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平成26年 環境建設委員会(7月9日)

1.開会日時

平成26年7月9日(水)

午前10時00分 開会

午後4時8分 閉会

2.開会場所

第二委員会室

3.出席者

(7人)

委員長 中嶋 ひろあき

副委員長 高橋 伸治

委員 原田 賢一

委員 瓜生 正高

委員 墨谷 浩一

委員 奥村 暁子

委員 富永 一

議長 (原田 賢一)

4.出席説明員

(11人)

矢田区長       

吉田副区長      

宮本環境土木部長   

望月環境政策課長   

来島環境推進課長   

溝口水とみどりの課長 

中野道路課長

遠藤中央清掃事務所長

田村都市整備部長

小林都市計画課長

松村地域整備課長

5.議会局職員

田野議会局長

荻原議事係長

川口書記

笠井書記

6.議題

  • (1)環境保全及び建設行政の調査について
  • (2)都バス「東12」路線廃止により生じた日常生活の不便の解消を求める請願

(午前10時00分 開会)

○中嶋委員長 
おはようございます。ただいまより環境建設委員会を開会いたします。よろしくお願いします。

 では、初めに、理事者報告を願います。

○宮本環境土木部長

 1 平成25年度ダイオキシン類調査結果について(資料1)

以上1件報告

○中嶋委員長 
お疲れさまでした。

 それでは、次に、発言の時間制について。発言の持ち時間制につきましては、既に御承知のとおりですので、よろしくお願いいたします。ただいまの時間は午前10時2分です。自民党43分、公明党21分、区民の会21分、日本共産党21分、無所属クラブ10分となりますので、よろしくお願いいたします。

 それでは、理事者報告に対する質問に入ります。

 発言を願います。

 発言はないようでございますので、それでは、次に、議題に移ります。議題、環境保全及び建設行政の調査について御質問ございますか。

○奥村委員 
では、先月の私の一般質問に対しての答弁について何点かお聞きしたいと思います。

 自転車から子供を守るために、つくだ保育園前の歩道の安全性も調査をするという御答弁があったんですけれども、その調査というのがいつごろになるのかという確認をさせていただきたいと思います。

○宮本環境土木部長 
具体的な場所を委員からお示しいただきましたので、あの後すぐに職員には現場を見るように指示をしておりますけれども、まだ結果は聞いておりません。いずれにしても、まずは早く現場を見て、どういう対応がとれるのか。あそこの場所については、両方とも都道でございますので、東京都第一建設事務所、それから交通管理者、そういう関係機関と協議しながら対応について検討してまいりたいと考えております。

 以上でございます。

○奥村委員 
ぜひしっかり対応をお願いしたいと思います。

 そして、銀座一丁目駅のエレベーターの設置について、区でも要望していて、東京メトロでも検討中ということだったんですけれども、関連して、今、水天宮が改築されていますけれども、その中で半蔵門線の水天宮前駅で、水天宮に上っていくエレベーターの設置をぜひしてほしいという声もあるんです。ロイヤルパークホテル側に出るエレベーターはあるんですけれども、人形町方面、日比谷線方面に向けての地上に向けてエレベーターが欲しいという要望があるので、その点についてお聞きしたいのと、あとエスカレーターも改札から地上に向けてというものがないので、これもぜひ検討していただきたいんですが、水天宮の改築の中でエレベーターやエスカレーターの設置ということも考えられるのかどうか、そういう要望が上がっているかどうかという点についてお示しください。

○望月環境政策課長 
水天宮前駅でのエレベーターの設置ということでございますけれども、今回の水天宮の改築にあわせて設置ということは聞いてございません。ですから、今回の水天宮の改築でエレベーターができるというお話ではないということだと思っております。

 ただ、東京メトロさんのほうでも各駅で少なくとも1つの動線の確保ということで、それぞれ取り組まれているというふうに聞いております。先ほどの銀座一丁目駅については、まだ確保ができていないと。一部はできていますけれども、トータルとして地上までができていないという状況の中で、検討を今されているというふうに聞いております。

 当然、こういったエレベーターを設置する際には、開発にあわせてですとか、土地の確保というものが必要になりますので、そういった点をあわせて検討されている状況というふうに聞いてございます。区としても、なるべくそういった部分での動線の確保は必要だと考えておりますが、なかなか中央区のように土地が高い状況あるいは土地が狭い、少ない状況の中で難しいと思いますけれども、あわせて、まだ未設置のところについては要望をしてまいりたいというふうに考えてございます。

 以上です。

○奥村委員 
水天宮前駅というのは、たくさんの妊婦さんが利用する駅でもありますので、ぜひ設置を区からも要望をしていただきたいと思います。

 次に、住み続けられる住宅についてなんですけれども、一般質問に対しての答弁で、若年新婚世帯に対する区立住宅の応募の倍率の優遇や世帯収入に着目した応能負担家賃などの取り組みをしているということだったんですけれども、若年世帯というのはどれぐらい倍率が下がるのか、どれぐらい優遇されるのかという点についてお示しください。

○田村都市整備部長 
若年世帯の応募倍率の優遇でございますけれども、こちらは2倍でございます。

○奥村委員 
優遇されるというのは非常に大事なことだと思うんですけれども、いずれにしても、区立住宅の家賃というのは都営住宅や区営住宅に比べて高いということがありますし、区立住宅の場合、年間の所得が約190万円から、上限が1,440万円となっているんですけれども、所得の下限も決まっていて、上限も1,440万円までと幅広いので、こういう中で本当に低所得の方、例えば国民年金で暮らしている高齢者の方だとか、所得の少ない方というのは入居できないということが実態だと思いますので、やはり安い、手ごろな家賃で住める住宅をふやしていくべきだというふうに思います。

 それと、同じ一般質問への答弁で、高齢者住宅やひとり親世帯住宅などの区立住宅の増設は用地確保が困難という御答弁だったんですけれども、今度、新川児童館が移転することになって、約200平米という、大きいとは言えない土地ですが、その跡地利用についても、まだ未定で計画が立っていないということもお聞きしたんですけれども、この土地の活用について、こういった低所得の方が住んでいけるような住宅を整備するとか、そういうお考えは検討の中で全く俎上に上らないのかという点についても確認をさせていただきたいと思います。

○田村都市整備部長 
高齢者住宅等の整備に関しては、今、委員のお話ございましたけれども、一般質問の答弁の中では用地の確保が難しいと。そういった中で、開発等の機会を捉えながら、さまざまな工夫等を講じているということについてお答えをさせていただいたかと思います。

 今お尋ねの土地の部分でございますけれども、具体的にどういった土地活用をするのかということについて、まだ何ら私ども都市整備部としてそういったお話に参加をしている状況ではございませんので、今の時点でそういった可能性ということについては肯定も否定もまだできないという状況でございますが、認識といたしましては、答弁をさせていただいたように、いろいろな機会を捉えながら、そういったものについては継続的な検討はさせていただきたいというふうに考えているところでございます。

 以上でございます。

○奥村委員 
区立の高齢者住宅は3住宅で82戸、区立のひとり親世帯住宅は2住宅で15戸なんですけれども、これはどちらも応募倍率が約30倍ということで非常に需要が多いです。新川児童館の跡地利用についても、まだ何もお答えできるようなものは、白紙の状態で、ないということなんですけれども、この土地の利用についても、できるだけどういう施設を区民が望んでいるかということを調査して、聞き取りをして、区民に求められているようなものをつくり活用していくべきだと思うので、そういう土地の利用について区民の声を聞き取る機会をぜひ設けるべきだと思うんです。そのお考えについて御答弁いただきたいと思います。

○吉田副区長 
新川児童館の敷地を含めて、公有地がございますけれども、これらは実際には、現実の問題として、1つの土地を何かで使うということの検討よりは、幾つか建てかえの、例えば今回先送りをさせていただきました本の森ちゅうおうの建設の話でも、御案内のとおり、例えばいきいき桜川の話であるとか、周辺のものと調整をさせていただきながら、現実の問題として、いわゆる継続的な行政運営という観点も含めて、基本的には総合的に検討をしなければいけないものだというふうに思っております。

 今、私どもの区の中で、確かに住宅の需要も非常に高いと思いますが、基本的にはやはり子育て支援あるいは福祉というような観点の政策課題も非常に重要でございますので、それらを含めて、かつ土地がそれぞれ幾つかございますから、それを全体のローテーションとして見ながら検討しているというのが区の立場でございます。それらのニーズについては、基本的には施策的なニーズも含めて常に世論調査等を行ったり、それぞれのレベルでのさまざまな形での御意見を聴取する機会がございますから、そういったものも参考にしながら現実的に総合的に検討させていただいているところでございますので、新たにまたそういう機会を単発的に設けるということではなくて、常日ごろから住民の皆さんのお声を聞くというふうな形でやっていきたい。

 その土地だから、これ、これというふうに、なかなかすぐ決めつけられない。幾つか総合的に、あるいはローテーション的にいろいろ整備をしていかなければならないことがございますので、その辺は御理解をいただきたい。

○奥村委員 
では、やはり総合的に地域全体、区全体を見て考えていくということだと、本の森ちゅうおうの建設がきちんと着手されて、決まって、いきいき桜川が本当に本の森ちゅうおうに移るのかどうなのかとか、そういうところも総合的に見ながらでないと、新川児童館の土地についても、あるいはほかの土地についても検討はしていけない、これという活用法はまだ打ち出せないということだと思うんです。そうすると、土地の活用の方向性が出るのは、本の森ちゅうおうの建設の状況によると考えていいのか。そうすると、本の森ちゅうおうも二、三年建設が延びるという御説明を委員会ではいただいているんですけれども、オリンピックが終わってからでないとなかなか難しいのではないかとか、そういう話もいろいろある中では、新川児童館の土地も、ほかの土地も含めて、検討はかなり先になるという見通しなんでしょうか。

○吉田副区長 
総合的に検討しなければならないとは申し上げましたけれども、別に本の森ちゅうおうの建設が決まらないからどうのこうのということではなくて、全体的な調整が必要だと思っております。

 その点でいきますと、例えば現実の問題として、むしろ施策の緊急性によっては、特に今、子育ての部分はかなり緊急性が高いわけですから、そういう部分を含めて、例えば本の森ちゅうおうの問題は、これは委員会でもお話をしておりますように、全体の状況を見定めながら平成27年にもう一回判断をしたいというふうに申し上げているところでございますけれども、そういう検討と、それから現実の施策の緊急性と、にらみ合わせながら、それぞれの土地について判断をしていくわけでございまして、本の森ちゅうおうに全部引きずられて遅くなるということでは必ずしもない。ただ、施策の緊急性、スケジュール的にどうしても仕上げなければならないもの、例えば学校施設でありますとか、保育園でありますとかについては、建設経費の高騰だけで手綱を緩めるわけにはいかないわけですから、そういったものはそういったもので適宜判断をさせていただいているということでございます。

○奥村委員 
いずれにしても、本当に区民が望んでいるものとして活用できるように、区民の要望を聞き取るという作業は常にしていただきたい、努力していただきたいということを要望します。

 次に、同じ一般質問に対しての答弁で、高齢者向け優良賃貸住宅が現在2棟で、今年度中に1棟と、さらにもう一棟、全部で4棟できるということなんですけれども、最新の区のおしらせの7月11日号にも高齢者向け優良賃貸住宅の事業者募集の案内が出ているんですが、こういう募集をして大体何件ぐらい応募があるものなのか、かなり応募数がある中で区が選定をしていっているという状況なのかどうか、お示しいただきたいと思います。

○田村都市整備部長 
高齢者向け優良賃貸住宅の事業者募集です。

 これに関しましては、必ずしも多くの事業者さんに応募いただいているという状況ではございません。1事業者さん、2事業者さんというような状況の中で応募いただいて、その中で計画の中身等をお伺いしながら対応させていただいているといった状況でございます。

 以上でございます。

○奥村委員 
高齢者向け優良賃貸住宅というのも倍率が約30倍ということで、やはり望まれている施設だと思うので、整備の促進を図っていただきたいと思うんですけれども、事業者の募集に関しては、区のおしらせですとかホームページで周知していくという以外に、この住宅というのは余り大規模なものではないので、大手のディベロッパーが建てるとか、そういうものではないと思うんですけれども、個人で建てかえを進めようとしている事業者の方などに区としてアプローチして、高優賃の住宅整備に協力してもらえないだろうかということでお話しするということはあるのかどうかということと、今後どういうふうにこの住宅を広げていくのかという具体的な方策について、お考えがあればお示しいただきたいと思います。

○田村都市整備部長 
こちらの制度は、本区独自の制度といいますよりも東京都の制度でございますので、事業制度の周知そのものについては、東京都等でも行っている状況がございます。

 そういった中で、応募のタイミングではないんですけれども、こういった事業制度の活用について個別に御相談をいただいているというようなケースもございます。現実的にこれを利用するということになりますと、条件等がいろいろございますので、活用しようというところの判断までなかなかたどり着いていない、行き着けないというような実態もあろうかというふうに思っておりますが、とはいっても、やはり周知活動というのは当然必要なことだと思いますので、今現在行っております周知の仕方以外の方法については、少し検討していきたいなというふうに考えてございます。

 以上でございます。

○奥村委員 
いろいろ条件的に考えて、すぐに乗れないと判断する事業者も多いというような御答弁でしたが、住宅建設費の6分の1が助成されるわけですし、家賃の減額補助というのも区からされるので、家賃の取りっぱぐれがないとか、そういう意味では事業者にとっても、安定した経営につながるものだと思いますので、ぜひこれも区のほうからもっと、区のおしらせ、ホームページ以外にも何かアプローチをして整備を進めていくということを具体的に計画していただきたいということを要望します。

 そして、借上住宅の整備も図ってきたと一般質問で御答弁があったんですけれども、借上住宅というのは中堅所得層のファミリー世帯ですとか、中小企業従業員の社宅利用として、タイプとして2タイプあって、所得の基準が2人世帯で約424万円というものなんですが、借上住宅の整備も進めるべきだと思うんですけれども、それでもやはり国民年金の受給世帯であったり、シングルマザーなどでは実態としては入居が困難だと思うんです。低所得者に向けての借上住宅の整備というものを進めていく計画についても御見解をお示しください。

○田村都市整備部長 
借上住宅に限らず、住宅に関しては、それぞれ目的を持った形で整備について対応してきている状況でございます。

 そういった中で、今お尋ねの、確かに低所得者の方ということのお話がございますけれども、現時点において借上住宅を借りる、協力をいただける事業者さんそのものを見つけていくということも、なかなか容易なことではございませんし、そういった状況の中で、現時点で対象者をどうするということよりも以前に、そういった施設を確保していくということについて、なかなか難しい部分もございますので、今お尋ねの部分については、現時点では借上住宅を今後ふやしていくという状況は想定はしてございませんけれども、幅広い住宅政策ということの中で今後とも考えてまいりたいというふうに思ってございます。

 以上でございます。

○中嶋委員長 
時間です。ほかに発言ございますか。よろしいですか。

 それでは、議題の1、環境保全及び建設行政の調査について、継続審査ということでよろしいですか。

     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○中嶋委員長 
ありがとうございます。

 では、次の議題2、「都バス「東12」路線廃止により生じた日常生活の不便の解消を求める請願」の審査について、発言を願います。よろしいですか。

 では、これも継続審査ということでよろしいですか。

     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○中嶋委員長 
ありがとうございます。

 それでは、次に、きょう午後から管内視察がございます。午後は隅田川橋りょう(仮称)と虎ノ門ヒルズの視察を実施いたしますので、午後1時5分に正面玄関のマイクロバスに御集合願います。午後1時5分まで休憩といたします。

 なお、委員の方と担当部長はお残りいただきたいと思います。あとの理事者の方は御退室願います。

(午前10時24分 休憩)


−委員会を閉じた後−

 行政視察については、10月下旬の2週間で、4常任委員会の視察を実施する予定であり、日程・視察先等詳細は正副委員長に一任する旨が確認され、了承された。


(午後1時5分 再開)

○中嶋委員長 
再開(車中)

     〔視察等日程は別紙のとおり〕

○中嶋委員長 
閉会(車中)

(午後4時8分 閉会)


「別 紙」

環境建設委員会視察等日程

○日  程

    委員会開会 10:00

         ↓

       [休 憩]

         ↓

    区役所出発 13:05

    委員会再開

         ↓

    隅田川橋りょう(仮称) 13:20~14:15

    (説明・視察)

         ↓

    虎ノ門ヒルズ 14:30~15:55

    (説明・視察)

         ↓

    委員会閉会(車中) 16:08

    区役所到着 16:09

○視察概要

・ 隅田川橋りょう(仮称)について 

  事務室(現場詰所)にて、委員長挨拶の後、説明を受け質疑応答が行われた。その後、隅田川橋りょう工事現場にて、つぶさに視察を行った。

・ 虎ノ門ヒルズについて 

  委員長挨拶の後、説明を受け質疑応答が行われた。その後、同施設においてつぶさに視察を行った。

お問い合わせ先:区議会議会局調査係 
電話:03-3546-5559

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