平成15年度予算に対する各会派の態度表明
中央区議会自由民主党議員団
我が国のデフレ下の経済財政は、先行き不透明な惨たんたるものであります。 この長期不況は、実績悪化にあえぐ中小の商工業者を多く抱える本区の施策にも深刻な影響をもたらしており、 景気対策を最優先課題とした区の取り組みも、なかなかその効果が見えないのが現状です。
この経済財政不況は本区行政執行にも大きな影響をもたらしており、費用対効果を吟味し、 事務事業の見直し等の取り組みにより、健全な財政運用のための予算案を編成されたことは大変評価しますが、 区民の立場に立つと、必ずしも満足する評価に至っていないのではと思います。
また、都心再生の一環である大規模再開発は、賑わいと経済効果に期待する反面、 多様な問題点を区民に投げかけており、まちづくりのなかでも速やかに対応 ・対処することがが求められています。
一方、国際社会の状況は、平和を願う人民を逆なでするようなテロ事件の横行や核開発等の軍事的圧力により、 平和が脅かされています。
この様な状況をふまえた我が党の各委員からの意見・要望に対しては、真摯に受け止められ、 にぎわいとうるおい・安全と安心のまちづくり、そして区民福祉のなお一層の充実・促進のために、 行政一丸となって区民の期待に応えることをお願いし、予算案に賛成します。
お問い合わせ先:区議会議会局調査係
電話:03-3546-5559