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一般質問・答弁の要旨

中央区議会公明党 鈴木幸子議員

子育て支援対策を問う

 子どもから大人までの活字離れ、多発する青少年犯罪など様々な社会問題の根本的な解決策の一つとして、乳幼児教育が真剣に見直されている。そこで、乳幼児検診の時に、赤ちゃん向けの絵本や、お薦め絵本のリスト、アドバイス集などが入ったものを、図書館司書や保健婦の丁寧な説明の言葉を添えながら親子に無料で手渡す「ブックスタート」運動に大きな期待、注目が寄せられており、他区でも試験的に開始されているが、本区もいち早く導入すべきでは。

区長 子育てを中心として、広く保健・福祉・教育の連携事業の一環として、実施方法を検討していく。

 子どもたちの情緒や身体の発達に支障があるこの都会にあって、子育て支援センターの設立を。

区長 子育てに関する情報提供やサークル育成に積極的に拡充を図り、来年開設の月島保健センターで、特に母子保健や育児支援に重点をおいた事業の展開を行う予定。

 これからの乳幼児検診は、育児の不安や困難、虐待危機などの母親の早期発見、及び虐待予防などに対する項目も取り入れるべきで、平成14年改定予定の母子健康手帳にこれらの項目を加えては。

区長 従前より乳幼児検診等の機会をとらえ、虐待の早期発見と予防に努め、母親の育児不安や孤立に対して、関係機関とも連携し積極的に支援している。来月には、中央区児童虐待防止関係機関ネットワークを設立し、虐待に関係する情報の一元化と迅速な対応を図る。母子健康手帳は、その内容が母子健康法施行規則に定められており、虐待の有無などプライバシーに関わることを手帳に記載することは、現時点では多くの問題があるのではないかと考える。

 出産直後の母親の精神的・肉体的な不安を少しでも軽減するため、家事・育児を代わりに行う産褥ヘルパー派遣事業を実施すべきでは。

区長 行政ニーズの把握に努め、今後、子育て支援対策の一環として検討する。

 ファミリー・サポート・センターについて、平成13年10月の実施に向けての説明会が開催されているが、その内容と状況は。

区長 参加者からは、制度に対する大きな期待が感じられ、参加申込状況は、6月27日時点で依頼会員が41人、提供会員が16人、両方会員が6人、合計63人となっている。

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お問い合わせ先:区議会議会局調査係 
電話:03-3546-5559

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