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平成21年度予算に対する各会派の態度表明

友愛中央

 小説家村上春樹氏は、本年エルサレムの文学賞受賞時、システムとそれに縛られる弱い存在の人間の関係を「高く、固い"壁"と、それにぶつかると割れてしまう"卵"」と述べ、「システム」という壁は、私達の守りを固めるためのものであるはずが自己増殖して冷酷に、効果的にシステマティックな方法で人を司る存在になることを警告しました。
 残念ながら今の区政にも、区民がシステムに仕える主従逆の現象が再開発地域など筆頭に散見されます。もし、正しいプロセスを経て立案されるならば、主従逆には決してならないはずとの思いで決定プロセスの大切さを強調して参りました。
 また、高い壁に対峙して壊れる"卵"は、深刻な土壌汚染の豊洲へ築地市場移転を強行されようとしている中央区自体の存在をもいいえています。魂なきシステムに決して縛られてはなりません。システムは常に改革、更新されるべきものです。
 平成21度予算は、総合経済対策124億円強を計上して経済危機に果敢に取り組むと共に、温暖化防止対策やワークライフバランス施策を含め、子育て支援・高齢者施策の充実へ着実に区民福祉の向上を目指している点を高く評価します。常に区民の側に立ち区政運営されていくための予算執行を強く要望して、平成21度各会計予算に賛成します。

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お問い合わせ先:区議会議会局調査係 
電話:03-3546-5559

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