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一般質問・答弁の要旨

中央区民クラブ 青木幸子議員

公害対策を問う

 公用車を早急に低公害車や電気自動車に切り替えるべきであり、現在の公用車数と今後の考えは。

区長 庁有車の数は61台、うち低公害車は14台で、23%。平成16年度までに45%以上にする。

 低公害車の普及を図るための公的補助制度をつくる考えは。

区長 商工融資の設備資金融資の内容を拡充し、低公害車導入にも活用できるようにしたところで、利用促進を図る。

 中央清掃工場の稼働で、(1)中央区の持ち込み車両と千代田、新宿、文京、台東の4区の持ち込み車両の台数は。(2)清掃車(ディーゼル車)をすべて低公害車にし、ごみを受け入れる4区に対して、低公害車への移行を要望すべきでは。

区長 (1)ごみを搬入する清掃車は、最大で一日540台、区収集ごみで約 90台、持ち込みごみで約310台、他区から約140台となる。(2)区は、15台の清掃車のうち低公害車を5台を導入し、残りも順次切り替えていく。23区全体で も、直営車の更新時に導入し、民間業者雇い上げ車も同様に取り扱う。持ち込みごみの事業者へも転換を求める。

教育問題を問う

 学校等の安全対策で、(1)小・中学校と幼稚園、保育園・児童館への監視カメラや防犯ベルの設置状況と安全対策の現状は。(2)民間ガードマンが配置される2校1園の他にも配置する考えは。(3)校庭開放時の安全確保は。

教育長 (1)監視カメラは、全小・中学校及び単独園である月島幼稚園の玄関と、事務室から玄関が目視できない月島・勝どき両保育園及び築地、堀留町、月島の児童館に設置し、各施設では、施錠の徹底を図り、受付での記帳等、職員による安全管理体制を再点検する。(2)公園と一体利用となっている校庭監視のための配置で、他校は予定していない。(3)区警備員等による監視の他、さらに地域の方々との連携を強化する。

 不登校問題で、適応教室「わくわく21」について、(1)実施状況と1年を経過した評価は。(2)孤立することなく、どう進めていくのか。

教育長 (1)中学生8人が通室し、宿泊体験活動は昨年2回実施し、児童生徒延べ9人、保護者延べ5人が参加した。(2)多様な症状の子どもが心を開いた生活ができるよう長い目で見て欲しい。

介護保険制度をめぐる問題点と今後の課題を問う

 都内でも独自の軽減策を行う区市があるが、本区でも低所得者への保険料の軽減又は免除の検討を。

区長 国で一定の低所得者対策を講じ、本区でも介護保険のホームヘルプサービスについて、制度開始後の新規利用者も従前からの利用者同様負担軽減の対象としている。さらなる低所得者対策は、全国市長会を通じ国に要望する。

 介護保険給付の本区収支状況と保険料の収入状況は。

区長 保険給付費全体でみた執行率は93%で、ほぼ見込みどおりで、収支はおおむね均衡している。第一号被保険者の保険料の収納状況は、年金天引きの特別徴収は収納率100%、普通徴収は91%、全体の収納率は98%で、見込みどおり。

 特別養護老人ホームで、(1)入所待ちの高齢者がおよそ200人いる状況の認識は。(2)今後計画する特養ホームは全室個室化の検討を。(3)特養ホームでボランティアを積極的に受け入れるべきでは。

区長 (1)要介護度などを基準とし、必要の高い方から利用していただく考え方を導入し、民間特別養護老人ホームの建設の支援、老人保健施設の整備にも着手した。(2)いろいろ課題があり、様々な面から慎重に検討する。

福祉部長 (3)地域に開かれた特養を考えればボランティアの活用が必要で、施設の創意・工夫とさらに行政と社会福祉協議会とで協議し、充実させる。

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お問い合わせ先:区議会議会局調査係 
電話:03-3546-5559

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