平成25年 築地市場等街づくり対策特別委員会(11月15日)

1.開会日時

平成25年11月15日(金)

午後1時30分 開会

午後2時54分 閉会

2.開会場所

第二委員会室

3.出席者

(8人)

委員長 増渕一孝

副委員長 渡部 博年

委員 礒野 忠

委員 瓜生 正高

委員 田中 広一

委員 志村 孝美

委員 青木 かの

議長 原田 賢一

4.出席説明員

(14人)

矢田区長

小泉副区長

吉田副区長

中島企画部長

黒川企画財政課長

梅澤副参事(都心再生・計画担当)

浅沼区民部長

守谷商工観光課長

宮本環境土木部長

望月環境政策課長

田村都市整備部長

小林都市計画課長

平野地域整備課長

竹内副参事(築地まちづくり調整・特命担当)

5.議会局職員

田野議会局長

荻原議事係長

長田書記

川口書記

6.議題


(午後1時30分 開会)

○増渕委員長
 築地市場等街づくり対策特別委員会を開会いたします。

 議題の審査に入りますが、質疑につきましては、既に御承知のとおり、理事者報告に対する質問とあわせて行いますので、よろしくお願いいたします。

 それでは、初めに、理事者報告をお願いいたします。

○田村都市整備部長

 1 まちづくり協議会の報告(資料1)

以上1件報告

○増渕委員長
 ありがとうございました。

 発言の持ち時間制につきましては、既に御承知のとおりですので、よろしくお願い申し上げます。ただいまの時刻は午後1時37分でございます。自民党さん40分、公明党さん30分、日本共産党さん30分、民主党区民クラブさん30分、新生自民党さん30分、みんなの党さん30分となります。

 それでは、質疑に入ります。

 発言を願います。

○礒野委員
 私からは、議題について御質問させていただきます。

 先日、築地の先行営業施設の建築工事の入札が不調に終わったというふうにお伺いしました。今回不調に終わって、実際には工事に入れないという状況が生まれたと思うんですが、今後のスケジュールとして、どういうような入札や何かのスケジュールをお考えになっているのか、お聞かせいただきたいと思います。

 また、このスケジュールが多分ずれ込んでくることによって、小田原橋、それから海幸橋施設、先行営業施設のスケジュール自体、工事のスケジュールもずれ込んでくると思うんですが、どのぐらいの期間のずれ込みがあるのか、そういったスケジュールをどのようにお考えになっているのか、お聞かせいただきたいと思います。

 また、いつもこれはお話ししていることなんですが、先行営業施設、小田原橋施設、それから海幸橋施設をつくり込んで、先行営業に間に合うようにつくっていただくというのは大前提なんですが、この施設を生かすためには、どうしても足りない部分で、例えば荷を受けたりとか、荷づくりをしたりとか、駐車場だとか、いろいろな問題があります。今の現状で築地の場外、それから近隣には空き地というものがありません。先行営業している間は、市場がまだ動いている状況なので、市場の中の土地を利用して何とか動くことができると思うんですが、市場が移転して、東京都が言っている、前日までは営業します、次の日からは一切閉鎖しますという状況の中で、荷を受けたりとか、荷づくりをしたりとか、車をとめたりというスペースの確保というのがどうしても必要になってくるんですが、この施設、初めは勝どき門駐車場と言って話を進めておりました。

 その後、水産立体駐車場とか、いろいろと話が出ておりまして、実際にはまだ中央区と東京都の話し合いも決着していないというような状況にあるんですが、今後、これをしっかりとつくり込んでいかないといけないと思います。

 そうした部分で、平成24年度の決算では、築地市場地区を核とした活気とにぎわいづくりということで680万円余が認定された金額なんですが、ことし、25年度の予算では500万円が計上されております。こういったものをしっかりと活用して、せっかく先行営業施設をつくり込んだ後、それがしっかりと機能するように、また、そういった部分の活用だとか調査だとかをしていかなきゃいけないと思うんですが、そういった部分で、どのように今後考えているのかお聞かせいただきたいと思います。よろしくお願いいたします。

○田村都市整備部長
 築地の関連でございます。

 私のほうから、契約の部分についてお答えをさせていただければと思います。

 今回、建築工事の契約、今お尋ねいただきましたとおり、不調というような結果になったということでございます。

 今後のスケジュールの考えということでございますけれども、今現在、どういった形で今後対応していくかということを検討させていただいてございます。と申しますのは、私どもといたしましては、この施設を何としても整備していく必要があるというふうに考えてございまして、今回のこういった状況の中で、豊洲新市場の開設状況をにらみながら、この築地先行施設の開設時期については具体的に検討させていただくということで、これまでもお尋ねの中ではお答えをさせていただいてきたと思いますけれども、そういったことをしっかり守れるように何とか整理ができればというふうに考えているところでございます。

 こういったことで、工事の着手日が今回の契約不調によって当初の予定から変更されるということが当然出てくるかというふうに思いますけれども、そういった中でも、先行施設の整備についても、しっかりとスケジュールを守れるような形で、工事に関しても、やはり工夫するべきところは工夫するといった考え方で今現在おりますので、具体的な検討を今後させていただく中で、その部分についてはしっかりと対応させていただければというふうに考えてございます。

 以上でございます。

○竹内副参事(築地まちづくり調整・特命担当)
 私からは、3点目の補完する機能と、その調査についてのことをお話しさせていただきます。

 築地市場地区を核とした活気とにぎわいづくり調査は、毎年予算化しているものでございますけれども、これは、もとはといいますと、平成16年12月に本区が取りまとめました築地市場地区の活気とにぎわいビジョンの実現のために、継続的に調査を続けていくという趣旨で行っているものでございます。これまでにも、築地新市場の基本的な構想につきまして、地元の方からお知恵を拝借したり、その時々に起こるまちの課題について、この調査を活用して解決してきたものでございます。

 今後のことですけれども、築地新市場事業によりまして、築地市場が移転した直後の対応については、めどが立ったというふうに考えてございます。この後、16年12月のビジョンの実現に向けまして、隣接する東京都の土地を活用してのさらなるにぎわい施設を検討していくために、この調査を続けていくものとイメージしているところでございます。

 以上でございます。

○礒野委員
 ありがとうございました。

 まず、今後のスケジュール、これから検討されていくということなんですが、時間がもう限られていて余りないという状況にあります。例えば、これで半年間延びてしまうと、今までは、単純に計算して、工事が終わって建物ができ上がって、大体半年ぐらいたってから移転かなというような計算だったんですが、これがもうほとんど時間がなくなってくるということなので、できるだけ早い段階でしっかりと検討の結果を出していただいて、進めていただきたいというふうに思います。

 この建設工事がおくれることによって全体のスケジュールがおくれるというようなことが目に見えておりますが、まだまだ不確定な要素がいっぱいありますので、でき上がったから全て終わりではなくて、でき上がって、それからがスタートだというイメージで場外市場なども考えております。失敗することはできませんので、絶対成功させるためには、ある程度のゆとりが必要で、そのゆとりの中でいろいろなことを試しながら絶対に成功させるんだという方向に持っていきたいというふうに、当然、場外も考えていますし、中央区さんも考えていると思いますので、そこの部分を含めて、ぜひ余り時間をかけずに対応していただきたいと思います。お願いいたします。

 また、補完する機能の調査ということで、今お話ししたのと全く同じなんですが、これからまだ本当に、スタートして軌道に乗るまでの間というのはいろいろな試行錯誤があると思います。そうした部分で、入った事業者だけが、例えば仲卸さんだけがとか、場外市場だけがということではなくて、築地の場外の全体のまち、それから築地のまち、中央区、全てにかかわってくる問題だと思います。そうした部分で、ぜひ中央区さんの後ろ盾というか、後押しが必要なので、そこら辺も完全に軌道に乗っていくまでの間は見捨てないんだぞというぐらいの気概を持っていただいて取り組んでいただけたらと思いますので、お願いします

○吉田副区長
 今回の不調についてでございますが、異常なぐらいの建築費の高騰が続いております。そういう中での不調でございますので、これは私どもとしては相当深刻に検討しなければいけないので、都市整備部長が申し上げましたように慎重に検討しております。

 いずれにしても、現在積み上げております予算を、ある種、増額しないと、次に着手ができないということになります。これは、ある意味で、3月にとかというところで予算の整理をさせていただいて、その上でということになります。実際、私どもは最速で考えておりますけれども、最速で考えていった場合でも6月議会の承認を受けてというところが最速ということになりますので、そういう手順にならざるを得ないということだけは御理解をいただきたい。

 幸い、私どもとしては、従来の経過でございますと、開業の1年前にスケルトンが完成することになっておったわけでございますが、今回、最速で是正を講じますと7カ月ぐらいの遅延ということになりますので、何とか全体としては間に合うことになるだろうと思っておりますので、その点も御了解をいただきたいと思います。

 それから、お尋ねいただいている周辺施設の問題についてでございますが、実際に、委員御指摘のように勝どき門駐車場など、大型駐車場を2つ物色したりしていたわけでございますが、実は、現実に借り受けたとしても耐震補強というような問題を抱えることになります。これは相当巨額の、借りた上で安全に使うということになると、そういった部分も含めて相当大きな課題を抱えることになっておりますので、先ほど担当副参事からお答えをいたしましたように、周辺の区空き地を積極的に活用しながらということで、現在、調整をさせていただいておりますので、その部分も東京都と具体的にさらに詰めて話をさせていただきたいと思っています。

 その上で、ぜひ御理解いただきたいのは、今回、工事は確かにおくれますけれども、私どもの先行営業施設への入居者の募集でありますとか選考、それから入居者が固まった上での協議会づくりだとか、場外の方々との話し合いというような基本的なスケジュールについては延期をしないということでございまして、施設のつくり込みがちょっとおくれるということをぜひ御理解いただきたい。基本的なスケジュールは変更しないというふうに御理解いただきたいと思います。

○礒野委員
 ありがとうございました。

 入居者の選考や何かはそのままやっていただけるということで、基本的には建物自体が7カ月ぐらいおくれるということなんですが、とにかくこれはあくまでも先行営業するということがどうしても命綱になってくるので、ぜひそのように積極的に取り組んでいただきたいと思います。よろしくお願いいたします。

 これで終わります。

○瓜生委員
 では、私のほうから、今回報告をいただきましたまちづくり協議会の報告について何点か質問をさせていただきます。

 今回の中で、区が地域の方とお話し合いをしっかり持たれているという率直な印象を受けました。その中で、オリンピック等も報告にありますが、オリンピックの所管の委員会というのは別に設置をされていますので、あくまでも2020年のその後のまちづくりという観点に対しての質問にさせていただきたいと思います。

 オリンピックが来た後、2020年の後に臨海部の地域を発展させていこうというのが、多分東京都が今一番考えていることでありますし、東京の潜在的な能力、そして月島地域が持っている潜在的な能力というのは、臨海部の交通網の部分の発展がかぎを握っているものと考えるわけでございます。その中で、地域の方が大変考えておられるのは、勝どき五・六丁目地域、豊海地域の朝、都バスの大変な混雑、これは先日の委員会でも質問させていただきましたが、環状2号線ができればBRT等を進めていくことが先だと。費用面で、地下鉄に関しては、頭の中にあるけれども、具体化はまだしていない状況であると思いますが、まずは晴海地域、勝どき地域を積極的にもっともっとすばらしい地域、そして住みやすい地域にしていくためには、しっかりとした地下鉄網の整備というものが必要であります。その点、まずお考えをお聞かせいただきたいと思います。

○平野地域整備課長
 オリンピック後の全体的なまちづくり、特に勝どき・晴海地域についての地下鉄の導入であったり、地下鉄以外の交通網の導入でございますけれども、勝どき・晴海地域については、今、一番大事な話が交通アクセスの基盤整備であるというふうに考えてございます。本区としましては、行く行くは地下鉄というものも見据えながら、やはり時間のかかることでもございますので、まずはBRT、LRTというものの協議を、現在、東京都のほうとしているところでございます。

 以上でございます。

○望月環境政策課長
 長期的なまちづくりの中での地下鉄網の整備の必要性というようなお話かと思っております。こちらのまちづくり協議会の中での地域の方からの声として、やはり長期的には地下鉄網の整備が必要であろうという御意見が出ました。確かに、当面、我々はBRTを走らせるということで努力しているわけでございますけれども、もう少し長期的となった場合に、臨海部がこれからますます国際化あるいはオリンピックでも活用される競技施設が残る部分もございます。そういったところとの連携といいますか、交通網で結ばれるということは、まちの発展にとっても、新しい都心と古い都心といいますか、銀座地区あるいはもうちょっと先になるかと思いますけれども、そういったところと結ばれるということは、まちづくりの中でも、都市の発展としても、非常に有効なことであろうと考えてございます。

 今の時点で具体的に地下鉄について何かお示しできる状況ではございませんけれども、今後、長期的な視点に立った上で、検討は当然してまいりたいというふうに考えてございます。

 以上でございます。

○瓜生委員
 今の段階だと大ざっぱな話しかできないので、大変難しい時期なのかな、まだまだその時期に達していないのかなというふうに、御答弁をいただいて感じるわけであります。地域整備課長からもお話がありましたけれども、BRT、LRTを含めてという中で、私が報告を聞いたり、種々いろいろな答弁をいただいた中で判断するには、BRTをまず率先して整備をしていく、それを東京都に働きかけていくというお話はわかるんですけれども、LRTというのは、旧に路面電車があった問題の中で、なかなか難しい部分も秘めているというふうに私自身は認識をしているんですが、LRTというのは、別に頭の中の片隅にはありますが、それも含めて率先的にお話をしていくということでなくて、あくまでも中央区としてはBRTを進めていくという考え方でよろしいのかどうか、その1点だけ、ちょっと。

○望月環境政策課長
 まず、とりあえずといいますか、まずBRTの運行開始を目指したいというのが、今現在の本区の状況でございます。当然、その先にLRTというものが視野にはございますが、それはBRTが運行された状況を見据えながら、どのようにできるかというのをまたさらに検討してまいりたい、そういう状況でございます。

 以上でございます。

○瓜生委員
 わかりました。ありがとうございました。

 では、次の質問に移らせていただきます。

 報告の中で、勝どき東地区の再開発についての問題があった中で、大変よくわかりまして、1点気になったというか、ああ、そうなんだなというふうに思ったのは、晴海地区の連合町会の会長がおっしゃられたことだと思うんです。計画に対して異論はない、お互いさまの気持ちもあるので、工事ルールも守ってほしいというお話だったと思うんですが、これは至極、晴海連合町会長の方はよくわかっていらっしゃるなと。再開発はあくまでもお互いさまの問題であって、晴海も再開発の中にあって勝どきに協力してもらった部分もあって、黎明橋を越えて対岸ですから、よくわかっていらっしゃって、地域の一員として大変ありがたいお考えを持たれているなというふうに感じました。

 昨今、私が地域の方からお話をいただいた中で、残念な話がありまして、勝どき東地区というのは昭和63年にまちづくりの勉強会が発足をして、種々、区の方、そして業者の方を含めて、いろいろなお話をされてきて、やっと再開発準備組合ができて、来年度に向けて、しっかりいいものをつくっていこうと。11年後ぐらいに建物ができるといったところまで進んできて、地域と合意形成がしっかり図られているなというふうに感じたんですが、昨今、勝どき東地区の区民の方から、こんな開発の話は一向に聞いていない、どうなっているんだという話で、いや、こうこうこういう事情でなっていますよと言っても、一向に聞く耳を持っていただけない。ある特定の勢力というか、特定の偏った考え方の方の言うことしか聞かないような方なのかなというふうに私自身は、残念ながら、そう解釈をせざるを得ないんです。

 まず、中央区としては、民間の開発ですから、開発準備組合とかには助成をしたりとか、お話をする場を設ける部分もあると思うんですが、例えば、現状、全く聞いていないと言われる方もいらっしゃることについて、区としてどのようにお考えなのか。それと、この再開発に関して、もともとの出だしから、どういうふうに地区の住民の方にお示しをしていったのかという、その点を踏まえてお話をお聞かせいただきたいと思います。

○平野地域整備課長
 勝どき東地区の再開発に対する周知についてのお尋ねでございますが、勝どき東地区につきましては、委員おっしゃるように20年以上の検討期間を経て、地域の中で御検討いただいているものでございます。その間に、いろいろと経済事情が変わったり、いろいろなことがあって、そのたびごとにこの地域をどうしていくんだ、拡大したほうがいいんだろうかというような御検討がされたということも聞いてございます。その中で、どんどん景気に押されて、周りの建物も新しくなっていって、再開発地域に一緒に入っていただくということも断念せざるを得ない部分もあったというふうにも聞いてございます。

 最近、委員おっしゃるように、地域の中でもどんどん合意がとれてきたというのがございまして、その合意がある程度めどがついてきて、ほかの区域の方々にもお話ができるようになったのが、ことしの6月であるというふうに聞いてございます。それをもちまして、近隣の方々に御説明に回るということで、準備組合のほうでお声がけをしたということでございまして、そのお声がけをしたときに、もう全部決まっちゃっているじゃないかというようなお話もあったというふうに聞いてございますけれども、地域の中である程度合意ができて、こういった形で進めていくんですという形がきちんとお示しできない段階で近隣の方にお話をしても、やはり変わってしまいましたというような形になっていくということではうまくないと思っておりますので、そういった段階で、きちんと地域の中でお話をしながら、今、進めているというふうに聞いてございます。

 そのことについて、もうちょっと早く教えてくれてもよかったんじゃないのというような御意見もありますけれども、やはりきちんと定めてから御説明をするべきというふうに思っていますので、これはそういった段階を踏んだ御説明だというふうに捉えているところでございます。

 以上でございます。

○瓜生委員
 段階を踏んだ形で、中央区のどの地域のまちづくりでも、そのような経緯を踏んでいって、合意形成を図りながらしっかりとまちづくりをしていくというところはよくわかりました。しかし、そういった誤ったニュアンスで伝わっていて、それがずっとそう解釈され続けてくるというのも、私も地域で活動していて甚だ残念だなというふうに思います。

 まずもって、いつも言っているんですが、再開発の本当の意義というのは、やはり地域の資産価値を上げるんです。再開発されるところだけではなくて、その近隣の方も、例えば勝どきに当たっては、いろいろなものを含めて、交通網が整備されてきたりとか、そういった部分で、新しくできた大型マンション等に住まわれる方以外にも利便性というのは必ず向上していきますし、それによって、自分の住むまちの資産価値も上がって、ポテンシャルも上がっていく。防災的な観点から見てもそうなんですが、結局はまちづくりに対して物すごく寄与していく。それが私自身の再開発というものに対する認識であると思うし、人間が住んでいる限り、私たちが死んだ後も中央区はずっと存在していくわけですから、その段階で繰り返し繰り返し再開発というのは行われて、まちづくりというのは日々新たに進められていくものだと認識をしています。

 その部分を再開発の準備組合の方も合意形成をとっているというのはよくわかるんですが、100人いたら100人の人が納得いくというのは絶対無理だと思いますけれども、お話の進め方というのが、従来どおりやっていけば、住んでいる人がいれば、物の考え方の違う部分とか地域性もありますから、こういった残念な話が出ないような形で、もう一度お話を進めていってほしい。今やっていることが全部だめだとか、そういうことではなくて、そういった方が一人でも少なくなるように、認識が間違っている方、間違っていると言ったら変ですけれども、偏った認識だけにしか立てない方もいらっしゃいますから、そういった方たちのフォローをもう一度丁寧にしていっていただければなというふうに思います。

 次の質問に移らせていただきます。

 晴海二丁目の再開発の問題に対して、当該の計画に対しての質問というよりは、晴海通りに面しているところでありますし、今度の晴海二丁目の計画では店舗等も入られるということで、既存の住民の方にも利便性の高い地区、再開発になるのではないかというふうに推測をされるわけですが、そこに当たって、晴海の既存の住宅にお住まいの方たちは従来よりも高齢化をしてきていて、日常生活にも支障を来してくる方も今後出てくると思われます。その中において、晴海通りは道路幅が広いもので、横断歩道が長いんです。そうすると、お年寄りだと、対岸から対岸に渡るまで一気に渡れない方もふえてきますので、その点、歩道橋とか、今、若干古いものがありますけれども、まちづくりに対してしっかり新しい歩道橋をつくりながら、これは2020年の後になるかもしれないんですが、両側にエレベーターがついた、お年寄りの方にも利用されやすい歩道橋をつくることはどうなんだろうと地域の方にもお話を伺うことがありますけれども、その点について、本区は今のところ、どのようなお考えでいらっしゃるのか、お知らせをいただきたいと思います。

○望月環境政策課長
 晴海通りでの歩道橋へのエレベーターの設置などということのお尋ねでございますけれども、まず、晴海通りは東京都の都道という形になっております。これまでお聞きしているところでは、現在はそういった計画はないというように伺っているところでございます。

 ただ、先ほどの例えばバリアフリーであるとか、ユニバーサルデザインといったお話につながるかと思うんですけれども、そういったことについて考えますと、道路面、平面上でそういったものが処理されるのが一番基本の形であろうというふうには考えてございます。そのために、例えば広幅員の道路であれば、真ん中に歩行者の方がたまれるような空間が設けられたりという形がこれまで一般的にとられてきている中身と、あと、例えば大勢の方が渡るところでは歩道橋等があったというようなことになっていると思います。

 東京都の考え方でいけば、多分そういった平面的な部分での備えみたいな形が一番基本的なものになるんでしょうけれども、今回オリンピックが決まったということで、晴海通りについても当然、パラリンピック等を考慮しますと、何らかの整備というものは一定の部分、考えられる。例えば、サインであるとか段差の解消といったことは考えられると思います。そういった中で、例えば東京都のほうにそういった働きかけを、その部分を含めてしていくというのはあるかと思います。また、本区の場合、まちづくり基本条例というものがございまして、開発の際は事業者の方と協議を行うということになっておりますので、そういった中でも、そういった視点を含めながら協議を行っていきたいというふうに考えてございます。

 以上でございます。

○瓜生委員
 今おっしゃっていただいたように、今後この開発が済んでマンションができて入られる住民の方もそうですし、既存の住民の方も、しっかりとした形でまちづくりに参加ができますというか、安全に暮らせるまちづくりをこれからも続けていかなければならないと思いますので、その点、東京都にしっかりと働きかけていただくのか、事業者とお話をしていただくのかという前に、地域の方の、前段の方の意見をしっかりと把握していただくことが本区の務めであると私は考えますので、そのことを要望いたしまして、質問を終わらせていただきます。ありがとうございました。

○田中(広)委員
 1点質問させていただきます。

 先ほど、工事の入札不調のお話がありました。入札の部分は全然、本委員会の管轄外の話でありますけれども、これまで区としては労務単価の問題ですとか、いろいろ御配慮いただきながら進めてきたというふうに認識を持っております。当然、資材の高騰というのが一つの考え方かなと思っているんですが、まちづくりを担当する部署として、工事の入札不調の原因はどの辺にあると見ていらっしゃるか。原因といいますか、どこが要因で少し乖離が出てしまったのか、その点、もし把握しているところがあれば、御見解をお聞かせいただければというふうに思います。

○田村都市整備部長
 今回の築地の施設の契約の部分については、まだ具体的に何が原因だったのかというところについての分析までしっかりとできているということではないんですが、建設業界一般的なお話として、さきの委員の御質問で副区長のほうからも若干触れさせていただいておりますように、まずそこに従事される方を集めるということが非常に厳しい状況になっていると。それから、建築資材等も高騰している。また、建築の機械等、重機等についても確保が困難な状況になっているということが、一般的なお話として、私ども、まちづくりを進めて事業者の方や何かと意見交換をする場がございますけれども、そういった中でも、今、本当に厳しい状況なんですというようなことは、お話としてお聞きする部分がございます。

 今回も、多分そういったことが原因となって、全体的な価格面というところに何か我々としても考える部分があるのかなというような思いは現在してございますけれども、具体的に何が原因だったのかというところの詳細な分析にまで至ってございませんので、一般的にそういうような状況であるということのお答えで御理解いただければというふうに思います。

 以上でございます。

○田中(広)委員
 御答弁ありがとうございます。

 本当に全体的なことを考えますと、特に中央区はこれから、それこそ学校の増改築も含めて、さまざまな整備をしていかなければいけない状況にあります。今の人の問題あるいは資材の問題、さまざま考えると、今回の築地の問題だけではなくて、予算あるいはスケジュールにも大きく影響が出てくるのかなと感じております。

 ここでの質問で1つだけ申し上げたいのは、こうした入札を行うことによって事業者あるいはこちら側の乖離があったということを考えますと、当然、民間事業の中でも何らかのさまざまな問題も出てくるだろうというふうに考えます。

 そこで、感じるのは、今回のまちづくり協議会の中でも、工事車両のルールをしっかりしていただきたいとかというお話がありましたが、オリンピック・パラリンピック開催までを考えますと、選手村は当然ですし、今の勝どき東地区あるいは現在の勝どき五丁目もありますし、晴海もありますし、本当に臨海地域だけでも大変な工事が行われる。そういった中で、例えば工事費用の問題の中で、業者さんが一生懸命やろうとしたときに、やはり無理して仕事を行いますので、そうすると工事車両が今までより荒い運転で動くようになったり、つまり周辺に住んでいらっしゃる方への影響がどこかで出てくるのではないかなという心配があるんです。その辺の対策を、個々もしっかりやっていただきますが、トータル的にしっかり対応していただきたいということを申し上げたくて取り上げさせていただきました。この点、御見解がありましたら、お聞かせいただければと思います。

○吉田副区長
 実は、とりわけ工事車両の問題については、若干深刻だろうと思っております。工事車両については深刻なんですが、現実の問題として、今、私どもの区は観光バスによる観光というのが結構ふえているんですが、実はその観光バスの待機所というのが不足しておりまして、今、晴海で区画整理で工事をやってしまっているものですから、従来、どちらかというと晴海五丁目の道路に並んでいました観光バスが、今、二丁目とか三丁目のほうに出張ってきたりしまして、地域では結構トラブルになっているんです。そういうものと、工事車両が入っていくという構造が相当これから深刻になってくるだろうと。

 やはり観光というのは非常に大きな私どもの区の産業でございますから、そういったバスプール的なものの確保と工事車両の整理というようなことは非常に大きな課題だと思っております。そういった点について、いわゆる工事調整のレベルだけではなくて、何かそういう空間がどういうふうな形において確保できるかというような問題も含めて、少し深刻に検討をしなきゃいけないかなと感じておりまして、特にそれらが月島・晴海地区における道路の中でかなり不法滞留的な観光バスであったり、工事車両だったりする部分があるものですから、これは我々としても真剣に検討していかなければいけない課題だと受けとめているところでございます。

○田中(広)委員
 しっかりと認識に立っていただきまして、これからの対応を期待したいと思いますし、ぜひよろしくお願いしたいと思います。特に、工事車両というのはどうしても時間を大切にしていまして、早目に皆さん動くんです。動くということは、どこかで待機したりとか待ったりするものですから、本区の中で限られた道路ですので、大変影響が出るだろうと感じております。当然、観光の面、それから現在お住まいになっている方々への配慮の面、しっかり対応していただくことを要望いたしまして、質問を終わります。ありがとうございました。

○志村委員
 まず、勝どき東地区の計画についてお聞きします。

 私個人というか、私としては、いや、ひどい計画だなというのが感想です。

 幾つかお聞きしますけれども、まず、こういう運河がありまして、以前、陣内先生もおっしゃったと思うんですけれども、まちをつくるとき、川のところは低い建物、だんだん中に高い建物を建てていくというのが一番景観もいいと。また、とりわけ南側に接する運河があれば、さらにそれが一番理想的だというのが普通の人の考えだと思います。ところが、この計画は、運河側、南のところに超高層が3棟、北側の内陸のところ、内側のところに低層住宅もある。こうなると、この低層のところで生活している住民の方の生活権を侵害するという異常なまちづくりだと私は思うんです。そういう問題があると私は思うんですけれども、その点の認識をお聞かせいただきたいと思います。

 それから、この開発の地域は2辺が運河です。川です。ですから、例えば災害のとき、建物は倒れないかもしれない。しかし、タワーリングインフェルノという映画がありましたね。大地震によって火災が建物のあちこちで起きた場合、避難する避難路、さらにそれを消火する活動、これは全て低層住宅の地域を通過する、また活用するような場所なんです。行き詰まっているところが。そういう意味では、災害といっても大地震であった場合、それから付随する2次、3次の災害の発生、低層地域も含めて発生する可能性があるという重大な問題があるのではないかと思うんですけれども、その点についての見解もお聞かせいただきたい。

 それから、B棟部分です。これを単純に見れば、黎明スカイレジテルが今ある。そのスペースに990%の容積率の建物を建てかえるというように、これだと見えるわけです。この計画の中でB街区、黎明スカイレジテルがこの計画内に入った経緯もお聞かせください。

○平野地域整備課長
 3点でございます。

 まず、勝どき東地区で高層建物が建っていることによって、区域外のほうに関して日影等の影響があるということについてのお尋ねでございますけれども、東地区において建物の日影の影響を少なくするために、建物の幅をできるだけ小さくして、空地をとっていきながら計画をしてございます。このことによりまして、地域の防災性が向上するとともに、日影の及ぶ建物の幅が短いわけでございますので、日影の影の動き方が速いという形になってございます。これを低い建物にして幅の広い建物にしていきますと、その影響が大きくなってくるということでございますので、そういったことに考慮しているということでございます。

 それから、建物が運河のところ、道路のどん敷きのところに建っているので、2次災害を生むのではないか、大きな災害があったときに、道路のほうから消火とかで来るという形についても、細い道路のところで消防車等が入ってくるということに関して問題があるのではないかというお尋ねでございますけれども、この規模の建物ですと、当然、はしご車等では消火ができない形になってございまして、防災評定等、評定をとるような形の建物になってございます。その中で、各階における建物の区画であるとか、耐火構造の共同住宅でございますので、住戸ごとの防火区画であるとか、そういったものによって延焼等が広がらないようにというような計画でございます。

 それから、B棟の北側の街区に対する日影の関係でございますけれども、B棟の敷地につきましては、非常に奥行きの細い街区でございます。ここのところにつきまして、現状の黎明スカイレジテルさんがあるわけでございますけれども、それよりも4メートルほどセットバックしたところに建物を建てる計画となってございまして、北側の街区の皆様に対する日影の影響というのは今の状況と余り変わらないという状況でございますので、そういった形で近隣の方々ともお話をさせていただいているところでございます。

 以上でございます。

○田村都市整備部長
 B棟が入った経緯のお尋ねでございます。

 実は、こちらのB棟の計画場所でございます現在の黎明スカイレジテルでございますけれども、昭和40年代のマンションかというふうに思ってございますが、非常に築年数がたってございます。建物の安全性というようなところからも改善等が必要な状況になっているというようなところで、隣接にこういった開発計画が、昭和63年当時から勉強会という形で検討されてきている状況を受けて、マンションの建てかえというような課題をこういった開発の中で一体的にやることによって、そういった取り組みができないかというお話が実はございまして、もともとの検討区域の方々にそういったお話をさせていただいたところ、では、マンションさんのほうの御意向も確認をしながら、できるということであるならば一緒に検討してみましょうというようなことで、あのマンションを区域に入れたということです。

 申しわけございません。何年ごろそれが行われたか、今、手元に具体的な資料を持ってございませんので、そこの部分についてはお答えできないんですけれども、経過としては、そのような経過があったということでございます。

 以上でございます。

○志村委員
 結局、異常なまちづくりと私は思って、それに対して否定できないんですね。日影とか言っていますけれどもね。また、災害があったとき、また避難路とか消火活動で低層住宅を巻き込んだ大変なことになるんじゃないかということについても、考えていないんだよ。今、建物のハード面の話をしていて、実際そういう想定もされていなくて、勝手にここだけつくっているんじゃないんですか。そういうような答弁に聞こえました。

 また、スカイレジテルを計画に入れたということで、990%の容積率と、税金の投入でそういう恩恵を受ける建てかえに見えますよ。だから、周りの住民の人だって納得できると。被害を受けながら、税金を投入して自分たちの建物が新しくなって超高層でなんて、やはりこの計画についていろんな意見が出る、これは当然だと思います。

 日影は変わりないと言っていますけれども、環境影響評価書を見てくださいよ。日影のところがあります。例えば、勝どき2-10-9、この場所は現在は8時~10時の2時間、日陰になります。ところが、この計画になると、8時~14時の6時間、日陰になるんですよ。それは73ページのところに時間があります。私、さっき何もB棟の影響はどうかなんて言っていないんですからね。この計画自体を言っているのに、地域整備課長が日影だなんて言っているから、今、そこに話を持っていっているんです。それから、勝どき2-12-4という場所があるんです。ここは、現在8時~10時の2時間、黎明スカイレジテルのために2時間だけ日が陰ってしまう。ところが、この3つの建物によって、ちゃんと図にありますけれども、これだと8時~15時、7時間も日が陰るわけですよ。これで何で日影が変わらないと言えるんですか。

 この計画自体が黎明スカイレジテルだけの建てかえだったら、今の地域整備課長のお話だって、大して違いませんとあるけれども、一緒になった計画で日影が変わりませんなんていう、ごまかしの説明はいけないと思うんですけれども、その点、やはり大きく環境が変わる、日影が変わるという点について見解をお聞かせください。

○田村都市整備部長
 勝どき東の件について、幾つか御質問をいただいているわけでございますけれども、こういった開発計画が行われることによって周辺に影響が出るということを私どもは全く否定しているつもりもございませんし、出ないというふうに申し上げるつもりもございません。当然ながら、何かこういったものをつくれば、それによる影響というのは地域の中に出てくるということは当然起こり得るということだと思ってございます。そういった中で、できるだけそういった影響を小さくする、あるいはその範囲を狭くするというようなことについては、事業者がみずから検討していく過程において区にもいろいろ御相談をいただく部分もございますので、そういった際には、地域の状況、それから計画によって及ぼされる影響等、予想されるものについても事業者にしっかりと伝え、指導しながら、よりよい計画づくりということをしていただいているというのが実態でございます。

 ただ、そういった取り組みをして、必ずしも現状と全く同じものがつくれるかというと、それは、冒頭申し上げましたように、こういった開発、何かつくるということであれば影響が出てくることは、ある意味避けられない部分でもございますので、それを地域貢献、公共貢献、まちづくり基本条例でも定めてございますけれども、そういった計画上の工夫をしながら、地域に溶け込むような、地域の方に理解いただけるような計画づくりを指導しているといった状況でございます。

 先ほど、B棟、黎明スカイレジテルを入れたから990%もらえたというようなお尋ねでしたけれども、決してそうではございません。この容積率については、全体計画の中で位置づけられたものでございますので、マンションが加わったからということではございません。

 それと、このマンションが加わることについては、再開発事業という制度の中でも、こういった仕組みを位置づけしてございますので、特段ここがマンションを入れて補助金を出してマンション資産の向上につなげているといった計画でないことも、ぜひ御理解をいただきたいと思います。

 以上でございます。

○志村委員
 だから、周りから見れば、マンションの建てかえがそう見えるということを言っているんですよ。マンションを入れたからなんて言っていないですからね。ちゃんと正確に言ってほしい。

 それから、計画をやれば日影が変わるのは当たり前なんです。私が言っているのは、見れば日影が変化するのはわかることを、さきの環境建設委員会でも、きょうの委員会でも、委員会の答弁で現状と変わりませんという間違った説明はだめだと言っているんです。見ればわかるんだから。6時間だとか7時間とか書いてあるじゃないですか。なのに、狭くして、そういう中でこういう影響が出るわけだからね。出ているという評価がされているわけだから、その点をちゃんとしてほしいと思います。

 それから、土壌汚染の可能性についてですけれども、このあたりは石張りの下請け工事が集中していたということで、多分、土壌汚染対策法に基づく調査をされていると思うんですけれども、その汚染状態がどうなっているのか、お聞きしたいと思います。

 それから、15ページに発生集中交通量があります。1日2,400台。走行経路が16ページにあるんですけれども、晴海通りに出るルートが1つ、入るルートは一方通行でありますけれども、出るルートとすれば、晴海通りに1つ、それから清澄通りに出るのが3つというのがあります。都心に向かう車は、ドライバーの意識とすれば、清澄通りへ右折して出て、今度は勝どき駅前の交差点を左折するというよりは晴海通りにまず出て、直線を行ったほうがという意識になる。つまり、今回の計画では、幹線道路のアクセスが大変悪い。細い区道、狭い区道を経由しなければ出られないということがある。それが全て、また低層住宅のところを通るわけですよ。通らないと、そういうところにアクセスできないという点での問題があるんじゃないかと思う。

 それから、通学路がここにあると思うんですけれども、途中途中に職員を立てるとかあると思うんだけれども、そういう危険性などをハード面で低減させる工夫というのがあるのかどうかもお聞かせいただきたい。

○平野地域整備課長
 2点でございます。

 土壌汚染についてでございますが、この計画につきましては、都市計画の段階でございまして、まだ地域の中に建物がある状況でございますので、土壌汚染の調査はまだ行っておりません。

 2つ目でございます。交通問題に関してでございますが、晴海通りに出る道路でございます。

 ここの道路につきましては、現状の道路を拡幅いたしまして、12メーターの道路とする予定でございます。そのほかにも、運河沿いのプロムナードであるとか、勝どき駅のほうに向ける地下の通路、こういったものによって歩車の分離を図ろうという計画でございまして、そういったことも含めまして、交通安全対策をとっていこうという計画でございます。

 以上でございます。

○志村委員
 区の見解はわかりました。市場に関しても質問したいので、とりあえず、きょうはこの程度で終わります。

 次は、先行営業施設についてですけれども、東卸との協議がどうなっているのか。合意点、また不一致点はどういう問題があるのか、お聞かせいただきたい。

 それから、スケジュール的には募集の条件がそろそろまとめられている時期だと思いますけれども、この募集条件というのもどのようにまとめられているのか。また、入居者募集の具体化はどうなっているのか。また、このことに対しての仲卸さんたちからの問い合わせ状況がどうなっているのか、お聞かせください。

○竹内副参事(築地まちづくり調整・特命担当)
 まず、東卸組合のお尋ねです。

 前回の委員会で、東卸組合と意見交換会を持つというように報告させていただきました。9月から始め、3回開催してございます。ただ、この意見交換会ですけれども、会議体というよりは、お互いの話の場という趣旨で設定してありまして、東卸組合から派遣されてきた方からは築地新市場事業についての感想、私どもはこの事業について御理解をいただきたいというようなことを意見交換してきているところでございます。

 あと、募集条件につきましては、ただいま先行営業施設開設準備協議会に提示いたしまして、いろいろな御意見をいただき、また選考受託業者とも協議しながら、条件とか、そういったものについてまとめているところでございます。

 同じように、具体的な募集につきましては、かつての委員会で12月には募集要項を発表するというふうにお答えしていると思いますけれども、今、それに向けて準備中でございます。具体的には、築地が繁忙期になる12月を避けての日程というものを考える必要があると思っているところです。

 そして、問い合わせの状況ですけれども、私どものところには二、三、その状況について、かつては秋ごろに募集というようなお話をしていたこともあり、もう既に始まっているんじゃないかというような問い合わせがありましたけれども、最近はそういった問い合わせは来ていないという状況でございます。

 以上です。

○志村委員
 状況はわかりましたけれども、問い合わせが少ないというのは逆に心配です。募集を12月にやりますというのに、心配ですよ、それは。

 今回の建築工事は入札不調とありますけれども、これは復興事業が大変だというので10%ぐらい上がるんじゃないかと言われていた中で、今度はオリンピックが決まってしまったわけですよ。オリンピックが決まってしまったから、さらに輪をかけて、また変な状況になってしまっているということです。

 こういう中で、いろいろ検討しているという話ですけれども、先行営業施設の整備費の膨らみをどの程度想定しているのか。また、これによって、結局、施設使用料は、今、使用料でペイしていくという話ですから、となると、こういう変化の中では当初の使用料、今、開設準備協議会で協議していると言いますけれども、使用料の見直し、引き上げも必要になるんじゃないかと思いますので、その点もお聞かせいただきたいと思います。

 それから、首都高の晴海線との関係です。

 施設の基礎部分、この建物の基礎部分は、高速晴海線の2期区間、晴海の出入り口から都心環状線の、今は新富町の出口ですけれども、この場所までの計画、つまり先行営業施設の地下にトンネルで高速道路が入るという計画があるわけですけれども、それとの整合性がとれているのか、その点についてもお聞かせください。

○田村都市整備部長
 今回の入札不調に絡んで、今後の見直しの中でどれくらいの価格の割り増しを見込んでいるのかというお話です。

 さきの委員の方からも御質問いただいてございますけれども、時間をかけずに早期にこのことの検討を進めて対応していきたいというふうに考えてございますけれども、まだ現在、検討している状況でございますので、どれぐらいの上乗せをすれば対応できるのかというところが具体的にはまだ固まっていないという状況でございます。

 それから、使用料等について見直しの必要があるのではないかということでございます。これについても、今回こういった事態になりまして、この費用については、使用料の中で回収をという計画がございますけれども、基本的には、現状、想定してある金額でスタートをしていきたいというふうに考えているところでございます。

 それから、晴海線の関係でございますけれども、これについては、2期工事、要するに築地にかかわる部分については、都市計画上の位置づけはございますけれども、事業認可はなされてございません。その件について、そういった予定があるというような話も聞いてございませんので、現状のままになるというふうに考えているところでございます。

 以上でございます。

○志村委員
 建設整備費は、予定していたのは22億円でしたか、単純にあれが全部1割増し、2割増しになるとは限りませんけれども、しかし、億を超えるものになるなと。それで、そういうのを置きながら、現状のいろいろな使用料なども入居募集のときに提示するという意味で、なかなか説明も大変だと思いますけれども、オリンピックが来るために大変なことになっているなというふうな思いもあります。

 それから、首都高の晴海線については、いつもそういう答弁なんですけれども、オリンピックが決まってから変わっているんですよ。10月17日に、これは全都的に都庁に対して対都予算要求行動実行委員会というのが質問を出していて、その回答があったんです。この2期区間についても事業化に関する検討を進めるとともに、国に対して引き続き早期の事業化を求めていきますというふうになっています。

 以前も委員会であったんですが、平成20年度に都市高速道路晴海線に関する調査委託を都が会社に委託してやりまして、これは2016年オリンピックを想定して首都高速晴海線を環状線につなげるという計画。ここで出されているのは、5年間で整備できると。暫定整備なんです。この暫定整備というのは、新富まで1車線、高速だけれども、対面通行。次のものは、がんセンターのほうへつなげて2つで会えるというのが計画なんですけれども、この暫定整備が919億円かかると。そのためにも中央区が、地下のカルバートの耐震性とかというのがこういう形で出されているんです。ここで、結局、オリンピックの東京開催が決まったために、この首都高の事業化が動き出す可能性は以前より高まってきていると私は認識しているんです。

 ですから、今、都と協議していると思うんですけれども、この下に高速道路が走っても先行営業施設には影響ないというのであれば、つくる場合にはいいんだけれども、もしつくることによって建物の基礎とか形、それによって影響が出るのではないかというふうに思うんです。都との協議の中で2期区間の工事について話されているのか、また都の見解。今の話だと、なかなか触れていないみたいなんですけれども、そういうことをちゃんと確認した上で、この先行営業施設の計画を進めていくということが必要だと思うんですけれども、その点についてはどうでしょう。

○田村都市整備部長
 海線の関係でございますが、予算上のお話としては、これは都市計画決定をされてございますので、事業をする側からすれば、その事業化に向けて絶えず検討を重ねている状況は、当然ながらあり得るんだろうというふうに思っております。

 そういった取り組みの中で、そういったお話も部分的にはあるのかなというふうに思ってございますが、ここの整備に当たって東京都と協議をしている関係において、首都高速道路がそこへ整備をされるというようなお話は出てございませんし、当然ながら、我々はこういう計画、こういった土地利用をしていくということをお伝えして協議をしているわけでございますので、もしそこに高速道路の整備の関係で支障があれば、当然、東京都からもその旨のお話があろうというふうに思ってございます。それが現時点においてはないということから、先ほどお答えさせていただいたような状況で推移しているというふうに私どもは認識しているものでございます。

 以上でございます。

○志村委員
 また今度協議をやるときに、ぜひこちら側から確認してほしい。先行営業施設をつくるわけだから、この計画はないですよねと。行政がやることで、都市計画がある上につくるというのは普通はあり得ないですよ。だけれども、それをやっているわけだから、しっかり確認してほしいというふうに思います。

 また、場外市場について、今度は商工観光課になるかもしれないけれども、今、偽装表示問題がありますね。今、場外市場における偽装表示とか誤表示をチェックしようというような動きがあるのかどうか、お聞かせください。

○守谷商工観光課長
 偽装表示問題、都内のホテル等で問題になってございます。最終の消費者という観点で、区の消費者センター等の状況を聞いているところでございますけれども、特には、そういった状況は現在のところは寄せられていないということで、直接業者とのやりとりでは点検は行っていないという状況でございます。

○志村委員
 ごめんなさい。これは区民文教委員会ではないので、今の話は場外市場で。先行営業施設などを行う場外市場のブランドは、築地ブランドでしょう。築地ブランドで何々産の何とかというものが違っていたとか、これだと全く場外のブランドは落ちてしまう。そういう意味での危機感で、こういうチェックをしようとか、偽装表示や何かがないような対応をしようとか、そういう動きがあるのかということです。ごめんなさい。今の話は、場外市場としての取り組みとしてあるのかどうかという質問です。

○増渕委員長
 済みません。ちょっと待ってくださいね。時間をとめてください。

 時間をとめて申しわけございません。今の段階ですと、まだ保健所のほうの段階まで入っておりませんので、調査という段階なので。どうぞ、続行してください。

○志村委員
 私は、細かいことではなくて、場外のそうした動きがあるのかどうかだけで、築地ブランドということを大事にしたいという思いで言っているので、その点をお聞かせください。

○竹内副参事(築地まちづくり調整・特命担当)
 築地場外では、平成23年度に築地の商店街としての近代化に向けた計画というものを検討、策定いたしました。その中で、築地のブランドを守っていくというのは、商品も陳列もさることながら、接客を点検して、ブランドを高めていこうというクオリティーチェックというのも事業として上げられております。食品の偽装の話につきましては、つい最近話題になったものでありまして、まだそこまで場外としては、これを何とかしようというようなところには至っていない、そのような状況でございます。

 以上です。

○志村委員
 区としては、築地ブランドをしっかり守ると。万が一そういうものがあったら、どんどん改善していく、そういうような調査とかはやったほうが私はいいと思うんですけれども、区としてはどういう認識ですか。

○竹内副参事(築地まちづくり調整・特命担当)
 食品の偽装、産地などの問題などは保健所の管轄になると思うんですけれども、やはり場外の事業者一人一人が自覚を持って取り組み、我々がチェックするまでもないような状況になっていただくというのが非常にいい進め方ではないかなと思っているところです。

 以上です。

○志村委員
 何かよくわからないんですけれども、商売をやられている商店会の方たちはそういう問題意識を持っていないはずはないと思うんです。ですけれども、怖さもあるだろうし、いろいろ思いはあると思うんですけれども、築地ブランドを守るためには傷をつけてはいけない、傷があれば早く治していくという点で、区のほうのアドバイスもちゃんとしたほうがいいんじゃないかというふうに思います。

 以上で質問を終わります。

○青木委員
 それでは、私は、理事者報告とまちづくりという観点から、議題も含めまして3点質問させていただきます。

 まず、築地の場内、場外を含めまして23万平米の跡地利用ということで確認させていただきたいんですが、都のほうで2015年度中の移転を確認しまして、2014年度、来年度に基本計画を策定するという発表がありましたけれども、現在、区のほうにこの全体的な跡地利用についてどのような情報が入っているかということをお聞かせください。

○梅澤副参事(都心再生・計画担当)
 築地市場の跡地利用の件でございます。

 委員のおっしゃいました基本計画というところでございますが、都に確認しましたところ、そうした計画につきまして、来年度策定するといった予定は現在ないということを確認しているところでございます。

 跡地利用につきましては、豊洲に移転した後に着手していくわけですけれども、現在まだ検討をしている段階ということで、具体的には至っていないというところを聞いているところでございます。

 以上でございます。

○青木委員
 そうですか。正式には策定するという発表はないということで。単にうわさの段階なんですけれども、地域の方はいろいろ、ここに某公共放送の本社が移転するとか、いろいろな情報が流れていまして、やはりこれはもう迫っていますので、間違った情報が流れるということは悪い影響を与えますので、新聞報道に先を越されるということがないように、先にこの委員会あるいは区民の方への情報開示ということで徹底していただきたいと、では、これはお願いいたします。

 次に、人口想定についてなんですけれども、ことし4月に策定されました基本計画によりますと、平成30年で14万5,500人、平成35年で14万9,200人、これは外国人を含めてですけれども、およそ15万人でピークを迎えるという想定です。これはオリンピックが決まる前ですので、2020年、つまり平成32年に、まちづくり協議会でもお話がありましたようにオリンピック跡地に、オリンピック後、およそ1万2,000人、1万人以上の方が住むことができるまちができるということで、いずれにしても人口想定というものが全ての行政サービスの基本になると思うんですけれども、オリンピックが7年後にありますので、これから10年間の人口想定の見直しといいますか、現在の人口想定についてお聞かせいただければと思います。

○梅澤副参事(都心再生・計画担当)
 人口想定についてでございます。

 人口想定につきましては、過去のトレンド、例えば死亡とか出生によります人口の自然増、それから転入・転出によります社会増、そういったものを加味して中長期的に推定しているところでございます。こちらの、例えば開発の活発な本区におきましては、現在におきまして具体化しております開発、ほぼ確定しているであろう推定される人口を反映するというところにとどめておりまして、例えば都市計画決定にも至っていないような計画については、人口には入れていないところでございます。

 委員御指摘のとおり、今後、オリンピック等によりまして人口の増加というものが想定されるわけでございますけれども、まだオリンピックの計画も具体化していないところもございます。人口についても、まだ予測の範囲を超えていない部分もございますので、そういったところ、しっかり情報を捉えながら、必要な行政サービスについては適宜提供していけるよう検討してまいりたいと考えてございます。

○青木委員
 今、お答えにもありましたように、やはり全ての行政サービスの基礎となりますので、オリンピックが決まったということで、人口想定をしっかりとしていただきたいと思います。現在のところは、公式には平成35年前後に15万人でピークを迎えるというような考え方の変更はないわけですね。わかりました。

 それでは、3つ目です。今回いただいております資料で、主な地域貢献についてというところでも親水プロムナードということが勝どき地区で触れられております。勝どき・晴海地区、最近のリニューアルでいいますと、黎明橋公園のリニューアルがございまして、船着場とも一体化して、何かスチームが出るような施設もありまして、大変明るく、地域の方からも好評で、このリニューアルは大変成功だと思います。

 今後、このように、人口増加も含めまして、公園をリニューアルあるいは新しくしていくという中で、最近、自治体が公立の公園に民間のカフェを積極的に誘致しているということが話題になっておりまして、例えば7月に世田谷区の二子玉川公園にスターバックスが、あと、お隣の墨田区でも墨田公園にタリーズが入るという発表がつい先日ありました。広く考えまして、区内でも大き目の公園で、このような民間のカフェに限らず、Wi-Fiなども含めまして新たな活用をしていくというような考え方がございましたら、お聞かせください。

○宮本環境土木部長
 公園の活性化でございますけれども、今、委員のほうからお話がありましたように、公園での民間のカフェだとか、あるいは河川でのオープンカフェの整備などが進んでおります。この背景といたしましては、民間事業者が地域の方々の理解があるならば、民間の施設を開放していくという規制緩和がなされているという流れの中にございます。

 民間としてやっていくには、やはり採算性が非常に重要なところがありまして、河川とか公園においてどこまで、特に河川などは冬場の利用が落ちるところがございますので、全体的に採算性がとれるのかどうかというところがあるかと思います。そういうところはございますけれども、区として、公園の活性化は非常に大事だと思っておりまして、今後、私どもといたしましては、地域の方々に、そういったものも含めまして、公園の管理とか運営をやっていただけないかというところを考えているところでございます。そうした取り組みの中で、地域の方々と協議しながら、そういったオープンカフェのようなものも含めて検討していきたいと考えております。

 以上でございます。

○青木委員
 わかりました。

 今お話にありました河川につきましても、2011年の規制緩和のことだと思うんですけれども、やはり進んでおりますし、ことしの一般質問でも取り上げさせていただきましたけれども、都の意見も大きくなってきますけれども、せっかく都と区が一緒に取り組む隅田川ルネサンスもありますので、ぜひ公園あるいは、中央区の場合、やはり水辺のまちですので、水辺、川辺ということも含めまして、積極的に推進して、まちの開発とともに進めていただければと思います。

 以上は要望です。終わります。

○増渕委員長
 ほかにございますでしょうか。

 それでは、議題、新しい築地及び再開発等まちづくりに関することについては、継続審査ということでよろしいでしょうか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○増渕委員長
 第四回区議会定例会における委員長報告の取り扱いについて、正副委員長一任ということでよろしいでしょうか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○増渕委員長
 ありがとうございました。

 これにて閉会いたします。

(午後2時54分 閉会)

お問い合わせ先
区議会議会局調査係
電話 03-3546-5559