ページの先頭です
トップページ  の中の  本会議の結果  の中の  平成25年第一回定例会  の中の  一般質問・答弁の要旨 中央区議会みんなの党 青木 かの議員

一般質問・答弁の要旨

中央区議会みんなの党 青木 かの議員

学童クラブイノベーションを問う

 共働き家庭が増加する状況の中、保育園卒園者の約6割が利用する学童クラブについて(1)区の役割は。(2)学習指導の時間がない現在のクラブにおける生活の中に「学習の時間」を設定することへの見解は。(3)民間企業等の指導員による希望者への学習指導は。(4)「放課後子ども教室推進事業」として現在運営しているプレディでの学習指導の実態と可能性は。

区長 (1)児童福祉法の趣旨に基づき家庭に近い環境で安全に過ごし、集団活動等を通して自主性・社会性を養い、基本的な生活習慣を身につける場と認識している。(2)学童クラブの質の向上を図るため、厚生労働省策定の「放課後児童クラブガイドライン」に基づき、日々のクラブ活動で状況に応じて声かけ等行い、子ども自ら宿題等を行う環境を整えるなど、学習の機会の確保に努めている。(3)民間事業者の動きをとらえつつ、官民の役割分担を明確にし、行政が担う責任を果たすべきと考える。

教育長 (4)プレディでは、宿題や読書、友人と遊ぶ等児童の自主性を尊重した様々な活動のほか、地域サポーターの協力による各種スポーツ教室や囲碁・将棋教室等も行っている。教育委員会では、勉強を指導する人員配置の予定はないが、児童が安全に安心して過ごすことを第一に、様々な事業を通じ、自主的に学習する機会を持ち、学ぶ楽しさを感じられる居場所づくりに努める。

部活イノベーションを問う

 前回の外部指導員に関する質問に対する答弁に「教育人材バンク」の立ち上げ支援とあるが、実際は外部指導員がいても部活動における顧問教諭の負担軽減には不十分である。杉並区も同じ理由で民間からのコーチ派遣に踏み切っている。こうした部活動の在り方が見直されている中で(1)部活動における各中学校の個性化について見解は。(2)各中学校の部活動への協力状況は。(3)外部指導員の発掘として「教育人材バンク」で十分と考えるか。(4)区が民間等と契約し、顧問コーチを派遣することへの見解と今後の導入は。

教育長 (1)銀座中学校の陸上競技部や日本橋中学校の吹奏楽部など、地域の特色や伝統を生かした個性豊かな部活動を展開している。(2)外部指導員の配置や部活動に必要な物品の購入経費、大会参加費の支給などを行っている。(3)必要な人材は確保されていると認識。今後「教育人材バンク」の活用も図りながら外部指導員の確保に努める。(4)部活動は、困難に立ち向かう気持ちなどを育み、教師と生徒の絆を深める重要な教育活動であり、顧問教員が関わることが望ましい。民間等からのコーチ派遣は、他自治体における成果と課題を注視しながら判断する。今後も指導者や施設などの環境を整え、部活動の充実を図る。

平成25年第一回定例会 一般質問(要旨)に戻る

お問い合わせ先:区議会議会局調査係 
電話:03-3546-5559

ページの先頭へ