席者

(8人)

委員長 木村 克一

副委員長 鈴木 久雄

委員 墨谷 浩一

委員 小栗 智恵子

委員 渡部 博年

委員 増渕 一孝

委員 青木 かの

議長 原田 賢一

4.出席説明員

(13人)

矢田区長

小泉副区長

齊藤教育長

浅沼区民部長

高橋区民生活課長

濱田地域振興課長

鈴木文化・生涯学習課長

守谷商工観光課長

新治教育委員会次長

有賀教育委員会庶務課長

林学務課長

増田指導室長

粕谷図書文化財課長

5.議会局職員

田野議会局長

荻原議事係長

笠井書記

渡邊書記

6.議題


(午後1時30分 開会)

○木村委員長
 ただいまより区民文教委員会を開会いたします。

 本日は、区長は公務のため、途中退席をいたします。

 また、理事者報告の関係で図書文化財課長が出席いたしますので、御了承願います。

 過日の行政視察の実施に当たりましては、所期の目的を十分果たすことができたと思いますので、今後の施策の参考になればと考えております。なお、内容につきましては、第四回定例会での委員長報告で報告をさせていただきたいと思いますので、よろしくお願い申し上げます。

 それでは、理事者報告を願います。

○浅沼区民部長

 1 平成24年経済センサス-活動調査(確報)結果について(資料1)

○新治教育委員会次長

 2 平成25年度学習力サポートテストの結果に基づく授業改善に向けた取組について(資料2)

 3 平成25年度区立小・中学校児童・生徒体力調査の結果について(資料3)

 4 図書館システムのリニューアル及び準備工事に伴う臨時休館について(資料4)

以上4件報告

○木村委員長
 発言の持ち時間制につきましては、既に御承知のとおりですので、よろしくお願いいたします。ただいまの時刻は午後1時48分です。自民党さん36分、公明党さん28分、日本共産党さん28分、民主党区民クラブさん28分、新生自民党さん28分、みんなの党さん28分となります。

 それでは、理事者報告に対する質問に入ります。

 発言を願います。

○墨谷委員
 私からは、資料1と資料4の中から質問をさせていただきたいと思います。

 まず最初に、資料1、平成24年経済センサス─活動調査(確報)結果についての中から、まず、前回、平成21年の調査と平成24年と比べて、調査対象が今回変わっているというところについて、どのような理由か、もしおわかりであれば教えていただきたいと思います。お願いいたします。

○高橋区民生活課長
 平成24年度に実施しました経済センサス─活動調査と、前回行いました21年の基礎調査の違いでございますが、24年の経済センサス─活動調査につきましては、国の経済活動の実態を明らかにする目的で、主に事業所におけます売上等を中心に調査することを目的としてございます。このため、売上等の規模が小さい事業所あるいは売上の発生しない公務、こういったところは24年度調査の目的からは除外されているということが1つございます。また、21年の基礎調査は、24年に実施する調査の事前調査として進めてございます。公務等を含め、区内各地域におけます事業所の所在地あるいはその事業所の従業者数等も含め、実態調査的に行いまして、今回報告しております24年の活動調査に向けた名簿、それから調査区設定などの基礎的な実態調査として行ったものでございます。繰り返しになりますけれども、本調査の目的が事業所の売上等を中心に調査する目的でございますので、本格調査の中では公務を除外しているというところでございます。

 以上です。

○墨谷委員
 ありがとうございます。若干違うということがわかりました。

 続いて、前回の平成21年度の調査を見ますと、本区の特色とも言えるのかなと思ったんですが、卸売業、小売業というのが1万1,828事業所ということで、他に分類されないものを除いて一番多いのかなというふうに思います。今回、事業所数が3,981事業所の減、また従業者数が1万7,949人の減となっていまして、この減についてどのような分析をされていらっしゃいますか。その点について、お願いします。

○高橋区民生活課長
 今回の平成24年度の調査結果の分析でございますが、御指摘のとおり事業所数につきましては、全産業分野、これは18の分類に分けてございますが、それぞれの分類で全て減少という傾向にございます。特に、製造業、卸売業、学術研究といった分野での事業所数の減が著しい、大きくなっている。それから、一方で従業者数につきましては、前回比較で全体で2.4%の減ということで比較的減少が少ないというんですか、そういう傾向にあると。その中で、製造業、それから情報通信業、宿泊・飲食サービス業などの分野での従業者数は大きく減少してございますが、ただ、もう一方で卸売・小売業、それから医療・福祉、それからほかに分類されないサービス業というものがございまして、これらの分野では従業者数が前回と比較してふえてございます。

 こういった面から分析しますと、経済情勢の影響により事業所数の減少というものは現実に起きているわけでございますが、ただ、医療・福祉などの分野では人口増加に起因すると思われる従業者数の増加があると。こういった産業での従業者数の増加については、生活に関連する事業内容の充実がそれぞれの分野で図られているものではないかといったところを推測しているところでございます。

 以上でございます。

○墨谷委員
 わかりました。経済の景気の動向等々、いろいろな要因が重なって本区の事業者も減り、また従業者数も減っているということがあるんだということがわかりました。ありがとうございます。

 続きまして、変わりまして資料4の図書館システムの件について質問させていただきたいと思います。

 先般、視察で熊本市、武雄市のほうに行かせていただきました。今回、資料4について、先ほどもお話があったんですけれども、確認なんですが、図書館システムのリニューアルにおける5番のICタグの貼付についてです。当初4月から京橋、日本橋、月島という形で、ICタグの取りつけのスケジュールが出ていたと思います。当初のスケジュールでは、月島のほうが12月の中旬ぐらいまで作業予定ということでした。今回、先ほどは11月末予定というふうにあったんですけれども、その辺について急ピッチにやっていただいたということなんでしょうか。

○粕谷図書文化財課長
 ICタグの件でございます。

 私ども、当初、今、委員の御質問にもありましたように図書館3館で68万点の資料に順次、館を閉館せずにタグを貼付するという作業を計画し、実施をしてきました。当初は、京橋図書館から始めたわけですが、初めてということで若干戸惑いがあったり、行ったり来たりということがありましたが、だんだんなれてくるに従ってスムーズに進むようになりまして、今の御説明のように今月末で貼付が終わるということになりました。

 以上でございます。

○墨谷委員
 わかりました。

 次に、(2)の電子資料閲覧環境の充実についてです。夏後に大学生からお聞きしたんですけれども、レポート提出があってインターネットの無線LANがあったほうがいいななんていうふうに言っていて、今回から無線LAN環境がつくということで、結構無線LANというのも、図書館を見て、有料のところもあったりとか無料があったりとか、その辺について確認なんですけれども、今回については無料ということで、誰でもアクセスができるというふうに考えてよろしいんでしょうか。

○粕谷図書文化財課長
 今回、図書館3館に無線LANを配備しますが、これはあくまで学習コーナーの近辺ということでございまして、閲覧席のどこでも情報がとれるというわけではございません。やはり純粋に読書をなさっている方もいるわけですから、基本的には読書コーナー、学習コーナーの近辺にまず電波を出すということでございます。

 また、持ち込んでいただいたモバイル、スマートフォンあるいはパソコンにつきましては、そこからヤフーあるいはグーグルの検索エンジンを自由に呼び込めて、御自身の欲する資料はそこから見られるわけでございます。

 また、図書館でかねてより有料データベース、もう何種類か、百科事典ですとか法令集の有料データベースも取り入れてございますので、それらもあわせてごらんになれるということでございます。

 以上です。

○墨谷委員
 後で結構ですけれども、有料か無料かということについてお聞かせください。

 次に、(3)利用者所有の交通系ICカード、携帯電話の活用についてです。交通系ICカードはSuicaとかPASMOとかを指すのかなというふうに思っています。こういったものは個人認証というんですか、PASMOならば無記名カードというのと、個人認証というか、その個人のデータ、住所とかを入れたようなデータが入っているものと、大きく2つぐらいあるみたいなんですけれども、11月11日号の区のおしらせには、利用者所有の交通系ICカード、携帯電話の活用と、まだ詳細ではないので、そのような形で書いてあるんですけれども、その辺についてはどのような形になるんでしょうか。

○粕谷図書文化財課長
 失礼いたしました。答弁漏れがございました。

 先ほどの有料データベースあるいは図書館のWi-Fiの利用は無料でございます。

 それから、続きましての御質問でございます。

 現在の図書館の利用者カードには、利用者御自身の個人情報、住所ですとかお名前を入れていますので、当然のことながら利用者所有の交通系ICカード、Suica、PASMOについても個人認証が必要というふうに考えてございます。

 なお、SuicaとかPASMOへの移行ということでは、1月から受け付けを開始して、ある程度登録の数がたまってから実施のほうに移したいというふうに予定をしてございます。事前に申請していただいても、即日ということではないということでございます。

 以上です。

○墨谷委員
 今の御答弁の交通系のICカードとか携帯電話とかというのは、リニューアルすぐではなくて、ある程度たまってからということで認識してよろしいのかということと、将来的に、当然、住基カードとかもいろいろな情報が入れられるとかあって、本区としても住基カードを皆さんに、例えば高齢者の方に、顔写真がついていたりして身分証明書になるということで普及したりとかは今までもあったと思うんです。例えばマイナンバーカードとかが出たりということで、今後、そういったものも並行して使えると便利じゃないかなというふうに私は考えるんです。将来的なんですけれども、その辺についてはどのようにお考えでしょうか。

○粕谷図書文化財課長
 失礼いたしました。

 先ほどの交通系ICカードの件でございますが、先ほどの答弁は言葉足らずでございました。来年の1月から受け付けを開始し、サービスは4月の初旬からというふうに考えてございます。

 また、2点目の住基カードあるいはマイナンバーカードの活用ということでございます。今回、このシステム構築に当たっては、今のところ住基カード、マイナンバーカードの関連づけは考えてございませんが、5年間はリニューアルできませんので、いろいろな世の中の動きを見まして、それはまた次回における課題というふうにしたいというふうに考えてございます。

 以上です。

○墨谷委員
 ありがとうございました。受け付けはして、4月からICカードとか携帯電話でもピポッとできるということです。私も武雄市のほうに行って高齢の方が本をお借りしているところを後ろで、遠くで見ていたんですけれども、5冊ぐらい借りていたんですが、なれた形でやられていたところを見て、そこの受付にいた方に聞いたんです。無人でもできるということだったけれども、当初はかなり大変で、人が立って教えてあげたりしたらしいんですけれども、今はもう本当に高齢の方でもできるような形になってきたというふうなお話を聞いたのが印象的です。

 いろいろな新しい取り組みは、図書館にまた行きたいなというようなことにどんどんつながってくると思います。ですので、利用者の方への周知の徹底ですね。いろいろとチラシとかもやられると思うんですけれども、その辺の今まで以上の周知の徹底をお願いして、私の質問を終わらせていただきます。

 以上です。

○小栗委員
 では、何点か質問させていただきます。

 最初に、資料1についてです。今回は調査結果として事業所数、従業者数というのが出ていますが、調査項目は事業内容、売上金なども今回調査しているということなのですが、これはいずれ調査結果がまとまったらお示しいただけるということになるのか。

 中央区政年鑑を見ますと、平成21年度の表が出ていますけれども、これは売上関係のものが反映さていない表になっていますが、その辺はどうなるのかお示しをいただきたいというふうに思います。

 次に、資料2なんですけれども、今回は学習力サポートテストということで、前回は全国的なテストの報告について9月の委員会で報告がありましたが、この学習力サポートテストは区独自にテストをやっているということです。これは業者のテストを使っているのか、採点は誰がやるのか、診断カルテが渡されると書いてありますけれども、自分の答案がそのまま戻ってくるということではなくて、子供たちにどういう形で返ってくるシステムなのか、その辺の内容について、まず確認をさせていただきたいと思います。

 次に、資料3です。

 先ほども御説明いただきましたが、この内容を見ますと、特にグラフで見ると、4ページ、5ページにありますが、ソフトボール・ハンドボール投げ、男子も女子も小学校6年生から中学校1年生にかけてがくんと下がっている。ほかのもののデータ比較は年齢が上がるに従って上がっていますけれども、ここだけが特別にがくんと下がっている内容、理由と、これは今回だけの傾向なのか、毎回こういう傾向が出ているのか、その辺についての御説明をいただきたいというふうに思います。

 資料4については、23日間休館になるということなんですが、今、本の貸し出しは1回10冊ですが、長い期間休みなので、特別に少したくさん借りられるとか、そういうことは考えているのかどうかということと、ICタグの問題なんですけれども、先ほども御紹介ありましたけれども、私たちも視察に行ってきて、TSUTAYAのポイントがつくようなカードみたいなものが実際どんな運用をされているのかということも見てきましたけれども、私自身はああいう企業のポイントと公的な図書館のポイントをあわせてやるのは問題があるのではないかという問題意識を持っていますが、このICタグ自身はそういうシステムを導入したときに対応できるようなことを想定しているのかどうか、その点について伺いたいと思います。

○高橋区民生活課長
 今般の経済センサス─活動調査結果の一つでございます売上等の公表につきましては、今回、区内で売上が各産業分類別に出てございますが、全体で約38兆円という金額が調査結果でうたわれております。その内容につきましては、各産業分類別に出ておりますので、ホームページあるいは区の区政年鑑等で公表してまいりたいと考えてございます。

 ただ、この調査内容につきましては、大分類から中分類、小分類というふうに産業分類が細かく分かれておりまして、その分類別にも出てございますが、膨大な資料になってしまうということで、まとめた資料として公表してまいりたいというふうに考えてございます。

 以上です。

○増田指導室長
 まず、学習力サポートテストについてでございますが、問題の作成につきましては、業者に委託をしております。採点についても業者委託ということで、同様でございます。

 子供たちへ戻す結果でございますけれども、これは診断カルテという形で答案そのものを戻す形ではなく、それぞれの設問について一つ一つできたかできないかということを集合体としてまとめたもの、さらに、できなかった部分についてはどのようにフォローしていくといいのかという助言を加えたものを診断カルテとして児童、家庭のほうに返却をしております。

 2点目、体力調査についてでございます。

 ソフトボール投げの結果でございますが、ここはソフト・ハンドボール投げということになっておりまして、実は小学校と中学校で使う器具、ボールが異なっております。小学校におきましてはソフトボールを使用しておりまして、中学校のほうではハンドボールということで大きさが大きくなり、さらに重さも重くなりということで、違ったボールを使っております。しかし同じ距離ではかっておりますので、ここでデータが大きく落ちているという状況になっております。

 以上でございます。

○粕谷図書文化財課長
 では、2点の質問にお答えいたします。

 最初に、今回、委員おっしゃるように23日間という長きにわたり臨時休館ということで利用者の方には御迷惑をおかけするということなんですが、この件につきましては、私ども、現状の貸し出し冊数10冊ということで考えてございます。

 なお、利用者の方へのサービスということでは、近隣区の図書館にはもう既にこういった予定をお伝えしてございまして、例えば月島図書館を利用なさる方は結構江東区民の方も多いんです。ですから、月島図書館の例で申し上げれば、逆に、中央区民も、近くの自治体の図書館も御利用いただいたり、一定程度制限が出ますが、そういうところで、代替ということではないんですが、図書を借りる、あるいは見る機会をつくっていただければと思ってございます。

 それから、2点目のICタグの目的は、自動貸出機あるいは自動返却機、予約取置棚に対応するもの、あるいは蔵書管理の確実性を増すということで導入したものでございますので、ポイントカードに連動するということでは考えてございません。

 以上です。

○増田指導室長
 申しわけございません。私のお答えの中で1点答弁漏れがございました。

 体力調査の関係でございますが、ソフト・ハンドボール投げについては、ボールの種類が違うということがその結果の違いになっておりますので、毎年の結果ということについては、ほぼ同様の傾向で中学校になると飛距離は一回下がるというような状況になってございます。

 以上でございます。

○小栗委員
 経済センサスの件はまとめて公表ということで、それを待ちたいと思いますが、中央区は事業所の数は、減ったけれども1番ということは、全体的な傾向としては事業所数が23区でも全国的にも減っているということになるのかどうかだけ1点確認をさせていただきたいと思います。

 そして、体力調査の件は扱っているボールの違いということで理解しましたけれども、やはり握力自体とか投げる動作などに課題があるということもここで示されています。今、乳幼児期から遊びの中で体を動かすということが逆に減ってきているような形で、この間もテレビを見ていたら、転ぶときに手を出せない子供がふえているみたいな話などもありました。やはり小さいときから遊びの中で体を動かして体をつくっていくことも本当に必要ではないかというふうに考えています。

 そういう点で、これは小・中学校の調査結果ということですけれども、ここでは幼児期、小学校低学年についてもいろいろな遊びを通して運動能力が上がるように、いろいろ考えていきたいというお話もありましたけれども、やはりその前の段階から、いろいろ連携して、幼稚園や保育園、また、その前の段階のいろいろな区の取り組みも通じて、あかちゃん天国とか、そういう取り組みの中でもいろいろな機会で成長に合わせた体の動かし方のアピールなども必要だと思いますので、その点について、もし教育委員会としてもお考えがあれば、お伺いしたいというふうに思います。

 それと、学力サポートテストなんですけれども、先ほどの御答弁ですと、これは委託をして、採点も委託してやっているということなんですが、これは毎年やっているわけですよね。小学校4年と6年と中学校1年、3年をやって、都の学力調査を小学校5年と中学校2年でやって、全国の調査も小学校6年と中学校3年でやるということで、これをカルテとして個人個人の学習の定着状況について経年で把握していくというお話がありましたけれども、都の調査と区の調査というのは違う内容になるわけですよね。それで、毎年やるテストも違うわけなので、一人一人の学力の状況を把握するということで考えれば、別にこの学習力サポートテストでなくても日々のテストとか、学期ごとに、通信簿と今でも言うんですかね、そういうもので到達度というのがそれぞれわかるわけなので、そういうもので蓄積して、具体的な指導をしていくということをやればいいわけで、わざわざ毎年お金をかけて学習力サポートテストをやる必要はないのではないかというふうに考えますけれども、その点について伺いたいということと、こういうテストではかれる学力というのは学力のほんの一部ではないかということを前回、私はお話しさせていただきましたけれども、その点についてどうお考えなのか、あわせて伺いたいと思います。

○高橋区民生活課長
 経済センサス活動調査におけます事業所数の減の傾向でございますが、全国的に見ましても、平成21年の調査時には全国で588万6,000事業所ほどございましたが、今回の調査では545万3,635事業所ということで、およそ43万ほどの事業所が全国で減少となって7.3%の減でございます。

 また、東京都におきましても、23区ほぼ全部の区で事業所数は減少してございまして、ただ1区、世田谷区だけが202件の事業所が増となってございまして、それ以外は全部減少傾向にあるということでございます。

 また、事業所数の多い順ですが、前回、港区が一番多く、その次に中央区、新宿区という順位でございましたが、これらの事業所数の多い特別区において、中央区は減少率が低かったという傾向にあるものとなってございます。

 以上でございます。

○増田指導室長
 まず、お尋ねの1点目、体力調査の関係でございますけれども、小さなころからの生活経験でありますとか遊びの経験、そういったものが十分でなくなってきているのではないかということで委員から御指摘いただいたところでございます。やはり子供たちの生活が変わってくる中で、遊び自体が違ったもの、今までは体を動かす遊びがいろいろな形であったものが、動かなくてもいいようなゲームのようなものに変わってきているようなこともあるかというふうに思いますし、生活そのものの中で、例えば握力と投力ということで、今回なかなか体力が向上していかないということが出てきているわけですが、例えば水道の蛇口でございますけれども、今までだったらひねるという動作だったわけですが、今、一般的な蛇口がそうではなくて押し上げるとか、あるいは手を出せば水が出てくるというような形に具体的に子供たちの生活の中で変わってきている部分もあるだろうなというふうに思っております。

 そういったことの中では、やはり意図的にいろいろな形で遊びを通して運動を経験するとか、もう少し大きくなって小・中学生になれば運動そのもので意図的にそういった動きを経験していくというのも重要だというふうに思っております。このあたりについては、小さいころからということで御指摘もあるわけですが、私ども、データをとりながらやっているわけですが、保育園関係あるいは福祉のほうとも十分連携をとりながら、こういう体力傾向があるので、小・中学校のみならず、小さいうちから保護者の方々に働きかけていく、啓発していくということについて連携をとっていきたいというふうに思います。

 2点目のサポートテストについてでございますけれども、日常のテストあるいは学期ごとにやるテストについては、大変重要だというふうに思っておりますし、各学校も実践をしているところでございます。

 学習力サポートテストにつきましては、1年間通してどうであったのかということは、スパイラルに繰り返し繰り返しやっていかないと、なかなか学力が定着をしていかない部分があるというふうに思います。ですから、日常のテスト、学期ごとのテストもやった上で、1年間振り返ってやったところで、やはりそこで、そのときには定着していたものが一定の期間がたつ中で忘れられてしまったり、あるいは理解があやふやになったりということが出てきますので、そこでまたさらに復習をしていくと。このテストに連動しては、支援テキストということで補充の問題も用意をしてございます。1年間のまとめをもう一回やってみて、できなかったところについては、さらに復習をして定着を図っていくということで進めさせていただく、反復練習というのは非常に重要なところかなというふうに捉えております。

 それから、2点目の、学力の全体像を捉えているのか、一部ではないかという御指摘でございますけれども、これは御指摘のとおり学力の一側面をはかるということでやっておりますので、これで全て学力がはかれるものではないというふうに考えております。

 ただ、はかっているものについては基礎・基本の部分、やはりそれが定着していないと次の学習につながらない部分であったり、あるいはそれが応用できるような力がついているかということを試している部分でございますので、一部ではありますけれども、その一部が十分でないということは、全部の力をつけていくときにもその部分が影響していくということですので、定期的にこういったものをはかりながら、さらにさらに強化していくということは非常に重要であるというふうに考えてございます。

 以上でございます。

○小栗委員
 今の学習力サポートテストの件ですけれども、テストではかれるのは学力のほんの一側面だというお話もありましたけれども、こういうテストが毎年行われて、点数がどうだったかということが評価の対象になっていく。内容はいろいろ、一人一人に返すというふうになっていますけれども、実際にはこういうふうに表になって出てきて、点数化されると、去年に比べて点数がどうだったのか、ほかの学校に比べてどうだったのか、そういうことにどうしても目が奪われてしまうこともあるというふうに思います。

 全国一斉学力テストについても、前回私は述べましたけれども、好成績をいつも残している秋田県でも、そこは適切な時期の補充指導ということで、4月、5月に行われるテストに向けて3月ごろから学力テスト対策がいろいろな形で学校に持ち込まれている。夏休みの課題がいろいろ出たり、過去問に挑戦しようということで授業の中でも取り組まれているというようなことで、テストの成績自体は高いところに行っていますけれども、逆に、今度、高校生になると突然成績が下降するというような実態もあるということですし、センター試験の成績では全国的に見ると下位になっているというようなことで、テストでは点数がよかったけれども、学力として本当に身についているのかという点でいくと、いろいろな課題があるということも示されています。

 そういうことで、中央区全体で一斉にテストをするということが学力の向上に本当に結びつくのかという点については大変問題があると思いますので、その点を再度強調して終わります。ありがとうございました。

○渡部(博)委員
 それでは、何点か質問させていただきます。

 資料1の関係については、前委員の方々からもいろいろ質問がありましたので、余り多くは言わないつもりでおるんですが、説明でお聞きした中でいけば、公的なもの、売上が少ないものについては企業の数には含んでいませんよということで、法務局に登録されている企業登録数からいけばもっと多いんだろうというふうに思うんですけれども、その差というのは、休眠状態だとか、いろいろな状況が企業によってはあると思うわけですけれども、それを売上ではかったという理解でいいのかということだけお知らせいただければと思います。

 それと、学校の体力測定の関係です。

 この測定は今年度やられたわけでしょうけれども、これは毎年やっていらっしゃると思いますし、新たにことしの9月にオリンピックという一つの要因が加わってきて、競技というものになりますけれども、そういったものを一つの材料としながら、子供たちを含めて、小さい子供から中学校まで、晴海に選手村ができるということも含めて、やはり一つのきっかけじゃないですけれども、そういった中で運動を促進していく必要もあるんじゃないのかなと。それを学校の教育の中に取り入れろということではないにしろ、そういったものを一つの起爆剤にしていく必要があるのではないのかなというふうに感じておるわけなんですが、その辺のところについてはどうお考えか、お知らせいただければと思います。

 それと、図書館の関係です。

 先ほど前委員の方とのやりとりの中で、こういった言い方をすると怒られてしまうかもしれませんが、5年間このシステムは変えられないというお話であったわけなんですが、もう一度確認をしたいところがありまして、今現在、図書館全部は指定管理者にはなっていないですよね。司書として雇っている方というのは、また別に雇っているという形でやっておりますけれども、指定管理者ではない。

 これから本の森ちゅうおうということでやられるわけですけれども、まだ仮称ですかね、それがオープンするのが3年後ぐらい。その間、今のシステムが5年間変えられないということであって、これは館全体が指定管理者という方向性が見出されている部分というのがあるわけですよね。図書館だけでなくて、本の森ちゅうおうという建物が指定管理者ということで言われているわけですから、そこの指定管理者がどういうふうな形でやるのか、システムだけはそれを維持していくのか、もっといいシステムがあるということになったときには一体どういうふうな形をとっていくのか。5年間の縛りがあるということになれば、そこのところで若干いろいろな意味で、本の森ちゅうおうができたとき、3年後のシステムとの関係も含めて、やはり利用しやすい形をつくっていくということが重要だと思うので、その辺のところの考え方をお知らせいただければと思います。

○高橋区民生活課長
 今回の経済センサス調査での、いわゆる休眠中、あるいは登記だけの事業所が売上に反映されているかどうかということでございますが、最近、事業所の形態として、複数の事業所の電話での受付だけとか、こういったサービスを行っている事業所等もございます。売上の実態のない、こういったサービスを行う事業所、あるいはもちろん休眠中、登記だけの事業所、こういったところの売上は今回の調査には入ってございません。さらに言いますと、調査の対象外となってございます。

 以上です。

○増田指導室長
 体力測定の関係でございますけれども、今回、オリンピックが決まったということの中で、本区には選手が来るということで、子供たちにとっては大変に希望や夢、これは単にスポーツを通して体力の向上を図る、あるいは健康の増進を図るということだけではなくて、子供たちの人格形成につながる非常に重要なことだというふうに捉えております。

 各学校のほうでは、これまでマイスクールスポーツというような形で子供たちに、体育の授業のみならず、休み時間あるいは体育集会、いろいろな機会を通じてスポーツに親しむ、そういった働きかけをしているところでございますけれども、学校によっては、トップアスリート、各種目のアスリートたちを呼んで、特色ある教育活動ということで子供たちにスポーツを通して働きかけをしていくきっかけをつくるというようなことを進めている学校もございます。今後、さらにそういったことを推進する中で、子供たちがスポーツにより興味を持って積極的に体を動かしたいと思えるような環境づくりを進めていきたいというふうに考えております。

 以上でございます。

○粕谷図書文化財課長
 システムの件についてお答えいたします。

 今回、図書館のシステムの更新を、仮称でございますが、本の森ちゅうおうの全体のシステムに先立って実施しているわけでございますが、私どもといたしましても、当然のことながら本の森ちゅうおうへの円滑な移行が可能なシステムとして、そういったことも念頭に置きながら今回の構築をしているわけでございます。そのため、今年度のシステム設計ということでは、御案内のように本の森ちゅうおうは図書館を核とし、生涯学習施設あるいは敬老館、いろいろな施設が入りますので、そういった中で利用者の方の使い勝手を第一に進めていこうということでございます。重複いたしますが、その先鞭をつけるという意味で、今回、図書館システムの更新をしたということでございます。

 以上です。

○渡部(博)委員
 それぞれありがとうございます。

 経済センサス─活動調査の関係でいけば、売上が基本だから、売上がないところは入れていないよということで、大分下がってきて、企業としても、東日本大震災の関係もあった部分もあるかもしれませんし、経済的な問題もあったかもしれませんが、少なくなってきているということではあるにしても、まだ中央区は中小企業の方たちも含めて企業活動がしやすい部分であるのかなと。特別区事業所数は、平成24年度が1位で、その前にやったのが2位ということで、23区の中でも上位ということは、やはり中央区内というのは中小企業にとって活動しやすい部分があるということだろうというふうに思います。

 こういう調査をもとにして、では、どういうふうな形でこれからもっと企業をふやしていくのかとか、企業を誘致していくのかということも含めて調査をしていただいて、経済活動がより活発な中央区をつくっていただくための資料としていただいて、対応していただければありがたいなというふうに思います。

 本の森ちゅうおうの関係については、先にこういうシステムを入れておいて、それで本の森ちゅうおうに移行するときに円滑に進めたいということについては理解します。しかし、今、指定管理者でやるという方向性を出しているわけですけれども、先ほど前委員からも言われたとおり、この前、視察で図書館2館を回らせていただいて、その2館の指定管理者をいろいろ見せていただいた。その中で、両極端とまでは言いませんけれども、熊本市と武雄市の図書館については特徴的だったというふうに感じています。

 そこの中で、本の借り方というものも、指定管理者が誰になるかというのはまた別になりますけれども、単純に言えば3館が全部指定管理者になるわけではないわけですよね。全部なるんですかね、3館が。

 では、それはそれで、指定管理者の企業がどういうふうな形でこれから進めていくのかというのは、また新たな展開が出てくる可能性があると思っていいわけでしょうか。そこのところはまだ、システムを入れて5年間は減価償却だとかいろいろな部分で、これは変えられませんよというのかどうかは別にしましても、指定管理者を入れたときに、どういうことが一番ベストなのかということは、指定管理者がプレゼンテーションをするときにいろいろなことを区役所が判断していくということになるんでしょうか。この5年間と今度の指定管理者の関係でいくと、そこのところの兼ね合いというのはどういうふうになるのかということをお知らせいただければと思います。

○粕谷図書文化財課長
 委員お尋ねの本の森ちゅうおう(仮称)、それから私ども図書館につきましては地域館2館も指定管理者でということで考えてございます。その中で、指定管理者を決めるということでありますれば、まず業務要求水準というのを区のほうでつくりまして、どういったサービスをしていくのか、あるいはシステムのことであれば、より細かな利用者本位の考えに立った業務要求水準をお示しして、それをもとに指定管理者となり得る者がプレゼンテーションして、まだまだ想定の範囲でございますが、外部の委員にも入っていただき、審査の上、ふさわしい事業者を選定していくということになろうかと思います。

 したがいまして、基本的には区のほうで大枠を決めて、図書館でございますれば、利用者サービスを第一に、それから余り難しいシステムではなしに、維持あるいは管理も安いほうがいいわけですから、そういった費用対効果も踏まえた上での業務要求水準をお示しして、区の要求項目、要求水準をきちんとのみ込んだ事業者のほうにお願いしたいというふうに考えてございます。

 以上です。

○渡部(博)委員
 まだ建設にもかかっておらず、基本設計がされた段階で、これから詳細な部分が詰められていくというのはあるとは思いますけれども、いろいろな複合施設になるということと、3館の統括の部分になるんだろうと。3館の中枢的な役割を果たす京橋図書館がそちらに移動するわけですから、そういったことも含めて、システムも含めて、どこが基本であるかということは今御答弁いただいたように区民が利用しやすいということであるわけですので、その辺の見極めも含めて、これからいろいろなところを調査してもらいながら対応していただければと思います。

 終わります。

○増渕委員
 それでは、資料2と3について。

 先に、資料3のほうをいかせていただきます。

 先ほど体力の件で報告をお聞きしていて感じたのは、小学校においては5年前との比較において多くの種目で記録が向上していると。それから、中学校のほうにおいては5年前と比較して筋力に課題があるが、多くの種目においては記録が向上しているということで、これだけ聞くと、はっきり申し上げて、もう少し頑張れば何とかなるのかなというような、一般の区民、保護者の方が聞くと、そのように考えられていたし方ないんです。

 まず、ここに文部科学省が出した全国体力・運動能力、運動習慣等調査結果がございます。平成20年から24年までの表がここにあるんです。ここにあるのは小学校5年と中学校2年の比較なんですけれども、24年の全国調査では中学校2年生は東京都が最下位。というようなことを見ますと、一番体力的な、基礎的なところをつくっていく、第1段階が小学校であれば、第2段階は中学校の中間ですね。これが全国で東京都が最下位だということは、先ほどの理事者の御報告の中からは、普通の考え方からいうと、つかみ取れない。まずは、東京都の中で中央区がどこら辺に位置されているのか。小学校5年生と、それから中学校2年生のところでお示しを願いたいと思います。

 それと、今回出ました結果については、済みません、私の記憶が定かではないので、お尋ねするんですけれども、白書みたいな形で何年間に1回、区民の方、保護者の方に何かの形で配布とか閲覧をされるような機会があるのか。そのときに、そのような白書みたいなものを出されているのであれば、内容的にどのようなものが、これ以外で書き加えられているのか。まずは、そこら辺のところからお伺いします。

○増田指導室長
 まず、お尋ねの1点目の小5、中2というようなところの比較の中で、東京都の中で本区がどのような状況かというお尋ねでございます。

 個々の学年のところでは見ておりませんけれども、小学校、中学校という形で全体で見たときに、比べ方はいろいろあるのかなと思っておりますけれども、スコアで見ていきますと、中央区については上位、トップクラスにあるというふうに捉えております。小学生の体力は、体力調査の中では非常に高い位置にあるのかなと。中学生は、さらにその次に続くぐらいの位置にあるかなというふうに把握しているところでございます。

 それから、こういった情報の区民への配布、閲覧等、白書等のようなものを含めてということのお尋ねでございます。この調査結果につきましては、学校のほうにまとめて提供する形の中で、学校のほうでどう体力向上を図っていくかというようなことに御活用いただいているということと、これそのものは直接御家庭にお配りしたり、あるいはそれを例えばホームページに載せるようなことはしてございませんけれども、学校を通じて子供たちの体力の状況がどんな傾向であるか、それから学校としてどんな取り組みをしていくかというようなことについては、保護者会でありますとか、学校だよりでありますとか、あるいは学校評議員会でありますとか、そういった機会を通じて積極的に発信をしていただくという形でお願いをしているところでございます。

 以上でございます。

○増渕委員
 平成20年のときは、小学校5年生男子が40位、中学校2年生男子が44位、これがほとんど変わらず、それで22年ぐらいから先ほど御報告のとおり上がっていくことになってまいりました。

 そこで、先にお伺いしたいんですが、第1次の総合的な子供の基礎体力向上方策というのが平成22年に行われました。今回が第2次ということになっております。第1次のほうを読ませていただいたんですけれども、結構細かい指摘がありまして、こういったところを向上させていけば子供の体力の向上につながっていくのではないかという答申がなされて、そのようなことになった。一番わかりやすい例が、多分中央区が初めてだったと思うんですけれども、中学校の駅伝、あれなどは一番具体的な例で、あそこから第1次の答申を受けて始まっていったということでございます。

 お手元に多分あると思うのですが、東京都教育委員会の第2次推進計画は第1次を受けて、どこら辺のところが違っているのか、どのようなところを重点にやっていくのか。

 漠とした質問ですが、それをお答え願うとともに、今回、第2次の中ですごく具体的に書かれているのが、体力の源となるのは、まずは歩くことであろうということ、これは第1次のときにも出ていたんです。そのときは小学生が1万5,000歩。何でそんなことを申し上げるかというと、昭和60年代の小学生は平均2万7,000歩ぐらいあったのが、1万1,000歩か2,000歩か忘れましたけれども、そこら辺まで衰退したと。要因は後ほどお伺いしますけれども、そういう細かいことも出ていました。私、大変関心がある。中学生の駅伝は、今でも引き継がれてずっとやっていらっしゃるから、わかるんですけれども、このような具体的な、小学生に1日1万5,000歩歩きなさいよというようなことに関して、本区の場合、どのような取り組みをなされてきたのか。

 それから、もっと具体的に言いますと第1次の中での1校1取組。この前、阪本小学校の周年行事に行きましたら、一輪車をやっていらっしゃいました。これは小学校だけで結構なので、今現在、本区の1校1取組はどのような取り組みをされているのか。

 あと、もう一つ、第1次の中で出てきたのが1学級1実践という言葉も出てきておりました。これはやはり体力の増強のほうでこのようなことが答申されたのではないかと思いますけれども、そこら辺のところをあわせて、第1次から第2次への変更に関しての論点をお願いいたします。

○増田指導室長
 体力向上の推進の方向ということのお尋ねでございます。第1次の中で1学級1実践、また1校1取組というようなことでお尋ねをいただいているところでございますけれども、そういった日常的な運動を子供たちに十分していくということともに、今回第2次というような流れになってきております。

 その中で、本区では体育指導補助員というような形で、子供たちがスポーツに親しめるような支援者を各学校に配置しているところでございます。私ども、これも5年ほど実施してきているわけでございますけれども、東京都などもそういう支援の体制を整えるというようなことで、日常化とともに、さらにコーチするスタッフといった人的な充実を図っていくような方向性が出てきているかなというふうに捉えております。

 1校1取組、本区ではマイスクールスポーツというふうな形で呼ばせていただいて進めさせていただいておりますけれども、現在の実施の状況でございますが、それぞれ各学校がそれぞれ特色あるものをということで選択してございますけれども、小学校で最も多いものが縄跳びということで、年間を通して取り組んでいる場合、あるいはある一定の時期を決めて取り組んでいる場合がございます。それから小学校で多いのは、持久走、そして今、委員からも御紹介ございました一輪車、水泳というような形で取り組んでおります。ほかにも種目がございます。

 中学校のほうでは、最も多いのが持久走でございます。そのほかにウオーキングというような形で、今、歩数が少なくなったというようなこともございますけれども、中学校の場合、どうしても運動部活に属している子供とそうでない子供の開きが大きくなってくる中で、生涯スポーツということを考えたときに、日常的に続けられるものをというようなことでウオーキングに取り組んでおります。中学校で万歩計を実際に持って、どれぐらい歩けるかと。1日1万歩を目指そうというようなことで取り組んでいる学校もございます。

 本区の子供たちの歩く状況はどう変わっているかというのは、実際データは持っていないところでございますけれども、そんな形で各学校で日常化を図る取り組み、それから体育指導補助員あるいは体育の専門指導員等にサポートをしていただきながら、運動に興味を持ってというような形で進めさせていただいております。

 以上でございます。

○増渕委員
 万歩計、これから言おうと思ったんですけれども、取り入れていらっしゃる。すばらしいですね。今、中学生が1日何歩といったら9,060歩。我々、万歩計といったら、きょうは1万歩歩いたなんて言って喜んでいますけれども、私も初めてわかったんですけれども、こんなものでは全然足らないんですね。だから、何かモデル校でも結構なので、これはぜひとも小学生のところに御協力願って、万歩計を取り入れて中央区の子供たちの体力増強にぜひともお願いしたいような気がして仕方がありません。

 それで、今回というか、ずっとやっている全国の体力調査、平均点というか、東京都が上がらない一番大きな原因は、何回も指導室長が言っているとおり投力、ソフトボールとハンドボール。現実的に、まずお伺いしたいんですけれども、東京都以外、市町村のほうは多分やっていらっしゃるところが多いと思うんですけれども、全国の道府県に関しては、小学校のときで正課が大体ソフトボールなんですね。ハンドボールは私、考えたことはありません。そんなことになると、投力というのは巧み性、投げる巧みさ、こんなものが物すごく重要になってくるので、先ほど運動に関して補助員がおつきになっているということで、そこら辺のところもあれしていらっしゃるんですけれども、現実的に、この体力テストをやるためにソフトボールは全学校にあるんですよね。あと、年間を通してソフトボールを使った運動の時間とか、そういうのがあるのかどうか。

 私も、高校のときなんですけれども、高校の体育の正課がハンドボールと剣道だったんです。ハンドボールなんていうのは生まれて初めて持ちましたよ。あれは、最初持ったら、はっきり言って、どういうふうに投げたらいいかわからないですよね。そんなことも含めて、本当に平均点を上げるなら、点数を上げるなら、文部科学省がソフトボールとハンドボールを変えないというのであれば、これは軟式にするとか砲丸投げにするとかいうのであればまた別でしょうけれども、ソフトボールとハンドボールの項目を変えないというのであれば、やはり少しはそこら辺のところも教育委員会として、学校として考えていくべきではないかと思うんですけれども、勝手な言いぐさなんですけれども、そこら辺の見解はいかがでしょうか。

○増田指導室長
 今、小学校と中学校におけます体育の中では、ボール運動ということで1つ、運動の領域がございますけれども、その中で大きく3つに分けて種目をやるようにというような形で示されておりまして、学校のほうもそれに基づいてやっております。1つはゴール型ということで、バスケットボールとかサッカーのゴール型のゲームでございます。それから、ネット型ということでソフトバレーボール、それから、もう一つは今御指摘のベースボール型ということで、ソフトボールでありますとか、あるいは小学校などですと、キックベースとかハンドベースとかというような形で種目として行われているところでございます。それぞれ学校のほうにもソフトボールとか、中学校にはハンドボールも、当然それは学習に使う器具ということで備えてございます。

 今、投げる巧みさということで御指摘ございましたけれども、どういうふうに肩を使うのか、あるいは腰をひねって使うのかといったところに課題があるということで、そのデータがなかなか十分出てこない、結果が出てこないということがございます。やはりそれは子供たちのバランスのよい体力を育むということの中では課題がある部分ですので、学校のほうでその課題を工夫してやっていくということで、教育委員会のほうでも体力の、健康の推進委員会というのを設けさせていただきまして、教員が集まりまして、体育の中でどのような運動をすると投力がつくのかというようなことの分析をさせていただいて、資料を作成し、各学校のほうでそれを実際に実践していくというようなところで進めさせていただいているところでございます。今後、さらにそういった取り組みを充実させることで、十分でないところがさらに伸びていくようにというようなことの取り組みを進めてまいりたいと考えております。

 以上でございます。

○増渕委員
 ありがとうございます。

 先ほど1校1取組ですか、そのときお伺いした縄跳び、持久走、一輪車、水泳、余り投げるほうの巧みさとは……。だから、1校ぐらい何か、こちらのほうの。それは校長先生が決めるんだか、学校が決めるんだか知りませんけれども。

 だけれども、これだけでこれだけ平均点が下がってしまうというのは何かもったいない気がしてしようがないんですよね。グラフを見てみても、ここなんかを取り組めば結構上がるんじゃないのかなと。

 あとは私の個人的な考えなんですけれども、なかなか学校の体育の授業の中で取り入れていくのは難しいでしょうから、今実施しているプレディや何かを活用いたしまして、プレディなどは多彩な人材が入っていらっしゃいますので、そこら辺のところもやっていただければ体力の向上につながっていくと思います。

 それから、先ほど白書の問題で出ているのかということで、ちょっと聞き漏らしたんですけれども、出していないということでよろしいんですよね。

 それで、これからは保護者の責任のほうの問題に入ってくるんですよ。保護者の責任というのも、もうそろそろ問いかけてもいいのかなと。都心区であれば、はっきり言って、なおさら保護者の協力がなければできない部分が多いですよね。その最たるものがITを活用したゲーム遊び。世界の先進国の中でトップになってきている。私みたいなアナログ人間から言わせれば、実にすばらしい警鐘だなと思いますよね、これと体力の比較が出てくるということは。

 こんなのは保護者の方に協力していただかないとできない部分という中で、これは御見解を後で伺いますけれども、都心区であるがゆえに子供は自由に遊べる場所がない。それから、塾とか習い事の関係。今言われているのが、仲間と時間と空間、この3間が一番体力の向上につながらない一番重要な点だということが、東京都のほうからも第2次答申の中から出てきていると思います。

 そんな中で、都心区ゆえの悩みもあるでしょうけれども、保護者の協力という点だけに関して言えば、先ほど保護者会とかいろいろなところでそういった投げかけはなさっているという話は聞きましたけれども、保護者といったっていろいろ幅がありますので、ある程度区民を巻き込んで、先ほどの中学校2年生の男子は東京都最下位、こんなの誰も知りませんよ。やはりもう危機感をあおらないとならないような状態に来ているんじゃないかと思いますけれども、地域を巻き込む、保護者を巻き込む、区民を巻き込んで子供の体力向上にどういうふうにつなげていくか、そこら辺のところの御見解をもう一回お伺いします。

○増田指導室長
 保護者や地域の方の協力ということの中では、今、学校のほうも放課後、PTAのスポーツクラブでありますとか、地域の方に指導者で入っていただいて、各学校でそれぞれ種目は異なっておりますけれども、進めていただいていたり、中学校のほうでは部活動のほうで地域の方に力をかしていただいたりというような形で進めているところでございます。

 さらに、今、御指摘ございましたけれども、子供たちの体力の現在の状況がどういう状況なのかというようなことの中で、子供たちの健全育成ということで、あわせて考えていく必要があるかというふうに思っております。学校を通じまして、さらに積極的に、特にPTAの活動もそうですし、学校評議員会などでは、今、子供の何が課題になっているかというようなことについて協議もさせていただいているところでございますので、そういったことの中で学校からも積極的に発信していきながら、一緒に子供たちの体力をどうしたらいいのかというようなことについて考える機会を持っていけるように、また学校にも十分働きかけをしてまいりたいというふうに存じます。

 以上でございます。

○増渕委員
 ぜひとも、来年この調査結果が出てきたときに、先ほど指導室長のほうから東京都の中ではトップクラスだというお答えがありました。それを持続していただいて、中学校2年生の男子がせめてブービーぐらいには、それは冗談で、もっと上へ上がってもらいたいですけれども、そのようなことを望みます。

 大変漠とした話で、一番最後に聞こうかと思ったんですけれども、この文部科学省の調査で体力のほうで上位をとっているところが福井県、秋田県、何々県というところがずらずらと並んでいるんですね。下のほうは言いません。東京都がそうだと言っているんじゃないんですよ。学力テストが上のほうが全国の体力テストでも、ほとんど並んでいるんです。これを考えてくると、やはり文武両道という言葉はあながち、心に銘すべき言葉なのかなと本当に思いました。そんなこともありますので、子供の体力の向上に関して、よろしくお願いします。

 それから、資料2、これは簡単にいきます。

 小学校も中学校も、国語なんですけれども、よく全国学力テストで国語A、Bということでは、国語のBに関してどうしても正答率が下がるというような状況を書いています。本区の場合も、小学校の課題のほうは国語Bというようなことで理解してよろしいのか。それで、国語Bを向上させるために取り組みがなされているというふうに解釈していいのか。

 それから、理科のほうに関していいますと、自然の現象を説明することに課題が見られたと。それから、中学校のほうでいいますと、実験や観察のレポート等を活用して指導を行うということで、これも一つの課題なのかなと思うんですけれども、理科の教育に関して、1つおもしろい調査結果が出ております。

 小学校の理科に関して児童にアンケートをとったところによりますと、小学校5年生では、よくわかる、どちらかといえばわかるで54.6%、36.5%、と大部分を占めている。中学校でいいますと、よくわかるが24.5%、どちらかといえばわかるが45.9%、このような数字が出ています。それで、今度は先生に聞きましたところ、理科の授業を適切に行えていると回答した教員の割合ということで、小学校の先生は、そう思うが19.8%で、ややそう思うが60.3%、ということは20%の先生が余り思わないと。簡単に言いますと、理科の授業については苦手かなと。これは、中学の場合は専門教科に入ってきますので、わかるところです。中学校の教員の方は、90%以上が、そう思う、ややそう思うとお答えをなさいました。

 理科の授業に関して、今申し上げた調査結果との関連性。何が聞きたいかというと、自然現象とか実験とか演習とかいうのは得手不得手がやはりあると思うんですよね。そんな中で、本区の場合の理科の教育に関しての今後の方向性についてよろしくお願いします。

○増田指導室長
 まず、問題の種類のことでございます。国と区の調査の関係でございますが、B問題の活用ということで、同じような内容のところでございます。その部分がやはり同様に苦手ということでございます。

 それから、教員の指導につきましては、小学校の教員につきましては、専科の教員ではないということで苦手意識があるところがございます。本区でも、コア・サイエンス・ティーチャーというような形で理科の得意な教員を指定いたしまして、夏季に研修を行うというような形で、具体的に教員にも実験の技術を習得させるということで進めさせていただいております。

 以上でございます。

○増渕委員
 終わります。

○木村委員長
 ここで休憩をとります。

 午後3時15分に再開をいたしますので、よろしくお願いいたします。

(午後3時6分 休憩)


(午後3時15分 再開)

○木村委員長
 それでは、委員会を再開します。

 次の発言者、発言をどうぞ。

○青木委員
 それでは、私からは資料2、学習力サポートテストと資料4、図書館リニューアルについてお聞きしてまいりたいと思います。前委員と幾つか同じような質問になるかもしれませんが、確認の意味も含めまして、よろしくお願いいたします。

 まず、サポートテストですけれども、小学校4年生と6年生、中学校1年生と3年生が区のテスト、小学校5年生と中学校2年生で都の学力テストを行うと。そして、文部科学省が行ういわゆる学定を小学校6年生と中学校3年生で行うということで、内容はいずれも基礎力を見るということだと思うんですけれども、学校のカリキュラムも厳しい中で、このような調査を行っていくということ、特に小学校6年生と中学校3年生では2つ調査を受けることになるんですけれども、それぞれの区と都と文部科学省が行う学定、せっかく行うんですから、どのようにそれぞれの役割を区別する、あるいは相乗効果を期待しているかという点をお聞きしたいと思います。

 それから、2点目が、やはり私も結果を細かく見させていただきまして、読む力が低下しているということが大変気になります。中央区では、まさに読む力の向上ということに力を入れておりまして、平成25年、ことし3月に教育委員会で第2次中央区子ども読書活動推進計画というものも出しております。学習ということと読書ということで、全てが重なるわけではないとは思いますが、読書活動推進計画において、どのように読む力を今後向上させていくかということを簡単にお話しいただきたいと思います。

 それから、3点目なんですが、区の調査におきましては、子供たち一人一人においては個人別学習診断カルテをつくって、子供たちあるいはその保護者の皆さんにそれをお知らせして、その子の学習力の向上につなげていくということだと思います。あと、授業改善プランもつくられているということがありましたが、学定でよく言われる公開ということです。別に、これは公開はしていないと思いますし、公開しろと言っているわけではなく、一般に公開するということではなく、区の校長先生を含む教員の方々でシェアをしているのか。といいますのは、やはり学校によって、中央区では中学校4校、小学校16校の中で違いが出てきたときに、あそこの先生の教え方、あるいはあそこの学校のああいうところがいいのではないかというふうに、競争をするという悪い意味ではなく、切磋琢磨していくという意味で反映できたらなと思うんですけれども、その点のシェア、あるいは先生方がどのように学校間で活用なさっているか、この3点をお聞かせください。

○増田指導室長
 まず、お尋ねの1点目の各種学力調査の相乗効果をどう狙っていくかということでございます。

 区の調査と都の調査でございますけれども、これについては、同じ教科の数でやっているところでございますけれども、国の調査につきましては、これは小学校6年生と中学校3年生でございますが、国語と算数、国語と数学という形で2教科に絞られているという状況でございます。そういったことの中では、私どもとして考えているのは、子供たちに4教科あるいは5教科というようなことで経年的に情報提供できている部分としては、区のテストあるいは都のテストの連携の中でしていけるというふうに考えてございます。国のほうは国の教育施策に生かすということの中でやっておりますので、今、情報としてつかんでおりますのは、来年度は一部に理科を加えるというようなことでも情報をいただいているところで、重点にする中身、施策をどう構築していくかということの基礎データをとっていくというところにも大きく重点を置いておりますので、教科が限られていたりとそういった意味では、やはり若干性格が違っている部分があるのかなと思っております。

 いずれにいたしましても、子供たちが前年度の学習内容についてどう定着しているのかということをみずから振り返る機会にするということと、教員自身も授業の中でどう力をつけられたかということで、それを経年的に把握していくということで向上を図っていくということにつながるというふうに考えてございます。

 2点目でございますが、読む力の低下の中で子ども読書推進計画との関連というお尋ねでございます。

 子ども読書推進計画の中では、やはり子供たちに読書、本に親しませるということに大きく軸を置きながら、学校でも推進をしてまいりますし、また図書館とも連携を図りながら進めていくということで方向性を示させていただいているところでございます。読む活動の中で読む力といったときに、本に親しむということで子供たちが読む力をつけていく部分もございますし、あるいは今回、学力調査の中では、例えば資料を比較して読む、分析的に読むということの中で、全体を捉えるのではなくて、詳しい中身をきちんと捉えて読む、あるいは比較してみてどういうふうに違うのかということを検討するとか、そういった国語の授業の中で扱われる読みの部分もありますので、子ども読書推進計画にある本に親しむということとともに、国語の学習も充実させていく中で、総合的に読む力がついていくというふうに捉えております。

 3点目でございます。区の学習力サポートテストのデータをどういうふうに教員が共有しているかということでございます。

 これを授業改善に生かしていくということの中では、まず学校の状況がどうであるかということを捉える必要もございますし、それから区全体と比べてどのような状況にあるかというようなことも重要な視点でございますので、各学校のほうには区全体の傾向がどうであったかというデータとともに、各学校のデータ、それから各個人のデータということで提供いたしまして、授業改善プランということで、それをもとにして、どのように授業をさらに工夫していくと子供たちがわかりやすくなるかということで検討を進めさせていただいているところでございます。

 以上でございます。

○青木委員
 わかりました。先生方の間で情報を共有できているということですね。

 実際問題、小学校、中学校の中で、教科によって多少なりとも差が出たりすることはあるんでしょうか。

○増田指導室長
 これは子供たちも学年進行で変わっていきますので、その年ごとに同じ学校でもデータは変わってまいりますし、それから教科ごとによっても、またデータも変わってまいります。それは学校の中でもそうですし、区全体を見てもそうですし、どこかずっと同じような状況ということではなくて、年度とともにその状況は変わってまいります。ですから、逆に考えると、そういったことがあるからこそ、子供たちの実態と突き合わせながら、何が効果的であったのか、さらに工夫するといいのかということを捉えていく必要があるというふうに考えております。

 以上でございます。

○青木委員
 せっかくのデータですので、子供たち個人個人の能力はもちろんのこと、学校間でもいい意味で切磋琢磨していただいて、上がっていくような活用の仕方を期待いたします。

 続きまして、図書館システムリニューアルについてなんですが、前委員からもお話ありましたように、視察で武雄市に行ってまいりまして、やはり効果的にICタグを使っているなということを感じます。いろいろな効果はあると思うんですが、私、大きな効果の一つが、その前に熊本市のほうの図書館にも行きましたけれども、あと、東京都内の図書館にも行きまして、やはりこれからますます司書さんの力といいますか、役割が大きくなると思うんです。人気のある、あるいは成功している図書館というものは司書さんがすごく優秀であり、うまく機能している。その中で、ICタグを活用することによって、司書さんが本来の業務に集中することができる、つまり本の貸し出しという業務から解放されて、本来の業務に集中できる。

 私は、本来の業務というのは、やはりレファレンスだと思うんです。思っていたんです。ところが、いろいろ調べますと、意外と今、図書館でレファレンス、つまりこの本はありますか、2階にありますではなくて、こういうことを調べたい、くしくも先ほど国語の試験の資料を比べて違いを出すというお話がありましたけれども、まさにこういうことを調べたいんですけれども、どういう資料がありますかとか、どういう本を読めばいいですかというレファレンス業務、今、区内図書館において、実際どれくらいそれを要望する方がいらっしゃるのかということがわかれば、お聞かせください。

○粕谷図書文化財課長
 レファレンスについてのお尋ねでございます。

 私ども、詳しく統計をとっているということではございませんが、現状ではクイックレファレンスといいまして、今、委員がおっしゃったように、こういう本を借りたいんだけれども、どこにあるんですかというお尋ねが大多数を占めているという認識でございます。

 ただし、私どもも読書相談、こういったレファレンスは大事な業務というふうに認識してございますので、いろいろ御要望の本と関連する本などを御案内して、利用者の調べ物あるいは御要望に適切に応えていくような体制の構築を目指していきたいというふうに考えてございます。

 以上です。

○青木委員
 やはりクイックレファレンスというんですか、この本はどこですかというようなことが多いと。今後、本の森ちゅうおう、蔵書数も50万冊で、そういうすばらしい環境がこれからできていく中で、子供たちにそこから教えていくというのはとても重要だと思うんです。本に親しむ、こういう本を読みましょう、図書館に行きましょう、本の森ちゅうおうに行きましょうということも重要ですし、国語の授業の中でうまく本を利用する方法を教えていくというのが、先ほどあった読む力を伸ばしていく、あるいは表現する力を伸ばしていくということの大きな要素にこれからなっていくと思います。

 繰り返しになりますが、せっかく本の森ちゅうおうができるということで、国語教育あるいは全般的な教科の中で、調べ物というのは国語に限らないですよね。調べ物をする中で、いかに図書館を利用していくか。レファレンスという言葉自体を知らない子供たちも多いんですよね。レファレンスのやり方から、しっかり教えていく。図書館は本を読むだけではなく物を調べる場所で、中央区にはこんな蔵書がいっぱいあって、すばらしい場所ができるんですよということを、これから告知していく期間もありますので、ぜひその点、力を入れていただきたいと思います。

 以上です。

○木村委員長
 次に、議題、区民生活及び教育行政の調査について、発言者の質問を許可いたします。

 発言のある方、どうぞ。

○小栗委員
 1つは、教員の多忙の解消についてです。

 全日本教職員組合が勤務実態調査2012のまとめを公表しています。全国で6,879人の教職員の回答を得て、そのうちの85%を占める教員の長時間労働が大変深刻だという実態が示されています。1カ月の平均した時間外勤務時間が、平日で56時間、土日で15時間、合計で72時間34分。持ち帰りの仕事の時間が、平日で13時間8分、土日で9時間15分、合計で22時間24分ということで、平日の学校で行う時間外の仕事と家に持ち帰ってやる仕事の合計が94時間59分、約95時間になる。これが平均的な値として出てきているということで、大変深刻な実態が示されています。

 そのうち、特に過労死ラインと言われる80時間を超えるような残業、時間外の仕事をしている人は、100時間以上の仕事をしている人が35%にもなり、80時間から100時間までの人を加えると、半分、53%の人が過労死ラインを超えるような勤務外の仕事、長時間労働になっているというのが実態でした。特に、部活の指導をやっている先生は、100時間を超える人が4割を超えるというような実態の中で、大変長時間労働が深刻だということなんです。

 中央区の実態としては、決算特別委員会の資料で区立幼稚園、小・中学校教員の超過勤務時間数の調査結果というのを毎回出していただいていますが、これによりますと、ことしの2月6日から22日までの退勤時間の状況を把握するということで出していただいて、幼稚園の場合は20時に帰る方が半分以上になっているというような実態や、小学校でも19時、20時、21時、そういう時間帯でないと帰れないという実態、中学校も同じような実態が示されています。

 特に教員の実態として、これにはそれぞれの残業というか、時間外でやっている仕事が合計でどのぐらいかという調査ではないんですけれども、その辺をどういうふうに教育委員会としては把握して、どういう点で是正しなくてはいけないのかということで具体的な手を打っているのかどうか、お伺いしたいというふうに思います。

 もう一つは、まるごとミュージアムについてです。

 11月4日にまるごとミュージアムが行われて、この参加者の人数とか、そういうのはいずれまた、まとまったものが報告あると思いますけれども、今回、私は、まるごとミュージアムは面白いのか?検証会議というのに参加してきました。この内容は、来場者の立場で体験し検証するということで、まるごとミュージアムがアート業界で話題とされないのはなぜなのかというのを検証するということで、なかなか興味深い内容だったんです。

 そこでは、一つ一つのイベントはそれなりに楽しめるんだけれども、全体的に物足りなさがあって、なぜミュージアムということを銘打っているのかがわからないという意見が、イベントを企画した方たちから自分たちが回ってみた感想として出されていましたし、アーティストの発表の場としては、みんなが出たいというふうになかなか思えない内容じゃないかというような意見が結構出ていました。当日などでも参加できるツアーなどをもっとふやして、まちや路地裏などの魅力が発見できるように、そういうものをもっとふやしたらどうかとか、1日だけでは回り切れなくてもったいないというような意見も出ていました。

 私も、今回、諸国往来市を楽しみにして行ったらやっていなかった。2年ぐらい前に、たまたまだったのかもしれませんけれども、そういうイベントと同じ日だったので、いろいろなものが同時に楽しめたということがあるんですけれども、観光商業まつりのいろいろなイベントとの連携がうまくとれていない残念な面があると思いますし、まちガイドの面でも、もっと当日参加できるものも用意して、例えばですけれども、中央区の入門コースとして全体的に見るとか、今回の巡回バスは3つの停留所がありましたけれども、そのポイントでその地域の見どころを巡るとか、そういうような、当日気軽に参加できるものも含めてやるとか、毎日がまるごとミュージアムというような形で、もう少し通年で取り組めるようなことで、開催方法の再検討が必要ではないかという思いをしているんですけれども、この点についてのお考えについてお示しいただきたいと思います。

○増田指導室長
 教員の多忙感の解消についてでございますが、大きく3つ、まず1つはマンパワーの投入ということで、いろいろな形で教員の支援をしていくということ、それから2点目は、学校間ネットワークの整備によって事務の簡素化等を図ること、3点目は、メンタティーチャー制度の充実によって授業力をつけていく、そのような形で進めさせていただいているところでございます。

 以上でございます。

○鈴木文化・生涯学習課長
 まるごとミュージアムでございます。

 確かに、6回目を迎えまして、いろいろなイベントを行っているところでございます。ツアーといったような要望もいただいているところでございます。ただ、このイベント、1日をやりながら、中央区内にはいろいろな文化の面があるということを紹介するものでありますので、これをきっかけにしながら通年で楽しめるものということをさらに徹底してまいりたいと思います。

 以上でございます。

○小栗委員
 教師の多忙感の解消でいろいろ取り組みは、大きく3点お話がありましたけれども、本当に実態的に何で時間がとられて残業せざるを得ないのか、その辺をもっと教育委員会としても詳しく調査して、必要な手だてを打つということをぜひやっていただきたいというふうに思いますので、その点だけ要望して、終わります。

○青木委員
 それでは、文化の秋ということで、この10月、11月、さまざまなイベントが行われましたので、そのうちの幾つか、1つの観点からお尋ねしたいと思います。

 夏のイベントは、最近の東京はゲリラ豪雨ということでお天気が気になりますし、また秋は秋で台風とか秋の長雨があり、やはりイベントとお天気は切り離して考えることはできないです。運動会ですと、その学校のホームページを見ますと、今、すぐ最初の面で、中止ですとか、何曜日に延期しますというのをどの学校もいち早くやってくださっていて便利なんです。

 区のイベントの場合、私も区民の一人として、それ以外の情報がなかったと考えてみようとしますと、やはりまず中央区のホームページに行きます。最初の画面を見たときに、イベントカレンダーというのがありました。これだと思ってイベントカレンダーをチェックすると、10月、11月ですと観光商業まつりがずっとありまして、区民スポーツの日、まるごとミュージアムもあります。私の見落としかもしれないんですが、子どもフェスティバルは書かれていなかったんです。まず、その点が1つ。

 子どもフェスティバルはホームページの中でどこに掲載されていたのかということと、そこで終わりではなくて、要は、例えば一番よくできていたのがまるごとミュージアムで、そこをクリックしますと、情報もずっと出て、細かく見たいときは、そこをクリックすると、またそこに飛ぶことができるということと、もう一つ、まるごとミュージアム単独でツイートのアカウントがあって、それについて、あの日もちょっと午前中お天気が気になりましたので、何々と何々は予定どおりやりますということがずっとつぶやかれていたんです。これは大変わかりやすかったので、これはどこがやっていたのか。まるごとミュージアムは、たしか一括してどこかにお願いしていると思うんですけれども、ツイートをどういう形で、誰が責任を持ってやっていたのかということです。

 まずは、そこまでお願いいたします。

○鈴木文化・生涯学習課長
 2つです。

 1つは、子どもフェスティバル、当日、大変な雨になってしまったんですが、その事前の案内は、済みません。申しわけありませんでした。再度イベントカレンダーの中でわかるように、さらに徹底をしてまいりたいと思います。

 また、もう一つ、まるごとミュージアムでございます。当日、リアルタイムに情報を更新するといった意味でホームページを独自に開設してございます。このホームページでありますが、このイベントは区と文化・国際交流振興協会の共催でございますので、協会のホームページを使いながら行ったところでございます。この中では、ツイート機能を設けて、いろいろ投稿してもらったり発信をしてもらったり、いろいろ当日行いました。これは、区役所、この建物の中の8階の大会議室に本部を設けてございまして、そちらの中で情報を集めながら、それを発信していくといった運用を行ったところでございます。

 以上です。

○青木委員
 まるごとミュージアムのツイートの使い方については、かなりわかりやすかったと思います。それなのに、今おっしゃったように子どもフェスティバルのほうで同じ対応がとられなかった。特に、子どもフェスティバルは12時で一部中止になりましたよね。私もちょうど午後から行こうと思っていたのが、すごく雨が強くなってきて、どうしようと。どこを見ても出ていないので、友達からメールで、きょうは中止みたいですよということを知った状況なんです。やはりこういうことはいち早くツイッターを活用していくべきだと。お天気情報というのは、これから一番の重要な情報の一つになってくると思いますので、よろしくお願いいたします。

 まるごとミュージアムのツイートに関して、もう一つ希望をつけ加えておきますと、中央区の広報課にもツイートがあるんですけれども、区民の皆さんは、大体最初に中央区のツイートをするとしたら、メーンは広報課がやっている中央区というツイートが出てきて、そこが本当に更新をしていないという状況がありますので、文化・生涯学習課ですとか教育委員会でやるイベントについて、それぞれが細かくツイートしていく。それをリツイートしていく。そうすると、区民の皆さんはそれ1つをフォローしていればいいわけです。それぞれフォローしていくのは大変ですので、まずは、今でしたら中央区というツイートが1つある。アカウントがある。それぞれのイベントについてはリツイートしていくという仕組みをしっかりつくっていただくと、かなりの区民サービスになるのではないかと思いましたので、そのことはお願いしておきます。

 イベントということで、もう一つだけ。

 先日行われました子どもとためす環境まつりについては、これは環境ということですので、所管は環境推進課になるとは思うんですけれども、区内の小学校を回っているということで、あと区内の子供たちが参加するということで、直接はこのチラシをじっくり見ても教育委員会という言葉は出てこないんですけれども、共催が中央区ということで、実際問題として、子どもとためす環境まつりに教育委員会としてはどのようにかかわっていらっしゃるのかというのだけお聞かせください。

○有賀教育委員会庶務課長
 子どもとためす環境まつりについては、今お話にあったとおり環境土木部のほうの所管でございますけれども、私ども教育委員会としましては、学校のほうでそれぞれ教育委員会と打ち合わせをして、例えば会場にどこの学校を提供させていただくとか、あるいはまたそれぞれの学校の中で協力できて子供たちが参加できるようなものがあれば、その都度個別に対応させていただいているという状況でございます。

 以上です。

○青木委員
 わかりました。ありがとうございます。

 以上で質問を終わります。

○木村委員長 それでは、第四回区議会定例会における委員長報告の取り扱いについて、正副委員長一任ということでよろしいでしょうか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○木村委員長
 以上をもちまして閉会といたします。

 御苦労さまでございました。

(午後3時45分 閉会)

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