一般質問・答弁の要旨
中央区議会公明党 鈴木幸子議員
子育て支援対策を問う
問 里親制度についてはその意義を多くの人に知ってもらうことが大事である。現在の里親制度は柔軟な助け合いの仕組みへと変化しており、誰もが気軽に取り組めるよう、区民に幅広く知らせていくことが大切では。
区長 都や国の里親制度については、広報紙やホームページなどで周知に努めており、民生委員の会合等において都の説明の機会を設けるなどの取り組みを行っている。今後、児童相談所と連携を図りながらPR体制の充実・強化に努めていきたい。
問 月島保健センターでは、育児の悩みや心配事を一人で抱え込む若いお母さんと1歳未満の赤ちゃんのために「親子フロアー」が8月から開設されているが、日本橋・京橋地域にも新設しては。
区長 各地域の出生数の動向やニーズの把握に努めるとともに、現行事業の評価を行いながら日本橋・京橋地域での事業実施について検討していく。
教育環境の整備を問う
問 成長期の子どもたちの健康を守るためには、クリーンな教育環境の整備が行政のなすべきことである。子どもたちをたばこから遠ざけるため、区内小・中学校の敷地内をノー・スモーキングエリアにしては。
教育長 現在、小・中学校において、喫煙場所を定めるとともに空気清浄機や換気扇を設置し、分煙の徹底を図っている。今後は教師や保護者など学校関係者とも協議し、学校施設内でのノー・スモーキングエリアの拡大に努めていく。
問 子どもたちの間に麻薬や覚醒剤等の薬物乱用が広がっており、深刻な社会問題となっている。薬物の恐ろしさを子どもたちに訴え、より踏み込んだ防止活動を進めるため、「薬物乱用防止キャラバンカー」によるキャンペーンを小・中学校に導入しては。
教育長 子どもたちに正しい知識を啓発するためにも効果があると考えており、積極的な活用を各学校に指導していきたい。
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