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平成25年 環境建設委員会(6月28日)

1.開会日時

平成25年6月28日(金)

午後1時30分 開会

午後1時50分 閉会

2.開会場所

第一委員会室

3.出席者

(8人)

委員長 中嶋 ひろあき

副委員長 高橋 伸治

委員 礒野 忠

委員 堀田 弥生

委員 加藤 博司

委員 田中 耕太郎

委員 渡部 恵子

副議長 中島 賢治

4.出席説明員

(11人)

吉田副区長

宮本環境土木部長

望月環境政策課長

来島環境推進課長

石田水とみどりの課長

中野道路課長

遠藤中央清掃事務所長

田村都市整備部長

小林都市計画課長

平野地域整備課長

松村副参事(都市計画事業・特命担当)

5.議会局職員

荻原議事係長

渡邊書記

川口書記

6.議題

  • (1)議案第50号 中央区立まちづくり支援用施設条例の一部を改正する条例
  • (2)議案第55号 特別区道の路線の変更について

(午後1時30分 開会)

○中嶋委員長
 どうもお疲れさまです。ただいまより環境建設委員会を開会いたします。

 本日、議長並びに区長は欠席いたします。

 また、議案の関係で松村副参事が出席しますので、あわせて御了承願います。

 昨日の本会議におきまして本委員会に付託された議案の決定に当たり、その内容を十分に審査する必要があるとして、本日、開会いたした次第であります。本委員会の運営につきましては、委員各位の特段の御理解と御協力をいただきますよう何とぞよろしくお願いいたします。

 次に、審査方法について、付託された各議案について一括して説明を受け、一括して質疑を行い、質疑終了後、それぞれの議案を別々に起立採決によりお諮りすることでよろしいでしょうか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○中嶋委員長
 さよう取り扱わせていただきます。

 それでは、理事者説明を願います。

○宮本環境土木部長

 1 議案第55号 特別区道の路線の変更について

○田村都市整備部長

 2 議案第50号 中央区立まちづくり支援用施設条例の一部を改正する条例

以上2件報告

○中嶋委員長
 お疲れさまです。

 発言の時間制につきましては、通常の委員会での例によりますが、採決に係る時間10分を考慮し、各会派の持ち時間を算出することといたします。現在、午後1時34分でございます。自民党38分、公明党29分、日本共産党29分、みんなの党29分、民主党区民クラブ29分、新生自民党29分となります。よろしくお願いいたします。

 それでは、理事者説明に対する質疑を行います。

 発言を願います。

○加藤委員
 より深める意味で発言をさせていただきます。

 まず、議案第50号です。

 中央区まちづくり支援用施設条例の一部を改正する条例、今回の条例はまちづくり支援用施設として借り上げ、空き室になった場合、一時的な仮住宅として使用することですが、空き室になった場合の使用料はどの程度と想定しているのか。

 あわせて、このようなことは今後も行われると思うんですけれども、もし議題と外れるようだったら、委員長、ストップをかけてください。区内では、旧耐震基準のマンションが数多く存在します。マンションの建てかえなどの計画が今後進むのではないかと思います。築年数の長いマンションなどではそれなりに賃貸居住者もお住まいになっているようですが、希望すれば居住が継続できるよう、その際の仮住宅として使用できる住宅は今どの程度確保されているのか、それぞれお答えいただきたいと思います。

○松村副参事(都市計画事業・特命担当)
 最初の御質問であります、従前居住者の方がいなくなった場合の仮住居として貸し出す際の家賃でございますが、現在想定しておりますのは、住戸によって若干違うところはございますけれども、10万円~12万円前後の間で予定しているところでございます。

○平野地域整備課長
 もう一つの質問でございます、旧耐震基準のマンションの建てかえの際に仮住宅として使用できるのかということでございますけれども、現在、条例の中では地区計画の整備計画がある区域内における再開発事業についての仮住宅という形で使っていただくという条例でございますので、今のところ耐震改修等の方については仮住宅というのは使えない。そういったマンションを含んだ市街地再開発事業であるといった場合にお使いいただけるということでございます。

 以上でございます。

○加藤委員
 多分、市街地開発はこれからも大規模な開発がいろいろと進んでいくと思うんです。私が聞いたのは、そういう仮住宅としてどのぐらい確保されているのかということです。

○平野地域整備課長
 失礼いたしました。区の仮住宅の件数でございます。

 区の仮住宅の件数、現在36戸でございます。

○加藤委員
 今言われたように、市街地再開発事業などで住みなれた地域で区民の方が居住を継続できるように、引き続き、こういう取り組みについては必要だと私も思いますので、ぜひ取り組んでいただきたいということを要望しておきます。

 それから、議案第55号、特別区道の路線の変更についてです。

 周辺の方にお話をお聞きする機会がありまして、その方が言うには、1年ほど前にはよく説明に来られたけれども、その後ぱったり来なくなったので、計画はなくなったのかなという感想を漏らしていたんです。また、ある業者の方は、以前はよく聞いていたけれども、最近全くそんな話は聞いていないなということなんです。

 人道橋ができることにより周辺の環境が大きく変化しますし、今までにないさまざまな影響が生じることは十分想定されます。該当する地域には、戸建て住宅やマンション、都営住宅、運送業者、冷蔵庫などがあるわけですけれども、どのような範囲で個別の説明を行っているのかお聞かせいただきたいと思います。

○中野道路課長
 歩行者専用橋の話でございます。

 まず、最近情報がないというお話かと存じますけれども、この橋をかけるに当たりまして、計画を地域の方にお示ししたところ、さまざまな意見が寄せられたということで、検討会というものを設置させていただきまして、検討会でかなり進めておりました。その検討会が、平成23年10月だったと思いますけれども、そこで一旦終わっております。その検討会の中では、橋は2つの、いわゆるⅡ型と呼んでいますけれども、その橋の形で進めていこうと。ただ、プライバシー等の配慮については今後詳細を詰めていこうということで閉じさせていただいております。その後、詳細設計等々をやっておりましたが、検討会という形の中でやっておりませんので、そこの中で地域の方に情報がなかなか行っていなかったのかなというところで、そういうお話が出たのかなというふうに思っております。

 先般、3月5日に、検討会の中で出た御意見を踏まえたものを報告させていただいておりましたけれども、その中でまた個別に御意見をいただきましたので、その方たちに対して個別の説明をさせていただいたところでございます。

 今後については、工事説明会等におきまして事業の説明をしていきたいというふうに思っているところでございます。

 以上でございます。

○加藤委員
 いろいろと丁寧にやっていることは私も十分承知しているんです。4月22日開催の環境建設委員会において、歩行者専用橋についての説明会、意見要旨というのが資料として提出されているんですけれども、その中の主な意見と回答等の中で、⑤の直近の住民に説明会を開いて意見を集約してほしいという区民の要望に対して、区側の回答は、これまで地域代表の皆様へ説明をしてきた。このため、新たな説明会をする考えはないが、今後、工事説明会の中で沿道や近接マンションの方々に説明し、地域の意見や要望を可能な限り反映していきたいという、非常に積極的と言ってもいいのかなと思う回答がされているわけです。

 今言われていることはわかるんですけれども、地域の代表の皆様へ話したということでいいのではなく、工事期間中はもちろん、人道橋ができることにより人の流れも大きく変わるわけですから、その結果として環境も変わっていくわけです。ですから、周辺の代表の皆さんに話したというだけではなく、個別の対応も含め、やはり丁寧に説明をしていく必要があるのではないかと思うんです。そういう意味で、今後の取り組む姿勢について、どのような考えでいるのかお答えいただければと思うんです。

○中野道路課長
 委員御指摘の4月22日の本委員会の御報告のときの議事要旨といことでございますけれども、その後、実は3月5日に意見をいただいた方に個別に6月10日に説明を行っております。総勢13名ぐらいの方がいらっしゃっていまして、その中で具体的内容としては、木々の配置であるだとか、橋からどの階が見えるかだとか、プライバシーの関係、それからお昼から工事をやっていただきたいとか、サッシを二重にしてくれないかだとかいうことでして、橋をかけるということについては全く異議がなくて、個別な工事の内容のお問い合わせということでございました。そういう中で、私どもの回答としては、区としてできるもの、できないものがございますというお答えをさせていただきました。ただ、今後個別に最大限御意見を踏まえながら、安全第一で進めていきたいということお伝えしておりまして、その場は和やかな雰囲気で終わっているという状況でございます。

 今後についても、先ほども申しましたとおり工事説明会等ございますので、事業を丁寧に説明しながら安全に工事を進めていきたいというふうに考えているところでございます。

 以上でございます。

○加藤委員
 今のお話を聞いていると、あそことあそこのマンションの人たちのことなのかなとしかイメージが浮かばないんです。人道橋をつくることによって影響を受けるのは、そのマンションだけではないんです。その周辺、その手前の清澄通り側の人たちにもそれなりの影響が生まれてくると思うんです。あそこには都営住宅もありますし、その後ろには冷蔵庫もありますし、こっち側には運送業者とか、いろいろな方がいらっしゃるわけですから、そういう方々にも私は、公平というと言葉は悪いんですけれども、そういう意味ではなくて、中央区の事業ですから、こういう事業やりますよということをできるだけ丁寧に、限界があるのは承知の上で、丁寧に説明をしていただきたいなと、そういうことを要望して発言を終わります。

○田中(耕)委員
 議案第50号に関しまして、まずお伺いしたいと思います。

 前委員のお話でも仮住戸として貸し出す場合の費用等も出ましたけれども、今回のこの施設の運営について区として負担する費用、コストというのは今後どういうふうになっていくのかというのをお知らせしていただきたいと思います。

 また、数は数戸と聞いておりますけれども、そのあたりについてもお伺いをしたいと思います。

 議案第55号に関しましては、先ほどの前委員と重なる部分もありますけれども、検討会は平成23年で終わっておりまして、そのときに宿題というか、プライバシーの問題等を解決していくということで対応を重ねて、直近の委員会等でパース等も拝見したりしておりますけれども、具体的に行った工夫についてお知らせしていただきたいのと、まちづくり協議会等の中で、歩道の整備とあわせて電柱の地中化等も行っていくような旨の御説明があったというふうに聞いておりますけれども、そのあたり、電柱の地中化や歩道等の整備についての具体的な計画について進展や変更点等があればお知らせしていただきたいというふうに思うんですけれども、お願いいたします。

○松村副参事(都市計画事業・特命担当)
 最初の質問でございます区のコストでございます。

 この従前居住者用住宅の場合には、住まわれる方に対して家賃補助をいたすところでございますが、こちらにつきましては、年間で150万円程度を予定しております。それに対して、大体半分の70万円ほどを国のほうから補助を受けることになってございます。また、再開発組合に対して、市街地開発事業指導要綱に基づく開発協力金ということについても今後求めてまいりたいと思っているところでございます。

 なお、戸数につきましては、3戸を予定してございます。

○中野道路課長
 歩行者専用橋についてでございます。

 4月22日に本委員会に御報告させていただいたものは、3月5日に検討会の元構成員の方々に説明した内容、意見等を踏まえて工夫した内容を4月22日に報告したということでございまして、具体的には3月5日の説明のときには橋の完了する時期と取りつけ道路の部分のスケジュールにずれがございました。電線共同溝の工事を行い、道路整備を終わる時期については、橋ができ上がった後に終わるようなスケジュールを示させていただいたところでございます。そういう説明の中で、やはり橋と同時に道路の整備も終わっていないとおかしいのではないかというような御意見をいただいて、そういうところをまた持ち帰りまして、電線共同溝の整備ですので、私どもだけではなかなかできない部分がありますので、関係企業者、東京電力なりNTTなりの事業者を集めまして、何か工夫してスケジュールを見直せないかということでやらせていただきました。

 結果的に、4月22日に御報告した内容では、橋の終わりの部分と、ちょうど真っ直ぐな取りつけ道路がありますけれども、その終わりのスケジュールが一緒になったという内容で工夫させていただいたところでございます。電線共同溝についても、その取りつけ道路の部分と、勝どき側の部分と、晴海通りに行く部分についても整備して、歩道があるところ、ないところがありますけれども、そこに歩道の設置あるいは拡幅をして歩きやすく整備していこうという内容でございます。

 以上でございます。

○田中(耕)委員
 終わります。

○中嶋委員長
 次の発言を願います。いいですか。

 それでは、質疑を終了いたしましたので、採決に入ります。

 議案第50号、中央区立まちづくり支援用施設条例の一部を改正する条例について、起立により採決をいたします。

 本案を可決することに賛成の皆さんは御起立を願います。

〔賛成者起立〕

○中嶋委員長
 全員起立と認めます。――着席してください。

 よって、本案は原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。

 次に、議案第55号、特別区道の路線の変更について、起立により採決いたします。

 本案を可決することに賛成の皆さんは御起立を願います。

〔賛成者起立〕

○中嶋委員長
 全員起立と認めます。――お座りください。

 よって、本案は原案のとおり可決すべきものと決定をいたしました。

 次に、本会議における委員長報告の取り扱いについて、正副委員長一任ということでよろしいでしょうか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○中嶋委員長
 さよう取り扱わせていただきます。

 以上をもちまして、環境建設委員会を終了いたします。

 どうもお疲れさまでございました。

(午後1時50分 閉会)

お問い合わせ先:区議会議会局調査係 
電話:03-3546-5559

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