一般質問・答弁の要旨
中央区議会自由民主党議員団 石田英朗議員
教育行政を問う
問 中央教育審議会による教育基本法の改正を求める中間報告について、教育委員会としての所見は。
教育長 教育が抱える課題の克服に欠かせない改革の視点であり、意義あるものと考える。
問 区内中学生による集団暴行事件について、①教育委員会の所見は。②教育現場が荒れているのでは。
教育長 ①教員の資質の向上、児童・生徒の健全育成に向けた研究、学校・家庭・地域社会の連携により再発防止に努める。②本区は全体として落ち着いている。
景気対策本部への提案を問う
問 新規事業立ち上げの一定期間、区が事業所家賃を一部負担しては。
区長 新規産業の分野や区内産業への影響など課題もあるが、再生への効果など見据え検討していく。
問 商業振興のため区内だけで通用する地域通貨を区が発行しては。
区長 商業振興を主な目的とした導入は課題も多いと考えるが、実施している地域の状況を把握しながら、多角的に研究していきたい。
問 本区とオランダとの歴史的背景を踏まえ、オランダ国立ヴァン・ゴッホ美術館の分館を日本橋の由緒ある建物を利用して誘致しては。
区長 提案の実現には難しい課題があるが、本区の歴史的・文化的蓄積を大切にし、風格ある都心づくりの推進のため、どのようなにぎわいの拠点づくりを進めるべきか区民を交え議論していきたい。
まちづくりのグランドデザインについて問う
問 浜町・東日本橋地区の隅田川堤防の遊歩道と、平行する区道を一体的に整備し、浜町公園との回遊性を図っては。
区長 一体的整備は土地利用や生活への影響も大きく、難しいと考える。道路空間の有効活用と植栽や親水性に配慮した遊歩道を検討する。
問 両国橋から築地までの隅田川の遊歩道を、川沿いに連動して通行できるように整備しては。
区長 スーパー堤防やテラス事業により、日本橋川及び亀島川と合流する2カ所を除き遊歩道の回遊性が確保されている。今後、より快適な遊歩道の整備に努める。
人口増による諸課題を問う
問 本区には子育てや高齢者に優しい素晴らしい地域力がある。コミュニティ崩壊の危機に対し、地域力の低下についての考え方と今後の方策は。
区長 町会をコミュニティの核と考え、新住民が町会に加入し活動に参加できるよう、地域のイベントへの助成等の施策を充実させる。
問屋街再生の取り組みを問う
問 都心再生会議の延長として日本橋問屋街のあり方を検討するプロジェクトを設置すべきと考えるが。
区長 地域懇談会で地域の実情を把握し、学識経験者の協力のもと、具体的方策を検討していく。
お問い合わせ先：区議会議会局調査係
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