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令和2年 福祉保健委員会(12月1日)

1.開会日時

令和2年12月1日(火)

午後1時30分 開会

午後1時42分 閉会

2.開会場所

第一委員会室

3.出席者

(9人)

委員長 原田 賢一

副委員長 佐藤 あつこ

委員 中嶋 ひろあき

委員 かみや 俊宏

委員 高橋 まきこ

委員 田中 広一

委員 梶谷 優香

委員 二瓶 文徳

議長 押田 まり子

4.出席説明員

(11人)

山本区長

齊藤副区長

田中福祉保健部長

春貴管理課長(参事)

溝口子育て支援課長

石戸保育課長

吉田高齢者施策推進室長

清水高齢者福祉課長

平川介護保険課長

山本保健所長

小林生活衛生課長

5.議会局職員

伊藤議会局長

小倉議事係長

鳴子書記

秋山書記

6.議題

  • (1)議案第72号 中央区指定居宅介護支援等の事業の人員及び運営の基準等に関する条例の一部を改正する条例
  • (2)議案第73号 中央区プールに関する条例の一部を改正する条例

(午後1時30分 開会)

○原田委員長
 皆様、御苦労さまでございます。定刻になりましたので、これより福祉保健委員会を開会させていただきます。よろしくお願いいたします。

 去る11月24日の本会議におきまして本委員会に付託された議案の決定に当たり、その内容を十分に審査する必要があるとして、本日、開会いたした次第であります。本委員会の運営につきましては、委員各位の特段の御理解と御協力をいただきますよう、何とぞよろしくお願いいたします。

 審査方法についてでありますが、付託された各議案について一括して説明を受け、一括して質疑を行い、質疑終了後、それぞれの議案を別々に起立採決によりお諮りすることでよろしいでしょうか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○原田委員長
 ありがとうございます。それでは、さよう取り扱わせていただきます。

 早速ですが、理事者の説明をお願いいたします。

○吉田高齢者施策推進室長

 1 議案第72号 中央区指定居宅介護支援等の事業の人員及び運営の基準等に関する条例の一部を改正する条例(資料1)

○山本保健所長

 2 議案第73号 中央区プールに関する条例の一部を改正する条例(資料2)

以上2件報告

○原田委員長
 御苦労さまでございました。

 発言の時間制につきましては、通常の委員会での例によりますが、採決に係る時間10分を考慮し、各会派の持ち時間を算出することといたします。ただいまの時刻は午後1時33分です。自由民主党さん53分、あたらしい中央さん31分、公明党さん31分、区民の風さん31分、新風会さん31分、未来会議さん10分となります。

 それでは、ただいまの理事者の説明に対する質疑を行います。

 順次発言を願います。

○高橋(ま)委員
 お願いいたします。

 私からは、議案第72号について質問させていただきます。

 今回、主任ケアマネジャーに関する条例の改正ということで拝見いたしました。中央区が把握している主任ケアマネジャーの現在の主な業務、また、これになるための要件について、まず聞かせていただけますでしょうか。お願いいたします。

○平川介護保険課長
 主任ケアマネジャーの主な業務及び、なるための要件についてでございます。

 主任ケアマネの定義といたしましては、医療福祉サービスでありますとか、その他の福祉サービスとの連携を行いまして、サービスを提供するための連携調整といったところと、主任がつかない、ほかの介護支援専門員に対する助言・指導が主な役割でございます。

 また、なるための要件でございますが、実務経験としましては、介護支援専門員として勤務している年数が通算で5年以上でございます。5年以上勤務されている方を区から推薦いたしまして、東京都、都道府県で行っている研修を受け、それを修了した方に主任ケアマネジャーとして役割を発揮していただくものでございます。

 以上でございます。

○高橋(ま)委員
 御説明いただきまして、ありがとうございます。

 私が拝見しました厚生労働省によりますガイドラインにおきましても、おっしゃるような幾つかの要件があるということですけれども、主に5年以上の勤務であるとか、養成研修プラス3年以上とか、こういったところの中でも、豊富な経験や知識を有する方ということで定義がされています。主任に関しては、2016年からは5年ごとに更新制となっておりまして、主任であることによって定期的に研修を受講しているということも確認しております。

 今回の改正によりまして、研修を受けていない方がこういったことを担う場合もあるというところから、こうした主任以外の更新制の対象となっている方に対して、研修に代わるスキル維持であるとか、また、介護の質の低下を防ぐというところをどのように考えているかという点、1点お聞かせください。

 また、あわせまして、今回の条例改正でどのような影響があるか、今捉えていらっしゃることをお聞かせください。お願いします。

○平川介護保険課長
 まず1点目、スキルといいますか、質の低下を生まないためというところでございます。

 そちらにつきましては、実際のケアマネジメントをより適正に行っていただくための研修であるとか、実際の事例を用いた実務的な研修を受けていただくことで御本人たちの質を上げていくというところと、区としても、ケアマネジャーの方に対しては、おとしより相談センターを中心としまして、勉強会を開催したりですとか、個別の相談がいろいろございますので、そういったところで適切にお答えすることで支援をしているところでございます。

 もう一点が、こちらの条例改正の捉えでございますけれども、基本的に、国において、もともと令和3年3月31日までという経過期間が設けられていたものが、6年間延長されたものでございます。国の調査におきましては、昨年度の時点でございますけれども、主任ケアマネジャーの資格を持っている方が配置されている実際の事業所の数が6割程度にとどまっているというところが全国的な状況でございます。区の状況につきましても、直近のものが7月時点でございますけれども、28事業所のうち、主任ケアマネジャーがいない事業所は12事業所で、約43%でございます。そういった状況があるということで、この条例改正をすることによって経過期間を設けられるというところで、順次取得を進めていただきたいというふうに思ってございます。

 以上でございます。

○高橋(ま)委員
 ありがとうございます。

 これまでも、第1としては、主任の確保に努めてきたけれども、現在も43%の事業所は主任ケアマネジャーがいないということで、配置が全部に至らない状況が続いているというところ、国の動向も含めて確認をさせていただきました。

 最初の質問の担っている業務と要件等にも関わるところではございますが、やはり業務の中では、中央区保健医療福祉計画の中でも地域包括ケアシステムにおける重要な役割を果たす調整の方ということで、皆様が頼りにされている部分も多いと思います。引き続き、全体の介護の質の低下とならないように、御説明いただきましたような研修や勉強会などが必要に応じて行われますようにお願い申し上げます。

 質問は以上です。ありがとうございます。

○原田委員長
 それでは、副委員長は委員席へお移り願います。

 質疑が終了いたしましたので、これより採決に入ります。

 まず、議案第72号、中央区指定居宅介護支援等の事業の人員及び運営の基準等に関する条例の一部を改正する条例について、起立により採決をいたします。本案を可決することに賛成の皆さんは御起立を願います。

〔賛成者起立〕

○原田委員長
 全員起立と認めます。――どうぞ御着席ください。

 よって、本案は原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。

 次に、議案第73号、中央区プールに関する条例の一部を改正する条例について、起立により採決をいたします。本案を可決することに賛成の皆さんは御起立を願います。

〔賛成者起立〕

○原田委員長
 全員起立と認めます。――どうぞ御着席ください。

 よって、本案は原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。

 副委員長は、元の席にお戻りください。

 本会議における委員長報告の取扱いでありますが、正副委員長一任ということでよろしいでしょうか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○原田委員長
 ありがとうございます。さよう取り扱わせていただきます。

 それでは、本日の議案採決につきまして、全部終了いたしましたので、福祉保健委員会を閉会します。

 皆様、大変御苦労さまでございました。

(午後1時42分 閉会)

お問い合わせ先:区議会議会局調査係 
電話:03-3546-5559

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