一般質問・答弁の要旨
中央区議会自由民主党議員団 中嶋寛明議員
地球温暖化を問う
問 地球温暖化は、私たちが被害者であると同時に加害者であり、事業者、区民一人一人が足下から行動を起こすことが重要で、区の取り組みは。
区長 区民、事業者、区が連携して温暖化対策を進め、区が率先して省エネルギーや省資源に取り組み、事業者や区民に普及啓発を進める。
問 13年1月に策定した「中央区地球温暖化対策実行計画」の取り組みの実施状況は。
区長 11年度に比較して、16年度までに温室効果ガスを3％以上削減する目標で、各職場にエコマネージャー及びエコリーダーを配置し、実施状況を点検する。14年度にはISO14001の認証取得も目指す。
月島地域のまちづくりを問う
問 勝どき六丁目の大規模な開発は、まち全体の住民の生活の拠点として機能することが必要で、(1)開発地の商業機能に対する見解と指導は。(2)保育所等の公共サービス施設の計画と指導は。(3)防災の面で、新住民への対応と開発者の協力は。(4)地域に隣接する、勝どきと晴海を繋ぐ人道橋整備のねらいは。
区長 (1)商業機能が閉ざされたものでなく、地域全体の区民生活を支援できるよう指導する。(2)民間事業として、保育所や診療所などの公共性の高いサービスを提供する計画で、地域に必要なサービスの提供を指導・支援する。(3)防災拠点は豊海小だが、今後開発地区の防災機能を充実し、相互に連携し、地域全体の防災体制の充実を指導する。(4)平成14年度末の完成を目途に、区民の利便性や安全性の確保、地域間の交流を期待する。
問 勝どき駅前地区再開発で、(1)進捗状況と今後の予定は。(2)急激な人口増加で、行政需要の高まりへの取り組みと評価は。(3)公共施設整備と区政のかかわりは。(4)混雑が続く大江戸線勝どき駅の出入り口の抜本的な改善策は。(5)時代変化に対応した先見性のある月島地域のまちづくりは。(6)月島地域の理想のまちづくりへの決意は。
区長 (1)都市公団を施行者に、今年度中に計画案をまとめ、16年度着工、19年度完成を目途に、都市計画決定や権利変換を進める。(2)(3)人口増の加速に機敏に対応し、駅前の利便性や月島地域の中心的な立地性を踏まえ、適切な公共施設の整備を検討する。(4)都、都市公団及び再開発組合で、今年中に具体的な改善の方向性を明らかにする。(5)(6)地域の将来像を的確に予測する長期的な視点で、地域と十分な対話を行い、災害に強い、人情味あふれる地域社会と海に開けた近代的なまちづくりを推進する。
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