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令和3年第一回定例会会議録(第5日 3月30日)

1.会期

三十三日(第五日)

三月三十日(火曜日)

2.開議並びに閉会

午後二時開議

午後四時十四分閉会

3.出席議員

(二十九名)

一番 高橋 元気議員

二番 高橋 まきこ議員

四番 田中 耕太郎議員

五番 かみや 俊宏議員

六番 太田 太議員

七番 二瓶 文徳議員

八番 しらす 夏議員

九番 奥村 暁子議員

十番 青木 かの議員

十一番 小坂 和輝議員

十二番 渡部 恵子議員

十三番 竹内 幸美議員

十四番 佐藤 あつこ議員

十五番 塚田 秀伸議員

十六番 堀田 弥生議員

十七番 墨谷 浩一議員

十八番 山本 理恵議員

十九番 小栗 智恵子議員

二十番 押田 まり子議員

二十一番 富永 一議員

二十二番 瓜生 正高議員

二十三番 海老原 崇智議員

二十四番 礒野 忠議員

二十五番 木村 克一議員

二十六番 中嶋 ひろあき議員

二十七番 田中 広一議員

二十八番 中島 賢治議員

二十九番 原田 賢一議員

三十番 渡部 博年議員

4.欠席議員

(一名)

三番 梶谷 優香議員

5.出席説明員

区長 山本 泰人君

副区長 齊藤 進君

副区長 吉田 不曇君

教育長 平林 治樹君

企画部長 浅沼 孝一郎君

総務部長 黒川眞君

防災危機管理室長 濱田徹君

区民部長 遠藤 龍雄君

福祉保健部長 田中 智彦君

高齢者施策推進室長 吉田 和子君

保健所長 山本 光昭君

環境土木部長 望月 秀彦君

都市整備部長 松岡 広亮君

会計管理者 鈴木浩君

教育委員会事務局次長 生島憲君

監査事務局長 高橋 和義君

政策企画課長 山﨑 健順君

財政課長 大久保 稔君

広報課長 園田 典子君

総務部参事(総務課長事務取扱) 北澤 千恵子君

6.議会局出席職員

議会局長 伊藤 孝志君

庶務係長 長田 基道君

議事係長 小倉 正信君

調査係長 工藤 久栄君

書記 桝谷 剛司君

7.議事日程

日程第一
 諸般の報告

日程第二
 議案第一号 令和三年度中央区一般会計予算
 議案第二号 令和三年度中央区国民健康保険事業会計予算
 議案第三号 令和三年度中央区介護保険事業会計予算
 議案第四号 令和三年度中央区後期高齢者医療会計予算
 議案第二十三号 令和三年度中央区一般会計補正予算
          (三月五日 予算特別委員会付託に続いて)

日程第三
 議案第五号 令和二年度中央区一般会計補正予算
 議案第六号 令和二年度中央区国民健康保険事業会計補正予算
 議案第七号 令和二年度中央区後期高齢者医療会計補正予算
 議案第二十号 専決処分の承認について
          (三月二日 企画総務委員会付託に続いて

日程第四
 議案第八号 中央区職員の服務の宣誓に関する条例の一部を改正する条例
 議案第十四号 中央区立本の森ちゅうおう(仮称)建設工事(建築工事)請負契約の一部変更について
 議案第十五号 中央区立本の森ちゅうおう(仮称)建設工事(機械設備工事)請負契約の一部変更について
 議案第十六号 中央区立本の森ちゅうおう(仮称)建設工事(電気設備工事)請負契約の一部変更について
 議案第二十四号 中央区職員の特殊勤務手当に関する条例の一部を改正する条例
          (三月二日 企画総務委員会付託に続いて)

日程第五
 議案第十二号 中央区立図書館設置条例の一部を改正する条例
 議案第十三号 中央区立郷土天文館条例の一部を改正する条例
          (三月二日 区民文教委員会付託に続いて)

日程第六
 議案第十号 中央区事務手数料条例の一部を改正する条例
 議案第二十一号 指定管理者の指定について(区立晴海こども園及び区立晴海児童館)
 議案第二十五号 中央区介護保険条例の一部を改正する条例
 議案第二十六号 中央区指定居宅介護支援等の事業の人員及び運営の基準等に関する条例の一部を改正する条例
 議案第二十七号 中央区指定介護予防支援等の事業の人員及び運営並びに指定介護予防支援等に係る介護予防のための効果的な支援の方法の基準等に関する条例の一部を改正する条例
 議案第二十八号 中央区指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営の基準等に関する条例の一部を改正する条例
 議案第二十九号 中央区指定地域密着型介護予防サービスの事業の人員、設備及び運営並びに指定地域密着型介護予防サービスに係る介護予防のための効果的な支援の方法の基準等に関する条例の一部を改正する条例
 議案第三十号 中央区国民健康保険条例の一部を改正する条例
          (三月二日 福祉保健委員会付託に続いて)

日程第七
 議案第十一号 中央区立児童遊園条例の一部を改正する条例
 議案第二十二号 特別区道の路線の認定及び変更について
          (三月二日 環境建設委員会付託に続いて)

日程第八
 議案第三十一号 中央区監査委員の選任同意について

日程第九
 議案第三十二号 ゼロカーボンシティ中央区宣言について

日程第十
 人権擁護委員の候補者の推薦について

日程第十一
 議員提出議案第二号 中央区議会会議規則の一部を改正する規則

日程第十二
 議会閉会中の継続審査


午後二時 開議

○議長(押田まり子議員)
 ただいまより、本日の会議を開きます。


○議長(押田まり子議員)
 これより本日の日程に入ります。

 日程第一、「諸般の報告」を行います。

〔伊藤議会局長朗読〕


 十一、委員会報告書(企画総務委員会)

 十二、委員会報告書(企画総務委員会)

 十三、委員会報告書(区民文教委員会)

 十四、委員会報告書(福祉保健委員会)

 十五、委員会報告書(環境建設委員会)

 十六、委員会報告書(予算特別委員会)

 十七、「職員に関する条例」に対する人事委員会の意見聴取について(照会)

 十八、「職員に関する条例」に対する人事委員会の意見聴取について(照会)

 十九、「職員に関する条例」に対する人事委員会の意見聴取について(回答)

 二十、議案の送付について

 二十一、議案の提出について


○議長(押田まり子議員)
 報告を終わります。

 ここで、ただいま報告のありましたとおり、区長より議案二件が送付され、さらに、議員提出議案一件が提出されましたので、本日の日程に掲載いたしました。


○議長(押田まり子議員)
 次に、日程第二を議題といたします。

〔伊藤議会局長朗読〕


日程第二

 議案第一号 令和三年度中央区一般会計予算

 議案第二号 令和三年度中央区国民健康保険事業会計予算

 議案第三号 令和三年度中央区介護保険事業会計予算

 議案第四号 令和三年度中央区後期高齢者医療会計予算

 議案第二十三号 令和三年度中央区一般会計補正予算

           (三月五日 予算特別委員会付託に続いて)


○議長(押田まり子議員)
 本案について、予算特別委員会の報告を木村委員長より願います。

〔二十五番 木村克一議員登壇〕

○二十五番(木村克一議員)
 ただいまより、予算特別委員会に付託を受けました議案第一号、議案第二号、議案第三号及び議案第四号「令和三年度中央区各会計予算」並びに議案第二十三号「令和三年度中央区一般会計補正予算」につきまして、その審査経過並びに結果の御報告を申し上げます。

 本特別委員会は、去る三月五日の本会議において、委員十六名をもって設置され、本五議案の付託を受けたものであります。

 本会議散会後、議長招集による初の委員会が開会され、私が委員長に、副委員長には中嶋ひろあき委員が選任され、即日就任し、ここに本委員会の構成が行われました。

 続いて、三月十日に委員会を開会し、議長並びに区長挨拶の後、理事者より、各会計全般にわたり総括説明を受け、その後、補正予算を含む一般会計「歳入」から説明を求めて質疑を進めることと決し、審査を開始いたしました。

 令和三年度の本区各会計歳入歳出当初予算の総額は、それぞれ一千三百二億七千四百三十一万七千円であり、一般会計では、一千五十四億二千二百十八万三千円で、前年度当初予算と比較して百二十九億五千二百四十二万七千円、率にして一○・九%の減、国民健康保険事業会計では、百二十八億九千二百三万二千円で、前年度当初予算と比較して二億三千五百二万円、率にして一・八%の減、介護保険事業会計では、八十九億一千六百七十七万一千円で、前年度当初予算と比較して一億五千六十七万六千円、率にして一・七%の増、後期高齢者医療会計では、三十億四千三百三十三万一千円で、前年度当初予算と比較して五百六十二万八千円、率にして○・二%の増となっております。

 また、一般会計につきましては、同時補正で八千三百十二万円を追加し、この結果、一千五十五億五百三十万三千円にするものであります。

 本委員会は、令和三年度における本区行政運営の大綱をなし、その方針を決定する本予算案に対し、現下の社会経済情勢を踏まえつつ、区民の信託に応えるため、去る三月五日の本会議での付託以来、本日まで、延べ十二日間にわたり、慎重に審査を行ってまいりました。

 すなわち、三月十日には、補正予算を含む一般会計予算について、まず「歳入」より質疑を開始し、これを終了し、十一日に「歳出」第一款「議会費」の質疑に入り、これを終了し、同日、第二款「企画費」及び第三款「総務費」を一括して質疑に入り、十二日にこれを終了し、同日、第四款「区民費」の質疑に入り、これを終了し、さらに同日、第五款「福祉保健費」の質疑に入り、十五日にこれを終了し、十六日に第六款「環境土木費」の質疑に入り、これを終了し、同日、第七款「都市整備費」の質疑に入り、十七日にこれを終了し、同日、第八款「教育費」の質疑に入り、十九日にこれを終了し、同日、第九款「公債費」、第十款「諸支出金」、第十一款「予備費」、以上三款を一括して質疑に入り、これを終了し、さらに同日、国民健康保険事業会計、介護保険事業会計及び後期高齢者医療会計予算の歳入歳出を一括して質疑に入り、二十二日にこれを終了し、同日、総括質疑に入り、二十五日にこれを終了しました。

 二十二日には、日本共産党委員一名より、十九日付で提出された議案第一号、令和三年度中央区一般会計予算に関する修正の動議について審査方法を決定し、二十五日に提案者より修正案の説明を受けました。

 修正案は、一般会計予算案の歳入歳出をそれぞれ三十七億七千七百六十八万八千円増額し、予算総額を一千九十一億九千九百八十七万一千円に修正するものであります。

 続いて、同修正案の審査終了後、起立により採決いたしましたところ、起立少数をもって否決されました。

 以上のとおり、令和三年度本区各会計予算の審査が終了したことに伴い、二十五日に本五議案に対する各会派の態度表明を受けたものであります。

 まず、中央区議会自由民主党議員団委員よりは、次のような態度表明がなされました。

 令和三年度の各会計予算に対する中央区議会自由民主党議員団の態度表明を行います。

 今年度は、新型コロナウイルス感染症の蔓延により、感染者や、大変残念ではありますが、お亡くなりになった方々が世界中で多数出て、通常の生活から一変し、深刻な影響を受けた年でありました。

 本区においても、緊急事態宣言発令などを受けて、経済的支援をはじめ、PCR検査体制の確立・拡充など、区民の生命と生活を守る施策を、九度の補正予算を組むなどして打ってまいりました。

 そんな状況下ですが、中央区基本構想に基づく計画を着実に進展させる時期でもある中、我が会派では歳入歳出の各款にわたり、コロナワクチンの接種について、今後の財源の見通しについて、広報・広聴や情報発信の多角化について、人口動態について、待機児童解消と特養・障害者施設について、脱炭素社会について、教育現場へのICT本格導入やSNSいじめについて等、質疑を重ねてまいりました。

 今後の回復が見通しにくい状況下、施策の時期を見直し、財政負担の平準化を図られ、基金の活用や、地方債の発行など財源対策を講じ、安定した行政サービスの提供と将来を見据えた都市整備基盤を推進しつつ、一般会計並びに三特別会計の合計一千三百二億七千四百三十二万円という財政規模にて、令和三年度予算を編成されたことを評価いたします。

 いまだ続くコロナ禍におきまして、ワクチン接種をはじめ、健康生活を取り戻し、地域経済の復旧までには、まだまだ時間を要するものと考えます。これまでにも突発的な問題に取り組まれ、予想し得ない解決策で対応してこられた職員の皆様には、大変な御苦労があったと推察いたします。

 長期戦も視野に入れつつ、輝ける本区の将来像に向けて、引き続き公務に邁進していただきますようお願い申し上げます。

 以上申し上げまして、中央区議会自由民主党議員団は、令和三年度各会計予算、補正予算に賛成いたします。

 次に、あたらしい中央委員よりは、次のような態度表明がなされました。

 あたらしい中央の態度表明を行います。

 いわゆるコロナ禍が長期化、また、日本においても変異株が次々と発見されるなど複雑化する中、三月二十一日、緊急事態宣言が解除されました。今後は、社会経済活動を継続しながら、再度の感染拡大を防止するための取組が必要となります。

 中央区においても、特別区民税が十一年ぶりに減収に転じ、財政調整基金の取崩しが続くなど、財政環境は厳しい状況が続いています。期待されるワクチンについても、医療従事者への接種がようやく始まったところです。

 このような状況の中、令和三年度予算案において、まず主な事務事業の見直しが行われたこと、特に、会派として、その規模の縮小を長年訴えてまいりました賀詞交歓会の廃止については、大変評価するところです。今年行われた地域ごとの仕事始め式で十分であることは明らかです。他の事業については、令和三年度に限定しての中止や延期ということですが、今こそ、選択と集中という観点から、引き続きの見直しを大胆に行っていくことを希望します。

 具体的には、議会費。政治分野における男女共同参画推進法の趣旨に沿った取組は喫緊の課題であり、議員活動と家庭生活の両立支援が地方議会に要請されています。誰もが議員として活躍しやすい環境整備を求め、速やかな規則の改正をすること。

 企画費。令和三年度から全庁的なデジタル化が進みますが、デジタル化によって、職員の業務を簡素化・効率化し、区民目線による区民サービスの向上に努めること。

 区民費。現在、地域コミュニティの中心であり、区の各種助成の対象となっている町会・自治会については、積極的に世代交代や女性の参画を働きかけ、活性化を図ること。

 福祉保健費。子育てを家庭のみに任せるのではなく、地域で子育てをする体制を整え、母親の孤立を防ぐこと。困ったときに相談できる誰かがいる環境をつくること。

 環境土木費。平成二十九年六月に改正された都市公園法により可能となったPark‐PFI等を利用して、官民連携によるコミュニティの中心となる魅力的な公園づくりを区民とともに進めていくこと。また、水辺環境の整備についても、中央区の特徴として引き続き強力に推進していくこと。

 都市整備費。コロナ終息後も、中央区からの人口流出はないと考えます。検討中の市街地再開発事業については、その規模や地域貢献策などについて見直すこと。

 教育費。今後、児童・生徒の将来を決めると言っても過言ではないデジタルリテラシーを高めること。また、多様性の理解と人権について考える中で、自己肯定感を育むための自己決定機会を増やすこと。以上。

 そして、二十万都市を見据えた、堅実でかつ積極的な区政運営に努めることを要望し、あたらしい中央は、令和三年度各会計歳入歳出予算案に賛成いたします。

 次に、中央区議会公明党委員よりは、次のような態度表明がなされました。

 令和三年度中央区各会計歳入歳出予算案に対する中央区議会公明党の態度表明を行います。

 中国・武漢に端を発した新型コロナウイルス感染症は、短時日のうちに世界へ蔓延し、人々の往来・交流を断絶し、各国の経済に大きな打撃を与えました。収束に向けて、競うようにワクチンやコロナ治療薬の開発が驚異的なスピードで進められ、ようやく日本においても、先月から医療従事者への接種が始まったところです。

 東京二○二○大会を控え、このワクチン接種は大変重要な事業です。国からの情報がいまだ固まり切らない状況ではありますが、区としましては、全力で体制整備に取り組んでいただくよう要望いたします。

 また、コロナ禍が長引くことで環境が大幅に変化し、そのストレスなどによる自殺、虐待、孤立、経済苦などが社会問題化されております。その対応として、中央区保健医療福祉計画二○二○の着実な実施が求められています。

 令和三年度予算案では、「コロナを乗り越え、輝く未来を切り開く」と題し、感染拡大防止や経済対策などの強化、そして二十万都市を見据えた都市基盤整備、区民福祉のさらなる向上が盛り込まれております。

 歳入面においては、前年度比で特別区民税がマイナス二・六%、特別区たばこ税がマイナス二七・七%と見込み、特別区税全体でマイナス四・八%となります。また、特別区交付金はマイナス○・八%、国庫・都支出金はマイナス五・四%と見込まれております。

 コロナ禍の長期化により、生活や企業活動が低下したことによる景気の悪化や、廃業・失業などによる個人所得の減少により以前の税収が見込めないなど、今後数年間にわたり、区をめぐる財政環境は大変に厳しい状況が続くと予想されます。

 そのためには、さらなる財源対策を全庁挙げての取組が必要です。

 歳出面においての質問・提案などでは、感染拡大防止対策の充実やワクチン接種情報の適切な発信などのコロナ対策、商工業融資の拡充や区内共通買物・食事券の発行、未就職学卒者等の就労支援事業などの金融支援や消費喚起・雇用創出・低所得者支援を踏まえた経済対策、経済的な理由による生理用品の負担軽減への取組、コロナ禍でのがん患者支援、がん対策の強化。

 行政手続のデジタル化・オンライン化を進め、区民の利便性向上、情報発信の取組強化を図る、行政サービスをより向上、高水準なセキュリティ環境を確保。

 保育所の整備拡大に伴う定員の拡大や公園への送迎バスの運行、新生児誕生祝品の追加支援、ベビーシッターによる一時預かり利用支援事業などの子育て環境の充実。

 一人一台のタブレット端末の整備や本の森ちゅうおう(仮称)の整備など教育環境の充実。

 地域包括ケアシステムのさらなる進化、認知症施策のさらなる推進、コロナ禍に対応したフレイル予防、高齢者肺炎球菌定期予防接種に対し都の助成を導入し負担軽減へ、敬老大会の実施など高齢者福祉の充実。

 中央区の森事業の推進など低炭素社会に向けた施策推進、将来を見据えた築地地区の活気とにぎわいの継承・発展に向けた調査・検討や、緑あふれるまちづくりを目指した築地川アメニティ整備構想の実現に伴う首都高速道路上部空間の活用調査の推進、都市基盤の整備、住宅耐震補強工事等助成制度の充実など。

 防災備蓄品の充実や活用、防災・減災対策のさらなる強化などです。

 区では、新規二十二事業をはじめとした区民サービスの維持・向上に向けた取組を盛り込んでいます。

 私たち中央区議会公明党は、令和三年度中央区各会計歳入歳出予算案の審査において、コロナで閉塞する状況にどう対応するべきか、区はどうあるべきかという観点を持ち、また区民の目線から施策を検証し、質問・提案をさせていただきました。

 区行政当局におかれましては、今後、施策の実行に当たり、可能な限りこれらの意見を反映されますことを願っております。

 以上申し上げまして、中央区議会公明党は、令和三年度各会計歳入歳出予算案に賛成し、態度表明といたします。

 次に、中央区議会区民の風委員よりは、次のような態度表明がなされました。

 令和三年度各会計歳入歳出予算案・補正予算案に賛成の立場から、中央区議会区民の風の態度表明を行います。

 令和三年度予算は、「コロナを乗り越え、輝く未来を切り開く」を目標に掲げ、区民の命と健康、生活を守る感染症対策や地域社会を支える経済対策に重点を置いた予算編成です。また、子育て支援を中心とした人口増加への対応、二十万都市の未来を見据えた基盤づくり、ICT技術を活用した行政のデジタル化の推進など、社会を取り巻く環境変化に即応した行政運営に努めています。

 予算編成に当たっては、厳しい財政見通しの下、将来にわたる健全で持続可能な財政運営を基本とし、コロナ禍の喫緊課題に重点的・効果的に取り組んでいます。また、昨年度の決算実績や行政評価に基づく事務事業の見直しや、新しい日常に対応した事業の展開、民間活力の活用などの積極的な取組を評価いたします。

 コロナ禍で区民の暮らしや働き方が大きく変容した状況下だからこそ、人と人との絆や心の通い合いを重視したまちづくりの推進を望みます。また、まちの活気やにぎわいを取り戻す経済対策の展開により、住み・働き・集う商業のまち中央区の再生を期待します。

 本委員会において我が会派が申し上げました意見及び要望などを区政運営に十分に反映していただくことを期待申し上げ、本予算特別委員会に付託されました令和三年度各会計歳入歳出予算案・補正案に対する賛成の態度表明とさせていただきます。

 次に、立憲民主党新風会委員よりは、次のような態度表明がなされました。

 予算特別委員会に上程された令和三年度各会計予算案及び補正予算案につき、立憲民主党新風会の態度表明を行います。

 新型コロナウイルス感染症の蔓延は、昨年から既に一年を過ぎ、その間、社会変化の影響は、人々の暮らしはもとより、日本経済にも大きな震撼をもたらしています。

 その変化の波は、本区の財政の根幹である特別区民税にも及び、十一年ぶりの減収に転じたほか、特別区たばこ税、地方消費税交付金も減収が見込まれる中、さらに法人住民税の国税化、ふるさと納税による税の流出は、より一層本区の財政基盤に大きな影響を及ぼしています。

 令和三年度は、こうした社会情勢の変化による影響を鑑み、財政負担の平準化を図り、これまで蓄えてきた基金の活用と減収に伴う新たな財源対策である地方債の発行をしながら、区民サービスへの影響が生じないよう、限りある財源を、基本計画二○一八の着実な推進を図ることはもとより、区民福祉の一層の向上及び本区が商業地として栄えてきた活気とにぎわいを新たに創出する様々な基盤整備の推進に充てるため、「コロナを乗り越え、輝く未来を切り開く」という主軸を設定し、四つの重点強化事業を編成されました。

 新型コロナウイルス感染症への対応では、経済対策、雇用・低所得者対策、感染防止対策、ICT活用などによる区民の利便性向上と行政の効率化について、子どもの健やかな成長と豊かな学びあふれるまちづくりでは、子育てと教育について重点事業を組み、緑あふれ豊かで魅力あるまちづくりでは、低炭素社会、自然共生社会、都市基盤について、そして災害に強く安全なまちづくりでは、防災意識、防災設備等、体制強化について重点事業を組み、新規二十二事業、充実二十事業、継続三十事業、合わせて七十二事業を編成なさいましたが、本区を取り巻く社会環境が厳しい財源の中であっても、やがて来る二十万人都市への基盤整備と、人口増加に伴う様々な行政課題の解決に取り組むため、何より区民福祉の一層の向上と区民の幸福ある暮らしのために設計された事業であることを真摯に受け止め、立憲民主党新風会は、それぞれの事業につき、区民の目線で費用対効果を軸にしながら丁寧に質問させていただきました。

 いまだ終息していないコロナ禍においても、基本計画二○一八の各事務事業と、時代を捉えた新しい事業、子供たちの主体的・対話的で深い学びの推進に向けた教育等に向けて、全七十二事業の推進を図りながら、新型コロナウイルス感染症が終息した後の財源確保を見据えながら充てた令和三年度の一般会計予算総額一千五十四億二千二百十八万三千円は、昨年に続き二番目の大型予算となっています。人口増加とともに増大していく事務事業、都心区ならではの都市基盤整備など、今後も大きな財政を動かす事業展開を図るために、基金を活用しながら、健全なる財政運営をお願いいたします。

 立憲民主党新風会は、今特別委員会に上程された令和三年度各会計予算案及び補正予算案に賛成いたします。

 次に、日本共産党中央区議会議員団委員よりは、次のような態度表明がなされました。

 令和三年度中央区各会計予算に対する日本共産党中央区議会議員団の態度表明を行います。

 菅首相が新型コロナウイルス対策の緊急事態宣言を三月二十一日、解除しましたが、感染者数は下げ止まり、東京都や既に解除した関西などで増加しています。感染力が強いとされる変異株の流行も拡大しています。しかし、政府には大規模検査の戦略が欠けており、感染拡大の予兆をつかむモニタリング検査は一日一万件を目指すとしていますが、あまりに少なく、予兆の把握などおぼつかない水準です。変異株についても、全陽性者の一○%程度となっている検査率を四○%に高める目標を掲げましたが、専門家からは五○%以上でなければ実態をつかめないという指摘もあり、全例検査へと思い切って拡大することが急務です。

 宣言解除後も、政府は、飲食店を中心に営業時間の短縮要請を続けますが、事業規模に応じた協力金や持続化給付金、家賃支援給付金の再支給の要望には応えようとしません。政府の方針には相変わらず医療機関の減収補填がないことも問題です。

 東京都へ目を向ければ、都のコロナ対策の補正予算は九九%が国からの支出金です。検査でも、医療支援でも、事業者への補償でも、ほとんどが国の施策の範囲内です。石原都政以来、都立病院は十六から八に半減し、保健所も六割近く減らされました。保健所の医師定数も一九九四年の五十六人から二十人に減らし、小池都政でさらに十五人まで減らされています。

 菅政権と小池都政に共通するのは、科学的な感染対策を取らず、国民・都民に自己責任を押しつけていることです。

 中央区に求められるのは、こうした国や都の悪政から区民生活を守り、ケアに手厚く、雇用と営業を支え、命と暮らしを大切にする役割を果たすことです。

 日本共産党区議団が実施している区民アンケートには、緑の多い広い土地で遊びたい、住宅価格が高く購入をためらってしまう、若い世帯の定住のために補助などがあれば助かる、住む家に困っている人や低所得の人のための住宅を建ててほしい、ほっとプラザはるみがなくなってしまって残念です、将来に向けて災害や感染症に関する施設の設置・病院の設置も検討を、他区に比べ中央区独自の施策が全くなくて残念です、ひとり親ですが他区の方が生活は苦しくなかったです、中央区として地球環境保護・気候問題にどう取り組むのかよく分からず、子供世代へのツケを心配していますなど、多くの声が寄せられています。

 日本共産党区議団は、こうしたアンケートなどに寄せられた切実な要求や政策的な要望を集約し、昨年二○二○年十月十九日に八百六十九項目の二○二一年度中央区予算編成に関する重点要望書を区長に提出し、積極的に予算化するよう求めてきました。

 本予算特別委員会の質疑では、問題点を指摘するとともに、具体的な提案を行いました。さらに、区民の命と生活を守る施策を予算化するという基本に立って、生活保護世帯への歳末見舞金・夏期見舞金の復活や、高齢者施設でのPCR検査、介護施設や医療機関への支援金、区民への定額給付金の支給などを計上し、一般会計予算を三十七億七千七百六十八万八千円増額する予算修正案を提案しましたが、残念ながら、我が党の修正案は否決されました。

 日本共産党中央区議会議員団は、総合的に検討した結果、議案第一号、中央区一般会計予算、議案第二号、国民健康保険事業会計予算、議案第三号、介護保険事業会計予算、議案第四号、後期高齢者医療会計予算に反対します。

 なお、敬老大会の開催に関わる議案第二十三号、令和三年度中央区一般会計補正予算には賛成します。

 区長提案の予算案には、住宅耐震補強工事等との併行改修工事費用助成や賀詞交歓会の廃止など、一定評価できる施策もありますが、抜本的な見直しが求められる多くの課題があると考えます。

 以下、具体的な課題について述べます。

 まず、一般会計についてです。

 第一に、今や二十三区で中央区と品川区のみが徴収している情報公開手数料は、既に無料としている他区の状況も調査・確認しながら無料にすべきです。

 第二に、全指定管理者制度導入施設の状況一覧によると、応募事業者が一者のみという施設が三十施設中十二施設あり、複数の提案から選ぶプロポーザル方式とは呼べない指定管理者制度は見直すべきです。

 第三に、環境に多大な負荷をかけ、また、新型コロナにより不動産需要の下落が懸念される下で、大規模再開発事業による超高層オフィスビルやタワーマンション建設は見直すべきです。

 第四に、十三ヘクタールの都有地が一平米十万円以下という激安価格で払い下げられた晴海選手村は、後利用での二棟のタワーマンション建設計画の見直しを東京都及び事業者側に求めることと併せ、一戸当たり百万円の開発協力金は、選手の宿泊棟として使われる板状住宅部分からも徴収すべきです。

 第五に、新型コロナウイルスの無症状感染者を保護し、リスクの高い高齢者などへの感染を広げないためにも、検査体制の拡充が求められます。感染力の強い変異株の拡大が懸念される中、ワクチンは万能ではないという事実に向き合い、検査を並行して進めていくことが重要です。

 第六に、新型コロナウイルス感染拡大の下、営業が立ち行かない事業者への家賃支援や、受診控え等で減収が続く医療機関に対しての減収補填に取り組むべきです。

 第七に、認可保育園待機児童の一刻も早い解消のため、賃料の高さがネックとなり保育園開設をためらう事業者に対しては、その実態を調査した上で、適切に補助金を拡充していくことが求められます。

 第八に、学童クラブ待機児童も深刻さを増しています。苦渋の決断として定員以上に子供を詰め込むことは限界に達していることを直視し、学童クラブを増やす方向にかじを切るときです。

 第九に、四月からの児童・生徒への一人一台のタブレット配付に関しては、教員負担軽減のため、ICT支援員を適宜拡充していくことや、子供たちの健康を守るため、ブルーライトをカットする資機材の整備を進めるべきです。

 次は、特別会計についてです。

 国民健康保険料は、二○二一年度も○・四二%の値上げが予定されています。モデルケースの試算では、世帯主(四十歳)プラス配偶者(四十歳・収入なし)プラス子供(十歳)という三人家族で、年収二百万円の場合の保険料は二十五万一千五百九十一円と、年収の一二%を超えてしまいます。年収三百万円以上の世帯も一割を超える保険料となり、保険料が家計に重くのしかかります。

 特別区として、一般財源をさらに投入するなどの努力を行い、保険料そのものを引き下げていくことが必要です。

 介護保険では、厚労省が省令を改正し、要支援が要介護に進行しても、本人が希望し、区市町村が認めれば、いわゆるボランティアの活用などによる総合事業の訪問・通所型サービスを継続的に利用可能だとしました。しかし、これには、要介護者から介護給付を外す布石ではないのかなどの批判が噴出し、厚労省は、全面的な介護給付外しは一旦見送りました。

 要介護者は、日常生活全てに綿密なサポートが必要です。介護保険制度を改善し、必要な介護サービスを提供できるようにすべきです。

 後期高齢者医療では、二○二二年度から、原則一割だった窓口負担を二割にする制度改定を行おうとしています。既に、単身で年収三百八十三万円以上、夫婦で五百二十万円以上の高齢者は三割負担となっていますが、新たに、単身で年収二百万円以上、夫婦で年収三百二十万円以上の高齢者が二割負担となり、七十五歳以上の高齢者の二○%に当たる人の窓口負担が二倍になってしまいます。

 今でも高齢者の年収に占める窓口負担の割合は高く、八十五歳以上は三十代から四十代の五倍という状況であり、受診控えが広がっています。減らし続けてきた国庫負担を元に戻し、さらに増額もして、医療制度をしっかり支えることが求められます。

 以上、各会計予算案に対する反対理由と主な課題を述べ、日本共産党区議団の態度表明を終わります。

 次に、中央未来会議委員よりは、次のような態度表明がなされました。

 中央未来会議の態度表明を申し上げます。

 一年以上前から続く感染症の影響により、世界経済の落ち込みが見込まれており、我が国においても同様に、非常に厳しい状況にあります。感染防止策を講じつつ、様々な手法でまちのにぎわいと活気を取り戻そうとしておりますが、厳しい状況は続いております。

 本区におきましても、区財政の根本である特別区民税が十一年ぶりの減収に転じるなど、財政環境は非常に厳しいものであると推察されます。

 そして、頼ってこられる区民や区事業者のために、そして、早く本区のにぎわいと活気を取り戻すためにも、より一層のまごころを込めたサービスを提供していただきたいと思います。

 一方で、ICT活用などによる利便性の向上、行政の効率化など、新しい時代へ向けた第一歩を踏み出しており、都心区としての魅力を存分に生かしたまちへと移り変わりを感じております。

 いまだ終わりを見せることのない感染症との闘いが続いておりますが、歴史ある民間企業出身の山本区長の手腕を遺憾なく発揮していただきまして、将来を見据え、あらゆる状況においても即応可能な、弾力性のある財政運営を期待いたします。

 以上申し上げまして、中央未来会議は、本予算特別委員会に付託されました令和三年度各会計歳入歳出予算案及び補正予算案に対しまして賛成いたします。

 以上のとおり、各会派の態度表明が終わりましたので、議案第一号、議案第二号、議案第三号及び議案第四号「令和三年度中央区各会計予算」について、それぞれ起立により採決いたしましたところ、起立多数をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。

 次に、議案第二十三号「令和三年度中央区一般会計補正予算」について、起立により採決いたしましたところ、全員賛成をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。

 よって、本特別委員会の決定どおり、御賛成いただきますようお願い申し上げまして、付託を受けました五議案の審査経過並びに結果の御報告といたします。(拍手)

○議長(押田まり子議員)
 報告を終わります。

 まず、議案第一号について、起立により採決いたします。

〔奥村暁子議員、小栗智恵子議員退席〕

 本案を可決することに賛成の皆さんは御起立を願います。

〔賛成者起立〕

○議長(押田まり子議員)
 全員起立と認めます。──御着席願います。よって、日程第二、議案第一号は原案のとおり可決されました。

〔奥村暁子議員、小栗智恵子議員着席〕

 次に、議案第二号について、起立により採決いたします。本案を可決することに賛成の皆さんは御起立を願います。

〔賛成者起立〕

○議長(押田まり子議員)
 起立多数と認めます。──御着席願います。よって、日程第二、議案第二号は原案のとおり可決されました。

 次に、議案第三号について、起立により採決いたします。本案を可決することに賛成の皆さんは御起立を願います。

〔賛成者起立〕

○議長(押田まり子議員)
 起立多数と認めます。──御着席願います。よって、日程第二、議案第三号は原案のとおり可決されました。

 次に、議案第四号について、起立により採決いたします。本案を可決することに賛成の皆さんは御起立を願います。

〔賛成者起立〕

○議長(押田まり子議員)
 起立多数と認めます。──御着席願います。よって、日程第二、議案第四号は原案のとおり可決されました。

 次に、議案第二十三号について、お諮りいたします。本案を可決することに御異議ありませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○議長(押田まり子議員)
 御異議なしと認めます。よって、日程第二、議案第二十三号は原案のとおり可決されました。


○議長(押田まり子議員)
 次に、日程第三を議題といたします。

〔伊藤議会局長朗読〕


日程第三

 議案第五号 令和二年度中央区一般会計補正予算

 議案第六号 令和二年度中央区国民健康保険事業会計補正予算

 議案第七号 令和二年度中央区後期高齢者医療会計補正予算

 議案第二十号 専決処分の承認について

           (三月二日 企画総務委員会付託に続いて)


○議長(押田まり子議員)
 本案について、企画総務委員会の報告を礒野委員長より願います。

〔二十四番 礒野 忠議員登壇〕

○二十四番(礒野 忠議員)
 ただいまより、去る三月二日の本会議において本委員会に付託を受けました議案第五号、議案第六号、議案第七号「令和二年度中央区各会計補正予算」及び議案第二十号「専決処分の承認について」につきまして、審査の経過並びに結果の御報告を申し上げます。

 まず、専決処分による補正を除く各会計の補正は、一般会計におきましては、「個人番号カード交付に関する事務費」、「生活保護費」及び「財産積立金」等の増額があるものの、「職員の給与費」の減額、「新型コロナウイルス感染症の影響を受け中止となった事業費」の減額、また「商工業融資」、「市街地再開発事業助成」、「住宅・建築物耐震改修等支援事業」等の実績減等に伴う減額及び「特別会計への繰出金」の減額により、三十二億六千六百九万六千円を減額するものであります。

 また、繰越明許費として「住民情報システムの更新」ほか七件を追加し、債務負担行為として、「(仮称)本の森ちゅうおうの整備」を追加するとともに、「商工業融資の利子補給」ほか一件の限度額を変更するものであります。

 国民健康保険事業会計におきましては、「諸支出金」の増額により、七千百四十九万二千円を追加するものであります。

 後期高齢者医療会計におきましては、「諸支出金」の増額があるものの、「総務費」及び「広域連合納付金」の減額により、三千八百三十五万八千円を減額するものであります。

 次に、専決処分による一般会計の補正は、「緊急事態宣言の発令に伴う緊急経済対策に要する経費」及び「新型コロナウイルスワクチン接種に要する経費」の計上により、十六億四千九百二十三万三千円を追加するものであります。

 また、繰越明許費として、「企業活動の活性化、近代化の支援」ほか二件を追加するものであります。

 この結果、一般会計を一千五百十五億六千四百五十四万六千円に、国民健康保険事業会計を百三十二億八千五百五十四万四千円に、後期高齢者医療会計を三十億二百三十四万五千円にそれぞれ補正するものであります。

 付託を受けました議案の審査に当たり、本委員会は三月三日に開会し、理事者より各会計一括して款別に説明を受け、一括して質疑を行いました。

 審査終了後、まず、議案第五号、議案第六号及び議案第七号について、それぞれ起立により採決したところ、いずれも全員賛成をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。

 次に、議案第二十号について、起立により採決したところ、全員賛成をもって承認すべきものと決しました。

 よって、本委員会の決定のとおり御賛成いただきますようお願い申し上げまして、付託を受けました議案の審査経過並びに結果の御報告といたします。(拍手)

○議長(押田まり子議員)
 報告を終わります。

 まず、議案第五号について、お諮りいたします。本案を可決することに御異議ありませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○議長(押田まり子議員)
 御異議なしと認めます。よって、日程第三、議案第五号は原案のとおり可決されました。

 次に、議案第六号について、お諮りいたします。本案を可決することに御異議ありませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○議長(押田まり子議員)
 御異議なしと認めます。よって、日程第三、議案第六号は原案のとおり可決されました。

 次に、議案第七号について、お諮りいたします。本案を可決することに御異議ありませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○議長(押田まり子議員)
 御異議なしと認めます。よって、日程第三、議案第七号は原案のとおり可決されました。

 次に、議案第二十号について、お諮りいたします。本案を承認することに御異議ありませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○議長(押田まり子議員)
 御異議なしと認めます。よって、日程第三、議案第二十号は承認されました。


○議長(押田まり子議員)
 次に、日程第四を議題といたします。

〔伊藤議会局長朗読〕


日程第四

 議案第八号 中央区職員の服務の宣誓に関する条例の一部を改正する条例

 議案第十四号 中央区立本の森ちゅうおう(仮称)建設工事(建築工事)請負契約の一部変更について

 議案第十五号 中央区立本の森ちゅうおう(仮称)建設工事(機械設備工事)請負契約の一部変更について

 議案第十六号 中央区立本の森ちゅうおう(仮称)建設工事(電気設備工事)請負契約の一部変更について

 議案第二十四号 中央区職員の特殊勤務手当に関する条例の一部を改正する条例

           (三月二日 企画総務委員会付託に続いて)


○議長(押田まり子議員)
 本案について、企画総務委員会の報告を礒野委員長より願います。

〔二十四番 礒野 忠議員登壇〕

○二十四番(礒野 忠議員)
 ただいまより、去る三月二日の本会議において本委員会に付託を受けました議案につきまして、審査結果の御報告を申し上げます。

 本委員会は、三月四日に開会し、慎重な質疑を行いました。

 付託された議案第八号「中央区職員の服務の宣誓に関する条例の一部を改正する条例」、議案第十四号から議案第十六号までの「中央区立本の森ちゅうおう(仮称)建設工事(建築工事)、(機械設備工事)及び(電気設備工事)請負契約の一部変更について」、議案第二十四号「中央区職員の特殊勤務手当に関する条例の一部を改正する条例」につきましては、いずれも原案のとおり可決すべきものと決しました。

 以上、本委員会の結果報告といたします。(拍手)

○議長(押田まり子議員)
 報告を終わります。

 まず、議案第八号について、お諮りいたします。本案を可決することに御異議ありませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○議長(押田まり子議員)
 御異議なしと認めます。よって、日程第四、議案第八号は原案のとおり可決されました。

 次に、議案第十四号について、お諮りいたします。本案を可決することに御異議ありませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○議長(押田まり子議員)
 御異議なしと認めます。よって、日程第四、議案第十四号は原案のとおり可決されました。

 次に、議案第十五号について、お諮りいたします。本案を可決することに御異議ありませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○議長(押田まり子議員)
 御異議なしと認めます。よって、日程第四、議案第十五号は原案のとおり可決されました。

 次に、議案第十六号について、お諮りいたします。本案を可決することに御異議ありませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○議長(押田まり子議員)
 御異議なしと認めます。よって、日程第四、議案第十六号は原案のとおり可決されました。

 次に、議案第二十四号について、お諮りいたします。本案を可決することに御異議ありませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○議長(押田まり子議員)
 御異議なしと認めます。よって、日程第四、議案第二十四号は原案のとおり可決されました。


○議長(押田まり子議員)
 次に、日程第五を議題といたします。

〔伊藤議会局長朗読〕


日程第五

 議案第十二号 中央区立図書館設置条例の一部を改正する条例

 議案第十三号 中央区立郷土天文館条例の一部を改正する条例

           (三月二日 区民文教委員会付託に続いて)


○議長(押田まり子議員)
 本案について、区民文教委員会の報告を堀田委員長より願います。

〔十六番 堀田弥生議員登壇〕

○十六番(堀田弥生議員)
 ただいまより、去る三月二日の本会議において本委員会に付託を受けました議案につきまして、審査結果の御報告を申し上げます。

 本委員会は、三月八日に開会し、慎重な質疑を行いました。

 付託された議案第十二号「中央区立図書館設置条例の一部を改正する条例」、議案第十三号「中央区立郷土天文館条例の一部を改正する条例」につきましては、いずれも原案のとおり可決すべきものと決しました。

 以上、本委員会の結果報告といたします。(拍手)

○議長(押田まり子議員)
 報告を終わります。

 まず、議案第十二号について、お諮りいたします。本案を可決することに御異議ありませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○議長(押田まり子議員)
 御異議なしと認めます。よって、日程第五、議案第十二号は原案のとおり可決されました。

 次に、議案第十三号について、お諮りいたします。本案を可決することに御異議ありませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○議長(押田まり子議員)
 御異議なしと認めます。よって、日程第五、議案第十三号は原案のとおり可決されました。


○議長(押田まり子議員)
 次に、日程第六を議題といたします。

〔伊藤議会局長朗読〕


日程第六

 議案第十号 中央区事務手数料条例の一部を改正する条例

 議案第二十一号 指定管理者の指定について(区立晴海こども園及び区立晴海児童館)

 議案第二十五号 中央区介護保険条例の一部を改正する条例

 議案第二十六号 中央区指定居宅介護支援等の事業の人員及び運営の基準等に関する条例の一部を改正する条例

 議案第二十七号 中央区指定介護予防支援等の事業の人員及び運営並びに指定介護予防支援等に係る介護予防のための効果的な支援の方法の基準等に関する条例の一部を改正する条例

 議案第二十八号 中央区指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営の基準等に関する条例の一部を改正する条例

 議案第二十九号 中央区指定地域密着型介護予防サービスの事業の人員、設備及び運営並びに指定地域密着型介護予防サービスに係る介護予防のための効果的な支援の方法の基準等に関する条例の一部を改正する条例

 議案第三十号 中央区国民健康保険条例の一部を改正する条例

           (三月二日 福祉保健委員会付託に続いて)


○議長(押田まり子議員)
 本案について、福祉保健委員会の報告を原田委員長より願います。

〔二十九番 原田賢一議員登壇〕

○二十九番(原田賢一議員)
 ただいまより、去る三月二日の本会議において本委員会に付託を受けました議案につきまして、審査結果の御報告を申し上げます。

 本委員会は、三月八日に開会し、慎重な質疑を行いました。

 付託された議案第十号「中央区事務手数料条例の一部を改正する条例」、議案第二十一号「指定管理者の指定について(区立晴海こども園及び区立晴海児童館)」、議案第二十五号「中央区介護保険条例の一部を改正する条例」、議案第二十六号「中央区指定居宅介護支援等の事業の人員及び運営の基準等に関する条例の一部を改正する条例」、議案第二十七号「中央区指定介護予防支援等の事業の人員及び運営並びに指定介護予防支援等に係る介護予防のための効果的な支援の方法の基準等に関する条例の一部を改正する条例」、議案第二十八号「中央区指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営の基準等に関する条例の一部を改正する条例」、議案第二十九号「中央区指定地域密着型介護予防サービスの事業の人員、設備及び運営並びに指定地域密着型介護予防サービスに係る介護予防のための効果的な支援の方法の基準等に関する条例の一部を改正する条例」、議案第三十号「中央区国民健康保険条例の一部を改正する条例」につきましては、いずれも原案のとおり可決すべきものと決しました。

 なお、議案第二十八号、議案第二十九号及び議案第三十号について、小栗議員より、委員外議員の発言として、反対の意見表明がありました。

 以上、本委員会の結果報告といたします。(拍手)

○議長(押田まり子議員)
 報告を終わります。

 まず、議案第十号について、お諮りいたします。本案を可決することに御異議ありませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○議長(押田まり子議員)
 御異議なしと認めます。よって、日程第六、議案第十号は原案のとおり可決されました。

 次に、議案第二十一号について、お諮りいたします。本案を可決することに御異議ありませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○議長(押田まり子議員)
 御異議なしと認めます。よって、日程第六、議案第二十一号は原案のとおり可決されました。

 次に、議案第二十五号について、お諮りいたします。本案を可決することに御異議ありませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○議長(押田まり子議員)
 御異議なしと認めます。よって、日程第六、議案第二十五号は原案のとおり可決されました。

 次に、議案第二十六号について、お諮りいたします。本案を可決することに御異議ありませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○議長(押田まり子議員)
 御異議なしと認めます。よって、日程第六、議案第二十六号は原案のとおり可決されました。

 次に、議案第二十七号について、お諮りいたします。本案を可決することに御異議ありませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○議長(押田まり子議員)
 御異議なしと認めます。よって、日程第六、議案第二十七号は原案のとおり可決されました。

 次に、議案第二十八号について、お諮りいたします。本案は、起立により採決いたします。本案を可決することに賛成の皆さんは御起立を願います。

〔賛成者起立〕

○議長(押田まり子議員)
 起立多数と認めます。──御着席願います。よって、日程第六、議案第二十八号は原案のとおり可決されました。

 次に、議案第二十九号について、お諮りいたします。本案は、起立により採決いたします。本案を可決することに賛成の皆さんは御起立を願います。

〔賛成者起立〕

○議長(押田まり子議員)
 起立多数と認めます。──御着席願います。よって、日程第六、議案第二十九号は原案のとおり可決されました。

 次に、議案第三十号について、お諮りいたします。本案は、起立により採決いたします。本案を可決することに賛成の皆さんは御起立を願います。

〔賛成者起立〕

○議長(押田まり子議員)
 起立多数と認めます。──御着席願います。よって、日程第六、議案第三十号は原案のとおり可決されました。


○議長(押田まり子議員)
 次に、日程第七を議題といたします。

〔伊藤議会局長朗読〕


日程第七

 議案第十一号 中央区立児童遊園条例の一部を改正する条例

 議案第二十二号 特別区道の路線の認定及び変更について

           (三月二日 環境建設委員会付託に続いて)


○議長(押田まり子議員)
 本案について、環境建設委員会の報告を塚田委員長より願います。

〔十五番 塚田秀伸議員登壇〕

○十五番(塚田秀伸議員)
 ただいまより、去る三月二日の本会議において本委員会に付託を受けました議案につきまして、審査結果の御報告を申し上げます。

 本委員会は、三月九日に開会し、慎重な質疑を行いました。

 付託された議案第十一号「中央区立児童遊園条例の一部を改正する条例」、議案第二十二号「特別区道の路線の認定及び変更について」につきましては、いずれも原案のとおり可決すべきものと決しました。

 なお、議案第十一号及び議案第二十二号について、奥村議員より、委員外議員の発言として、反対の意見表明がありました。

 以上、本委員会の結果報告といたします。(拍手)

○議長(押田まり子議員)
 報告を終わります。

 まず、議案第十一号について、お諮りいたします。

〔十一番 小坂和輝議員退席〕

 本案は、起立により採決いたします。本案を可決することに賛成の皆さんは御起立を願います。

〔賛成者起立〕

○議長(押田まり子議員)
 起立多数と認めます。──御着席願います。よって、日程第七、議案第十一号は原案のとおり可決されました。

〔十一番 小坂和輝議員着席〕


○二十三番(海老原崇智議員)
 議事進行について動議を提出いたします。

 暫時休憩されるようお諮り願います。

〔「賛成」と呼ぶ者あり〕

○議長(押田まり子議員)
 ただいま提出されました動議は賛成者がありますので、成立いたしました。よって、直ちにこれを議題といたします。

 お諮りいたします。ただいまの動議に御異議ありませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○議長(押田まり子議員)
 御異議なしと認めます。よって、暫時休憩いたします。

     午後三時九分 休憩


     午後三時三十五分 開議

〔十一番 小坂和輝議員入場せず〕

○議長(押田まり子議員)
 休憩前に引き続き、会議を開きます。

 議案第二十二号について、お諮りいたします。本案は、起立により採決いたします。本案を可決することに賛成の皆さんは御起立を願います。

〔賛成者起立〕

○議長(押田まり子議員)
 起立多数と認めます。──御着席願います。よって、日程第七、議案第二十二号は原案のとおり可決されました。

〔十一番 小坂和輝議員入場〕


○二十三番(海老原崇智議員)
 議事進行について動議を提出いたします。

 暫時休憩されるようお諮り願います。

〔「賛成」と呼ぶ者あり〕

○議長(押田まり子議員)
 ただいま提出されました動議は賛成者がありますので、成立いたしました。よって、直ちにこれを議題といたします。

 お諮りいたします。ただいまの動議に御異議ありませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○議長(押田まり子議員)
 御異議なしと認めます。よって、暫時休憩いたします。

     午後三時三十七分 休憩


     午後三時四十五分 開議

○議長(押田まり子議員)
 休憩前に引き続き、会議を開きます。

 日程第八を議題といたします。

〔伊藤議会局長朗読〕


日程第八

 議案第三十一号 中央区監査委員の選任同意について


○議長(押田まり子議員)
 提案内容の説明を願います。

〔区長 山本泰人君登壇〕

○区長(山本泰人君)
 ただいま上程されました議案第三十一号につきまして、提案の理由を御説明申し上げます。

 本区監査委員のうち、識見を有する者のうちから選任されております梅田源一委員の任期が三月三十一日をもって満了となりますので、吉田寛氏を選任いたしたく、地方自治法第百九十六条第一項の規定に基づき、本案を提出した次第であります。

 よろしく御審議の上、御同意のほどお願いいたします。

○議長(押田まり子議員)
 本案は、委員会付託を省略し、直ちにお諮りいたします。本案に同意することに御異議ありませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○議長(押田まり子議員)
 御異議なしと認めます。よって、日程第八、議案第三十一号は原案に同意することと決しました。


○議長(押田まり子議員)
 ここで、ただいま本区監査委員の同意を得られました吉田寛さんより挨拶があります。

〔吉田 寛さん、議会局職員に導かれて議場に入る〕

〔吉田 寛さん登壇〕

○吉田 寛さん こんにちは。御紹介いただきました吉田寛です。

 ただいま監査委員の選任に御同意いただきまして、ありがとうございます。

 中央区の皆様のお役に立てるように、微力を尽くすつもりでございます。皆様の御批判、御意見、御鞭撻、どうぞよろしくお願いいたします。

 今日はありがとうございます。(拍手)

〔吉田 寛さん、議会局職員に導かれて退場〕

○議長(押田まり子議員)
 挨拶を終わります。


○議長(押田まり子議員)
 次に、日程第九を議題といたします。

〔伊藤議会局長朗読〕


日程第九

 議案第三十二号 ゼロカーボンシティ中央区宣言について


○議長(押田まり子議員)
 提案内容の説明を願います。

〔区長 山本泰人君登壇〕

○区長(山本泰人君)
 ただいま上程されました議案第三十二号、ゼロカーボンシティ中央区宣言につきまして、提案の理由を御説明申し上げます。

 地球温暖化の影響を受けた気候変動は、自然災害の甚大化、海水面の上昇、山火事の頻発など、私たちの生態系に大きな影響を与え、生命の存続にもつながる大きな問題となっています。

 これらのことは、一七○○年代から、人間が近代文明を求める道のりの中で、人々が進めてきた産業革命の推進の結果でもありますが、一方、これにより、人々の生活は向上し、これまでの人類の歴史の中でも最も恵まれた状況にあることも事実です。

 私たちは、この人類のつくり上げた資産の有用性を認識し、質実ともに進化させていく責務があると思います。

 そして、その方向性の中で、あらゆる生物、そして人類の生存環境を整えていくことが、喫緊の課題となっております。

 本区でも、この問題に早くから気づき、中央区の森事業や太陽光発電システム等の導入費の助成などの政策を実施してまいりました。

 しかし、世界的規模での危機的状況に対する認識は増大しており、都心区である本区としても、全国に先駆けた対策を立案し、進める必要性が求められていると感じています。

 そこで、区民等とともに一丸となって地球温暖化対策に取り組み、脱炭素社会を目指すため、ゼロカーボンシティ中央区宣言を行うものであります。

 よろしく御審議の上、御決定のほどお願いいたします。

○議長(押田まり子議員)
 本案は、委員会付託を省略し、直ちにお諮りいたします。本案を可決することに御異議ありませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○議長(押田まり子議員)
 御異議なしと認めます。よって、日程第九、議案第三十二号は原案のとおり可決されました。


○議長(押田まり子議員)
 次に、日程第十を議題といたします。

〔伊藤議会局長朗読〕


日程第十

 人権擁護委員の候補者の推薦について


○議長(押田まり子議員)
 お諮りいたします。本案に同意することに御異議ありませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○議長(押田まり子議員)
 御異議なしと認めます。よって、日程第十は同意することと決しました。


○議長(押田まり子議員)
 次に、日程第十一を議題といたします。

〔伊藤議会局長朗読〕


日程第十一

 議員提出議案第二号 中央区議会会議規則の一部を改正する規則


○議長(押田まり子議員)
 提案理由の説明を願います。

〔二十四番 礒野 忠議員登壇〕

○二十四番(礒野 忠議員)
 ただいま上程されました議員提出議案第二号、中央区議会会議規則の一部を改正する規則につきまして、提案者を代表して、提案の理由を御説明いたします。

 本案は、デジタル化政策の一環として、行政手続等における押印の原則廃止を推進している政府の方針を踏まえ、議会運営においても、区民等の利便性向上の観点から、請願者に対し、提出時に求めている押印を署名または記名押印に改めるほか、規定整備を行うものであります。

 よろしく御審議の上、何とぞ満場一致をもって本案に御賛同いただきますようお願い申し上げまして、提案理由の説明といたします。(拍手)

○議長(押田まり子議員)
 本案は、委員会付託を省略し、直ちにお諮りいたします。本案を可決することに御異議ありませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○議長(押田まり子議員)
 御異議なしと認めます。よって、日程第十一、議員提出議案第二号は原案のとおり可決されました。


○議長(押田まり子議員)
 次に、日程第十二、「議会閉会中の継続審査」について。

 ここで、ただいま各種委員会委員長より、各委員会に付託を受けております事件及び請願について、議会閉会中の継続審査の申出がなされておりますので、その一覧表をお手元に配付いたします。

〔議会局職員「各種委員会継続審査申出事件一覧表」を配付〕

○議長(押田まり子議員)
 お諮りいたします。本件の申出をそれぞれ承認することに御異議ありませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○議長(押田まり子議員)
 御異議なしと認めます。よって、本件の申出をそれぞれ承認することに決しました。


○二十三番(海老原崇智議員)
 議事進行について動議を提出いたします。

 今期定例会に提出されました案件は、全て終了したことと存じますので、これをもって閉会されるようお諮り願います。

〔「賛成」と呼ぶ者あり〕

○議長(押田まり子議員)
 ただいま提出されました動議は賛成者がありますので、成立いたしました。よって、直ちにこれを議題といたします。

 お諮りいたします。ただいまの動議に御異議ありませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○議長(押田まり子議員)
 御異議なしと認めます。よって、会議を閉じます。


○議長(押田まり子議員)
 ここで山本区長より挨拶があります。

〔区長 山本泰人君登壇〕

○区長(山本泰人君)
 区議会終了に当たり、一言御挨拶申し上げます。

 去る二月二十六日から本日に至る今期定例会に御提案申し上げました案件につきましては、いずれも原案どおり御決定あるいは御同意をいただき、誠にありがとうございます。

 この間、令和三年度本区各会計予算及び令和三年度本区一般会計補正予算につきましては、予算特別委員会を設置し、その審査を付託され、条例等の案件につきましては、各所管の常任委員会にその審査を付託され、極めて御熱心なる審査をいただいた上、いずれも原案どおり可決を賜り、厚く御礼申し上げます。

 本会議及び各委員会においていただきました貴重な御意見等につきましては、今後の区政運営に可能な限りこれを反映させ、より一層区民福祉の向上のために全力を傾ける所存でございます。

 今後とも、議員各位の御指導、御協力をお願いいたしまして、御挨拶といたします。

 誠にありがとうございました。

○議長(押田まり子議員)
 挨拶を終わります。


○議長(押田まり子議員)
 ここで、本年三月三十一日をもって任期満了となります本区監査委員梅田源一さんに対し、長年にわたり行政の進展に寄与されました功績に謝意を表すため、ここに議会の名をもって感謝状及び記念品の贈呈を行います。

〔監査委員 梅田源一さん、議会局職員に導かれて議場に入る〕

〔押田議長退席、演壇に登り、感謝状を朗読〕

  感  謝  状

                  梅 田 源 一 様

 あなたは中央区監査委員として十二年の長きにわたり在職し その間中央区政発展に多大の貢献をされました その功績はまことに顕著であり ここにご功績をたたえ深甚なる感謝の意を表します

  令和三年三月三十日

                  中 央 区 議 会

〔押田議長、右の感謝状とともに、記念品を贈呈〕

〔拍手起こる〕


○議長(押田まり子議員)
 ここで、梅田源一さんより挨拶があります。

〔監査委員 梅田源一さん登壇〕

○監査委員(梅田源一さん)
 ただいま区議会より感謝状と記念品を頂きまして、誠にありがとうございます。

 私は、ちょうど十二年前に監査委員を拝命いたしまして、そのとき、もう六十を過ぎていたんですが、中央区で生まれまして六十年以上、中央区のほかの場所に住んだことがないものですから、かといって、特にほかの地区あるいは他の区と比較するようなことはしたことがありませんでした。

 監査委員になりますと、まず中央区の評価をしなければならないということで、評価するのには、やはり他の区とか、そのほかの地方自治体と比較するのが一番いいことですので、いろいろ比較いたしました。まず、中央区の財政状態あるいは福祉、教育、そのほかについてずっと比較して、今日まで十二年間も比較してまいったわけでございます。

 そこで感じたこと、分かったことは、やはり中央区はすごくすばらしいところなんです。住みやすいところです。この住みやすい中央区をつくっていただいたのは、過去の議員さんたちも含めまして、中央区議会だと思っております。大変感謝しております。

 結びに当たりまして、中央区議会のますますの御発展と皆様の御健勝、御活躍を祈念いたしまして、お礼の御挨拶とさせていただきます。

 ありがとうございました。(拍手)

〔監査委員 梅田源一さん、議会局職員に導かれて退場〕

○議長(押田まり子議員)
 挨拶を終わります。


○議長(押田まり子議員)
 さらに、ここで、本年三月三十一日をもって退職されます企画部長浅沼孝一郎さん、区民部長遠藤龍雄さん、福祉保健部参事坂田直昭さん、保健所長山本光昭さん、都市整備部長松岡広亮さん、総務部副参事斎藤公一さん、経理課長倉本伊知郎さん、区民生活課長眞下一弘さんに対し、長年にわたり本区行政に尽力されました功績に報いるため、ここに議会の名をもって感謝状及び記念品の贈呈を行います。

 なお、斎藤公一さんから、本日、欠席の申出がありましたので、ここで感謝状を朗読し、後日、記念品を添えて、御本人にお届けいたしたいと思いますので、御了承願います。

〔浅沼孝一郎君、遠藤龍雄君、坂田直昭君、山本光昭君、

     松岡広亮君、倉本伊知郎君、眞下一弘君、議会局職員に

     導かれて議場に入る〕

〔押田議長退席、演壇に登り、感謝状を朗読〕


  感  謝  状

                  浅 沼 孝一郎 様

 あなたは中央区に在職中区政の伸展に尽力されその功績はまことに大であります このたび退職されるにあたりここに記念品を贈り深く謝意を表します

  令和三年三月三十日

                  中 央 区 議 会

〔押田議長、右の感謝状とともに、記念品を贈呈〕

〔拍手起こる〕


  感  謝  状

                  遠 藤 龍 雄 様

 あなたは中央区に在職中区政の伸展に尽力されその功績はまことに大であります このたび退職されるにあたりここに記念品を贈り深く謝意を表します

  令和三年三月三十日

                  中 央 区 議 会

〔押田議長、右の感謝状とともに、記念品を贈呈〕

〔拍手起こる〕


  感  謝  状

                  坂 田 直 昭 様

 あなたは中央区に在職中区政の伸展に尽力されその功績はまことに大であります このたび退職されるにあたりここに記念品を贈り深く謝意を表します

  令和三年三月三十日

                  中 央 区 議 会

〔押田議長、右の感謝状とともに、記念品を贈呈〕

〔拍手起こる〕


  感  謝  状

                  山 本 光 昭 様

 あなたは中央区に在職中区政の伸展に尽力されその功績はまことに大であります このたび退職されるにあたりここに記念品を贈り深く謝意を表します

  令和三年三月三十日

                  中 央 区 議 会

〔押田議長、右の感謝状とともに、記念品を贈呈〕

〔拍手起こる〕


  感  謝  状

                  松 岡 広 亮 様

 あなたは中央区に在職中区政の伸展に尽力されその功績はまことに大であります このたび退職されるにあたりここに記念品を贈り深く謝意を表します

  令和三年三月三十日

                  中 央 区 議 会

〔押田議長、右の感謝状とともに、記念品を贈呈〕

〔拍手起こる〕


  感  謝  状

                  斎 藤 公 一 様

 あなたは中央区に在職中区政の伸展に尽力されその功績はまことに大であります このたび退職されるにあたりここに記念品を贈り深く謝意を表します

  令和三年三月三十日

                  中 央 区 議 会


  感  謝  状

                  倉 本 伊知郎 様

 あなたは中央区に在職中区政の伸展に尽力されその功績はまことに大であります このたび退職されるにあたりここに記念品を贈り深く謝意を表します

  令和三年三月三十日

                  中 央 区 議 会

〔押田議長、右の感謝状とともに、記念品を贈呈〕

〔拍手起こる〕


  感  謝  状

                  眞 下 一 弘 様

 あなたは中央区に在職中区政の伸展に尽力されその功績はまことに大であります このたび退職されるにあたりここに記念品を贈り深く謝意を表します

  令和三年三月三十日

                  中 央 区 議 会

〔押田議長、右の感謝状とともに、記念品を贈呈〕

〔拍手起こる〕


○議長(押田まり子議員)
 ここで、ただいま感謝状を受けられました八名を代表いたしまして、浅沼孝一郎さんより挨拶があります。

〔企画部長 浅沼孝一郎君登壇〕

○企画部長(浅沼孝一郎君)
 貴重なお時間を拝借いたしまして、一言お礼の御挨拶を申し上げます。

 ただいま私たち八名の退職に当たりまして、御丁重な感謝状と記念品を頂きました。誠にありがとうございます。一同を代表して、心よりお礼を申し上げます。

 私たちは、約四十年あるいは二年間、中央区の職員として働けることに誇りを持ちまして、区民をはじめ、多くの皆様と接する中で、区民福祉の向上、中央区の発展のために、微力ながら力を尽くしてまいりました。いよいよ明日退職の日を迎えることとなりますけれども、万感の思いでございます。

 振り返りますと、これまで区議会の皆様には、公務をはじめ、また、仕事を離れて、クラブ活動などにおきまして公私にわたり温かい御指導、御鞭撻、御交誼を賜りましたこと、感謝の思いでいっぱいでございます。本当にありがとうございます。

 本来であれば、東京オリンピック・パラリンピック大会が私たちの退職の記念となるはずでございました。新型コロナウイルス感染症の影響によりまして、大会が延期されまして、残念なことではございます。感染症がいまだ区民生活、それから地域の経済に大きな影を落としておりますけれども、必ずや終息いたしまして、まちに活力とにぎわいがあふれる日が必ずやってくるというふうに信じてございます。

 私たちは四月から様々新しい道を歩むことになりますけれども、いずれも、それぞれの関わりの中で、中央区に恩返しのつもりでやっていきたいと思っておりますので、今後とも変わらぬ御厚情を賜りますようお願い申し上げます。

 結びに、わがまち中央区がいつまでも光り輝くとともに、中央区議会がますます発展し、皆様の御健勝と御多幸、御活躍をお祈り申し上げまして、お礼の挨拶とさせていただきます。

 長い間、本当にありがとうございました。(拍手)

〔浅沼孝一郎君、遠藤龍雄君、坂田直昭君、山本光昭君、

     松岡広亮君、倉本伊知郎君、眞下一弘君、議会局職員に

     導かれて退場〕

○議長(押田まり子議員)
 挨拶を終わります。


○議長(押田まり子議員)
 これをもって、令和三年第一回中央区議会定例会を閉会いたします。

     午後四時十四分 閉会


署名議員
議 長  押田 まり子
議 員  高橋 元気
議 員  佐藤 あつこ

お問い合わせ先:区議会議会局調査係 
電話:03-3546-5559

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