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一般質問・答弁の要旨

中央区議会自由民主党議員団  矢吹和重 議員

矢田区長の五選出馬を問う

 今後の区政をどう舵取りしていくかの展望を含め、来年の区長選にいかに望むか決意のほどは。

区長 今後も積極的に取り組むべき課題が多く、その解決に真正面から挑戦し全力を傾注したい。歴史と伝統に培われた中央区の躍進を心から願い、初心に返り引き続き区政を担当し、議会とともに自分に課せられた責任を全うしたい。

中央区行政サービスの基本的在り方を問う

 民間の力を区の施策に積極的に活用することで、新しい行政サービスが開拓されていくと思う。今後、行政サービスをさらに区民に近づけるため、どのような面を改善していくのか。

区長 NPOなどとの連携強化や民間サービスの積極的な活用を図ることは必要である。現在進めているPFIによる痴呆性高齢者グループホーム等複合施設の整備では、民間事業者の持つ経営・技術ノウハウにより区民サービスの一層の向上が期待されているところである。今後も区民要望を鋭敏に察知し、創意工夫をこらし、行政サービスの改善を進めていく。

まちづくりを問う

 歩道は商店と一体であり、商店街の振興に大きく寄与するもの。広さが活用されていない都道の歩道部分を区が管理すれば、カフェテラスのような利用スタイルや三原橋の不法占拠への対応も迅速に展開できる。歩道についての権限を区に委譲できないか。

区長 地域の生活環境に大きな影響を与える道路の有効活用は重要である。都道が区民に有効・適正に利用できるよう、都に働きかけ道路の利用環境の改善に努めていく。

 隅田川スーパー堤防の空間は区民感覚では道路・公園のような場所で、区が管理するほうが理にかなっている。この視点で都に対応し、利用しやすい空間への改善を区民と考え実行に移すべきでは。

区長 平成9年の河川法改正を受け、都は、オープンカフェテラスの試行やイベント実施を簡易な手続きでできる方向性を出している。区としても今後都と連携し、区民が利用しやすくにぎわいある河川空間となるよう、積極的に取り組んでいきたい。

市町村合併合区を問う

 市町村合併は、地方分権の推進と切り離して進めるべきではない。東京23区の合区の問題で、①都の検討状況は。②区長会での議論は。③区長の考えは。

区長 ①合併のあり方について、特別区を取り巻く社会経済状況や地域的特性など現在も調査中で、具体的進展はないと聞く。また都議会の特別委員会でも議論され、調査検討されている。②本格的な議論には至っていない。③税財政も含めた権能の拡充とあわせて議論されるべき。また議会と区民の意思が基本と理解する。当面、制度改革に伴う都と特別区の間に残された課題の解決に取り組み、特別区のあり方を研究していきたい。

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お問い合わせ先:区議会議会局調査係 
電話:03-3546-5559

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